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     >  世界史 >  アメリカの広島・長崎への原爆投下を重ねて批判している国家元首は誰でしょう?

    アメリカの広島・長崎への原爆投下を重ねて批判している国家元首は誰でしょう?

    A storm is coming 601

    本日のキーワード : ウクライナ、ネオナチ、インテグラル・ナショナリスト、ドミトロ・ドンツォフ、ユダヤ人、レオ・シュトラウス、シュトラウス派、歴史修正主義、ロシア、中国



    Who are the Ukrainian integral nationalists ?
    ウクライナのインテグラル・ナショナリストとは誰か? ⑤

    Who knows the history of the Ukrainian "integral nationalists", "Nazis" according to the terminology of the Kremlin? It begins during the First World War, continues during the Second, the Cold War and continues today in modern Ukraine. Many documents have been destroyed and modern Ukraine forbids under penalty of imprisonment to mention their crimes. The fact remains that these people massacred at least four million of their compatriots and conceived the architecture of the Final Solution, that is, the murder of millions of people because of their real or supposed membership in the Jewish or Gypsy communities of Europe.
    クレムリンの用語によれば 「ナチス」 であるところのウクライナの 「インテグラル・ナショナリスト (integral nationalists / 統合主義者 / 統合民族主義者)」 の歴史を知っている人はいるだろうか? それは第一次世界大戦中に始まり第二次世界大戦中冷戦中そして現代のウクライナにおいても継続している多くの資料が破棄され現代のウクライナでは彼らの犯罪について言及することが禁じられしかも投獄の罰則付きであるしかしこれらの連中が少なくとも 400 万人の自国民を虐殺しヨーロッパのユダヤ人やジプシーのコミュニティーの一員であるという理由により何百万人もの人々を殺害するという究極的解決策の計画を立てたことは事実である

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    The German agent, thinker of Ukrainian “integral nationalism” and criminal against humanity, Dmytro Dontsov (Metipol 1883, Montreal 1973).
    ドイツの工作員であり、ウクライナの 「統合民族主義」 の思想家であり、人道に対する犯罪者であるドミトロ・ドンツォフ (メリトポリ 1883 年生, モントリオール 1973 年没)

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    Vladimir Jabotinsky, born in Odessa, thinker of "revisionist Zionism". For him Israel was "a land without a people, for a People without a land".
    ウラディーミル・ジャボチンスキーはオデッサに生まれ、「修正主義的シオニズム」 の思想家である。彼にとってイスラエルは「土地なき民のための、民なき土地」 であった

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    Simon Petliura took over northern Ukraine. Protector of the "integral nationalists", he sacrificed Galicia and Volhynia to fight the Russians.
    シモン・ペトリューラはウクライナ北部を占領した。「インテグラル・ナショナリスト」の庇護者であった彼はロシアと戦うためにガリツィアとヴォルィーニを犠牲にした

    ヴォルィーニ
    ヴォルィーニ

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    野村 真理  ガリツィアのユダヤ人(新装版): ポーランド人とウクライナ人のはざまで

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    Finally, turning his back on his past, Dontsov became an unconditional admirer of the Führer, Adolf Hitler. His followers had founded, in 1929, the Organization of Ukrainian Nationalists (OUN) around Colonel Yevhen Konovalets. Konovalets called Dontsov "the spiritual dictator of the youth of Galicia". However, a quarrel arose between Dontsov and another intellectual about his extremism that led to war against all, when Konovalets was suddenly murdered. The OUN (financed by the German secret service) then split in two. The "integral nationalists" reserved for themselves the OUN-B, named after Dontsov’s favorite disciple, Stepan Bandera.
    最終的に、ドンツォフはこれまでの自らの過去に背を向け、アドルフ・ヒトラー総統を無条件で敬愛するようになった彼の信奉者たちは、1929 年、イェヴヘーン・コノヴァーレツィ大佐を中心にウクライナ民族主義者組織 (OUN / Organization of Ukrainian Nationalists) を設立した。コノヴァーレツィはドンツォフを 「ガリツィアの若者のスピリチュアルな独裁者」 と称した。しかし、コノヴァーレツィが突如殺されてしまったことで、ドンツォフと他の知識人との間でその過激さについて口論が起こり、それが全面戦争に発展した。その後OUN (ドイツ秘密情報部からの資金提供を受けていた) は 2 つに分裂した。

