2023-02-16 (Thu)

本日のキーワード : ウクライナ、ステパーン・バンデーラ、バンデリスト、ネオナチ、ナチズム、ユダヤ人、ユダヤ教、キリスト教、レオ・シュトラウス、歴史修正主義
The EU brought to its knees by the Straussians
シュトラウス派に屈服させられたEU ④
A US grouping, constituted around the thought of the philosopher Leo Strauss, controls from now on both the Secretariat of Defense and the Secretariat of State. After having organized many wars since those of Yugoslavia, they imagined the one in Ukraine. It is now manipulating the European Union and is preparing to deprive it of energy sources. If European leaders do not open their eyes, their alliance with Washington will lead to the collapse of the Union’s economy. There is no point in believing that Europeans will be spared because they are developed. The Straussians wrote, as early as 1992, that they would not hesitate to destroy Germany and the EU.
哲学者レオ・シュトラウスの思想を中心に構成された米国のグループが、今後、国防省と国務省の両方を支配することになる。ユーゴスラビアの戦争以来、多くの戦争を企ててきた彼らは、ウクライナでの戦争を構想してきた。現在、EU をコントロールし、そのエネルギー源を奪う準備を進めている。欧州の指導者たちが目を覚まさなければ、ワシントンとの同盟関係によって、EU の経済が崩壊してしまうだろう。ヨーロッパは先進国だから大丈夫という考えは通用しない。シュトラウス派は、1992 年の時点で、ドイツと EU を破壊することを躊躇しないと書いているのだ。

For Professor Leo Strauss, it was better to be Hitler than to fall into his hands.
レオ・シュトラウス教授にとっては、ヒトラーの手に落ちるより、ヒトラーになる方がましだったのだ。

Paul Wolfowitz
ポール・ウォルフォウィッツ
The Defense Planning Guidance should have remained confidential, but the New York Times revealed its main lines and published extracts. Three days later, the Washington Post revealed further details. In the end, the original text was never made public, but a version edited by the Secretary of Defense (and future Vice President), Dick Cheney, was circulated.
「国防計画ガイダンス (the Defense Planning Guidance) 」 は、本来なら秘密にされるべきものだったが、ニューヨーク・タイムズ紙がその大筋を明らかにし、抜粋して掲載した。その 3 日後、ワシントン・ポスト紙がさらに詳細を明らかにした。結局、原文は公開されなかったが、国防長官 (後の副大統領) であるディック・チェイニーによって編集されたバージョンが出回った。

ディック・チェイニー
It is known that the original document was based on a series of meetings in which two other people, all three Straussian, participated: Andrew Marshall, the Pentagon’s "thinker" (who was replaced three years after his death by Arthur Cebrowski), Albert Wohlstetter, the thinker of the atomic deterrence strategy, and his son-in-law Richard Perle, the future director of the Defense Policy Board. The Defense Planning Guidance was written by a student of Wohlstetter, Zalmay Khalilzad (future ambassador to the UN).
この原文は、シュトラウス派の 3 人 (国防総省の 「思索家」 アンドリュー・マーシャル (彼の死後 3 年でアーサー・セブロウスキーに交代)、原子爆弾抑止戦略の思索家アルバート・ウォルステッター、その娘婿で後に国防政策委員会のディレクターとなるリチャード・パール) の他に 2 人が参加した一連の会議に基づいて作成されたことが知られている。「国防計画ガイダンス (the Defense Planning Guidance) 」 は、ウォルステッターの弟子であるザルメイ・ハリルザド (後の国連大使) が書いたものである。

アンドリュー・マーシャル

アーサー・セブロウスキー

アルバート・ウォルステッター

リチャード・パール

ザルメイ・ハリルザド

レオ・シュトラウス




2000年世田谷一家惨殺事件の犯人の事言っちゃてるよ👀‼️大丈夫か
— 橘賀昌 (@KyO3wTachibana) November 7, 2022
ヤッパリね🤔 pic.twitter.com/CPJiPfXFYb
☆The EU brought to its knees by the Straussians
本日の書物 : 『戦争を始めるのは誰か 歴史修正主義の真実』 渡辺 惣樹 文藝春秋
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 九月一二日から一三日には、オーストリア併合を成し遂げたヒトラーが、ズデーテンラントのナチス党指導者コンラッド・ヘンラインに蜂起を促し、ドイツとの併合を主張させた。チェコスロバキア政府は戒厳令の施行で対抗した。一触即発の状況を見た英国ネヴィル・チャンバレン首相はドイツに飛びベルヒテスガーデンでのヒトラーとの会談に臨んだ (九月一五日)。チェンバレンはチェコスロバキア政府との事前交渉なしで、ドイツ系住民が五割を超える地域についてはドイツ編入を容認する、フランスにもそれを納得させると約束した。
九月二二日、チェンバレンはドイツの町バド・ゴーデスベルク (ボン近郊ライン川西岸の町) に戻り英仏は九月一五日の約束を承認したと伝えた。しかしヒトラーはハードルを上げた。ズデーテンラント全域の併合を要求したのである。チェンバレンはこれを拒否したものの戦争を恐れた。イギリス国民が何も知らない遠い国の揉め事で再び戦争に巻き込まれる恐怖だった。

