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     >  国際 >  半導体の生産能力 VS 石油の生産能力

    半導体の生産能力 VS 石油の生産能力

    A storm is coming 606

    本日のキーワード : ウクライナ、ネオナチ、インテグラル・ナショナリスト、ドミトロ・ドンツォフ、ユダヤ人、レオ・シュトラウス、シュトラウス派、歴史修正主義、ロシア、中国



    Who are the Ukrainian integral nationalists ?
    ウクライナのインテグラル・ナショナリストとは誰か? ⑪

    Who knows the history of the Ukrainian "integral nationalists", "Nazis" according to the terminology of the Kremlin? It begins during the First World War, continues during the Second, the Cold War and continues today in modern Ukraine. Many documents have been destroyed and modern Ukraine forbids under penalty of imprisonment to mention their crimes. The fact remains that these people massacred at least four million of their compatriots and conceived the architecture of the Final Solution, that is, the murder of millions of people because of their real or supposed membership in the Jewish or Gypsy communities of Europe.
    クレムリンの用語によれば 「ナチス」 であるところのウクライナの 「インテグラル・ナショナリスト (integral nationalists / 統合主義者 / 統合民族主義者)」 の歴史を知っている人はいるだろうか? それは第一次世界大戦中に始まり第二次世界大戦中冷戦中そして現代のウクライナにおいても継続している多くの資料が破棄され現代のウクライナでは彼らの犯罪について言及することが禁じられしかも投獄の罰則付きであるしかしこれらの連中が少なくとも 400 万人の自国民を虐殺しヨーロッパのユダヤ人やジプシーのコミュニティーの一員であるという理由により何百万人もの人々を殺害するという究極的解決策の計画を立てたことは事実である

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    The German agent, thinker of Ukrainian “integral nationalism” and criminal against humanity, Dmytro Dontsov (Metipol 1883, Montreal 1973).
    ドイツの工作員であり、ウクライナの 「統合民族主義」 の思想家であり、人道に対する犯罪者であるドミトロ・ドンツォフ (メリトポリ 1883 年生, モントリオール 1973 年没)

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    Vladimir Jabotinsky, born in Odessa, thinker of "revisionist Zionism". For him Israel was "a land without a people, for a People without a land".
    ウラディーミル・ジャボチンスキーはオデッサに生まれ、「修正主義的シオニズム」 の思想家である。彼にとってイスラエルは「土地なき民のための、民なき土地」 であった

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    Simon Petliura took over northern Ukraine. Protector of the "integral nationalists", he sacrificed Galicia and Volhynia to fight the Russians.
    シモン・ペトリューラはウクライナ北部を占領した。「インテグラル・ナショナリスト」の庇護者であった彼はロシアと戦うためにガリツィアとヴォルィーニを犠牲にした

    ヴォルィーニ
    ヴォルィーニ

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    野村 真理  ガリツィアのユダヤ人(新装版): ポーランド人とウクライナ人のはざまで

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    But the story does not end there. His wife, Slava Stetsko, took over the leadership of these organizations. She too travelled the world to support any fight against the "communists", or rather, if we refer to Dontsov’s writings, against the Russians and the Chinese. When the USSR was dissolved, Mrs. Stetsko simply changed the title of the League to the World League for Freedom and Democracy, a name it still has today. She then devoted herself to regaining a foothold in Ukraine.
    しかし、話はそれで終わらない。彼の妻であるスラヴァ・ステツコが、これらの組織の指導力を引き継いだ。彼女もまた「共産主義者」 に対するいやドンツォフの著作によればロシア人や中国人に対する戦いを支援するために世界中を飛び回った。ソ連が解体されると、ステツコ夫人は連盟の名称を 「世界自由民主連盟 (World League for Freedom and Democracy) 」 に変えるだけで、現在もその名称が残っている。彼女はその後ウクライナでの足場固めに専念した

    ヤロスラフ・ステツコ
    ヤロスラフ・ステツコ

    Slava Stetsko ran in the first elections of the independent Ukraine in 1994. She was elected to the Verkhovna Rada, but having been stripped of her nationality by the Soviets, she could not sit. However, she brought the Ukrainian president, Leonid Kuchma, to the CIA offices in Munich and dictated parts of the new constitution to him. Even today, Article 16 of the new constitution states: "Preserving the genetic heritage of the Ukrainian people is the responsibility of the state. Thus, Nazi racial discrimination is still proclaimed by modern Ukraine as in the worst moments of World War II.
    1994 年、独立したウクライナの最初の選挙に出馬。しかし、ソ連によって国籍を剥奪された彼女は、議席を得ることができなかった。しかし、彼女はウクライナの大統領レオニード・クチマをミュンヘンの CIA 事務所に連れて行き新憲法の一部を口述筆記させた。現在でも、新憲法の第 16 条にはこう書かれている : 「ウクライナ人の遺伝的遺産の保存は、国家の責任である」このようにナチスの人種差別は第二次世界大戦の最悪の時と同じように現代のウクライナでも依然として公言されているのである

