ブリンケン、「スパイバルーン」問題でキャンセルした中国訪問のスケジュールを再調整できず

2023-04-17 (Mon)

こちらは、以下の『ZeroHedge』さん記事の翻訳となります。
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☆Blinken Can't Reschedule Trip To China After Canceling Over 'Spy Balloon'

執筆者：デイブ・デキャンプ氏、AntiWar.com より

アントニー・ブリンケン国務長官は、米国上空を飛行した中国の気球の件でキャンセルした中国への外遊の日程を再調整しようとしているが、北京はこの試みを拒絶していると、ポリティコは水曜日に報じた。

ポリティコの報道によると、中国は米国政府高官とのハイレベルな接触を事実上凍結しているという。ある匿名の米国政府関係者は、バイデン政権はバイデン大統領と習近平国家主席の電話会談を予定し、他の高官を中国に派遣しようとしているが、どうも上手くいっていない、と語った。

バルーン事件以前は、緊張が高まっているにもかかわらず、米中両国はハイレベルで交流することを心がけていた。しかし、ブリンケンが外遊をキャンセルして以来、また、予期せぬ気象状況により米国領内に入り込んだ気球を米国が撃墜して以来、北京との交流の歩みは一気に後退している。

2 月に米国が気球を撃墜した後、ロイド・オースティン国防長官は中国のカウンターパートである魏鳳和（ぎほうか）に連絡を取ろうと試みた。しかし、中国はオースティンの電話に応じず、それ以来、オースティンには運がなかった。

魏の後任は、中国のロシア製兵器の購入に関与したとして米国から制裁を受けている李尚福（りしょうふく）上将である。

この制裁により、米中間の軍事的コミュニケーションはさらに難しくなっており、バイデン政権は制裁解除の意思を表明していない。

水曜には、ケビン・マッカーシー下院議長（共和党・カリフォルニア州選出）がカリフォルニアで台湾の蔡英文総統を迎え、米中間の緊張はさらに高まった。

Speaker McCarthy on meeting Taiwan President Tsai Ing-wen:

"There is no place where China is going to tell me where I can go or who I can speak to.”
pic.twitter.com/SQC6vhn1qi
— Citizen Free Press (@CitizenFreePres) April 6, 2023

台湾の蔡英文総統との面会について語るマッカーシー下院議長：

「私がどこに行っていいのか、誰と話していいのか、中国が口を出すような場所はない。」

中国はマッカーシー氏と蔡氏に会談を行わないよう繰り返し警告し、台湾周辺の軍事演習を増やして対応すると見られている。

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