2023-01-31 (Tue)

本日のキーワード : ウクライナ、ステパーン・バンデーラ、バンデリスト、ネオナチ、ナチズム、ユダヤ人、ユダヤ教、キリスト教、ロシアの自由な民族フォーラム、歴史修正主義
The Western strategy to dismantle the Russian Federation
ロシア連邦を解体する欧米の戦略 ③
Renewing the strategies of Germany during the First World War and of the United States and the Ukrainian integral nationalists during the Cold War, the Westerners have just created a Forum of the free peoples of Russia. The aim is to prolong the break-up of the USSR, to create separatist movements and, ultimately, to proclaim the independence of twenty regions of the country.
第一次世界大戦中のドイツ、冷戦中の米国とウクライナの統合主義者の戦略を刷新して、欧米人はロシアの自由な民族フォーラムを創設したばかりだ。その目的は、ソ連邦の分裂状態を引き伸ばし、分離主義運動を起こし、最終的には国内の 20 の地域の独立宣言を目指すことである。

Dmytro Yarosh, the current advisor to the Commander-in-Chief of the Ukrainian Armed Forces, founded the Anti-Imperialist Front against the Russian Federation with the Emir of Itchkeria.
現ウクライナ軍最高司令官顧問のドミトリー・ヤロシは、チェチェン・イチケリア共和国首長と対ロシア反帝国主義戦線を創設した。

ドミトリー・ヤロシ
UKRAINIAN INTEGRAL NATIONALISTS AGAINST THE RUSSIAN FEDERATION
ロシア連邦に反対するウクライナの統合主義者たち
Ukrainian integral nationalist Dmytro Yarosh created in Ternopol (Western Ukraine) in 2007 - that is, under the presidency of Viktor Yushchenko - an "Anti-Imperialist Front", an organization aimed at blowing up the Russian Federation. But whereas the attempts of the 1910s were based on the appeal of the German Empire and those of the Cold War on anti-communism, this third operation relied on jihadists.
ウクライナの統合主義者ドミトリー・ヤロシは、2007 年、つまりヴィクトル・ユシチェンコ大統領の時代に、テルノポリ (西ウクライナ) で、ロシア連邦の粉砕を目的とする組織 「反帝国主義戦線」 を創設した。しかし、1910 年代の試みがドイツ帝国の、冷戦時代の試みが反共産主義のアピールを根拠としていたのに対し、この第 3 の作戦はジハード主義者に頼ったものであった。

ヴィクトル・ユシチェンコ
The first Islamic emir of Itchkeria (Chechnya), Doku Umarov, should have participated, but he was wanted worldwide and could not get out of Russia. He sent a message of support and was elected co-chairman of the organization. In addition to the above-mentioned, he was elected co-chairman of the organization. Jihadists from Crimea, Adygea, Dagestan, Ingushetia, Kabardino-Balkaria, Karachaevo-Cherkessia and Ossetia came to the meeting.
イチケリア (チェチェン) の初代イスラム首長ドク・ウマロフは参加するはずだったが、世界中で指名手配され、ロシアから出られなくなっていた。彼は応援メッセージを送り、組織の共同議長に選ばれた。さらに上記の通り、同組織の共同議長に選出された。クリミア、アディゲ、ダゲスタン、イングーシ、カバルディノバルカリア、カラチャイ・チェルケス、オセチアからジハード主義者が会議に来た。

ドク・ウマロフ
Dmytro Yarosh and many Ukrainian integral nationalists fought in Chechnya on the side of the Islamic Emirate of Itchkeria. At the time, the Western press spoke of a national liberation movement and ignored the imposition of Sharia law by Doku Umarov.
ドミトリー・ヤロシや多くのウクライナ人統合主義者は、チェチェンでイチケリア・イスラム首長国側で戦ったのである。当時、西側のマスコミは、民族解放運動について語り、ドク・ウマロフによるシャリーアの法律の強制を無視した。




2000年世田谷一家惨殺事件の犯人の事言っちゃてるよ👀‼️大丈夫か
— 橘賀昌 (@KyO3wTachibana) November 7, 2022
ヤッパリね🤔 pic.twitter.com/CPJiPfXFYb
☆The Western strategy to dismantle the Russian Federation
本日の書物 : 『戦争を始めるのは誰か 歴史修正主義の真実』 渡辺 惣樹 文藝春秋
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 グルー大使がこの頃の日本の外交姿勢を評価していたことは間違いない。日本の経済協力の姿勢 (それも軍事力を使用しない上での協力) を諒として、ハル国務長官にその旨報告している (一九三七年六月一七日付報告)。

