血まみれの反撃で僅かな利益しか得られず、ウクライナ人は絶望し始める

2023-08-29 (Tue)

こちらは、以下の『ZeroHedge』さん記事の翻訳となります。
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☆Ukrainians Begin To Despair As Bloody Counteroffensive Yields Small Gains

執筆者：カイル・アンザロン氏、リバタリアン研究所より

ワシントン・ポスト紙によると、ウクライナの多くの市民がロシアとの戦争に暗いムードを漂わせ、国民の結束にほころびが出始めているという。この感情の変化は、キエフの春の反撃が、犠牲者の急増にもかかわらず、重要な領土の奪還に失敗したことに起因する。

ワシントン・ポスト紙は木曜日、「ウクライナ国民は良い知らせを待ち望んでいるが、何も伝わってこない」 と報じた。ワシントン・ポスト紙のインタビューに答えたウクライナ人の一人、アラ・ブリズニク氏は、「（以前は）人々は団結していました」と語った。今は、ある種の集団的な「絶望感」に襲われている、と彼女は説明した。

絶望感は、キエフの反撃で大量の死傷者が出たことに起因している。ブリズニク氏によれば、前線に送られた兵士のほとんどは、たったの 2 〜 3 日で死んでしまうという。

先週、ポリティコはキエフが3つの前線で戦うために 15 万人の兵士を投入したと報じた。それにもかかわらず、国防総省はウクライナ軍が大きな戦果を上げられなかったことを認めている。

ワシントンは、ウクライナが反撃を成功させるために必要なものはすべてキエフに提供したと公式に発表している。しかし、欧米政府高官はウォール・ストリート・ジャーナル紙に、ウクライナ軍には決定的な装備が不足していることを認めた。

「この春、ウクライナが大規模な反撃を開始したとき、欧米の軍事関係者は、キエフがロシア軍を撃退するのに必要な訓練や兵器（砲弾から戦闘機まで）をすべて持ち合わせていないことを知っていた」。しかし、彼らはウクライナの勇気と才覚に期待していた。しかし、そうはならなかった。

ウクライナ軍兵士のアンナ・オリインク氏はポスト紙に、犠牲を払うだけの価値があることを期待していると語った。

「手足のない兵士たちが前線から戻ってきたわ」と彼女は言った。「彼らが支払った代償は相応のものであってほしい。そうでなければ、彼らが経験したことはただの無駄になってしまう」。

You know things are going bad for Ukraine as even CNN has to admit that the armed forces of Ukraine are failing their counter-offensive. pic.twitter.com/v7pjFyMeH5
— Dean O'Brien (@DeanoBeano1) August 11, 2023

CNN でさえ、ウクライナの軍隊が反撃に失敗していることを認めざるを得ないのだから、ウクライナにとって事態が悪い方向に向かっていることはわかるだろう。

脚を失ったウクライナ兵であるアンナの夫は、もう一度選択できるなら入隊しない、とポスト紙に語り、キエフは訓練を受けていない兵士を前線に送っている、と付け加えた。

「彼らは適切な準備もなしに、誰でも前線へ送り込もうとしている」と彼は語った。「やる気のない人たちと一緒にはいたくない」。

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