    レオニード・クチマ
    レオニード・クチマ

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    Slava Stetsko opening the 2002 session of the Verkhovna Rada.
    2002 年のヴェルホーヴナ・ラーダ (ウクライナ最高議会) の開会宣言を行うスラヴァ・ステツコ

    Slava Stetsko was re-elected at the next two sessions. She solemnly presided over the opening sessions on March 19, 1998 and on May 14, 2002.
    スラヴァ・ステツコは、続く 2 回の選挙で再選された。1998 年 3 月 19 日、2002 年 5 月 14 日の開会式では、厳粛に司会を務めた。

    In 2000, Lev Dobriansky organized a large symposium in Washington with many Ukrainian officials. He invited Straussian Paul Wolfowitz (a former collaborator of Charles D. Jackson). During this meeting, the "integral nationalists" put themselves at the service of the Straussians to destroy Russia.
    2000 年、レフ・ドブリアンスキーは、ワシントンで多くのウクライナ政府関係者を集めて大規模なシンポジウムを開催した。彼は、シュトラウス派のポール・ウォルフォウィッツ (チャールズ・D・ジャクソンの元協力者) を招待した。この会議の中で「インテグラル・ナショナリスト」 たちロシアを破壊するためにシュトラウス派のために自分たちを奉仕させるようになった

    レフ・ドブリアンスキー
    レフ・ドブリアンスキー

    レオ・シュトラウス
    レオ・シュトラウス

    チャールズ・ダグラス・ジャクソン
    チャールズ・ダグラス・ジャクソン

    ポール・ウォルフォウィッツ
    ポール・ウォルフォウィッツ

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    Who are the Ukrainian integral nationalists ?



    本日の書物 : 『半導体戦争 世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防』 クリス・ミラー ダイヤモンド社



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 典型的なチップは、日本企業が保有するイギリス拠点の企業 「アーム」 の設計図を使い、カリフォルニア州とイスラエルの技術者チームによって、アメリカ製の設計ソフトウェアを用いて設計される。完成した設計は超高純度のシリコン・ウェハーや特殊なガスを日本から購入している台湾の工場へと送られるその設計は原子数個分の厚さしかない材料のエッチング成膜測定が可能な世界一精密な装置を用いてシリコンへと刻み込まれるこうした装置を生産しているのは主に 5 社で1 社がオランダ1 社が日本3 社がカリフォルニアの企業だ。その装置がなければ先進的な半導体を製造することは基本的に不可能だ製造が終わると半導体はたいてい東南アジアでパッケージングとテストが行われ次に中国へと送られて携帯電話やコンピュータへと組み立てられる

     この半導体の生産工程のうち、どのステップが滞っても、新たな計算能力の世界的な危機に瀕する。AI 時代においては、データこそが新たな石油だとよく言われる。しかし、私たちが直面している真の制約は、データではなく処理能力の不足にある。

     データの保存や処理ができる半導体の数は限られており、その製造工程は目が回るほど複雑で、恐ろしいまでのコストがかかる。いろいろな国から購入できる石油とはちがって、計算能力の生産はいくつかの決定的な急所にまるまるかかっている。それは、一握りの企業、ときにはたった 1 社でしか生産できない装置、化学薬品、ソフトウェアである。

     今日の経済のなかでこれほど少数の企業に依存しきっている分野は半導体産業をおいてほかにないだろう。実際、台湾製のチップは毎年世界の新たな計算能力の 37 %を生み出している。2 社の韓国企業は、世界のメモリ・チップの 44 %を生産している。オランダの ASML という企業は、最先端の半導体の製造に欠かせない極端紫外線リソグラフィ装置を 100 %製造している。それと比べるとOPEC の産油量の世界シェアなどとたんに色褪せて見えてくる。』

    日の丸

    シュトラウスの政治哲学 : 「悪」 から 「善」 への転倒

    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、ウクライナ紛争と同時進行で実行されている、現代社会で最も重要な戦略物資の一つである 「半導体」 をめぐる 「経済戦争」 の理解を深めるための初歩的・一般的な書物で、「これまでの半導体の歴史」 をざっくりと把握するのにお薦めの良書になります。残念ながら、ほぼ 「前工程」 に関する記述しかされておらず急激に変化すると考えられている 「これからの半導体の歴史」 を予測するうえで必要な 「後工程」 に関する記述が欲しかったところですが、アメリカ目線で書かれた書物ですので致し方ないというところでしょうか。内容的には中学生レベルでも読めるものとなっていますので、まずは手始めにご覧になってみてはいかがでしょうか?

