2023-03-13 (Mon)

本日のキーワード : ウクライナ、ステパーン・バンデーラ、バンデリスト、ネオナチ、ユダヤ人、レオ・シュトラウス、シュトラウス派、歴史修正主義、ロシア、中国
The United States declares war on Russia, Germany, the Netherlands and France
米国がロシア、ドイツ、オランダ、フランスに宣戦布告 ①
While the international press treats the sabotage of the Nord Stream gas pipelines as a news item, we analyze it as an act of war against Germany and the European Union. Indeed, the three gas supply routes to Western Europe have been cut off simultaneously, while at the same time a new gas pipeline has been opened to Poland.
Just as Mikhail Gorbachev saw in the Chernobyl disaster the inevitable break-up of the USSR, so we believe that the sabotage of the Nord Stream gas pipelines marks the beginning of the economic collapse of the Union.
国際的な報道機関がニュースとして取り扱うノルド・ストリーム・ガスパイプラインの破壊工作について、我々はドイツと欧州連合に対する宣戦布告として解析している。事実、西ヨーロッパへの 3 つのガス供給ルートが同時に遮断され、その一方で、ポーランドへの新しいガスパイプラインが開通した。
ゴルバチョフがチェルノブイリ原発事故にソ連の崩壊を見たように、今回のガスパイプライン 「ノルド・ストリーム」 の破壊工作は、EU の経済崩壊の始まりだと考えている。
こちらもご参照🌸
↓
☆ノルドストリーム破壊活動は CIA と米海軍の秘密工作だった : シーモア・ハーシュ氏の爆弾発言でホワイトハウスが反論

レオ・シュトラウス

ノルド・ストリーム破壊工作後の煮えたぎる海面を撮影したロシアの衛星写真
The United States’ fight to maintain its global hegemony has reached its third stage.
世界の覇権を維持するための米国の戦いは、第 3 段階に入った。
After the expansion of Nato to the East in violation of Western commitments not to station US weapons in Central Europe, Russia, which cannot defend its huge borders, is under direct threat.
中央ヨーロッパに米国の軍隊を駐留させないという欧米の公約に違反して NATO が東方へ拡大した後、その広大な国境を防衛できないロシアは、真の脅威に直面している。
In violation of its World War II commitments, Washington has put "hardcore nationalists" ("Nazis" in Kremlin terminology) in power in Kiev. They banned their Russian-speaking compatriots from speaking their native language, deprived them of public services, and ultimately bombed those in the Donbass. Russia had no choice but to intervene militarily to put an end to their ordeal.
第二次世界大戦中の公約に違反して、ワシントンはキエフに 「筋金入りの民族主義者」 (クレムリン用語では 「ナチス」 ) を政権に就かせた。彼らはロシア語を話すウクライナ市民の母国語を話すことを禁じ、公共サービスを剥奪し、最終的にはドンバスの住民に対して空爆してみせた。
The third round is the authoritarian change of energy supply to Western and Central Europe. On the same day, the Baltic Pipeline came into operation, the two Nord Stream pipelines were shut down, while the maintenance of Turkish Stream was interrupted.
第 3 ラウンドは、西欧・中欧へのエネルギー供給の強権的変更である。バルティック・パイプラインが稼働したその日に、2 本のノルド・ストリーム・パイプラインが遮断され、トルコ・ストリームのメンテナンスが中断されたのである。
This is the most destructive sabotage in history. An act of war against both Russia (51%) and Germany (30%), co-owners of these huge investments, but also against their partners, the Netherlands (9%) and France (9%). For the moment, none of the victims has reacted puclicly.
これは史上最も壊滅的な破壊工作である。これらの巨大な投資の共同所有者であるロシア ( 51 %) とドイツ ( 30 %) の両方に対する戦争行為であり、パートナーであるオランダ ( 9 %) とフランス ( 9 %) に対する戦争行為でもある。今のところ、被害者たちはいずれも目立った反応はしていない。
To carry out this considerable destruction, it was necessary to have submarines in the area, which the powers that be in the region have identified. If there are officially no clues, in the police sense of the term, the "surveillance cameras" (sonar) have already spoken. The states concerned know with certainty who the culprit is. Either they do not react, and they will be politically wiped out, or they prepare their reactions to this secret action in secret, and they will become real political actors when they do.
もし公式には手がかりがなくても、警察用語でいうところの 「監視カメラ」 (ソナー) がすでに物語っているのである。関係国は、犯人が誰であるかを確実に知っている。彼らは何も対処せず、政治的に抹殺されるか、あるいはこの隠された行動に対するリアクションを秘密裏に準備し、それが実行されたときに真の政治的主体になるかのどちらかである。




