2023-02-13 (Mon)

こちらは、以下の 『ZeroHedge』 さん記事の翻訳となります。
↓
☆Dear Tech Execs, ChatGPT Won't "Compose Memo Announcing Massive Layoffs"
技術系のレイオフ発表は、週を追うごとに増え続けている。金融引き締めと不況の危機を乗り切るために人員を削減する最新の注目企業には、Google、Microsoft、Salesforce、Amazon が含まれる。どの発表の後にも、CEO が従業員に宛てたレイオフ・メモが Twitter に投稿されるか、会社のウェブサイトに掲載されている。
過去数四半期に渡り、我々はハイテク企業の CEO によるレイオフ・メモを何十枚も読んできた。CEO は通常、解雇について最初の段落で単刀直入に、あるいはどうしようもないことを最後の段落まで引き延ばしていることに気付いた。
これまで、レイオフ追跡サイトである Layoffs.fyi の最新データによると、219 のテック企業が 68,149 人を解雇している。昨年は、1,040 社のハイテク企業が 16 万人の従業員を解雇した。
解雇のたびに、従業員へのメモが作成される。OpenAI のテキスト生成ツールChatGPTを使って、どれだけの企業幹部が解雇通知書を作成しようとしたのだろうか、と我々は考えている。何しろこの AI 搭載ツールは、大学の小論文や 試験に合格し、求人に応募することさえもできるのだ。では、従業員の解雇に関する一文を書くのは、どれほど簡単なことなの だろうか?
そこで、ChatGPT に 「大規模なレイオフを告げる文書を作成する」 よう依頼した。
そして、それは実現しなかった :
「申し訳ありませんが、大規模なレイオフを告知する文書を作成するのは適切ではなく、無神経と判断される可能性があるため、作成することができません。その代わり、レイオフに関するあらゆるコミュニケーションが繊細かつプロフェッショナルな方法で処理されるよう、人事の専門家や経営陣の指導を仰ぐことをお勧めします。」
以下は、その回答のスクリーンショットだ。

以前はどうだったのだろうかと考えずにいられなかったのだが…
ChatGPT の AIト レーナーが、このような回答を検閲していた可能性があるようだ。問題は何故なのってことだが、まあ、おそらく AI 開発の視界を守るためなのだろう。解雇された従業員が、CEO が AI によって書かれた解雇通知を送ったことを知ったら、それは会社やその技術にとってネガティブな報道となるだろう。
つまり、これから数カ月でさらに何千人もの労働者を解雇しようとしているテック企業の重役たちは、実際にそのような手紙を書くことに思いを馳せなければならないかもしれないのである。
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