2023-02-08 (Wed)

本日のキーワード : ウクライナ、ステパーン・バンデーラ、バンデリスト、ネオナチ、ナチズム、ユダヤ人、ユダヤ教、キリスト教、上海協力機構、歴史修正主義
The conflict in Ukraine is precipitating the end of Western domination
ウクライナ紛争は欧米支配の終焉を予感させる ⑤
The Ukrainian conflict, presented as a Russian aggression, is only the implementation of the Security Council resolution 2202 of February 17, 2015. If France and Germany did not keep their commitments during the Minsk II Agreement, Russia prepared itself for seven years for the current confrontation. It had foreseen the Western sanctions well in advance and needed only two months to circumvent them. These sanctions disrupt US globalization, disrupt Western economies by breaking supply chains, causing dollars to flow back to Washington and causing general inflation, and creating energetics in the West. The United States and its allies are in the position of being the hosers hosed: they are digging their own grave. Meanwhile, the Russian Treasury’s revenues have increased by 32% in six months.
ロシアの侵略として演出されたウクライナ紛争は、2015 年 2 月 17 日の安保理決議 2202 の履行に過ぎない。仮にフランスとドイツがミンスク Ⅱ 協定の際の約束を守らなかったとすれば、ロシアは今回の対立のために 7 年前から準備していたことになる。西側の制裁を事前に十分に見越しており、それを回避するのに必要な期間はたったの 2 ヶ月であった。これらの制裁は、米国のグローバリゼーションを混乱させ、サプライチェーンを破壊し、米ドルをワシントンに逆流させ、概してインフレを引き起こすことによって西側経済を混乱させ、西側にエネルギー論を巻き起こすものである。米国とその同盟国は、まさに放逐される側の立場にある。つまり、自ら墓穴を掘っているのである。一方、ロシア財務省の収入は半年で 32 %増えているのである。

The SCO represents two thirds of the world’s population, i.e. four times more than the G7, including the European Union. It is there, and no longer elsewhere, that the international decisions that count are made.
上海協力機構 (SCO) は世界人口の 3 分の 2、すなわち EU を含む G7 の 4 倍を代表している。重要な国際的決定がなされるのは、もはや他の場所ではなく、そこなのである。
The Westerners are ranting, while Russia and China are moving forward. I say "ranting" because they believe their ranting is effective. Thus, the United States and the United Kingdom, then the European Union and Japan have taken very tough economic measures against Russia. They did not dare to say that this was a war to maintain their authority over the world, so they called them "sanctions", although there was no court, no defense case, no sentence. Of course, these are illegal sanctions because they were decided outside the United Nations. But the West, which claims to be the defender of "international rules", has no use for international law.
欧米人がわめき散らしている間に、ロシアと中国が前進している。「わめき散らしている」 と言ったのは、彼らは自分たちのわめき散らしていることが有効だと考えているからだ。こうして、アメリカやイギリス、それから EU や日本が、ロシアに対して非常に厳しい経済措置を取るようになった。彼らはこれを世界に対する権威を維持するための戦争だと敢えて言わないために、裁判も弁護人も判決もないにもかかわらず、「制裁」 と呼んでいるのだ。もちろん、国連の外で決まったことなので、これは違法な制裁措置であることは言うまでもありません。しかし、「国際ルール」 の守護神を自称する欧米は、国際法を全く使いこなせないのである。
Of course, the right of veto of the five permanent members of the Council prevents sanctions from being taken against one of them, but this is precisely because the aim of the UN is not to conform to Anglo-Saxon ideology, but to preserve world peace.
もちろん、常任理事国 5 ヶ国の拒否権によって、その 1 ヶ国に対する制裁はできないが、それは国連の目的がアングロサクソンのイデオロギーに合わせることではなく、世界平和を守ることにあるからにほかならない。




2000年世田谷一家惨殺事件の犯人の事言っちゃてるよ👀‼️大丈夫か
— 橘賀昌 (@KyO3wTachibana) November 7, 2022
ヤッパリね🤔 pic.twitter.com/CPJiPfXFYb
☆The conflict in Ukraine is precipitating the end of Western domination
本日の書物 : 『戦争を始めるのは誰か 歴史修正主義の真実』 渡辺 惣樹 文藝春秋
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 ヒトラーはフーバーとの会談のわずか四日後の三月一二日、オーストリアに侵攻した。この一月前の二月一二日、オーストリア首相クルト・フォン・シュシニクは、ヒトラーとベルヒテスガーデンで会談した。ヒトラーは、シュシニクに次のように語りドイツとの併合を説いた。
「私はオーストリアに生まれた。神の命じる摂理に従って、大ドイツ帝国 (グロス・ドイッチュランド) を作り上げなければならない。久美はその邪魔をしている。そうであれば君を叩き潰さなくてはならない」

