2023-03-27 (Mon)

こちらは、以下の 『ZeroHedge』 さん記事の翻訳となります。
↓
☆EU Already Caving On Their 2035 Combustion Engine Ban, Considering Allowing E-Fuel Vehicles
欧州連合 (EU) は、2035 年に実施予定の内燃機関禁止令をすでに断念しているようだ。
火曜日の朝、ロイター通信によると、欧州連合 (EU) は 「気候変動に影響されない E - Fuel (合成燃料) のみで走行する内燃機関を搭載した新車の販売を認める計画を起草した。」 と報じられた。この計画は、既存の 2035 年禁止計画をめぐるドイツとの妥協案の一環として出されたものである。
この計画では、カーボンニュートラルな燃料で走る自動車は、新しいタイプの自動車カテゴリーに分類されることになる。
E - Fuels (合成燃料) は、水素と回収した二酸化炭素または一酸化炭素を併用して合成的に作られる燃料だ。燃料の成分源は、一般に風力や太陽光発電など、自然界で持続可能なものでなければならないことになっている。
この計画では、カーボンニュートラルな 燃料で走っていない車両は始動できないようにする 「燃料供給誘導システム」 の導入が提案されている。これなら、コスト面でも負担が少ないと思われるのだが…

しかし、最も重要なのは、この法案によって、レガシーな自動車メーカーが 2035 年の禁止時期以降も内燃機関を販売し続けることができるようになることで、おそらくビジネスモデルの転換期にある企業にとっては、多少の安心材料となるだろう。
ロイター通信はこう書いている :
数ヶ月に及ぶ交渉の末、EU 諸国と欧州議会は昨年、この法律に合意した。しかし、ドイツの運輸省は今月、この法律が発効する最終投票の数日前に、土壇場で反対意見を提出し、他の国々を驚かせた。
同省の主な要求は、EU が 2035 年以降に E - Fuels (合成燃料) で走る新車の販売を認めることである。同省からのコメントは得られていない。
欧州委員会の広報担当者は、この草案に関するコメントを避けたが、EUの気候政策責任者であるフランズ・ティメルマンス氏のコメントに言及し、先週、いかなる解決策も昨年合意した 2035 年の段階的廃止法に準拠しなければならないと述べた。
同省の主な要求は、EU が 2035 年以降に E - Fuels (合成燃料) で走る新車の販売を認めることである。同省からのコメントは得られていない。
欧州委員会の広報担当者は、この草案に関するコメントを避けたが、EUの気候政策責任者であるフランズ・ティメルマンス氏のコメントに言及し、先週、いかなる解決策も昨年合意した 2035 年の段階的廃止法に準拠しなければならないと述べた。
そういえば、昨日、大手メーカーの EV 化が、中国の一部メーカーの需要に水を差すことになったという記事を書いたばかりだった。
ポルシェやホンダのような企業は、すでに合成燃料を使用する自動車の開発に取り組んでいる。
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