プーチン大統領、ウクライナ前線近くの部隊をサプライズ訪問

2023-04-28 (Fri)

こちらは、以下の『ZeroHedge』さん記事の翻訳となります。
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☆Putin Makes Surprise Visit To Troops Near Frontline In Ukraine

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は火曜日、厳重な警備の下、ヘリコプターで南部ヘルソン州の軍司令部に到着し、ウクライナの部隊を 2 ヶ月間で 2 回目の訪問をした。

このニュースは、ロシアの国営テレビで放映されたプーチン大統領のヘリコプターが着陸する様子を捉えたもので、部隊の士気を高め、進展がやや膠着しているこの紛争での作戦に対するプーチン大統領の究極の決意を示そうとするものであることが明らかになった。

「ダークスーツに身を包んだプーチン大統領は、両訪問先で軍幹部との会談の場に臨んでいたようだ。軍司令部の位置は明らかにされておらず、前線にどれだけ近いかを判断することはできない」と AP 通信はこの映像について指摘している。「また、ビデオ映像の信憑性を独自に確認することもできなかった。」

戦場への訪問は、争奪戦が繰り広げられているバフムート市（これまでの戦争で最も長く、最も死者が多い戦闘で、戦闘は 8 ヶ月半も続いている）で、まだ戦闘が続いているため、部隊を奮い立たせようとするものである可能性も高い。

プーチン大統領は、指揮官たちに「状況がどのように進展しているか、君らの意見を聞き、情報交換することが重要だ」と語ったと引用されている。

ロシア当局は、ドネツクの街の少なくとも 80 ％がロシア軍によって掌握されており、ワグネルグループが多くの戦闘で主導権を握っていると述べている。

火曜日にウクライナ南部のロシア軍占領地域に到着した際の映像：

ロシアのロシア・トゥデイ（RT）は、訪問の詳細について説明している：

声明によると、プーチン大統領は「ヘルソン地区」にある「ドニエプル」戦闘グループの司令部を訪問した。プーチン大統領は、同戦闘団の司令官であるオレグ・マカレヴィッチ大佐と、ロシアの空挺部隊の司令官であるミハイル・テプリンスキー大佐から報告を受けた。

大統領はまた、ルガンスク人民共和国に赴き、国家警備隊の「ボストーク（東）」司令部を訪問した。プーチン大統領は、アレクサンドル・ラピン大佐を含む軍幹部と同地域の情勢について話し合った。

一方、バフムートは、最終決戦の様相を呈しており、より広範囲な戦争において勝利側に弾みをつける転機となる可能性があるとの見方が広がっている。