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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  国際 >  ウクライナ紛争の本質 : 「法に基づく世界」 の信奉者 (=阿呆) と 「国際法に基づく世界」 の信奉者との対立 

    ウクライナ紛争の本質 : 「法に基づく世界」 の信奉者 (=阿呆) と 「国際法に基づく世界」 の信奉者との対立 

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    本日のキーワード : ウクライナ、ネオナチ、インテグラル・ナショナリスト、ウォロディミル・ゼレンスキー、ユダヤ人、レオ・シュトラウス、シュトラウス派、歴史修正主義、ロシア、中国



    Two perceptions of the war in Ukraine
    ウクライナ戦争に対する 2 つの認識 ①

    The military intervention in Ukraine is not at all interpreted in the same way in the West and in Russia. It is a school case. This difference of representation does not come from antagonistic material interests, but from different conceptions of what makes Man and what is Life. For some, the enemy is trying to restore the grandeur of the Tsarist Empire or the Soviet Union, while for others, he imagines himself to be the embodiment of Good.
    ウクライナへの軍事介入は、欧米とロシアで全然違う解釈がされている。それは、学説的事例である。このような認識の違いは、対立する物質的利害から来るものではなく、何がヒトを創り、何が生命であるかについての異なった概念から来るものである。ある人にとっては、敵はツァーリ帝国やソビエト連邦の壮麗さを復興させようとしているのであり、ある人にとっては、自らを善の体現者であると思い描いているのである。

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    In all wars both sides suffer. This picture was taken in Ukraine, but it has a different meaning if it is in the West or in Novorossia. One cannot and should not judge who is right by seeing people suffering. During the Second World War, the suffering was the same among the victims of the bombing of Dresden, London, Tokyo or Le Havre. This does not tell us who was right, the Axis or the Allies.
    どんな戦争でも、お互いに苦しむものです。この写真はウクライナで撮影されたものですが、それが欧米なのか、ノヴォロシアなのかで意味が違ってくるのです。苦しんでいる人を見て、どちらが正しいかを判断することはできないししてはならない。第二次世界大戦中、ドレスデンやロンドン、東京、ルアーブルへの爆撃による犠牲者たちの苦しみは同じものでした。このことは、枢軸国と連合国のどちらが正しかったかを教えてはくれないのである。

    The conflict between the advocates of "a world based on rules" and those who advocate a return to "a world based on international law" continues. It began with the Russian military intervention in Ukraine and will last for years.
    「法に基づく世界」 の擁護者「国際法に基づく世界」 への回帰を主張する人々対立は続いている。それはロシアのウクライナへの軍事介入に始まり、今後何年にもわたって続くだろう

    The military situation on the ground is blocked, as always in winter in this part of the world. The supporters of "a world based on rules" still refuse to implement the UN Security Council Resolution 2202, while those of "a world based on international law" are conducting a special military operation to implement it. In the end, they gradually moved away from it and stabilized the situation of the people of Novarussia.
    この地域の冬はいつもそうだが、地上の軍事情勢は閉塞的である。「法に基づく世界」 の支持者は国連安保理決議 2202 の履行を依然として拒否し続けており「国際法に基づく世界」 の支持者はそれを履行するための特別軍事作戦を遂行している。結局、彼らはそこから次第に遠ざかり、ノヴォロシアの人々の状況を安定させた。

    The transition from a war of movement to a war of position allowed each protagonist to reflect on the reasons that pushed him into the battle. From now on, it is no longer two visions of international relations that face each other, but two conceptions of Man.
    機動戦から塹壕戦への移行により、それぞれの主人公たちは、自身を戦いに駆り立てた理由を振り返ることができるようになった。これからはもはや対峙するのは国際関係の 2 つのビジョンではなくヒトについての 2 つの概念である

    Is Zelensky a Cousin of George Soros?