    読書 10-171







    さて、これまでの流れを、簡単に確認しておきますと、まず、出発点として、カール・マルクス (1818 - 1883) が生まれる約 200 年ほど前の時代 (日本で言えば、戦国時代から江戸時代初期にかけての時代) に、ドイツの神秘主義者であるヤーコプ・ベーメ (ヤコブ・ベーメ、1575 - 1624) という名の人物がいて、その後の 「ドイツ思想」 に決定的な影響を与えた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 なるものが世に生まれることになります。(詳しくはこちらから💓

    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)

    そのベーメの言っていたことというのは、次のようなものでした。

    世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである詳しくはこちらから💓

    そして、その影響を受けたのがプロイセン (ドイツ) の哲学者イマヌエル・カント (1724 - 1804) で、彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    イマヌエル・カント
    イマヌエル・カント

    たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない詳しくはこちらから💓

    また、ドイツ観念論を代表する思想家ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル (1770 - 1831) も影響を受けていて、そんな彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル

    世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる詳しくはこちらから💓

    で、この流れを受け継いでいるのがカール・マルクスであり、ウラジミール・レーニン (1870 - 1924) で、彼らが言っているのは次のようなことです。

    カール・マルクス
    カール・マルクス

    私たちには、世界を壊したいという衝動はない。もし私たちが世界を壊すとすれば、それは私たちが社会とその主人たちからそうすることを学んだからである

    ウラジーミル・イリイチ・レーニン 1
    ウラジーミル・イリイチ・レーニン

    われわれは、世界を固定するために、意識の統一を強行しよう詳しくはこちらから💓

    このように、ドイツで生まれた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想が生み出されることとなります。ここで重要な点は、そもそも全知全能なる神が創り賜うた世界にあって、なぜ悪が存在するのか、という疑問から生じた 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 が、ユダヤ・キリスト教的 “善悪二元論” をより一層強化し、世界を完全に良くするために 「悪なるもの」 を消し去らねばならない、といった浅はかな思考へと陥る人々を生じさせたことです。多くの一般的な人々も陥りやすい誤った思考ですが、特に 「極左おパヨク」 と呼ばれる連中はその影響をもろに受けてしまうほどの 「おバカ」 で、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することで、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の対象物として “罪” を創り出し、その罪に対する償 (つぐな) い・贖 (あがな) いを果たねばならない、と妄信させることによって、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 の下で人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し ( ← これが、ポリコレw)人々の “自由” を奪う極めて 「権威主義的な統制社会の再構築」 を目指す連中の思う壺となっていて、それはまさに現在私たちが普通に目にすることができる状況にあります。つまり、もはや隠そうともしていないという状況にあるということです。

    Hunter Biden Soros Linked to Biolabs in Ukraine





    その 「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 については、ドイツ出身の社会学者・歴史学者かつマルクス主義者であり、エリート理論の信奉者で、さらにはファシズム (全体主義者) でもあったロベルト・ミヒェルス (ロベルト・ミヘルス) が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy) を確認をしてきましたが、そこにもやはり 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 の影響を見ることができます。(詳しくはこちらから💓

    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)

    また、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー) 」 と同根の言葉である 「オリガルヒ (oligarch) 」 につきましても、ロシア詳しくはこちらから💓) やウクライナ詳しくはこちらから💓) の事例から、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 ( = ユダヤ教徒)」こちらもご参照💓) が存在していることも判明しました。

    A storm is coming 245





    さらには、ウクライナとユダヤ人 ( = ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認しました。 (詳しくはこちらから💓

    ウーマニ

    そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために様々な論文を見ているところとなります。

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    『現代アメリカ政治とレオ・シュトラウス政治哲学』石崎 嘉彦

    それでは早速、続きを見て参りましょう。

    『 8. アメリカに 「政治哲学」 を根付かせる ―― 「アメリカ = 善 (good) 」 であるために

     ところで、その媒語を破壊しそれを根底に引き戻す作業は、小前提の述語である 「悪」 としての 「全体主義」 をその原初的形態である 「僭主政治」 へと引き戻すところから始められ、「悪」 としての 「僭主政治」 のなかにあってさえ 「正」 の探究つまり哲学を可能にする 「著述の技法」 を開示する作業へと引き継がれ、最後に 「自然権」 ないし 「自然的正」 を復権させるという仕方で遂行された。
     

    レオ・シュトラウス
    レオ・シュトラウス

     これらに続いて公表された著作が、マキアヴェッリ的 「君主」 と 「悪」否定された 「徳」 の復権のためのリベラル・エデュケーション、そして価値評価の対象であることを超えた 「物体」 や 「力」 に代わる 「政治的力」 を取り扱うものであったことを考え合わせるなら、それらの著作においても、最初の三つの著作によって開始された政治哲学的実践が継続されていることが確認できる。そのことからも分かるように、シュトラウスの政治哲学両義性をもった 「近代」 と 「悪」これもまたつねに 「悪」 の要素を自身の内に持つ 「政治的なもの」 をもって「善」 へと転倒させる論理を探り出そうとする政治的実践であったということができるのである。』

    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。







    続きは次回に♥




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