コーデル・ハル
日本の対中宥和外交を評価していたのは東京のグルー大使だけではない。クラレンス・ガウス米上海総領事も同様の分析を国務省本省に送っている。
「 (中国の反日姿勢にもかかわらず) 日本が中国に強い態度を取ることはないだろう。北部支那においてもいかなる侵略的な動きも取らないだろう。現在日本は英国の理解をも得ようとしている (そんななかで日本が対中外交を硬化させることはない) 」
日本の対中外交は米国外交官には評価されていたのである。日本はガウス総領事の言葉にもあるように米国だけではなく英国の理解も求めていた。
林銑十郎内閣は六月には近衛文麿内閣に代わった (六月四日)。こうした中で突然に勃発したのが盧溝橋事件 (七月七日) であった。タンシル教授はこの事件について次のように分析している。
「一九三七年の六月から七月にかけての時期、多くの外交関係者は日中間で戦いが始まることはまずないとの意見で一致していた。近衛政権もこれまでの政権同様に対中宥和政策を継承する意志を見せていた。だからこそ北京近郊で軍事衝突が起きたことを知った列強は驚きを隠せなかった。その事件は七月七日の夜に起きた。日本の軍隊が、よく知られているマルコポーロ橋 (盧溝橋) 近くで中国第二九軍と激しい戦闘に巻き込まれたのである」
「この事件で、ロシアが極東でこそこそと行ってきた工作がはっきりと表に出てきた。世界がこの事件に注目した。それでもこの事件の引き起こす結果がロシアの狙いであることに気付くものはほとんどなかった。中国も日本もそしてアメリカもロシアの入念なシナリオ通りに 『極東外交劇場』 の舞台に引きずり出されたのである。これほど効果的な舞台演出はめったに見られるものではななかった」
ロシアは蒋介石政権に工作を仕掛け、日中戦争を煽ることにまんまと成功した。この仕掛けの本質は、対 FDR 政権工作であった。すでに書いたように、FDR は親ロシアであり、また親中国であった。その上、国務省プロパーの外交官の意見を聞こうとしなかった。盧溝橋事件はそのような FDR に向けて放たれた高度な外交テクニックであった。日本はベルサイユ体制を破壊し和平を乱す 「悪い国」 と印象付ける格好の事件に仕上げられたのである。

フランクリン・デラノ・ルーズベルト (FDR)
一〇月五日、FDR は、日本は軍国主義、ドイツはナチズム、イタリアはファシズムという伝染病に侵された 「悪い国」 と決めつけ、日独伊三国は伝染病患者であると語った。伝染病に侵された患者は隔離しなくてはならないと演説した。これが世に言われる 「隔離演説」 である。』

ユダヤ政治思想の類型論
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、米軍占領下の政策の流れをそのまま引き継いでいる、わが国の “暗記するだけ” の歴史教育でお勉強をしてきた ( = したつもりになっている) だけのヒトには、決して知り得ない、実際に起きていたこと、そしてその流れが現代にも連なっているということ (例えば、アメリカ (とイギリス) が引き起こしたウクライナ紛争) を理解できるようになる 『学び』 のために必須の書物になります。具体的に申しますと、アメリカ (とイギリス、そしてその背後に隠れているユダヤ人) が捏造し流布してきた “通説的歴史” を、膨大な証拠や根拠を提示しながら、非常に高度に、より論理的に、より科学的に解析を行うことで “通説的歴史” の誤り・嘘を糺し、『正しい歴史認識』 を人びとに知らしめる学問的立場である 『歴史修正主義』 に基づく、当ブログお薦めの良書になります。ちなみに・・・ですが、“通説的歴史” を主張し続けているような “自称専門家” 連中の知的能力では、『歴史修正主義』 の主張に反論することも、論破することも不可能で、せいぜいトンチンカンな “レッテル貼り” をするのが精一杯だ、という現実は、世に知られるところでもあります。ということで、是非一度、お手に取ってご覧頂きますように🌸

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 1,100,138(1,099,860)÷101,684,280(101,650,423)=0.0108・・・(0.0108) 「1.08%(1.08%)」

イタリア : 185,993(185,993)÷25,363,742(25,363,742)=0.0073・・・(0.0073) 「0.73%(0.73%)」

日本 : 63,328(62,971)÷31,619,952(31,493,153)=0.0020・・・(0.0019) 「0.20%(0.19%)」

さて、これまでの流れを、簡単に確認しておきますと、まず、出発点として、カール・マルクス (1818 - 1883) が生まれる約 200 年ほど前の時代 (日本で言えば、戦国時代から江戸時代初期にかけての時代) に、ドイツの神秘主義者であるヤーコプ・ベーメ (ヤコブ・ベーメ、1575 - 1624) という名の人物がいて、その後の 「ドイツ思想」 に決定的な影響を与えた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」・「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 なるものが世に生まれることになります。(詳しくはこちらから💓)

ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
そのベーメの言っていたことというのは、次のようなものでした。
世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである (詳しくはこちらから💓)
そして、その影響を受けたのがプロイセン (ドイツ) の哲学者イマヌエル・カント (1724 - 1804) で、彼が言っていたことは、次のようなものでした。

イマヌエル・カント
たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない (詳しくはこちらから💓)
また、ドイツ観念論を代表する思想家ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル (1770 - 1831) も影響を受けていて、そんな彼が言っていたことは、次のようなものでした。

ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる (詳しくはこちらから💓)
で、この流れを受け継いでいるのがカール・マルクスであり、ウラジミール・レーニン (1870 - 1924) で、彼らが言っているのは次のようなことです。

カール・マルクス
私たちには、世界を壊したいという衝動はない。もし私たちが世界を壊すとすれば、それは私たちが社会とその主人たちからそうすることを学んだからである

ウラジーミル・イリイチ・レーニン
われわれは、世界を固定するために、意識の統一を強行しよう (詳しくはこちらから💓)
このように、ドイツで生まれた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想が生み出されることとなります。ここで重要な点は、そもそも全知全能なる神が創り賜うた世界にあって、なぜ悪が存在するのか、という疑問から生じた 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 が、ユダヤ・キリスト教的 “善悪二元論” をより一層強化し、世界を完全に良くするために 「悪なるもの」 を消し去らねばならない、といった浅はかな思考へと陥る人々を生じさせたことです。多くの一般的な人々も陥りやすい誤った思考ですが、特に 「極左おパヨク」 と呼ばれる連中は、その影響をもろに受けてしまうほどの 「おバカ」 で、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することで、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の対象物として “罪” を創り出し、その罪に対する償 (つぐな) い・贖 (あがな) いを果たねばならない、と妄信させることによって、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 の下で、人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し ( ← これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて 「権威主義的な統制社会の再構築」 を目指す連中の思う壺となっていて、それはまさに現在、私たちが普通に目にすることができる状況にあります。つまり、もはや隠そうともしていない、という状況にあるということです。

その 「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 については、ドイツ出身の社会学者・歴史学者かつマルクス主義者であり、エリート理論の信奉者で、さらにはファシズム (全体主義者) でもあったロベルト・ミヒェルス (ロベルト・ミヘルス) が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy) を確認をしてきましたが、そこにもやはり 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 の影響を見ることができます。(詳しくはこちらから💓)

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
また、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー) 」 と同根の言葉である 「オリガルヒ (oligarch) 」 につきましても、ロシア (詳しくはこちらから💓) やウクライナ (詳しくはこちらから💓) の事例から、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 ( = ユダヤ教徒)」 (こちらもご参照💓) が存在していることも判明しました。

さらには、ウクライナとユダヤ人 ( = ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認しました。 (詳しくはこちらから💓)

そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために、様々な論文を見ているところとなります。

☆『現代ユダヤ思想における神権政治をめぐる論争 : ブーバー、ヴァイレル、ラヴィツキーの理解を中心に』 平岡 光太郎
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 第五章 スピノザ理解
第二節 国家再建の可能性
次にラヴィツキーの 『神学・政治論』 3 章に関する見解を見ていく。ラヴィツキーは 『ユダヤ思想における宗教と国家』 の中で、スピノザの国家再建の可能性の主張についてまったく言及しない。その理由は、以下のラヴィツキーの言葉の中にあると思われる。
ここ 〔スピノザに見られるマイモニデスの影響に関するラヴィツキーの論述〕 で語られた以上に、スピノザが自身の教説を 〔ユダヤ教との〕 濃厚な関係から発展させたと述べる必要はない。ここでは、ユダヤ政治思想の類型論という観点を超えて彼の言葉 〔を論じること〕 は私に求められていない」 (Ravitzky 1998 : 115)。
つまり、ラヴィツキーはスピノザについての考察を、「ユダヤ政治思想の類型論の観点」 というテーマに絞ったのである。ここで実際に必要ないと見なされる議論は、スピノザの教説に見られるユダヤ教の影響であるが、ラヴィツキーの主要な目的が類型論にあったことからすれば、第 3 章の記述も同様の扱いを受けると思われる。『ユダヤ思想における宗教と国家』 は、ラヴィツキーの論文の後にスピノザの原典を転載する形式を取り、『神学・政治論』 からは緒言、第 13 章、第 14 章、第 17 章、第 19 章の全体が引かれている。ちなみに、『ユダヤ思想における宗教と国家』 の中で、中世ユダヤ教の思想家としてはマイモニデス、ニスィム・ギロンディ、イツハク・アバルヴァネル、ヨセフ・ハユン に、それぞれ独立した章が与えられているが、スピノザ については 「国家奉仕における宗教」 というタイトルで、補遺として扱われている。』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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