2023-03-20 (Mon)

こちらは、以下の 『ZeroHedge』 さん記事の翻訳となります。
↓
☆Biden In Touch With Buffett On Bank Crisis
80 歳の老人が 92 歳の人間に助言を求めることを何と呼ぶか?
答え : リーマン以来最悪の金融危機
年初にバークシャー・ハサウェイが史上最高に近い 1,280 億ドルに迫る現金を持っていて、それはほとんどの国よりも多いことを実感した…

…ジョー・バイデンは、月曜日にアメリカ国民に向かって 「我が国の銀行システムは安全です」 と嘘をついた…
The bottom line is this: Americans can rest assured that our banking system is safe, and your deposits are safe. pic.twitter.com/hM36ZmZ22x
— Joe Biden (@JoeBiden) March 13, 2023
結論はこうです : アメリカ人は、我が国の銀行システムは安全であり、皆さんの預金も安全であることに確信を持つことができます。
どうやらバイデンは心変わりしたようで、( 2008 年) 10 月 16 日にニューヨークタイムズ紙で発表されたウォーレン・バフェット氏による有名な論説 「Buy American」 のような時代精神をもう一度呼び起こそうと躍起になっているようだ。

…それは、アメリカの銀行と資本市場を史上最大規模で救済し、QE/ZIRP (量的緩和/ゼロ金利政策) → バブル崩壊 → QE/ZIRP (量的緩和/ゼロ金利政策) という終わりのないサイクルを開始した後に、記憶に残るものとなった…
ブルームバーグによると、バークシャーのウォーレン・バフェット氏はここ数日、ジョー・バイデン大統領の政権幹部と接触しているそうで、地方銀行危機が悪化の一途をたどり、Savings And Loan [貯蓄貸付組合] 2.0 (アメリカに貯金が残ってさえいれば) にまで発展している状況だ。
オマハを中心としたプライベートジェットの動向は、Fuzzy Panda が最初に報じたもので、「昨日の午後、多数の ( 20 機以上の) プライベートジェットがオマハに着陸した」 と指摘し、地方銀行の本部、スキーリゾート、ワシントン DC からジェット機が飛来し、「バフェット氏は、すべての地方銀行 CEO がオバマに集結して銀行救済の取引を持ちかけたのか」 という質問を投げかけた。
The Private Jets arrived in Omaha in multiple groups. Sometimes landing at almost the same exact time.
— FuzzyPanda 🇺🇦 (@FuzzyPandaShort) March 17, 2023
Did Buffett schedule some meetings with different groups of CEOs every hour?
Number of Jets arriving:
5 ~10am (est)
3 ~2pm
5 ~3:30pm
5 ~5pm
6 ~6:15pm
3 ~7:30pm pic.twitter.com/68Ok6zl8cA
現時点では、その答えは不明であり、シリコンバレー銀行、シグネチャー銀行、シルバーゲートの連鎖的な破綻の後、億万長者の投資家が危機を抑えるために果たす役割があるとすれば、それが何であるかも明らかではない。
2031 年に 100 歳になるバフェット氏は、危機に瀕した銀行を助けるために立ち上がり、白昼強盗のような条件 ( 10 %の優先株 + ワラント) で資金を提供し、カルト投資家のような立場を活かして不振企業の信用を回復させた長年の実績がある。バンク・オブ・アメリカは、サブプライムローンに絡む損失で株価が急落した後、2011 年にバフェット氏からの資本注入を受けた。また、バフェット氏は 2008 年、リーマンショック後のゴールドマンに 50 億ドルの資金を提供し、ゴールドマンを立て直した。
一方、バイデンのチームは、進歩的な人々の政治的反発を警戒し、あたかも救済ではないかのように見せかけ、連邦準備制度理事会の措置も含め、納税者から直接支出する必要のない救済措置を実施しようとしている (解説 : もちろん、納税者の支援が必要だが)。残念ながら、今のところバイデンの計画は大失敗だ。木曜日、米国の大手銀行は、今週ファースト・リパブリック・バンクを安定させるために 300 億ドルを自主的に預託し、規制当局はこの動きを 「大変喜ばしい」 と評している。そして金曜日、株価はさらに 50 %暴落したのである。
バフェットやその他の人物による投資や介入は、このようなやり方を踏襲し、直接的な救済を行わずに危機を食い止めることを目指すだろう…もちろん、直接的な救済、金利引き下げ、QE が避けられくなるまでは。というのも、中小銀行は米国の商業・工業用融資の 50 %、住宅用不動産融資の 60 %、商業用不動産融資の 80 %、消費者向け融資の 45 %を占めているため、地方銀行のデフォルトが連鎖すれば、再び大恐慌に見舞われることになるからだ。
This is a serious risk
— Elon Musk (@elonmusk) March 18, 2023
zerohedge : FRBが地方銀行の破綻を食い止めなければ、再び大恐慌が起こるだろう。
中小銀行は、米国の商業・工業用融資の50%、住宅用不動産融資の60%、商業用不動産融資の80%、消費者向け融資の45%を占めている。
Elon Musk : これは深刻なリスクである。
しかし、そうなる前に、また、2008 年危機の手引書に従って、米国証券取引委員会 (SEC) が 「投資家と市場を保護するために金融株の空売りを停止する」 ことを期待することにしよう。リーマンショックが最悪の銀行危機を引き起こした 3 日後にそうしたように…今のところはだが。
ランキング参加中で~す^^ ポチっとお願いします♥
↓↓↓↓↓↓↓

にほんブログ村

人気ブログランキング


- 関連記事
-
- 欧州連合 (EU) はすでに 2035 年の内燃機関禁止を断念し、E - Fuel (合成燃料) 車の認可を検討中 (2023/03/27)
- NATO はハンガリーとトルコを信頼すべきではない、とドイツ紙ディ・ヴェルトが主張 (2023/03/26)
- 戦争とは何か? ポーランドはロシアと 47 億ユーロの取引をしており、ヨーロッパで 3 番目に大きな対ロシア輸出国である (2023/03/25)
- ウォッチ : 連銀が営業停止処分を下した後、シグネチャー・バンク (Signature Bank) のウォークな動画が一気に拡散 (2023/03/24)
- 「ウォークな」 アセットマネージャーがシリコンバレーバンクの ESG アピールに苦言 (2023/03/23)
- シリコンバレーバンク (SVB)、ブラック・ライブズ・マター (BLM) とその関連団体に 7,340 万ドル寄贈 (2023/03/22)
- 「断言する、彼がやったのだ」 : シーモア・ハーシュ氏、ノルドストリーム攻撃でバイデンを責め立てる (2023/03/21)
- バイデン、銀行危機についてバフェットと接触中 (2023/03/20)
- ウォッチ : ポーランドの港に置かれた膨大な数の米軍用装備品 (2023/03/19)
- 共和党グリーン議員からゼレンスキーへ : 「私たちの息子や娘に手を出すな」 (2023/03/18)
- マッカーシー下院議長、ウクライナ訪問の招待を受けた後、ゼレンスキーを鼻であしらう (2023/03/17)
- 「戦時シナリオ」 が展開、台湾が中国船による海底インターネットケーブルの切断を疑う (2023/03/16)
- イーロン・マスク氏、CNN のツイートにプロパガンダの警告ラベルを貼るかもしれないと発言 (2023/03/15)
- ハンター・バイデン、ロシアのウクライナ紛争を支援する中国軍事会社と関係がある (2023/03/14)
- ウォッチ:サマンサ・パワー、米国はロシアと戦争状態にあるが、「戦闘しているのはウクライナ人である」と口を滑らせる (2023/03/13)