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     >  国際 >  どんどん明らかとなる欧米諸国の真の姿 : “イエス、フォーリンラブ”

    どんどん明らかとなる欧米諸国の真の姿 : “イエス、フォーリンラブ”

    A storm is coming 623

    本日のキーワード : ウクライナ、ネオナチ、インテグラル・ナショナリスト、ウォロディミル・ゼレンスキー、ユダヤ人、レオ・シュトラウス、シュトラウス派、歴史修正主義、ロシア、中国



    The world order already changed in 2022
    世界秩序は 2022 年に既に変わった ①

    It is a constant of History: changes are rare, but sudden. Those who bear the brunt of them are generally the last to see them coming. They perceive them only too late. Contrary to the static image that prevails in the West, international relations have been turned upside down in 2022, mainly to the detriment of the United States, the United Kingdom and France, often to the benefit of China and Russia. With their eyes riveted on Ukraine, Westerners do not perceive the redistribution of the cards.
    それは歴史の常である : 歴史における常として、変化は稀であるがそれは唐突なものだその影響を受けるのは、一般に、変化が起きていることを最後まで気づかない人たちです。変化を理解するのが遅すぎるのです。欧米に蔓延する固定的なイメージとは異なり、2022 年の国際関係は、主に米国、英国、フランスが損失を被り、多くは中国とロシアが利益を得る形で、ひっくり返されているウクライナに目が釘付けになっている欧米人はカードの再配分に気付いていない

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    It is rare for international relations to be shaken as they were in 2022. And it is not over. The process that has begun will not stop, even if events disrupt it and possibly interrupt it for a few years. The domination of the West, both the United States and the former colonial powers of Europe (mainly the United Kingdom, France and Spain) and Asia (Japan), is coming to an end. No one obeys a leader anymore, including the states that remain vassals of Washington. Everyone is now beginning to think for themselves. We are not yet in the multipolar world that Russia and China are trying to bring about, but we are seeing it being built.
    そもそも、2022 年のように国際関係が揺れ動くことは稀である。しかも、終わったわけではありません。始まったプロセスは、たとえ出来事がそれを混乱させ、数年間中断する可能性があったとしても、止まることはない。欧米諸国、すなわちアメリカ、そしてヨーロッパ(主にイギリス、フランス、スペイン)とアジア(日本)のかつての宗主国による支配が終わりを告げようとしているのです。ワシントンの家来である国家も含めて誰も指導者に従わなくなった誰もが自分の頭で考え始めているのです。ロシアや中国が実現しようとしている多極化した世界はまだ実現していないが、それが構築されつつあるのを私たちは目の当たりにしているのである

    It all started with the Russian military operation to enforce Security Council Resolution 2202 and protect the entire Ukrainian population from its "integral nationalist" government. Of course, this event is not at all what is perceived in the United States, the European Union, Australia and Japan. The West is convinced that Russia has invaded Ukraine to change its borders by force. Yet this is neither what President Vladimir Putin announced, nor what the Russian army did, nor how events unfolded.
    すべては安保理決議 2202 を執行しウクライナの全住民をその 「インテグラル・ナショナリスト (integral nationalists / 統合主義者 / 統合民族主義者)」 政府から保護するためのロシアの軍事作戦から始まったのである。もちろん、この出来事はアメリカ、欧州連合 (EU)、オーストラリア、日本で認識されているものとはまったく違うものである欧米ではロシアが力ずくで国境を変更するためにウクライナに侵攻したと思い込んでいる。しかし、これはプーチン大統領が表明したことでも、ロシア軍が行ったことでも、出来事がどのように展開したかということでもない。

    Let’s leave aside the question of who is right and who is wrong. It all depends on whether one is aware of the civil war that has been tearing Ukraine apart since the deposition of its democratically elected president, Viktor Yanukovych, in 2014. Westerners forgetting the 20,000 deaths of this war cannot consider that the Russians wanted to stop this massacre. As they ignore the Minsk agreements, of which Germany and France were guarantors alongside Russia, they cannot consider that Russia has put into practice the "responsibility to protect" that the United Nations proclaimed in 2005.
    誰が正しくて誰が間違っているかという問題は置いておきましょうすべては2014 年に民主的に選ばれた大統領ヴィクトル・ヤヌコーヴィチが退陣して以来ウクライナを引き裂き続けている内戦を把握しているかどうかで決まるのですこの戦争の 2 万人の死者を忘れ去った欧米人はロシア人がこの虐殺を止めたかったと考えることは不可能ですドイツとフランスがロシアと並んで保証人となったミンスク協定をないがしろにしているようにロシアが 2005 年に国連が宣言した 「保護する責任」 を実践したなどとは考えもつかないのです

