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     >  世界史 >  日英同盟 ~ イギリスが日本にさせたこと

    日英同盟 ~ イギリスが日本にさせたこと

    A storm is coming 603

    本日のキーワード : ウクライナ、ネオナチ、インテグラル・ナショナリスト、ドミトロ・ドンツォフ、ユダヤ人、レオ・シュトラウス、シュトラウス派、歴史修正主義、ロシア、中国



    Who are the Ukrainian integral nationalists ?
    ウクライナのインテグラル・ナショナリストとは誰か? ⑧

    Who knows the history of the Ukrainian "integral nationalists", "Nazis" according to the terminology of the Kremlin? It begins during the First World War, continues during the Second, the Cold War and continues today in modern Ukraine. Many documents have been destroyed and modern Ukraine forbids under penalty of imprisonment to mention their crimes. The fact remains that these people massacred at least four million of their compatriots and conceived the architecture of the Final Solution, that is, the murder of millions of people because of their real or supposed membership in the Jewish or Gypsy communities of Europe.
    クレムリンの用語によれば 「ナチス」 であるところのウクライナの 「インテグラル・ナショナリスト (integral nationalists / 統合主義者 / 統合民族主義者)」 の歴史を知っている人はいるだろうか? それは第一次世界大戦中に始まり第二次世界大戦中冷戦中そして現代のウクライナにおいても継続している多くの資料が破棄され現代のウクライナでは彼らの犯罪について言及することが禁じられしかも投獄の罰則付きであるしかしこれらの連中が少なくとも 400 万人の自国民を虐殺しヨーロッパのユダヤ人やジプシーのコミュニティーの一員であるという理由により何百万人もの人々を殺害するという究極的解決策の計画を立てたことは事実である

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    The German agent, thinker of Ukrainian “integral nationalism” and criminal against humanity, Dmytro Dontsov (Metipol 1883, Montreal 1973).
    ドイツの工作員であり、ウクライナの 「統合民族主義」 の思想家であり、人道に対する犯罪者であるドミトロ・ドンツォフ (メリトポリ 1883 年生, モントリオール 1973 年没)

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    Vladimir Jabotinsky, born in Odessa, thinker of "revisionist Zionism". For him Israel was "a land without a people, for a People without a land".
    ウラディーミル・ジャボチンスキーはオデッサに生まれ、「修正主義的シオニズム」 の思想家である。彼にとってイスラエルは「土地なき民のための、民なき土地」 であった

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    Simon Petliura took over northern Ukraine. Protector of the "integral nationalists", he sacrificed Galicia and Volhynia to fight the Russians.
    シモン・ペトリューラはウクライナ北部を占領した。「インテグラル・ナショナリスト」の庇護者であった彼はロシアと戦うためにガリツィアとヴォルィーニを犠牲にした

    ヴォルィーニ
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    野村 真理  ガリツィアのユダヤ人(新装版): ポーランド人とウクライナ人のはざまで

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    The Nazis announced that many bodies had been discovered in the prisons, victims of "Bolshevik Jews. So the "integral nationalists" celebrated their "independence" by murdering more than 30,000 Jews and actively participating in the roundup of Jews from Kiev to Babi Yar, where 33,771 of them were shot in two days, on September 29 and 30, 1941, by the Einsatzgruppen of SS Reinhard Heydrich.
    ナチスは刑務所から多くの遺体が発見され「ボルシェビキ・ユダヤ人」 の犠牲者であると発表した。つまり、「インテグラル・ナショナリスト」 は自分たちの 「独立」 を祝うべくキエフからバビ・ヤールまでのユダヤ人一斉検挙に積極的に参加し3 万人以上のユダヤ人を殺害したのだ1941 年 9 月 29 日と 30 日の 2 日間でラインハルト・ハイドリヒ親衛隊のアインザッツグルッペンが 3 万 3,771 人を撃ち殺した