アドルフ・ヒトラー
ヒトラーは脅すような口調で自発的に併合の道を歩むことを迫った。その手始めとして、オーストリア・ナチス党幹部の入閣、同国内で投獄されているナチス党員の解放、対独強硬派のアルフレッド・ヤンサ参謀総長の解任を要求した。青ざめるシュシニクに追い打ちをかけるように、「オーストリアを助けに来る国はどこにもない」 と続けた。ヒトラーが最も気にしているイギリス政界はヒトラーの期待通りの動きを見せていた。…
かつてはドイツのオーストリア併合を牽制していたイタリア (ベニート・ムッソリーニ) も、ドイツが第二次エチオピア戦争におけるイタリアの立場を容認して以来、両国の関係は劇的な改善を見せていた。ムッソリーニは一九三七年九月にベルリン訪問を実現した。両国の関係は確実に深化していた。…先に書いたようにフランスもロシアも動けないとヒトラーは見通していた。「オーストリアを助けに来る国はどこにもない」 というヒトラーの分析は正しかったのである。
カトリック教国オーストリアはもともとプロテスタント国家プロシアが嫌いであった。普墺戦争 (一八六六年) で敗北したこともありプロシア嫌いの感情は根深いものがあった。シュシニク首相はヒトラーの要求を表面的には要れ、二人のオーストリア・ナチス党員を入閣させた (一九三八年三月五日)。その一方で独立保持の方策を思いついた。それが国民投票であった。オーストリア国民がその総意としてドイツ併合を拒否すれば、国際社会もその意志を尊重せざるを得ないと考えた。しかしそのやり方は強引であった。国民投票の決定が三月九日、そして投票日はわずか四日後の一三日にするというものだった。シュシニクには勝算があった。労働組合と共産主義者の支援を得て、六五%から七〇%で併合反対の結果となると見込んだのである。しかし、この動きはドイツの対墺強硬派の首魁ゲーリングを強く刺激した。

ヘルマン・ヴィルヘルム・ゲーリング
彼は、ヒトラーとシュシニクのベルヒテスガーデン会談にも顔を出していない。墺の併合は武力を使わざるを得ないとすでに決めていたからである。その意味で、交渉によって併合を勧奨したヒトラーの方が穏健であったと言える。国民投票に動くオーストリアの状況を見たヒトラーは軍事侵攻を決断した。ドイツ軍 (第八軍) がオーストリアに侵攻したのは三月一二日朝のことであった。』


神への服従
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、米軍占領下の政策の流れをそのまま引き継いでいる、わが国の “暗記するだけ” の歴史教育でお勉強をしてきた ( = したつもりになっている) だけのヒトには、決して知り得ない、実際に起きていたこと、そしてその流れが現代にも連なっているということ (例えば、アメリカ (とイギリス) が引き起こしたウクライナ紛争) を理解できるようになる 『学び』 のために必須の書物になります。具体的に申しますと、アメリカ (とイギリス、そしてその背後に隠れているユダヤ人) が捏造し流布してきた “通説的歴史” を、膨大な証拠や根拠を提示しながら、非常に高度に、より論理的に、より科学的に解析を行うことで “通説的歴史” の誤り・嘘を糺し、『正しい歴史認識』 を人びとに知らしめる学問的立場である 『歴史修正主義』 に基づく、当ブログお薦めの良書になります。ちなみに・・・ですが、“通説的歴史” を主張し続けているような “自称専門家” 連中の知的能力では、『歴史修正主義』 の主張に反論することも、論破することも不可能で、せいぜいトンチンカンな “レッテル貼り” をするのが精一杯だ、という現実は、世に知られるところでもあります。ということで、是非一度、お手に取ってご覧頂きますように🌸

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 1,107,645(1,107,645)÷102,281,802(102,280,952)=0.0108・・・(0.0108) 「1.08%(1.08%)」

イタリア : 186,833(186,833)÷25,453,789(25,453,789)=0.0073・・・(0.0073) 「0.73%(0.73%)」

日本 : 67,647(67,396)÷32,486,503(32,441,774)=0.0020・・・(0.0020) 「0.20%(0.20%)」

さて、これまでの流れを、簡単に確認しておきますと、まず、出発点として、カール・マルクス (1818 - 1883) が生まれる約 200 年ほど前の時代 (日本で言えば、戦国時代から江戸時代初期にかけての時代) に、ドイツの神秘主義者であるヤーコプ・ベーメ (ヤコブ・ベーメ、1575 - 1624) という名の人物がいて、その後の 「ドイツ思想」 に決定的な影響を与えた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」・「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 なるものが世に生まれることになります。(詳しくはこちらから💓)

ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
そのベーメの言っていたことというのは、次のようなものでした。
世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである (詳しくはこちらから💓)
そして、その影響を受けたのがプロイセン (ドイツ) の哲学者イマヌエル・カント (1724 - 1804) で、彼が言っていたことは、次のようなものでした。

イマヌエル・カント
たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない (詳しくはこちらから💓)
また、ドイツ観念論を代表する思想家ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル (1770 - 1831) も影響を受けていて、そんな彼が言っていたことは、次のようなものでした。

ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる (詳しくはこちらから💓)
で、この流れを受け継いでいるのがカール・マルクスであり、ウラジミール・レーニン (1870 - 1924) で、彼らが言っているのは次のようなことです。

カール・マルクス
私たちには、世界を壊したいという衝動はない。もし私たちが世界を壊すとすれば、それは私たちが社会とその主人たちからそうすることを学んだからである

ウラジーミル・イリイチ・レーニン
われわれは、世界を固定するために、意識の統一を強行しよう (詳しくはこちらから💓)
このように、ドイツで生まれた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想が生み出されることとなります。ここで重要な点は、そもそも全知全能なる神が創り賜うた世界にあって、なぜ悪が存在するのか、という疑問から生じた 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 が、ユダヤ・キリスト教的 “善悪二元論” をより一層強化し、世界を完全に良くするために 「悪なるもの」 を消し去らねばならない、といった浅はかな思考へと陥る人々を生じさせたことです。多くの一般的な人々も陥りやすい誤った思考ですが、特に 「極左おパヨク」 と呼ばれる連中は、その影響をもろに受けてしまうほどの 「おバカ」 で、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することで、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の対象物として “罪” を創り出し、その罪に対する償 (つぐな) い・贖 (あがな) いを果たねばならない、と妄信させることによって、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 の下で、人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し ( ← これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて 「権威主義的な統制社会の再構築」 を目指す連中の思う壺となっていて、それはまさに現在、私たちが普通に目にすることができる状況にあります。つまり、もはや隠そうともしていない、という状況にあるということです。

その 「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 については、ドイツ出身の社会学者・歴史学者かつマルクス主義者であり、エリート理論の信奉者で、さらにはファシズム (全体主義者) でもあったロベルト・ミヒェルス (ロベルト・ミヘルス) が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy) を確認をしてきましたが、そこにもやはり 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 の影響を見ることができます。(詳しくはこちらから💓)

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
また、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー) 」 と同根の言葉である 「オリガルヒ (oligarch) 」 につきましても、ロシア (詳しくはこちらから💓) やウクライナ (詳しくはこちらから💓) の事例から、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 ( = ユダヤ教徒)」 (こちらもご参照💓) が存在していることも判明しました。

さらには、ウクライナとユダヤ人 ( = ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認しました。 (詳しくはこちらから💓)

そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために、様々な論文を見ているところとなります。

☆『現代ユダヤ思想における神権政治をめぐる論争 : ブーバー、ヴァイレル、ラヴィツキーの理解を中心に』 平岡 光太郎
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 第五章 スピノザ理解
第四節 普遍的信仰
スピノザは、『神学・政治論』 の 14 章において、その普遍的信仰という概念を説明する。この章はまず、聖書の記述の目的が神への服従を教えることにあることを述べる。そして、この神への服従如何に関わる唯一の規範は隣人愛を具体的に実践することにあるとされる。さらに、信仰者とは正義と愛を重んずる者であり、同じ信仰の教えを擁護しないという理由で迫害を行う者が非キリスト教徒であると定義づける。スピノザの理解によれば、このような隣人愛の実践による聖書的信仰が普遍的信仰なのである。以上のような議論の後に、普遍的信仰における神への服従の絶対的前提となるような教義があるとして、神の存在やその唯一性などに関する 7 つの諸教義を列挙する。
ヴァイレルは、スピノザにとっての理想的な政体を 「理性的国家」 ( מדינה רציונלית )、「理性的民主国家」( מדינה תבונית דמוקרטית ) ( Weiler 1976 :104 ) などと言い換えて、表現した。理性を民主制の基礎とするヴァイレルの理解は、民主制を論じる 『神学・政治論』 16 章の一文に即したものと思われる。「民主政治の目的は、前にも示したように不条理な欲望を排除し、又人々が和合と平和の中に生活する為に出来るだけ人々を理性の限界内に制御すること以外にないのである」 ( 『神学・政治論』 下 175 頁) 。』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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