    イェヴヘーン・コノヴァーレツィ
    イェヴヘーン・コノヴァーレツィ

    In 1932-33, the Bolshevik political commissars, who were mostly Jewish, levied a tax on crops, as in other regions of the Soviet Union. Combined with significant and unpredictable climatic hazards, this policy caused a huge famine in several regions of the USSR, including the Ukraine. It is known as "Holodomor". Contrary to what the nationalist historian Lev Dobrianski says, it was not a plan for the extermination of Ukrainians by the Russians, since other Soviet regions suffered, but an inadequate management of public resources in times of climate change. Lev Dobrianski’s daughter, Paula Dobrianski, became one of President George W. Bush’s aides. She led a merciless struggle to have historians who did not adhere to her father’s propaganda excluded from Western universities.
    1932 年から 33 年にかけてユダヤ人を中心とするボリシェヴィキの政治委員はソ連の他の地域と同様農作物に税を課したこの政策と予測不可能な著しい天候災害が相まってウクライナを含むソ連のいくつかの地域で大飢饉が発生したこれは 「ホロドモール (飢餓殺人) 」 として知られているナショナリストの歴史家レフ・ドブリアンスキーが言うのとは逆に、それはロシア人によるウクライナ人の絶滅計画ではなくソ連の他の地域も苦しんでおりむしろ天候災害時における公的資源の不適切なマネジメントによるものであったレフ・ドブリアンスキーの娘ポーラ・ドブリアンスキーはジョージ・W・ブッシュ大統領の側近の一人になった彼女は父のプロパガンダに従わない歴史学者を欧米の大学から排除するために、容赦ない闘争を繰り広げた人物である

    レフ・ドブリアンスキー
    レフ・ドブリアンスキー

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    ポーラ・ジョン・ドブリアンスキー

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    Hitler.jpg 習近平思想の着想者であり、中国的特徴を持つ社会主義の提唱者である習近平総書記

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    Who are the Ukrainian integral nationalists ?



    本日の書物 : 『謀略と捏造の二〇〇年戦争 釈明史観からは見えないウクライナ戦争と米国衰退の根源』 馬渕睦夫、渡辺惣樹 徳間書店



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 馬渕 : それにしても私の外交官としての実務経験から解せないのは、なぜ首相であるトラスが格下であるブリンケンにノルドストリーム爆破の成功を通報したかです。バイデンがボケているからといえばそれまでですが、外交儀礼上通常はありえない

    Liz Truss message to Blinken over Nord Stream attack





     私はトラスの辞任劇首相就任からたった四四日で辞任を表明したことに関して、ノルドストリームの爆破以上に深い闇があるのではないかと推測しています。…

     ここで、大胆な仮説を述べると、トラスはロシアの核攻撃という偽旗作戦に関わっていたのではないか ――― と。

     つまり、こういうことです。実際にイギリスが使用した核をロシアの仕業に仕立て上げる偽旗作戦トラスに実行せよとネオコンが迫りそれを断ったトラスは首相の座から引きずり降ろされたのではないか。

     実際、トラスが辞任を表明したのが一〇月二〇日ですが、そのあとですぐにプーチンは英米仏に対して 「ウクライナでの核使用が準備されている」 という警告を発しているからです。ネオコンは中間選挙の前に本当は実行したかったが、トラスに断られ、米政権内でも反対意見があったためそれができなかった、と考えられます。…

     もちろん証拠はありませんが、ともかく私が心配しているのはいずれロシアが核攻撃をしたという偽旗作戦が実行されるのではないか、ということです。むしろ、英米はプーチンに核を使うよう挑発しているように見えます。

     メディアはしきりにプーチンの核使用を警告しますがアメリカの広島・長崎への原爆投下を重ねて批判しているのはプーチンです

    渡辺 : 一〇月二七日にモスクワで開かれた国際討論フォーラム 「バルダイ会議」 でもプーチンは広島・長崎への原爆投下について 「軍事的にはまったく必要なかった」 と述べ「アメリカは非核保有国に核兵器を使った唯一の国だ」 と批判しています。

     また、当時の日本にはすでに反撃する能力もなかったのに 「事実上、一般市民を核攻撃した」 と指摘、その上で、日本の教科書には 「連合国側が原爆を投下したと書いてある」「学校の教科書にさえ (投下したのはアメリカだという) 真実が書けない」 と主張しています (共同通信)。

     まさに正論で、本来日本が主張しなければならないことです。』

    日の丸

    レオ・シュトラウスと 「秘教的 (esoteric) 」 言論

    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、何事も自分自身の頭で考えることができない “無自覚なイワシ” に分類される方々にお薦めの良書で、必ずしも意見が一致しているわけではない二人の著者による分かり易い対談を通じて、世間一般に流布されている “無自覚なイワシ” 向けの 「潮流 (プロパガンダ) 」 とは全く異なる世界観のその一部を垣間見ることができ、自分自身の頭で考えることの大切さがご理解頂けるようになると思われます。

    読書 10-170





    さて、これまでの流れを、簡単に確認しておきますと、まず、出発点として、カール・マルクス (1818 - 1883) が生まれる約 200 年ほど前の時代 (日本で言えば、戦国時代から江戸時代初期にかけての時代) に、ドイツの神秘主義者であるヤーコプ・ベーメ (ヤコブ・ベーメ、1575 - 1624) という名の人物がいて、その後の 「ドイツ思想」 に決定的な影響を与えた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 なるものが世に生まれることになります。(詳しくはこちらから💓

