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     >  ZeroHedge >  サイクル後期の動きにより、株価はさらに下降する可能性が大きい

    サイクル後期の動きにより、株価はさらに下降する可能性が大きい

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    こちらは、以下の 『ZeroHedge』 さん記事の翻訳となります。

    Late-Cycle Behavior Leaves Stocks Wide Open To More Downside


    執筆者 : サイモン・ホワイト氏、ブルームバーグ・マクロストラテジスト

    経済のサプライズは、コンセンサスが経済サイクルのどの段階にあるのか、依然として一致していないことを示している。

    しかし、景気循環はかなり後期段階にあり、景気後退の可能性が高い。このため、株式は持続的な上昇を遂げる前に安値を更新するリスクがある。

    景気循環は明確に定義された順序で動いている。サイクルが成熟するにつれて、住宅や製造業などの先行指数が最初に低下する。その後、小売売上高や鉱工業生産など、よりタイミングの一致した指数が続く。最後に、失業率や倒産件数などの遅行指数が悪化する。

    エコノミストのコンセンサスとして、現在がサイクルのどの程度後半の段階にあるのか、したがって株価がどのような動きをする可能性が高いのかについて、依然として間違っていると言わざるを得ない。

    このことは、ブルームバーグが発表しているセクター別の景気サプライズ指数で確認することができる。この指標によると、先行セクターのサプライズは低下し、一致セクターと遅行セクターのサプライズは上昇していることがわかる。これは、エコノミストが先行きのデータを過大評価し、一致・遅行データを過小評価していることを意味する。

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    私は昨年 8 月にもこれを観察したが、同じようなメッセージだった。先行データが一致・遅行データを強く下回っている今、サイクルのかなり後期にあることを、コンセンサスはまだキャッチアップしていないのだ。

    サイクルが転換するまで、株価は持続的に上昇することができず、弱気相場から脱することができないだろう。下図が示すように、株価が上昇に転じるのは、先行データが一致データを再び上回り始めてからである。

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    (注 : 株価は Conference Board の先行指数への 10 のインプットのうちの一つに過ぎず、株価が先行指数を決定するわけではありません)。

    残念ながら、先行データが一致データに比べ今日のように落ち込んでいる場合、リセッションが起きない限りサイクルは好転しない。過去のデータから、米国が景気後退に陥った場合、株価はさらに 15 %ほど下落する。

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    リセッションというのはコンセンサスである。しかし、経済はマーケットではないので、反射的な判断はできない - 誰もがリセッションが来ると信じているからと言って、それが起こるとは限らない (マーケットと同じで、皆がロングかショートになると、マーケットは逆の方向に動く)。

    例えば、リセッションになったが、株価は新安値にならなかったというようなことだ。もちろん何が起こるかわからないが、「金融で最も危険な 4 つの言葉」 と戦っているのである : this time is different (今回は違う)


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