2023-07-18 (Tue)

こちらは、以下の 『ZeroHedge』 さん記事の翻訳となります。
↓
☆Ukraine Says Western Allies Have Already Failed On F-16 Pledge
ウクライナの指導者たちは、すでに何百億ドルもの援助が送られているにもかかわらず、軍事援助や先進兵器に関する欧米諸国の公約履行が遅いことに再び不満を漏らしている。
ゼレンスキー大統領とウクライナの軍司令官たちの重要な論点のひとつは、米国製 F16 戦闘機による航空優勢が緊急に必要だということだ。米国とその同盟国は数ヶ月前から、ウクライナのパイロットのためにヨーロッパを拠点とした訓練プログラムに合意している。ウクライナのドミトロ・クレーバ外相は現在、訓練の 「遅れ」 について欧米諸国を激しく非難している。

同氏は、ある国が 6 月に訓練を開始すると約束したが (国名は伏せた)、実現しなかったと述べた。月曜日に放映されたテレビのインタビューで彼はこのように語った。
クレーバは、ウクライナは 「来年の年初数ヶ月に」 F-16 戦闘機の最初の機体を受け取ることになっており、それは 6 月に開始される訓練スケジュールに基づいている、と語った。彼の言葉によれば、当初の予定通りには実現しないようだ。
現地メディアが翻訳した彼の言葉によれば :
「訓練は 6 月には開始されなかった。つまり、スケジュールが狂い始めたということだ。我々は現在、ジェット戦闘機連合に参加するすべての国々と、すべての関係者とともに、このプロセスを可能な限り加速させるために取り組んでいる」 と述べた。
彼はこう付け加えた :
「ある国から 6 月に訓練を開始するという約束があったが、今は訓練開始の準備を続けていると言っており、彼らの計算が誤っていて、もっと時間が必要だと言っている。しかし、我々には時間がない。」
ウクライナを支援すると約束したこの新たに誕生した 「ジェット戦闘機連合」 の主要国には、イギリス、アメリカ、フランスが含まれている。
しかし、キエフが望んでいるように訓練を 「加速」 させるにしても、大きなハードルがある。私たちは 5 月に、ウクライナのパイロット訓練に関する合意がヨーロッパでなされたことについて触れた :
英国のリシ・スナク首相は、ジェット機の問題は 「一筋縄ではいかない」 と述べた。
フランス政府高官もまた、ウクライナ人にジェット機を提供するという将来的な計画が直面する深刻なハードルについて言及した。「飛行機を提供する前に、パイロットを訓練する必要がある。それには長い時間がかかる。ウクライナのパイロットはフランスのシステムを使う訓練を受けていない。彼らは英語はおろか、フランス語も話せない」 と、ある匿名のエリゼ関係者はポリティコ紙に語っている。
もう一つの問題は、ゼレンスキーが公式にはそのような手段を 「許可」 していないと表明しているにもかかわらず、ウクライナ側が現在ドローンを使って行っているように、ロシア領内の国境地帯を攻撃するためにジェット機を使うのではないか、ということだ。
フランス政府高官もまた、ウクライナ人にジェット機を提供するという将来的な計画が直面する深刻なハードルについて言及した。「飛行機を提供する前に、パイロットを訓練する必要がある。それには長い時間がかかる。ウクライナのパイロットはフランスのシステムを使う訓練を受けていない。彼らは英語はおろか、フランス語も話せない」 と、ある匿名のエリゼ関係者はポリティコ紙に語っている。
もう一つの問題は、ゼレンスキーが公式にはそのような手段を 「許可」 していないと表明しているにもかかわらず、ウクライナ側が現在ドローンを使って行っているように、ロシア領内の国境地帯を攻撃するためにジェット機を使うのではないか、ということだ。
こうした事態の背景には、ウクライナの反撃が予想以上に遅れていることがあり、現時点では実質的に行き詰まっているとさえ言える。それでもエスカレートは続いている。
Americans must understand that sponsoring the Ukraine war is not ending any time soon. Not only does Zelensky admit the counteroffensive is going slower than he expected but he’s simultaneously maintaining that Crimea is off the table. In other words, Ukraine will not compromise.
— Max Abrahms (@MaxAbrahms) July 3, 2023
アメリカ人は、ウクライナの戦争がすぐには終わらないことを理解しなければならない。ゼレンスキーは反撃が予想以上に遅れていることを認めているだけでなく、同時にクリミアが争点から外れていることも強調している。つまり、ウクライナは妥協するつもりはないということだ。
ロシアは、欧米諸国の戦闘機をウクライナに持ち込むような動きに対して繰り返し警告を発しており、NATO 諸国は現時点において、紛争の直接の当事者であるという非難をすでに展開している。
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