    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)

    そのベーメの言っていたことというのは、次のようなものでした。

    世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである詳しくはこちらから💓

    そして、その影響を受けたのがプロイセン (ドイツ) の哲学者イマヌエル・カント (1724 - 1804) で、彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    イマヌエル・カント
    イマヌエル・カント

    たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない詳しくはこちらから💓

    また、ドイツ観念論を代表する思想家ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル (1770 - 1831) も影響を受けていて、そんな彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル

    世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる詳しくはこちらから💓

    で、この流れを受け継いでいるのがカール・マルクスであり、ウラジミール・レーニン (1870 - 1924) で、彼らが言っているのは次のようなことです。

    カール・マルクス
    カール・マルクス

    私たちには、世界を壊したいという衝動はない。もし私たちが世界を壊すとすれば、それは私たちが社会とその主人たちからそうすることを学んだからである

    ウラジーミル・イリイチ・レーニン 1
    ウラジーミル・イリイチ・レーニン

    われわれは、世界を固定するために、意識の統一を強行しよう詳しくはこちらから💓

    このように、ドイツで生まれた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想が生み出されることとなります。ここで重要な点は、そもそも全知全能なる神が創り賜うた世界にあって、なぜ悪が存在するのか、という疑問から生じた 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 が、ユダヤ・キリスト教的 “善悪二元論” をより一層強化し、世界を完全に良くするために 「悪なるもの」 を消し去らねばならない、といった浅はかな思考へと陥る人々を生じさせたことです。多くの一般的な人々も陥りやすい誤った思考ですが、特に 「極左おパヨク」 と呼ばれる連中はその影響をもろに受けてしまうほどの 「おバカ」 で、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することで、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の対象物として “罪” を創り出し、その罪に対する償 (つぐな) い・贖 (あがな) いを果たねばならない、と妄信させることによって、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 の下で人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し ( ← これが、ポリコレw)人々の “自由” を奪う極めて 「権威主義的な統制社会の再構築」 を目指す連中の思う壺となっていて、それはまさに現在私たちが普通に目にすることができる状況にあります。つまり、もはや隠そうともしていないという状況にあるということです。

    Hunter Biden Soros Linked to Biolabs in Ukraine





    その 「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 については、ドイツ出身の社会学者・歴史学者かつマルクス主義者であり、エリート理論の信奉者で、さらにはファシズム (全体主義者) でもあったロベルト・ミヒェルス (ロベルト・ミヘルス) が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy) を確認をしてきましたが、そこにもやはり 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 の影響を見ることができます。(詳しくはこちらから💓

    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)

    また、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー) 」 と同根の言葉である 「オリガルヒ (oligarch) 」 につきましても、ロシア詳しくはこちらから💓) やウクライナ詳しくはこちらから💓) の事例から、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 ( = ユダヤ教徒)」こちらもご参照💓) が存在していることも判明しました。

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    さらには、ウクライナとユダヤ人 ( = ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認しました。 (詳しくはこちらから💓

    ウーマニ

    そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために様々な論文を見ているところとなります。

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    『現代アメリカ政治とレオ・シュトラウス政治哲学』石崎 嘉彦

    それでは早速、続きを見て参りましょう。

    『 7. 「注意深い読解」 による思想史研究と新たなロゴスの可能性

     そこでわれわれは、シュトラウスの政治哲学的実践について考えてみなければならなくなるが、その際、ハインリッヒ・マイアーによるシュトラウス唯一の政治的実践は彼が学派を形成したことにあるという指摘は、重要な意味を持っているように思われる。
     

    レオ・シュトラウス
    レオ・シュトラウス

     シュトラウスの学派は思想の歴史の研究と密接に関わりその研究を通して形成されたその思想の歴史の研究は、迫害と著述の技法』 の記述によってその方法とその研究モデルが与えられているシュトラウスの政治学は、そこで明らかにされる 「公教的 (exoteric) 」 と 「秘教的 (esoteric) 」 という二つの 「言論 (speech, logos) 」 とその言論を使い分けることによる 「著述の技法」 の存在を明らかにしそういった表記法に基づいて述べられた言説の解釈あるいはそういった言説との間で交わされる対話によって開示される知が存することを明らかにしたそこには近代科学の数学的・幾何学的モデルに従った思考とは異なる広範な思考の領域が存在しその領域に支配的であるようなロゴスが存在することが明らかになってくる。それはデカルト的合理論的モデル経験的・実証的モデル歴史主義的モデルによる 「学知」 とは質を異にする弁証法的・解釈学的 「学知」 としての 「政治哲学」 的 「ロゴス」 であるシュトラウスはそのようなロゴスの存在そのようなロゴスの形態およびそのようなロゴスが作り出すコミュニケーションの何であるのかを明らかにしている。』

    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。









    続きは次回に♥




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