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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  国際 >  同盟国アメリカの御都合主義 : 日本を貶めるための南朝鮮への肩入れの歴史

    同盟国アメリカの御都合主義 : 日本を貶めるための南朝鮮への肩入れの歴史

    A storm is coming 621

    本日のキーワード : ウクライナ、ネオナチ、インテグラル・ナショナリスト、ウォロディミル・ゼレンスキー、ユダヤ人、レオ・シュトラウス、シュトラウス派、歴史修正主義、ロシア、中国



    Capable of the worst, the union of certain rulers makes World War possible
    最悪の状況を生み出せる、特定の権力者の結合が世界大戦を可能にする ⑤

    While we react with fear to the resurgence of fascist, Nazi or Japanese imperial groups, we fail to see that it was not these ideologies that provoked World War, but the alliance of rulers ready for the worst. The same configuration is about to be repeated with other groups. In a few months, if we do not react now, a Third World War may be possible.
    私たちがファシストやナチス、あるいは大日本帝国の勢力が復活することに恐怖を感じている一方で、世界大戦を引き起こしたのは、こうしたイデオロギーではなく、最悪の状況を生み出せる立場にあった権力者たちの結合であったということを、私たちは見過ごしている。同じ構図が今度は他のグループによって繰り返されようとしている。数ヶ月のうちに、もし私たちが今対応しなければ第三次世界大戦が起こりうるかもしれない

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    Professor Leo Strauss (1899-1973). Although he wrote extensively on natural law and Jewish philosophy, he left nothing about his political conceptions, which he reserved for certain of his students. Numerous testimonies have made his "oral" thought known to us.
    レオ・シュトラウス教授 ( 1899 - 1973 )。自然法やユダヤ哲学について多くの著作を残したが、政治的な構想についてはほとんど何も残さず、むしろ一部の弟子たちのためだけに残していた。その 「口伝」 の教えは数々の証言によって広く知られるようになった

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    The poet Dmytro Dontsov (1883-1973). He created a mythology that inspired millions of Ukrainians to fight the Russians. A secret agent of the Second and Third German Reichs, he participated in the supervision of the extermination of Jews and Gypsies in Europe as administrator of the Reinhard Heydrich Institute, before being whitewashed by the Anglo-Saxon secret services.
    詩人ドミトロ・ドンツォフ ( 1883 ~ 1973 年)。数百万人のウクライナ人をロシア人との戦いに駆り立てるような神話を創作した。第二及び第三ドイツ帝国の秘密工作員で、ラインハルト・ハイドリヒ研究所の責任者としてヨーロッパでのユダヤ人及びジプシーの絶滅の監督業務に携わったが、その後アングロサクソンの諜報機関によって白日の下にさらされた。

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    Vladimir Jabotinsky (1880-1940), founder of the Jewish Legion, then of the Irgun. He called for Israel to extend over the entire British Mandate territory, i.e. over the current State of Israel, the Palestinian Territories and the Kingdom of Jordan.
    ウラディーミル・ジャボチンスキー ( 1880 - 1940 ) ユダヤ人軍団の創設者で、その後イルグン (エツェル、ユダヤ民族軍事機構) の創設者イギリス委任統治領の全域すなわち現在のイスラエル国パレスチナ自治区ヨルダン王国の全域にイスラエルを拡張することを要求した

    THE AXIS IS CONSTITUTED.
    枢軸は形成される

    The common ideology of the new Axis
    新しい枢軸の共通イデオロギー

    Just as Italian Fascism, German Nazism, and Japanese Hakkō ichiu had little to do with each other, so did the Straussians, the "integral nationalists," and the "revisionist Zionists" think differently and pursue distinct goals. Only the Nazis were so anti-Semitic as to seek to kill an entire people. The fascists despised the Jews, but did not seek to exterminate them. The Japanese never engaged in this hatred and even protected the Jews in their own country and in the territories they occupied. In the same way, today if the "integral nationalists" are obsessively against Russian culture and wish to kill all Russians, men, women and children, the Straussians despise them without wishing to exterminate them, and the "revisionist Zionists" pursue other objectives.
    イタリアのファシズム、ドイツのナチズム、日本の八紘一宇が互いにほとんど関係がなかったように、シュトラウス派「インテグラル・ナショナリスト (integral nationalists / 統合主義者 / 統合民族主義者)」「修正主義シオニスト」 は、それぞれ異なる考え異なる目的を追求していた。民族全体を抹殺しようとするほどの反ユダヤ主義者だったのはナチスだけである。ファシストはユダヤ人を軽蔑していたが、絶滅させようとはしなかった。日本人はそのような憎悪を抱くことなく、自国でも占領した地域でもユダヤ人を保護した。同じように、今日「インテグラル・ナショナリスト」 がロシア文化に執拗に敵対し男も女も子供もすべてのロシア人の殺戮を望んでいるとすればシュトラウス派は彼らの絶滅を望まず軽蔑をし「修正主義シオニスト」 は別の目的を追求しているのである。