    Hitler.jpg 習近平思想の着想者であり、中国的特徴を持つ社会主義の提唱者である習近平総書記

    岸田内閣


    Two perceptions of the war in Ukraine



    本日の書物 : 『半導体戦争 世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防』 クリス・ミラー ダイヤモンド社



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 インテルのような半導体メーカーであれ、クアルコムのようなファブレス設計会社であれ、アプライド・マテリアルズのような装置メーカーであれ、半導体産業全体が事実上中国への販売に依存していた。アメリカのある半導体メーカーの経営幹部は、ホワイトハウスの関係者のひとりに現状をこう皮肉交じりにまとめた。「われわれの根本的な問題は、最大の顧客が最大の競合相手でもある、という点なのだ」

     国家安全保障会議の対中強硬派はアメリカの半導体産業を自分自身の呪縛から解く必要があると結論づけた。株主たちの気まぐれや市場原理のなすがままにされれば、アメリカの半導体メーカーはシリコンバレーが空洞化するまで、じわじわと人材、技術、知的財産を中国に譲り渡し続けるはめになる。

     そこでアメリカにはいっそう厳しい輸出管理体制が必要だと対中強硬派は考えた。輸出管理に関する政府の議論が半導体産業に乗っ取られ、中国企業が先進的な半導体設計や製造装置を大量に入手するのをみすみす許してしまったのだ、と。そこでトランプ政権の高官たちがやり玉に挙げたのが商務省と半導体産業を代表して輸出規制反対のロビー活動を行う法律事務所とのあいだにある天下りの関係だ

     しかも、こうした高官たちは、半導体サプライ・チェーンの複雑さを理解している政府内で数少ない面々でもあった。この天下りのせいで規制が働かず大量の技術が漏洩し中国に対するアメリカの相対的な地位が低下した、というのだ。

     トランプ大統領の荒れくるうツイッター・フィードを目にした人々のなかに、議会から、商務省、ホワイトハウス、国防総省まで、政府の各部署が 1980 年代終盤以降見られない形で半導体に再注目しようとしていることに気づいた者はほとんどいなかった実際メディアの注目は、大衆の関心を最大限に高めるべく発表された、トランプの対中 “貿易戦争” や関税引き上げへと注がれた。』

    日の丸

    シオニストにとっての 「民族」 と 「領土」

    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、ウクライナ紛争と同時進行で実行されている、現代社会で最も重要な戦略物資の一つである 「半導体」 をめぐる 「経済戦争」 の理解を深めるための初歩的・一般的な書物で、「これまでの半導体の歴史」 をざっくりと把握するのにお薦めの良書になります。残念ながら、ほぼ 「前工程」 に関する記述しかされておらず急激に変化すると考えられている 「これからの半導体の歴史」 を予測するうえで必要な 「後工程」 に関する記述が欲しかったところですが、アメリカ目線で書かれた書物ですので致し方ないというところでしょうか。内容的には中学生レベルでも読めるものとなっていますので、まずは手始めにご覧になってみてはいかがでしょうか?

    読書 女性 2-12





    さて、これまでの流れを、簡単に確認しておきますと、まず、出発点として、カール・マルクス (1818 - 1883) が生まれる約 200 年ほど前の時代 (日本で言えば、戦国時代から江戸時代初期にかけての時代) に、ドイツの神秘主義者であるヤーコプ・ベーメ (ヤコブ・ベーメ、1575 - 1624) という名の人物がいて、その後の 「ドイツ思想」 に決定的な影響を与えた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 なるものが世に生まれることになります。(詳しくはこちらから💓

    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)

    そのベーメの言っていたことというのは、次のようなものでした。

    世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである詳しくはこちらから💓

    そして、その影響を受けたのがプロイセン (ドイツ) の哲学者イマヌエル・カント (1724 - 1804) で、彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    イマヌエル・カント
    イマヌエル・カント

    たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない詳しくはこちらから💓

    また、ドイツ観念論を代表する思想家ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル (1770 - 1831) も影響を受けていて、そんな彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル

    世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる詳しくはこちらから💓

    で、この流れを受け継いでいるのがカール・マルクスであり、ウラジミール・レーニン (1870 - 1924) で、彼らが言っているのは次のようなことです。

    カール・マルクス
    カール・マルクス

    私たちには、世界を壊したいという衝動はない。もし私たちが世界を壊すとすれば、それは私たちが社会とその主人たちからそうすることを学んだからである

    ウラジーミル・イリイチ・レーニン 1
    ウラジーミル・イリイチ・レーニン

    われわれは、世界を固定するために、意識の統一を強行しよう詳しくはこちらから💓

    このように、ドイツで生まれた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想が生み出されることとなります。ここで重要な点は、そもそも全知全能なる神が創り賜うた世界にあって、なぜ悪が存在するのか、という疑問から生じた 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 が、ユダヤ・キリスト教的 “善悪二元論” をより一層強化し、世界を完全に良くするために 「悪なるもの」 を消し去らねばならない、といった浅はかな思考へと陥る人々を生じさせたことです。多くの一般的な人々も陥りやすい誤った思考ですが、特に 「極左おパヨク」 と呼ばれる連中はその影響をもろに受けてしまうほどの 「おバカ」 で、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することで、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の対象物として “罪” を創り出し、その罪に対する償 (つぐな) い・贖 (あがな) いを果たねばならない、と妄信させることによって、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 の下で人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し ( ← これが、ポリコレw)人々の “自由” を奪う極めて 「権威主義的な統制社会の再構築」 を目指す連中の思う壺となっていて、それはまさに現在私たちが普通に目にすることができる状況にあります。つまり、もはや隠そうともしていないという状況にあるということです。

    Hunter Biden Soros Linked to Biolabs in Ukraine





    その 「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 については、ドイツ出身の社会学者・歴史学者かつマルクス主義者であり、エリート理論の信奉者で、さらにはファシズム (全体主義者) でもあったロベルト・ミヒェルス (ロベルト・ミヘルス) が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy) を確認をしてきましたが、そこにもやはり 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 の影響を見ることができます。(詳しくはこちらから💓

    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)

    また、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー) 」 と同根の言葉である 「オリガルヒ (oligarch) 」 につきましても、ロシア詳しくはこちらから💓) やウクライナ詳しくはこちらから💓) の事例から、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 ( = ユダヤ教徒)」こちらもご参照💓) が存在していることも判明しました。

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    さらには、ウクライナとユダヤ人 ( = ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認しました。 (詳しくはこちらから💓

    ウーマニ

    そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために様々な論文を見ているところとなります。

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    『なぜロシア・シオニストは文化的自治を批判したのか : シオニズムの「想像の文脈」とオーストリア・マルクス主義民族理論』鶴見太郎

    それでは早速、続きを見て参りましょう。

    『 5. ロシア・シオニズムにおけるオーストリア民族理論と 「文化的自治」 批判

    5-2. 文化的自治批判と領土観

     ではシオニストはレンナーをブンドとの関連でどのように読んでいたのか。このレンナーの翻訳の連載が始まる直前の 1 月号で、パスマニクはこのレンナーの著作を下敷きにして 「シュプリンガーと 『文化的』 自治」 というブンドの文化的自治批判の論考を寄せている。その要点は領土抜きに十全な民族の保持は不可能であり文化的自治は絵空事であるという点にあるシオニズムイスラエル国家を作ったという後年の事実から 「逆算」 して考えるならばこれは予想通りの批判であるように思われるかもしれないしかし、歴史研究に 「逆算」 が禁物であるという一般的な教説に従って今一度見てみると、パスマニクは、例の 「民族性原理」 でもって一民族一国家という規範を説いているわけではないし必須要件として挙げているのは領土であって国家ではないことがわかる (ここを混同して、国家内での自治か民族独立か、といったように二項対立的に理解してしまうとシオニストが何を考えていたのかを捉えそこなってしまう)パレスチナはオスマン帝国というもう 1 つの帝国の支配下にありシオニストたちはオスマン政府とも交渉していたロシア系に限らず少なくとも第 1 次大戦前のシオニズムの議論全般において民族的な権利と国家主権は概念上で少なからず分離していた


    カール・カウツキー
    カール・カウツキー

    カール・レンナー
    カール・レンナー

    オットー・バウアー
    オットー・バウアー

     パスマニク論文に戻ると、ここで興味深いのは、パスマニクは、「シュプリンガーは、民族的自治について述べているが、ブンドは民族的文化的自治について述べている」 と述べ、レンナー理論を批判するのではなく、むしろブンドがそれを曲解したとして批判しているということである。つまり、レンナーとブンドをまとめてバッサリと切り捨てているのではなく、あくまでもブンドのみを批判しているのである。パスマニクの中で、その相違は、この一文に要約されているように、レンナーが民族を包括的に捉えているのに対して、ブンドが問題を 「文化」 に限定しているという点、また、そもそも 「文化」 では意味がないという点にあった。以下ではパスマニクの議論を追いながらこの点を詳細に見ていく。』

    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。









    続きは次回に♥




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