アドルフ・ヒトラー

ネヴィル・チェンバレン
一九三八年三月、フランスはドイツの潜在敵国であるチェコスロバキアにヒトラーが領土要求する場合には支援する約束をしていた。フランスは英国にも参加を求めたがチェンバレンは拒否していた (三月二四日)。チェンバレンは、確かに介入の保証はしなかったものの、仮にズデーテンラント併合問題でドイツとフランスが戦えば、再びその紛争に巻き込まれる可能性を懸念していた。チェンバレンは、ドイツの恨みの正当性とチェコスロバキアの稚拙な統治についての疑問があっただけに何とか外交的落としどころを見つけなくてはならないと考えた。
バド・ゴーデスベルクでの交渉が始まってからの各国の動きは目まぐるしかった。ヒトラーの新たな要求 (九月二二日夜) を受けたチェンバレンは態度を硬化させた。チェンバレンはチェコスロバキアにドイツの侵攻に備えて軍を動員するようアドバイスした。翌日の午後一〇時半、チェコスロバキア政府は動員を決定した。(九月三十日までの動員兵力は一〇〇万を超えた。) 二五日には、フランスも続いて軍の一部に動員をかけた。ヒトラーとチェンバレンの出口の見えない交渉は二三日も夜を徹して行われた。日付も変わった二四日午前一時半交渉は打ち切られた。ヒトラーがその要求を文書にし、それをチェンバレンがチェコスロバキア政府に伝える。それだけが決まった。』

ユダヤ思想研究の根本問題
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、米軍占領下の政策の流れをそのまま引き継いでいる、わが国の “暗記するだけ” の歴史教育でお勉強をしてきた ( = したつもりになっている) だけのヒトには、決して知り得ない、実際に起きていたこと、そしてその流れが現代にも連なっているということ (例えば、アメリカ (とイギリス) が引き起こしたウクライナ紛争) を理解できるようになる 『学び』 のために必須の書物になります。具体的に申しますと、アメリカ (とイギリス、そしてその背後に隠れているユダヤ人) が捏造し流布してきた “通説的歴史” を、膨大な証拠や根拠を提示しながら、非常に高度に、より論理的に、より科学的に解析を行うことで “通説的歴史” の誤り・嘘を糺し、『正しい歴史認識』 を人びとに知らしめる学問的立場である 『歴史修正主義』 に基づく、当ブログお薦めの良書になります。ちなみに・・・ですが、“通説的歴史” を主張し続けているような “自称専門家” 連中の知的能力では、『歴史修正主義』 の主張に反論することも、論破することも不可能で、せいぜいトンチンカンな “レッテル貼り” をするのが精一杯だ、という現実は、世に知られるところでもあります。ということで、是非一度、お手に取ってご覧頂きますように🌸

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 1,111,488(1,110,985)÷102,587,607(102,560,318)=0.0108・・・(0.0108) 「1.08%(1.08%)」

イタリア : 187,272(187,272)÷25,488,166(25,488,166)=0.0073・・・(0.0073) 「0.73%(0.73%)」

日本 : 69,297(69,041)÷32,734,388(32,695,807)=0.0021・・・(0.0021) 「0.21%(0.21%)」

さて、これまでの流れを、簡単に確認しておきますと、まず、出発点として、カール・マルクス (1818 - 1883) が生まれる約 200 年ほど前の時代 (日本で言えば、戦国時代から江戸時代初期にかけての時代) に、ドイツの神秘主義者であるヤーコプ・ベーメ (ヤコブ・ベーメ、1575 - 1624) という名の人物がいて、その後の 「ドイツ思想」 に決定的な影響を与えた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」・「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 なるものが世に生まれることになります。(詳しくはこちらから💓)

ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
そのベーメの言っていたことというのは、次のようなものでした。
世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである (詳しくはこちらから💓)
そして、その影響を受けたのがプロイセン (ドイツ) の哲学者イマヌエル・カント (1724 - 1804) で、彼が言っていたことは、次のようなものでした。

イマヌエル・カント
たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない (詳しくはこちらから💓)
また、ドイツ観念論を代表する思想家ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル (1770 - 1831) も影響を受けていて、そんな彼が言っていたことは、次のようなものでした。

ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる (詳しくはこちらから💓)
で、この流れを受け継いでいるのがカール・マルクスであり、ウラジミール・レーニン (1870 - 1924) で、彼らが言っているのは次のようなことです。

カール・マルクス
私たちには、世界を壊したいという衝動はない。もし私たちが世界を壊すとすれば、それは私たちが社会とその主人たちからそうすることを学んだからである

ウラジーミル・イリイチ・レーニン
われわれは、世界を固定するために、意識の統一を強行しよう (詳しくはこちらから💓)
このように、ドイツで生まれた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想が生み出されることとなります。ここで重要な点は、そもそも全知全能なる神が創り賜うた世界にあって、なぜ悪が存在するのか、という疑問から生じた 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 が、ユダヤ・キリスト教的 “善悪二元論” をより一層強化し、世界を完全に良くするために 「悪なるもの」 を消し去らねばならない、といった浅はかな思考へと陥る人々を生じさせたことです。多くの一般的な人々も陥りやすい誤った思考ですが、特に 「極左おパヨク」 と呼ばれる連中は、その影響をもろに受けてしまうほどの 「おバカ」 で、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することで、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の対象物として “罪” を創り出し、その罪に対する償 (つぐな) い・贖 (あがな) いを果たねばならない、と妄信させることによって、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 の下で、人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し ( ← これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて 「権威主義的な統制社会の再構築」 を目指す連中の思う壺となっていて、それはまさに現在、私たちが普通に目にすることができる状況にあります。つまり、もはや隠そうともしていない、という状況にあるということです。

その 「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 については、ドイツ出身の社会学者・歴史学者かつマルクス主義者であり、エリート理論の信奉者で、さらにはファシズム (全体主義者) でもあったロベルト・ミヒェルス (ロベルト・ミヘルス) が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy) を確認をしてきましたが、そこにもやはり 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 の影響を見ることができます。(詳しくはこちらから💓)

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
また、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー) 」 と同根の言葉である 「オリガルヒ (oligarch) 」 につきましても、ロシア (詳しくはこちらから💓) やウクライナ (詳しくはこちらから💓) の事例から、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 ( = ユダヤ教徒)」 (こちらもご参照💓) が存在していることも判明しました。

さらには、ウクライナとユダヤ人 ( = ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認しました。 (詳しくはこちらから💓)

そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために、様々な論文を見ているところとなります。

☆『現代ユダヤ思想における神権政治をめぐる論争 : ブーバー、ヴァイレル、ラヴィツキーの理解を中心に』 平岡 光太郎
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 第六章 マイモニデス理解
第一節 はじめに
ラビ・モシェ・ベン・マイモン (マイモニデス) にとって哲学とハラハーのどちらがより本質的に重要だったかは、それ自体ひとつの尽きぬ問いである。彼が根本的に哲学の人だったのか、ハラハーの人だったのかは、マイモニデスが不磨のユダヤ法典 『ミシュネー・トーラー』 とともに、中世哲学の大著 『迷える者の手引き』 を残したがゆえに、ユダヤ思想研究の根本問題であり続けてきた。同時にこのユダヤ教の巨星にいかなる人物像を見出し、その政治思想をいかにと捉えるかは、単に中世思想史の問題であるに留まらず、今日にいたるユダヤ教の核心的関心、ならびに現代イスラエルにおける宗教と政治の現実に対する包括的理解をも左右しうる。

ラビ・モーシェ・ベン=マイモーン (マイモニデス)
本章では、現代イスラエルの二人のユダヤ思想家、ゲルション・ヴァイレルとアヴィエゼル・ラヴィツキーを引き続き取り上げ、彼らのマイモニデス受容のあり様を明らかにし、現代ユダヤ思想におけるマイモニデスの定位を示すことを目的とする。マイモニデスその人こそが今日に生きるユダヤ教の礎石を置いたという意味において、この二人の描くマイモニデス像を考察することは、そもそも彼らがユダヤ教をいかに理解するかをも、相当程度明らかにするものであるであろう。』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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