    Each of these three isolated groups represents a danger to specific populations, but all three together threaten all of humanity. They share a cult of violence and power. They have shown that they can engage in wars of extermination. All three consider that their time has come. However, not only do they have to overcome their internal oppositions, but their axis is still uncertain. For example, the Straussians have just warned the "revisionist Zionists" about the possible expansion of Jewish settlements in the Palestinian territories.
    これら 3 つの独立した集団は、それぞれ特定の集団にとって危険な存在であるが、3 つ全てが一緒になると全人類を脅かすことになる彼らは暴力と権力のカルトを共有している彼らは絶滅戦争に関与できることを証明した3 つとも自分たちの時代が来たと考えている。しかし、内部の対立を乗り越えなければならないだけでなく、その軸足もまだ不確かである。例えば、シュトラウス派は 「修正主義シオニスト」 に対して、パレスチナ地域にユダヤ人入植地を拡大する恐れがあると警鐘を鳴らしたばかりである。

    Is Zelensky a Cousin of George Soros?

    Hitler.jpg 習近平思想の着想者であり、中国的特徴を持つ社会主義の提唱者である習近平総書記

    岸田内閣


    Capable of the worst, the union of certain rulers makes World War possible



    本日の書物 : 『半導体戦争 世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防』 クリス・ミラー ダイヤモンド社



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 李 〔李秉喆 (り へいてつ) 〕 は、1970 年代終盤から 1980 年代初頭にかけて東芝や富士通といった企業が DRAM 市場のシェアを奪うのを見て、半導体産業に割って入りたい、と前々から夢見ていた。韓国はすでに、アメリカ製や日本製のチップの組み立てやパッケージングの重要な外部委託先となっていた。

     さらに、1960 年にアメリカ政府の資金援助で韓国科学技術研究所が設立され、アメリカの一流大学を卒業する韓国人や、アメリカで教育を受けた教授陣から韓国で教育を受ける韓国人がどんどん増えていった。

     しかし、いくら熟練の労働者たちがいるにせよ、企業が基本的な組み立てから最先端の半導体製造へといきなり舵を切るのは、そう簡単なことではなかった。実際、サムスンは以前、単純な半導体事業に手を出したことがあったが、利益を上げるのにも、先進技術を生み出すのにも苦労していた。

     しかし、1980 年代初頭、李は潮目の変化を感じた。1980 年代のシリコンバレーと日本の苛酷な DRAM 競争が、突破口を切り開いたのだ。一方で、韓国政府もまた、半導体を優先事項のひとつとしてとらえていた。…

     確かに、李は抜け目のない起業家だったし、韓国政府の強烈な後ろ盾も得ていた。それでも、半導体事業へのサムスンの一世一代の賭けはシリコンバレーの支援なしではとうてい成功しなかっただろう。一方のシリコンバレーは、すっかり日用品 (コモディティ) 化した DRAM ではなく、より付加価値の高い製品にアメリカの研究開発活動を集約させつつ、韓国国内でより安価な供給源を見つけることこそがメモリ・チップ分野で日本との国際的な競争に勝つための最善策だと考えた。』



    日の丸

    国民国家を想定するシオニズム、多民族国家を想定するブンド

    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、ウクライナ紛争と同時進行で実行されている、現代社会で最も重要な戦略物資の一つである 「半導体」 をめぐる 「経済戦争」 の理解を深めるための初歩的・一般的な書物で、「これまでの半導体の歴史」 をざっくりと把握するのにお薦めの良書になります。残念ながら、ほぼ 「前工程」 に関する記述しかされておらず急激に変化すると考えられている 「これからの半導体の歴史」 を予測するうえで必要な 「後工程」 に関する記述が欲しかったところですが、アメリカ目線で書かれた書物ですので致し方ないというところでしょうか。内容的には中学生レベルでも読めるものとなっていますので、まずは手始めにご覧になってみてはいかがでしょうか?

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    さて、これまでの流れを、簡単に確認しておきますと、まず、出発点として、カール・マルクス (1818 - 1883) が生まれる約 200 年ほど前の時代 (日本で言えば、戦国時代から江戸時代初期にかけての時代) に、ドイツの神秘主義者であるヤーコプ・ベーメ (ヤコブ・ベーメ、1575 - 1624) という名の人物がいて、その後の 「ドイツ思想」 に決定的な影響を与えた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 なるものが世に生まれることになります。(詳しくはこちらから💓

    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)

    そのベーメの言っていたことというのは、次のようなものでした。

    世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである詳しくはこちらから💓

    そして、その影響を受けたのがプロイセン (ドイツ) の哲学者イマヌエル・カント (1724 - 1804) で、彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    イマヌエル・カント
    イマヌエル・カント

    たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない詳しくはこちらから💓

    また、ドイツ観念論を代表する思想家ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル (1770 - 1831) も影響を受けていて、そんな彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル

    世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる詳しくはこちらから💓

    で、この流れを受け継いでいるのがカール・マルクスであり、ウラジミール・レーニン (1870 - 1924) で、彼らが言っているのは次のようなことです。

    カール・マルクス
    カール・マルクス

    私たちには、世界を壊したいという衝動はない。もし私たちが世界を壊すとすれば、それは私たちが社会とその主人たちからそうすることを学んだからである

    ウラジーミル・イリイチ・レーニン 1
    ウラジーミル・イリイチ・レーニン

    われわれは、世界を固定するために、意識の統一を強行しよう詳しくはこちらから💓

    このように、ドイツで生まれた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想が生み出されることとなります。ここで重要な点は、そもそも全知全能なる神が創り賜うた世界にあって、なぜ悪が存在するのか、という疑問から生じた 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 が、ユダヤ・キリスト教的 “善悪二元論” をより一層強化し、世界を完全に良くするために 「悪なるもの」 を消し去らねばならない、といった浅はかな思考へと陥る人々を生じさせたことです。多くの一般的な人々も陥りやすい誤った思考ですが、特に 「極左おパヨク」 と呼ばれる連中はその影響をもろに受けてしまうほどの 「おバカ」 で、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することで、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の対象物として “罪” を創り出し、その罪に対する償 (つぐな) い・贖 (あがな) いを果たねばならない、と妄信させることによって、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 の下で人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し ( ← これが、ポリコレw)人々の “自由” を奪う極めて 「権威主義的な統制社会の再構築」 を目指す連中の思う壺となっていて、それはまさに現在私たちが普通に目にすることができる状況にあります。つまり、もはや隠そうともしていないという状況にあるということです。

    Hunter Biden Soros Linked to Biolabs in Ukraine





    その 「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 については、ドイツ出身の社会学者・歴史学者かつマルクス主義者であり、エリート理論の信奉者で、さらにはファシズム (全体主義者) でもあったロベルト・ミヒェルス (ロベルト・ミヘルス) が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy) を確認をしてきましたが、そこにもやはり 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 の影響を見ることができます。(詳しくはこちらから💓

    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)

    また、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー) 」 と同根の言葉である 「オリガルヒ (oligarch) 」 につきましても、ロシア詳しくはこちらから💓) やウクライナ詳しくはこちらから💓) の事例から、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 ( = ユダヤ教徒)」こちらもご参照💓) が存在していることも判明しました。

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    さらには、ウクライナとユダヤ人 ( = ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認しました。 (詳しくはこちらから💓

    ウーマニ

    そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために様々な論文を見ているところとなります。

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    『なぜロシア・シオニストは文化的自治を批判したのか : シオニズムの「想像の文脈」とオーストリア・マルクス主義民族理論』鶴見太郎

    それでは早速、見て参りましょう。

    『 1. 序

    1-1. 設問

     シオニズム運動は、19 世紀末のロシア帝国に始まり人材の多くがロシア帝国出身のユダヤ人で占められていた。それゆえ、同じロシア帝国で世界シオニスト機構の創立と同じ 1897 年に結成されたユダヤ人社会主義運動 「ブンド」 とシオニズムはライバル関係にあったブンドがロシア帝国領のユダヤ人労働者のみを対象とし彼らの言語であるイディッシュ語を強調していたのに対してシオニズムはヘブライ語を掲げつつ基本的に全世界・全階級のユダヤ人を対象としTh ・ヘルツルら西欧シオニストとも連携しまたやがてパレスチナにその中心が移っていった点で両者は異なっていた。そして、ユダヤ人にとって領土が必要か否かという問題で両者は決定的に相容れずユダヤ人の 「文化的自治」 というブンドの構想をシオニストが批判した背景には領土が絶対的に必要であるとするシオニストの論理があった。したがって、本稿が題目に掲げた問いに対する解答はすでに用意されているようにも思われる。とりわけシオニズムがイスラエル国家として結実したという 1948 年時点の事実から 「逆算」 すればあくまでも当時の居住地域での自己完結に固執したブンドとの差異は体系的なものとして ―― 例えばシオニズムが国民国家体系を想定しブンドが多民族国家を想定したといった形で ―― 明らかであるように思われる。

     ところが少なくともロシア語圏に限っていえば1905 年革命の時期までに両者はある部分ではかなり接近していた。1904 年からの第 2 次アリヤー (移民の波) でパレスチナに渡った、のちのイスラエルで主流派となる労働シオニズム系の流れの一方で、ロシア帝国とより強固に関わり続けたシオニストは少なくなかった。この流れのシオニストとブンディストはロシア帝国内でのユダヤ人の民族的な権利や自治の獲得という目標を大枠で共有するようになっていたのである。』


    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。







    続きは次回に♥




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