    ヴィクトル・ヤヌコーヴィチ
    ヴィクトル・ヤヌコーヴィチ

    Yet former German Chancellor Angela Merkel and former French President François Hollande have both publicly stated that they signed the Minsk Agreements, not to end the civil war, but on the contrary to gain time and arm Ukraine. Both of these figures congratulate themselves on having framed Russia while accusing it of bearing sole responsibility for the current war. It is not surprising that these two former rulers pride themselves on their duplicity in front of their public opinions, however their words heard in other parts of the world sound different. To the majority of humanity, the West is showing its true colours: it is still trying to divide the rest of the world and to trap those who want to be independent; it talks about peace, but foments wars.
    しかし、ドイツのアンゲラ・メルケル元首相とフランスのフランソワ・オランド元大統領はミンスク協定に署名したのは内戦を終結させるためではなく、逆に時間を稼ぎ、ウクライナを武装させるためだと公言してきたのです。 この 2 人の人物はロシアを罠にはめたと自画自賛する一方で現在の紛争の唯一の責任を負っているのはロシアだと非難しているこの 2 人の元政治家が世論の前では二枚舌であることを自負しているのは驚くにはあたらないが、世界の他の地域で耳にする彼らの言葉は違って聞こえて来る。 人類の大多数にとって欧米はその真の姿を現わしているのであるそれは世界の他の国々を分裂させ独立を望む人々を陥れようとしていること平和について語りながら戦争を煽っていることです

    メルケル オランド

    メルケル オランド 2



    Is Zelensky a Cousin of George Soros?

    Hitler.jpg 習近平思想の着想者であり、中国的特徴を持つ社会主義の提唱者である習近平総書記

    岸田内閣


    The world order already changed in 2022



    本日の書物 : 『半導体戦争 世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防』 クリス・ミラー ダイヤモンド社



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 したがって、半導体の設計、装置、製造サービスにおいて互いに依存し合うのは生産のグローバル化が与えてくれる効率性を手にするための合理的な代償とみなされたのだ。

     この世界規模のエコシステムのなかで中国がより大きな役割を果たすことだけを願っていたらその野望はきっと叶っただろうしかし中国はアメリカやその友好国が支配するシステムのなかでより高い地位を得ることを目指していたわけではない「要素を襲撃」 せよという習近平の呼びかけが求めていたのは市場シェアを少しだけ高めることではなかった世界の半導体産業を統合するのではなくそれを根底からつくり替えることだったのだ

     中国の経済政策の立案者や半導体産業の企業幹部たちのなかには、より深い統合戦略を望む声もあっただろうが、効率性よりも安全保障を重視していた中国指導部は、相互依存を脅威とみなした。つまり、中国製造 2025 計画は経済統合を掲げたのではなく、むしろその逆だ。中国の半導体輸入への依存を減らすよう呼びかけたのだ。その最大の目標は、中国で使用される外国製チップの割合を削減することにある。』

    日の丸

    オーストリア・マルクス主義の民族理論

    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、ウクライナ紛争と同時進行で実行されている、現代社会で最も重要な戦略物資の一つである 「半導体」 をめぐる 「経済戦争」 の理解を深めるための初歩的・一般的な書物で、「これまでの半導体の歴史」 をざっくりと把握するのにお薦めの良書になります。残念ながら、ほぼ 「前工程」 に関する記述しかされておらず急激に変化すると考えられている 「これからの半導体の歴史」 を予測するうえで必要な 「後工程」 に関する記述が欲しかったところですが、アメリカ目線で書かれた書物ですので致し方ないというところでしょうか。内容的には中学生レベルでも読めるものとなっていますので、まずは手始めにご覧になってみてはいかがでしょうか?

    読書 10-175





    さて、これまでの流れを、簡単に確認しておきますと、まず、出発点として、カール・マルクス (1818 - 1883) が生まれる約 200 年ほど前の時代 (日本で言えば、戦国時代から江戸時代初期にかけての時代) に、ドイツの神秘主義者であるヤーコプ・ベーメ (ヤコブ・ベーメ、1575 - 1624) という名の人物がいて、その後の 「ドイツ思想」 に決定的な影響を与えた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 なるものが世に生まれることになります。(詳しくはこちらから💓

    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)

    そのベーメの言っていたことというのは、次のようなものでした。

    世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである詳しくはこちらから💓

    そして、その影響を受けたのがプロイセン (ドイツ) の哲学者イマヌエル・カント (1724 - 1804) で、彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    イマヌエル・カント
    イマヌエル・カント

    たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない詳しくはこちらから💓

    また、ドイツ観念論を代表する思想家ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル (1770 - 1831) も影響を受けていて、そんな彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル

    世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる詳しくはこちらから💓

    で、この流れを受け継いでいるのがカール・マルクスであり、ウラジミール・レーニン (1870 - 1924) で、彼らが言っているのは次のようなことです。

    カール・マルクス
    カール・マルクス

    私たちには、世界を壊したいという衝動はない。もし私たちが世界を壊すとすれば、それは私たちが社会とその主人たちからそうすることを学んだからである

    ウラジーミル・イリイチ・レーニン 1
    ウラジーミル・イリイチ・レーニン

    われわれは、世界を固定するために、意識の統一を強行しよう詳しくはこちらから💓

    このように、ドイツで生まれた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想が生み出されることとなります。ここで重要な点は、そもそも全知全能なる神が創り賜うた世界にあって、なぜ悪が存在するのか、という疑問から生じた 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 が、ユダヤ・キリスト教的 “善悪二元論” をより一層強化し、世界を完全に良くするために 「悪なるもの」 を消し去らねばならない、といった浅はかな思考へと陥る人々を生じさせたことです。多くの一般的な人々も陥りやすい誤った思考ですが、特に 「極左おパヨク」 と呼ばれる連中はその影響をもろに受けてしまうほどの 「おバカ」 で、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することで、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の対象物として “罪” を創り出し、その罪に対する償 (つぐな) い・贖 (あがな) いを果たねばならない、と妄信させることによって、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 の下で人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し ( ← これが、ポリコレw)人々の “自由” を奪う極めて 「権威主義的な統制社会の再構築」 を目指す連中の思う壺となっていて、それはまさに現在私たちが普通に目にすることができる状況にあります。つまり、もはや隠そうともしていないという状況にあるということです。

    Hunter Biden Soros Linked to Biolabs in Ukraine





    その 「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 については、ドイツ出身の社会学者・歴史学者かつマルクス主義者であり、エリート理論の信奉者で、さらにはファシズム (全体主義者) でもあったロベルト・ミヒェルス (ロベルト・ミヘルス) が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy) を確認をしてきましたが、そこにもやはり 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 の影響を見ることができます。(詳しくはこちらから💓

    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)

    また、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー) 」 と同根の言葉である 「オリガルヒ (oligarch) 」 につきましても、ロシア詳しくはこちらから💓) やウクライナ詳しくはこちらから💓) の事例から、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 ( = ユダヤ教徒)」こちらもご参照💓) が存在していることも判明しました。

    A storm is coming 245





    さらには、ウクライナとユダヤ人 ( = ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認しました。 (詳しくはこちらから💓

    ウーマニ

    そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために様々な論文を見ているところとなります。

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    『なぜロシア・シオニストは文化的自治を批判したのか : シオニズムの「想像の文脈」とオーストリア・マルクス主義民族理論』鶴見太郎

    それでは早速、続きを見て参りましょう。

    『 3. オーストリア・マルクス主義の民族理論

     次に、本稿で準拠点となるオーストリア・マルクス主義の民族理論 (以下 「オーストリア民族理論」 と表記) について押さえておきたい。この理論はK ・カウツキーによってマルクス主義内部で民族について論じる土壌がつくられレンナーやバウアーによって「属人原理」 や 「文化的自治」 といった観点が取り込まれて理論的な精緻化を見た理論である


    カール・カウツキー
    カール・カウツキー

    カール・レンナー
    カール・レンナー

    オットー・バウアー
    オットー・バウアー

     マルクス主義理論の権威の一人でもあったカウツキーは、オーストリア・マルクス主義者として括られないことも多いが、元来オーストリア社会民主労働党員だった。19 世紀末のドイツ・マルクス主義においては少数民族の同化を伴いながら集権主義的な巨大な国家が形成されていく方向が必然的・進歩的とされていたこれに対してカウツキーが 「分権主義」 思想に基づく民族理論を明白に展開するようになったのは、1898 年に発表した 「オーストリアにおける民族闘争と国法」 などの論文においてである。相田愼一が強調するように、カウツキーの民族理論の基本をなすのは 「民族 = 言語共同体」 という捉え方であるこれに対してレンナーとバウアーは言語を重要な要素としながらもそれは表層であると考えていたまたカウツキーは基本的には 「諸民族の統合 = 世界の単一民族化」 の前段階にまず諸民族ごとの自治ないし自決が必要であるとする立場であり最終目標としてはあくまでもマルクス・エンゲルスの観点を踏襲していた他方レンナーやバウアーはより永続的なものとして民族を捉えていた。』

    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。









    続きは次回に♥




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