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     >  ZeroHedge >  NATO はハンガリーとトルコを信頼すべきではない、とドイツ紙ディ・ヴェルトが主張

    NATO はハンガリーとトルコを信頼すべきではない、とドイツ紙ディ・ヴェルトが主張

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    こちらは、以下の 『ZeroHedge』 さん記事の翻訳となります。

    NATO Shouldn't Trust Hungary And Turkey, Claims German Newspaper Die Welt


    著者 : デネス・アルバート、ジョン・コーディ、Remix News より

    ハンガリーは 「権威主義」 であり、NATO はトルコとハンガリーからの機密情報の提供を見合わせることを検討すべきだと、ディ・ヴェルトの外交政策評論家クレメンス・ヴァーギンが書いている。

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    ドイツの新聞ディ・ヴェルトは、オピニオン記事の中で、トルコとハンガリーは NATO 同盟の中で信頼できる存在ではない、と主張している。同紙は、トルコのエルドアン大統領はスウェーデンの NATO 加盟を阻止し続けており、ハンガリーは両国の加盟を承認する代わりに EU の資金援助を求めていると書いている。

    また、この記事の著者であるクレメンス・ヴァーギンは、両国がロシアと 「目に余る」 関係を築いていると主張した上で、NATO は両国と機密データを共有するべきかどうかさえ問いかけている。

    「アンカラとブダペストは、権威主義に傾倒する中で、NATO が掲げる価値観の共同体からも大きく距離を置くようになった。したがって、同盟は両者をパートナーとして慎重に扱うことが賢明である。これには、例えば、トルコやハンガリーと NATO 内で特定の機密データを必ずしも共有しなくなることも含まれるはずである。」 とヴァーギンは書いている。

    ディ・ヴェルトの外交担当記者であるヴァーギンは、「権威主義」 に言及する際、フランスのエマニュエル・マクロン大統領が、議会での採決もなしに年金改革を強行し、国内で大規模な抗議行動に直面している事実や、法令を受けてパリの一部地域で抗議行動を禁止したことには一切触れようとしなかった。ドイツでも、現政権は国内有数の野党である 「ドイツのための選択肢 (AfD) 」 の人気急上昇に伴い、同党を禁止しようとしているところである。もしオルバーン首相がハンガリーで野党の禁止を検討するならば、このような権威主義的な動きはブリュッセルやベルリンから反発を受けることになるだろう。

    ハンガリーが NATO を脅しているという 「脅迫」 については、EU が最初にハンガリーを 「脅迫」 し、数十億ドルの EU 資金を獲得するためには法の改正が必要だとハンガリーに要求したことに留意する必要がある。ハンガリー政府は、ドイツ政府よりも民主的な委任を受けている。オルバーン首相のフィデス党は、昨年も地滑り的な勝利を収め、議会で 3 分の 2 の多数を占めるほど高いレベルの支持を得ている。



    ヴァーギンは、フィンランドが近々NATOに加盟する可能性が高いと主張し、エルドアン大統領が同国のNATO加盟への反対をあきらめたからであるとしている。つまり、フィンランドはスウェーデン抜きでNATOに加盟する可能性が高いということだ。これは、トルコの決定が、同じく加盟を阻止しているハンガリー政府に対して、少なくともフィンランドの加盟に同意するようかなりの圧力をかけているからだと、彼は推測している。

    「その結果、ロシアとの陸上国境が長く、特に脆弱なフィンランドが、近い将来、少なくとも NATO に加盟できる可能性が高くなったのです。一方、スウェーデンは、少なくともトルコの選挙が終わるまで待たねばならないだろう。北東ヨーロッパは当面、フィンランドが NATO の傘の中に、スウェーデンが傘の外にある、安全保障が分断された地域となる。」 と主張する。

    さらに彼は、ロシアとの戦争に端を発した北欧諸国の緊急加盟申請を、両国が 「茶番劇」 に仕立て上げ、よこしまな理由で加盟を阻んできたと書いている。エルドアン大統領は、スウェーデンがトルコの野党団体に厳しい政策を課すことを望んでいたし、ストックホルムでコーランを燃やした右翼の挑発者ラスムス・ポールソンによる反イスラム行動に憤慨していた。彼はポールソンがロシアから資金提供を受けていると主張しているが、その裏付けとなる証拠は何も示していない。

    ハンガリーのオルバーン首相はトルコを訪問した際、ウクライナ戦争終結のための和平交渉の即時実施を求める自国の姿勢を繰り返し、欧州は 「戦争精神病」 に陥っており、大陸は日に日に戦争へと向かっていると述べた。


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