2023-07-05 (Wed)

こちらは、以下の 『ZeroHedge』 さん記事の翻訳となります。
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☆As Blinken Floats "Israel Status" Plan For Ukraine, US Drifts Into Next Forever War
デイヴィッド・サックス氏は、「ウクライナはもはや終わりなき戦争になろうとしているのか?」 という不穏な問いを投げかけている。

デイヴィッド・O・サックス
西側諸国がロシアのレッドラインを次々と試すことで エスカレーションの危険を冒しているだけでなく、主戦闘戦車や間もなく F - 16 ジェット機を供給することで、核兵器の舞台にまで足を踏み入れる可能性がある今、ゼレンスキーは7 月にヴィリニュスで開催される主要な NATO 首脳会議を欠席するとまで脅して、NATO への招請を要求し続けている。

アントニー・ブリンケン (ウクライナ系ユダヤ人の父、ハンガリー系ユダヤ人の母、シュトラウス派)

レオ・シュトラウス
NATO のイェンス・ストルテンベルグ事務総長や他の高官たちは、ウクライナがすぐに正式加盟することはないだろうと述べているが、戦争が終結した後でなければ加盟の可能性はないだろうとほのめかし、現在、何らかの安全保障がテーブルの上にあるが、それはあくまでワシントンによる大規模なコミットメントを引き延ばすものでしかない。

イェンス・ストルテンベルグ

例えば、バイデン政権はウクライナに 「イスラエル・ステータス」 を与える可能性を口にしている。このステータスには、ワシントンがユダヤ国家に対して長年行ってきたような、恒久的かつ定期的な武器輸送と対外援助の約束が含まれる。
サックス氏は 「イスラエル・ステータス」 の可能性について次のようにコメントしている :
この長期的な安全保証 (イスラエルの場合は 10 年間隔) には、武器、弾薬、資金が含まれ、「現在の反撃作成の行方や選挙日程には左右されない」。
言い換えれば、反撃が失敗してもアメリカは支援を再検討しないということだ。実際、次の選挙で有権者が変化を望んだとしても、支援はなくならないだろう。ここに古典的なおとり商法を見抜く向きもあるだろう。
言い換えれば、反撃が失敗してもアメリカは支援を再検討しないということだ。実際、次の選挙で有権者が変化を望んだとしても、支援はなくならないだろう。ここに古典的なおとり商法を見抜く向きもあるだろう。
これは明らかに、アメリカの関与の継続と、負け組側での役割のエスカレーションを意味する。
ワシントンは、ウクライナが 「勝利」 しているように見せることができる限り、その政策に対する国民の支持 (そして重要なのは同盟国の支持) を広く享受することができた…
「昨年、ウクライナがハリコフとケルソン周辺の土地を奪還した後、アメリカ国民はウクライナ人が 2023 年の春・夏にその任務を完了させると確信した」 とサックス氏は分析する。「この新たなウクライナの反撃は、ロシアが獲得した領土を奪い返し、おそらくはクリミアに対するロシアの支配を脅かし、それによってモスクワを交渉のテーブルに着かせ、戦争を終結させるだろう、と。多くのアメリカ人は、ウクライナへの 1,000 億ドル以上の予算計上を支持した」。
しかし、彼は続けた。「暗黙の約束では、これは一回限りの出費であり、新たな終わりなき戦争で毎年予算を計上するためのものではなかった」。
“Zelensky should be at the negotiating table but instead tours the world selling his forever war as Ukraine is destroyed and conscripted Ukranians are killed by the tens of thousands.”
— James Melville (@JamesMelville) April 16, 2023
~ Mick Wallace
pic.twitter.com/nYH9K1Npze
「ゼレンスキーは交渉のテーブルにつくべきなのに、ウクライナが破壊され、徴兵されたウクライナ人が何万人も殺される中、その代わりに自らの終わりなき戦争を世界中に売りさばいている。」 ~ ミック・ウォレス氏
このパターンは非常に見慣れたものに見える、とサックス氏は彼の最新のコメントで結論づけている :
ビリニュスで提案された複数年協定と相まって、反撃のスタートが難航している今、反撃の勝利が嘘あるいは夢物語であったことは明らかだ。しかし、これはいつものことではないのか? 政権は、迅速かつ容易な勝利を約束して我々を戦争に駆り立て、そしていったん戦争に巻き込まれると、アメリカの信頼が危うくなるため、どんな犠牲を払っても戦争から手を引くことはできないと言うようになるのだ。ベトナム、アフガニスタン、イラクの再来だ。今回は核武装した敵がいるため、戦争がエスカレートして第 3 次世界大戦に発展する危険性が高まっている。
実際、われわれはイラクとアフガニスタンでの 20 年にわたる戦争をやっと終えたばかりであり、すでにシリア北東部では、実際の戦略目標も 「使命」 もない、もうひとつの 「終わりなき占領」 に突入している。
デビッド・サックス氏は、Responsible Statecraft の新しい記事 「今度の NATO サミットはヨーロッパで終わりなき戦争を開始するのか?」 で、より詳細な分析を行っている。
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