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     >  ZeroHedge >  「ウクライナの失敗」 の脚本はすでに書かれており、責任を問われるのはただ一人

    「ウクライナの失敗」 の脚本はすでに書かれており、責任を問われるのはただ一人

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    こちらは、以下の 『ZeroHedge』 さん記事の翻訳となります。

    The 'Ukraine Failure' Script Is Already Being Written & Only One Man Will Be Blamed


    どうやら、ウクライナ人はニューヨーク・タイムズ紙から戦時戦略について勝手なアドバイスを提供されているようで、同時に見捨てられているようだ。火曜日には、NYT のトップページに以下の見出しが掲載された。

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    主流メディアは、2 ヶ月の間に、「ウクライナは勝利している」 「プーチンの終焉は近い」 という陶酔感に満ちた論調から、今や、何十億ドルもの欧米の軍需品が投入されているにもかかわらず、キエフの反撃が惨憺たるものであることを説明しようとしている。誰が責められるべきなのか?

    実際、ウクライナで何がどう上手くいかなかったのかという脚本はすでに書かれている。タイムズ紙はアメリカ政府関係者の言葉を引用し、ウクライナの指揮官たちは 「正しく」 やっていないだけであり、失敗した戦略を追求しているだけだと不満を述べている :

    ウクライナの苛烈な反撃作戦が、ロシアの強固な防衛網を突破するのに苦戦しているのは、その大部分が、最高の戦闘部隊を含む多くの兵力を間違った場所に配置しすぎているためだと、アメリカや他の西側諸国当局者は語る。

    反撃の主な目標は、ロシアと占領下のクリミア半島を結ぶいわゆる陸橋を切断することで、ウクライナ南部におけるロシアの補給路を遮断することだ。しかし、ウクライナの司令官たちはそのことに集中する代わりに、兵力と火力を東部と南部にほぼ均等に振り分けている、と米政府高官は指摘する。

    8 月上旬、同紙は、現時点ではほとんど訓練を受けていないウクライナの最前線部隊に、責めを負わせるための準備を開始した : 「ウクライナ軍は今のところ、米国の戦闘方法を棚上げにして、自分たちが一番よく知っている戦術に回帰している」…戦場で大きな損害が出ても、それは米国のアドバイザーの責任ではないという意味合いだ。

    その数ヶ月前の 3 月、ワシントン・ポスト紙は次のような見出しを掲げた : 「ウクライナは熟練兵と軍需品が不足しており、損失と悲観論が高まっている」。

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    しかし、さらに重要なことに、ちょうど今週、ポリティコが次の主流メディアのコンセンサスとして形作られそうなことを報じた : ウクライナ側が負けたら(あるいは負けたとき)、それはトランプのせいだ。2024 年の勝利とホワイトハウスへの復帰の可能性を見据えて、ポリティコは次のようにトランプ氏に責任を負わせるように仕向けている :

    世界の武器市場でハイテク機器を買いあさり、重装甲や砲弾をもっと自国で生産することで、ウクライナ人が自国で率先して行動する必要があるというこの感覚は、アメリカがウクライナに 「あまり多くを送るべきではない」 と主張し、キエフは侵略者との和平を訴えるべきだと主張するドナルド・トランプによるホワイトハウス復帰の脅威が迫っていることで、増幅されるばかりである

    共和党の他の候補者たちは、次のアメリカ大統領が自分たちのまだ生まれたばかりの民主主義国家をクレムリンに売り渡すかもしれないというウクライナ人の恐怖心を高めている。

    FOX も同じ報道についてコメントしている。「 2024 年の選挙後、現在の共和党大統領候補の筆頭であるトランプが大統領に返り咲く可能性があるため、ウクライナ人はアメリカからの武器供給が減ることを覚悟している…」。そして現在、フォックスは続ける。「北京がキエフとモスクワの両軍への武器の直接販売をすべて停止したと発表したため、ウクライナの武器生産者のうち 100 社以上が、仲介業者や第三国から主に中国製の無人機部品を入手しようと積極的に動いている」。


    ウクライナの戦争遂行には、海外からの援助が不可欠だ。

    しかし、ドナルド・トランプ第 2 期大統領就任の脅威が迫る中、武器供給に関しては、ウクライナ人はますます自分たちの手で問題を解決するようになっている。

    …つまり、アメリカ国民は、ウクライナ軍の敗走が避けられなくなりつつあることについて、誰に責任をなすりつけるべきかを前もって知らされているのである。この件全体が (そして何百億ドルもの税金が費やされたにもかかわらず) バイデンの責任であり、彼の大統領任期中の外交政策を決定づける出来事であるにもかかわらず。

    一方、ホワイトハウスは「膠着状態」という見方が定着するのを防ぎたいようだ。ジェイク・サリバン米国家安全保障担当補佐官は火曜日の記者団とのブリーフィングで、「我々は紛争が膠着状態だとは評価していない」 と述べた


    わずか 1 年半の間に、ベトナム戦争で死亡した米軍兵士の数よりも多くのウクライナ軍兵士が犠牲になった。

    しかし、ウクライナに関するアメリカの戦争プランナーの見解についてのこの声明を見て、あなた自身の結論を出してほしい :

    アメリカ政府関係者は、ウクライナが死傷者の発生を嫌がるようになったことを恐れていると語る


    「非常に長大な前線に沿った複数の地点で、攻撃と防御が両軍で行われている」 とサリヴァンは付け加えた。「ロシア軍が北東部を攻撃しているのは事実だ。また、ウクライナ側が北東部で非常に効果的に防衛しているのも事実だ」。

    最近のホワイトハウスや主要メディアのバラバラな論調によれば、ウクライナは 「負けていない」 か 「勝っていない」、あるいは少なくとも 「膠着状態ではない」 ようだが、ひとつだけ一致することがある : トランプ氏の責任にすることだ。


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