2000年世田谷一家惨殺事件の犯人の事言っちゃてるよ👀‼️大丈夫か
— 橘賀昌 (@KyO3wTachibana) November 7, 2022
ヤッパリね🤔 pic.twitter.com/CPJiPfXFYb
☆The United States declares war on Russia, Germany, the Netherlands and France
本日の書物 : 『謀略と捏造の二〇〇年戦争 釈明史観からは見えないウクライナ戦争と米国衰退の根源』 馬渕睦夫、渡辺惣樹 徳間書店
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 渡辺 : これはウクライナ問題とも関わりますが、領土問題で怖いのは交渉相手よりも後ろにいる自国の人間です。自分の経験に照らしてもわかりますが、だいたい五、六回交渉すれば互いに妥協点が見えてくる。
ところが、担当者ではない人間にはそれがわからないため、勢い強硬な意見の声が大きくなる。米西戦争の講話交渉はパリで行われました。スペインにも強硬派はいてフィリピン絶対死守を主張していました。本来戦争に勝ったアメリカは力ずくでフィリピンを奪うこともできたけれど、買うことにより交渉相手のメンツを保った。そういうロジックをアメリカはわかってやっているんです。
馬渕 : 私にはアメリカ外交にもともとそういうロジックが備わっていたのか、スワードのような実務外交官の能力があったのか、今のお話は北方領土交渉でも当てはめることができそうです。
ここまでもめた以上は、実質歯舞 (はぼまい) ・色丹 (しこたん) の二島返還が妥協点です。しかし、日本からすれば、戦争状態が終結した時点で引き渡すのは一九六五年に日ソ共同宣言で決められていたことだから、二島は当然日本のものだと言えば、ロシア国内が収まらない。だからそのために、お金を払うというのが安倍さんのやり方だったわけですね。
医療、都市開発、中小企業、エネルギー、ロシアの産業構造多様化、ロシア極東の輸出拠点づくり、先端技術、人道的交流という八項目にわたる経済協力計画を提案した。どう考えてもロシアのほうが得な内容なのに、うまくいかなかったのは、結局ロシア国内の力関係があったからです。
もちろん、渡辺さんもご承知でしょうけれども、ロシアのネオコンです。ネオコンというかユダヤ系の政治勢力がいまだに強いため反対した。そのような勢力を含めて納得させるにはどのくらいのお金が必要なのか、あるいは協力金にするかは別にしても必要でした。それが北方領土交渉で妥協に至らなかった教訓であるのではないか、という気がします。
渡辺 : アメリカのネオコンも日露の領土交渉がまとまってほしくないと思っていますからね。ですから、彼らが日本の “保守” -- といっても似非 (えせ) 保守ですが ー- を使って妨害しているのでしょうね。
馬渕 : ネオコン的な保守ですね。それは外務省もそうです。』

預言者と政治的カリスマ
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、何事も自分自身の頭で考えることができない “無自覚なイワシ” に分類される方々にお薦めの良書で、必ずしも意見が一致しているわけではない二人の著者による分かり易い対談を通じて、世間一般に流布されている “無自覚なイワシ” 向けの 「潮流 (プロパガンダ) 」 とは全く異なる世界観のその一部を垣間見ることができ、自分自身の頭で考えることの大切さがご理解頂けるようになると思われます。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 1,122,159(1,119,546)÷103,645,064(103,367,515)=0.0108・・・(0.0108) 「1.08%(1.08%)」

イタリア : 188,322(188,094)÷25,603,510(25,576,852)=0.0073・・・(0.0073) 「0.73%(0.73%)」

日本 : 72,729(72,142)÷33,273,639(33,179,863)=0.0021・・・(0.0021) 「0.21%(0.21%)」

さて、これまでの流れを、簡単に確認しておきますと、まず、出発点として、カール・マルクス (1818 - 1883) が生まれる約 200 年ほど前の時代 (日本で言えば、戦国時代から江戸時代初期にかけての時代) に、ドイツの神秘主義者であるヤーコプ・ベーメ (ヤコブ・ベーメ、1575 - 1624) という名の人物がいて、その後の 「ドイツ思想」 に決定的な影響を与えた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」・「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 なるものが世に生まれることになります。(詳しくはこちらから💓)

ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
そのベーメの言っていたことというのは、次のようなものでした。
世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである (詳しくはこちらから💓)
そして、その影響を受けたのがプロイセン (ドイツ) の哲学者イマヌエル・カント (1724 - 1804) で、彼が言っていたことは、次のようなものでした。

イマヌエル・カント
たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない (詳しくはこちらから💓)
また、ドイツ観念論を代表する思想家ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル (1770 - 1831) も影響を受けていて、そんな彼が言っていたことは、次のようなものでした。

ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる (詳しくはこちらから💓)
で、この流れを受け継いでいるのがカール・マルクスであり、ウラジミール・レーニン (1870 - 1924) で、彼らが言っているのは次のようなことです。

カール・マルクス
私たちには、世界を壊したいという衝動はない。もし私たちが世界を壊すとすれば、それは私たちが社会とその主人たちからそうすることを学んだからである

ウラジーミル・イリイチ・レーニン
われわれは、世界を固定するために、意識の統一を強行しよう (詳しくはこちらから💓)
このように、ドイツで生まれた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想が生み出されることとなります。ここで重要な点は、そもそも全知全能なる神が創り賜うた世界にあって、なぜ悪が存在するのか、という疑問から生じた 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 が、ユダヤ・キリスト教的 “善悪二元論” をより一層強化し、世界を完全に良くするために 「悪なるもの」 を消し去らねばならない、といった浅はかな思考へと陥る人々を生じさせたことです。多くの一般的な人々も陥りやすい誤った思考ですが、特に 「極左おパヨク」 と呼ばれる連中は、その影響をもろに受けてしまうほどの 「おバカ」 で、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することで、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の対象物として “罪” を創り出し、その罪に対する償 (つぐな) い・贖 (あがな) いを果たねばならない、と妄信させることによって、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 の下で、人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し ( ← これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて 「権威主義的な統制社会の再構築」 を目指す連中の思う壺となっていて、それはまさに現在、私たちが普通に目にすることができる状況にあります。つまり、もはや隠そうともしていない、という状況にあるということです。

その 「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 については、ドイツ出身の社会学者・歴史学者かつマルクス主義者であり、エリート理論の信奉者で、さらにはファシズム (全体主義者) でもあったロベルト・ミヒェルス (ロベルト・ミヘルス) が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy) を確認をしてきましたが、そこにもやはり 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 の影響を見ることができます。(詳しくはこちらから💓)

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
また、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー) 」 と同根の言葉である 「オリガルヒ (oligarch) 」 につきましても、ロシア (詳しくはこちらから💓) やウクライナ (詳しくはこちらから💓) の事例から、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 ( = ユダヤ教徒)」 (こちらもご参照💓) が存在していることも判明しました。

さらには、ウクライナとユダヤ人 ( = ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認しました。 (詳しくはこちらから💓)

そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために、様々な論文を見ているところとなります。

☆『現代ユダヤ思想における神権政治をめぐる論争 : ブーバー、ヴァイレル、ラヴィツキーの理解を中心に』 平岡 光太郎
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 第六章 マイモニデス理解
第四節 トーラーと預言者の役割
ラヴィツキーによれば、マイモニデスは神的法の理論についてと同じく、預言者的指導者ついても精神的で宗教的な力と社会的で政治的な力という、二つの領域を収攬する者と考えた。そしてプラトン的な理想にも重なるこの指導者像はすでに聖書において実現したと理解された。ラヴィツキーは預言者的指導をめぐる議論の帰結として、こうした預言者的理想と歴史上の指導者の現実との乖離の段階について語る。マイモニデスが伝統的な二つのメシアの理解をあえて無視したとのこのラヴィツキーの指摘は、彼がマイモニデスを伝統的ユダヤ教の単純な体現者とは見なさなかったという点で、留意される。ラヴィツキーは、この預言者的指導者の理論を理想的モデルと考え、これに続く議論において、マイモニデスが提示した指導と支配について第二のモデル、王と預言者ないし王と賢者のあいだに明らかな区別を設ける歴史の現実的モデルについて言及する。注目すべきことにラヴィツキーは、両者の明らかな区別を指摘するととも に、マイモニデスが神学と哲学の決定的な分離を採用せず、マイモニデスの預言者に政治的側面のあることを以下のように指摘する。

ラビ・モーシェ・ベン=マイモーン (マイモニデス)

レオ・シュトラウス
マイモニデスは、哲学者の特質と政治家の特質 (ファーラビーの学説に応じて) に恵まれた人間として預言者を捉える。預言者が神の知性的な理解へ至り、それを背景に、そのあらゆる人格と幻を構築する、まずもって完全な哲学者であるということは真実である。しかし預言者は、哲学者に与えらない余剰の性質にも恵まれる。つまり、人類と関係し、彼らに向かって、概念や理性的な主張によってだけでなく、イメージや物語や譬えによって話すことを可能にする、開かれた想像力を彼は獲得した。言い換えるなら、哲学者と対比して、預言者は政治的カリスマにも恵まれる ( Ravitzky 1998 : 22 )。』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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