    ラインハルト・ハイドリヒ
    ラインハルト・ハイドリヒ

    In this tumult, Dmytro Dontsov disappeared. In reality, he had gone to Prague and placed himself at the service of the architect of the Final Solution, Reinhard Heydrich, who had just been appointed vice-governor of Bohemia-Moravia. Heydrich organized the Wannsee Conference, which planned the "Final Solution of the Jewish and Gypsy Questions". He then created the Reinard Heydrich Institute in Prague to coordinate the systematic extermination of all these populations in Europe. The Ukrainian Dontsov, who now lived in Prague in great luxury, immediately became its administrator. He was one of the main architects of the largest massacre in history. Heydrich was assassinated in June 1942, but Dontsov retained his functions and privileges.
    この騒ぎの中で、ドミトロ・ドンツォフは姿を消した。実際には、彼はプラハに行き、ボヘミア・モラヴィア保護領副総督に任命されたばかりだった最終的解決策の立案者ラインハルト・ハイドリヒに仕えることになったハイドリヒは「ユダヤ人とジプシー問題の最終的解決」 を計画する 「ヴァンゼー会議」 を開催した。そして、プラハにラインハルト・ハイドリヒ研究所を設立しヨーロッパにおけるこれらすべての集団の組織的な絶滅作戦を統括したプラハで豪華に暮らしていたウクライナ人のドンツォフはすぐにその責任者になった。彼は、歴史上最大の虐殺の主要な計画者の一人であった。ハイドリヒは 1942 年 6 月に暗殺されたが、ドンツォフはその職務と特権を保持した。

    ドミトロ・ドンツォフ
    ドミトロ・ドンツォフ

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    Reinhard Heydrich speaking at Prague Castle. He was in charge of managing Bohemia-Moravia. However, his real function was to coordinate the "final solution" of Jewish and Gypsy questions. Dmytro Dontsov joined his team in 1942 and oversaw massacres across Europe until the fall of the Reich. Prague Castle was the scene of the meeting of the European Political Community against Russia last October.
    プラハ城で演説するラインハルト・ハイドリヒ。彼はボヘミア・モラヴィア保護領を管理する責任者であった。しかし、彼の本当の役割は、ユダヤ人とジプシーの問題の 「最終的解決」 をコーディネートすることだった。1942 年、ドミトロ・ドンツォフが彼のチームに加わり、帝国の崩壊までヨーロッパ中の虐殺を統括した。プラハ城は昨年 10 月に行われたロシアに対抗する欧州政治共同体 (European Political Community (EPC) ) の会議の舞台となった

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    Who are the Ukrainian integral nationalists ?



    本日の書物 : 『謀略と捏造の二〇〇年戦争 釈明史観からは見えないウクライナ戦争と米国衰退の根源』 馬渕睦夫、渡辺惣樹 徳間書店



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 渡辺 : けれどもロシア南下の防波堤としては清が頼りないということで、日本に肩代わりさせるため日清戦争によりまず清を潰したそして日英同盟により日露戦争に向かわせた一切自分たちの手は汚さずに日本にロシアを追い払わせた

     加えて日本にはファイナンスで恩を売った日本の歴史教科書は絶対に書かれない視点ですが、日英同盟は日露戦争をさせるための予備工作と解釈することもできるはずです。

    馬渕 : そうすると話は飛ぶんですけど、ワシントン会議でアメリカの圧力により日英同盟を破棄させられたという歴史記述も再考が必要になってきますね。

    渡辺 : なぜそれが言えるかというと、第一次世界大戦にしても日英同盟があって都合がよかったのはイギリスのほうだからです。地中海の掃海艇やインドの兵隊を運んだ輸送船の派遣などイギリスが日本に頼み倒して来てもらったわけでしょう。 

    馬渕 : それなのに歴史教科書は逆に評価して日本が領土を拡張しようとして第一次世界大戦に参戦したと書いています外交文書を読めばすぐわかることなのですが、日本はイギリスの要請を断りつづけていました日本の防衛とは関係がない日英同盟の対象外ですから。 

    渡辺 : ところが歴史を知らない一部の保守層の中には、地中海の連合国海軍の基地だったマルタにある日本海軍艦隊の戦没者への慰霊碑をチャーチルが訪れ称賛したというような話に感激したりする日本人のロシアに対する悪感情とイギリスへの好感情には無意識的な歴史解釈の掛け違いがあることは日本人が自覚していいことです。』

    日の丸

    レオ・シュトラウスと 「アメリカの道徳的体質」

    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、何事も自分自身の頭で考えることができない “無自覚なイワシ” に分類される方々にお薦めの良書で、必ずしも意見が一致しているわけではない二人の著者による分かり易い対談を通じて、世間一般に流布されている “無自覚なイワシ” 向けの 「潮流 (プロパガンダ) 」 とは全く異なる世界観のその一部を垣間見ることができ、自分自身の頭で考えることの大切さがご理解頂けるようになると思われます。

    読書 10-167





    さて、これまでの流れを、簡単に確認しておきますと、まず、出発点として、カール・マルクス (1818 - 1883) が生まれる約 200 年ほど前の時代 (日本で言えば、戦国時代から江戸時代初期にかけての時代) に、ドイツの神秘主義者であるヤーコプ・ベーメ (ヤコブ・ベーメ、1575 - 1624) という名の人物がいて、その後の 「ドイツ思想」 に決定的な影響を与えた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 なるものが世に生まれることになります。(詳しくはこちらから💓

