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     >  ZeroHedge >  欧米がロシア・ウクライナの和平プロセスを 「妨害」 したとイスラエルの元首相が指摘

    欧米がロシア・ウクライナの和平プロセスを 「妨害」 したとイスラエルの元首相が指摘

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    こちらは、以下の 『ZeroHedge』 さん記事の翻訳となります。

    West 'Blocked' Russia-Ukraine Peace Process, Says Former Israeli PM


    著者 : デイブ・デキャンプ氏、アンチウォー・ドットコムより

    イスラエルのナフタリ・ベネット元首相は、土曜日に自身の YouTube チャンネルに投稿したインタビューで、ロシアとウクライナを仲介して戦争を終結させようとした努力を、アメリカとその西側同盟国が 「妨害」 したと語った。

    2022 年 3 月 4 日、ベネット氏はロシアを訪れ、ウラジーミル・プーチン大統領と会談した。インタビューでは、当時のプーチン大統領とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領との仲介について詳述し、米国、フランス、ドイツ、英国との間で調整を行ったという。

    ベネット氏によると、彼の調停努力の中で、双方が大きな譲歩に合意したという。ロシア側は、停戦の要件である 「非ナチス化」 を取り下げたという。ベネット氏は 「非ナチス化」 をゼレンスキー大統領の排除と位置づけた。モスクワでプーチン大統領と会談した際、ベネット氏は、ロシアの指導者がゼレンスキー大統領の殺害を試みないことを保証したという。

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    ベネット氏によれば、ロシアが譲歩したもう一つの点は、ウクライナの武装解除を求めないということである。ウクライナ側としては、ゼレンスキー大統領が NATO 加盟を目指すことを「放棄」した。ベネット氏は、これがロシアの侵攻の 「理由」 であったという。

    当時の報道では、ベネット氏のコメントを反映し、ロシアとウクライナは立場を軟化させているとされていた。Axios は 3 月 8 日、イスラエル政府関係者の言葉を引用し、プーチン大統領の 「提案はゼレンスキー大統領にとって受け入れがたいものだが、彼らが予想したほど極端なものではない。彼らは、この提案にはキエフの政権交代が含まれておらず、ウクライナが主権を維持することを認めていると述べた。」 と報じた。

    ベネット氏は、西側諸国の指導者が自分の調停努力をどう感じたかについて、当時のボリス・ジョンソン首相が 「攻撃的な路線」 をとったのに対し、フランスのエマニュエル・マクロン大統領とドイツのオラフ・ショルツ首相はより 「現実的」 だったと述べている。ベネット氏は、バイデン大統領は 「両方」 の立場をとったとしている。

    「大まかに言えば、こうだ。欧米諸国がプーチンを殴り続け、(交渉を) 行わないという合理的な判断があったのだと思う。」 とベネット氏は述べた。

    西側諸国は調停努力を 「妨害」 したのかと問われたベネット氏は、「おおむね、そうだ。彼らは妨害した、そして私は彼らが間違っていると思った。」 と語った。


    調停に踏み切ったことについて、ベネット氏は、イスラエルがシリアで頻繁に空爆を行っていることを引き合いに出し、戦争でどちらかの側に立たないことがイスラエルの国益にかなうと述べた。ベネット氏は、ロシアはシリアに S-300 の防空網を持っており、「彼らがボタンを押せば、イスラエルのパイロットは墜落する。」 と語った。

    ロシアとウクライナの交渉は、ベネット氏の努力だけでは終わらなかった。その後、3 月にトルコのイスタンブールでロシアとウクライナの高官が会談し、その後もバーチャルな協議が行われた。Foreign Affairs に語った元米国高官の説明によると、双方は暫定的な取引の枠組みで合意したという。プーチン大統領を含むロシア政府高官は、イスタンブールでの会談後、取引は近いと公言していた。

    しかし、欧米のさらなる圧力を受け、結局交渉は決裂した。ボリス・ジョンソン首相は 2022 年 4 月にキエフを訪れ、ゼレンスキー大統領にロシアと交渉しないよう促した。Ukrainska Pravda の報道によると、彼はウクライナがロシアと協定を結ぶ準備ができていても、キエフの西側支援者はそうではないと述べたという。

    4 月下旬、トルコのメヴリュット・チャヴシュオール外相は、ウクライナでの戦争を長引かせたい NATO 諸国が一部存在すると発言した。「イスタンブールでの会談の後、我々は戦争がこれほど長く続くとは思わなかった…しかし、NATO 外相会議の後、NATO 加盟国の中には戦争を続けさせ、戦争を継続させてロシアを弱体化させたい人々が存在するということが印象付けられた。彼らはウクライナ情勢をさほど気にしていない。」 とチャヴシュオール外相は述べた。


    ナフタリ・ベネット氏には嘘をつく理由がない。プーチン大統領はウクライナの NATO 加盟を阻止するために侵攻し、バイデン大統領はウクライナの NATO 加盟を妨げる和平協定を拒否した。これが戦争の本当の姿だ。NATO の拡張をめぐる戦争なのだ。

    チャヴシュオール外相の発言の数日後、ロイド・オースティン国防長官は、ウクライナを支援する米国の目的の一つは、ロシアが 「弱体化」 するのを見届けることであると認めた。


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