    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)

    そのベーメの言っていたことというのは、次のようなものでした。

    世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである詳しくはこちらから💓

    そして、その影響を受けたのがプロイセン (ドイツ) の哲学者イマヌエル・カント (1724 - 1804) で、彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    イマヌエル・カント
    イマヌエル・カント

    たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない詳しくはこちらから💓

    また、ドイツ観念論を代表する思想家ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル (1770 - 1831) も影響を受けていて、そんな彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル

    世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる詳しくはこちらから💓

    で、この流れを受け継いでいるのがカール・マルクスであり、ウラジミール・レーニン (1870 - 1924) で、彼らが言っているのは次のようなことです。

    カール・マルクス
    カール・マルクス

    私たちには、世界を壊したいという衝動はない。もし私たちが世界を壊すとすれば、それは私たちが社会とその主人たちからそうすることを学んだからである

    ウラジーミル・イリイチ・レーニン 1
    ウラジーミル・イリイチ・レーニン

    われわれは、世界を固定するために、意識の統一を強行しよう詳しくはこちらから💓

    このように、ドイツで生まれた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想が生み出されることとなります。ここで重要な点は、そもそも全知全能なる神が創り賜うた世界にあって、なぜ悪が存在するのか、という疑問から生じた 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 が、ユダヤ・キリスト教的 “善悪二元論” をより一層強化し、世界を完全に良くするために 「悪なるもの」 を消し去らねばならない、といった浅はかな思考へと陥る人々を生じさせたことです。多くの一般的な人々も陥りやすい誤った思考ですが、特に 「極左おパヨク」 と呼ばれる連中はその影響をもろに受けてしまうほどの 「おバカ」 で、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することで、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の対象物として “罪” を創り出し、その罪に対する償 (つぐな) い・贖 (あがな) いを果たねばならない、と妄信させることによって、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 の下で人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し ( ← これが、ポリコレw)人々の “自由” を奪う極めて 「権威主義的な統制社会の再構築」 を目指す連中の思う壺となっていて、それはまさに現在私たちが普通に目にすることができる状況にあります。つまり、もはや隠そうともしていないという状況にあるということです。

    Hunter Biden Soros Linked to Biolabs in Ukraine





    その 「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 については、ドイツ出身の社会学者・歴史学者かつマルクス主義者であり、エリート理論の信奉者で、さらにはファシズム (全体主義者) でもあったロベルト・ミヒェルス (ロベルト・ミヘルス) が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy) を確認をしてきましたが、そこにもやはり 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 の影響を見ることができます。(詳しくはこちらから💓

    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)

    また、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー) 」 と同根の言葉である 「オリガルヒ (oligarch) 」 につきましても、ロシア詳しくはこちらから💓) やウクライナ詳しくはこちらから💓) の事例から、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 ( = ユダヤ教徒)」こちらもご参照💓) が存在していることも判明しました。

    A storm is coming 245





    さらには、ウクライナとユダヤ人 ( = ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認しました。 (詳しくはこちらから💓

    ウーマニ

    そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために様々な論文を見ているところとなります。

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    『現代アメリカ政治とレオ・シュトラウス政治哲学』石崎 嘉彦

    それでは早速、続きを見て参りましょう。

    『 8. アメリカに 「政治哲学」 を根付かせる ―― 「アメリカ = 善 (good) 」 であるために

     シュトラウスが過去の著作の読解をとおして掴み取ってきたそのロゴスとは、アカデミーの世界に進出した弟子たちにとっても、政治的世界に進出していった弟子たちにとっても、彼らの精神性のみならず、伝統的なアメリカ人の精神性に欠落していると考えられたものを補完するものであったシュトラウシアンたちのロゴスとそれによって新たな意味を獲得することになったそれら人間的生に関わる諸概念はベトナム反戦運動や公民権運動をとおしてアメリカ政治のなかに浸透していった道徳的体質ともいうべきものを改変する方向性を指し示すものとなった
     

    レオ・シュトラウス
    レオ・シュトラウス

     いうまでもなく、それは西欧近代という地域性を反映させた 「善き生」 に代わるより普遍的な、したがってこれからのアメリカ的な生の原理をもそのなかに包含するいっそう普遍的な人間の 「善き生」 の原理に関わるものであった。いうまでもなく、そのようにして提示される生の原理は、近代性がその支配から自由にはなりえなかったあらゆる僭主政治によってもたらされる生の様態を克服する原理でもあった。』

    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。







    続きは次回に♥




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