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     >  ZeroHedge >  2023 年の米国の見通しについて、米国人は極めて悲観的 : ギャラップ社

    2023 年の米国の見通しについて、米国人は極めて悲観的 : ギャラップ社

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    こちらは、以下の 『ZeroHedge』 さん記事の翻訳となります。

    Americans Extremely Pessimistic About US Prospects in 2023: Gallup


    ギャラップ社調べ

    2023 年の米国は、経済、政治、社会、国際の 13 分野中 12 分野で否定的な見通しを持つ人が過半数を占め、厳しい状況が続くと予想されています。

    それぞれの分野で相反する意見を提示したところ、10 人に 8 人が 2023 年は経済的に困難な年になり、税金は下がるどころか上がり、財政赤字は縮小するどころか増大すると考えています。

    10 人に 6 人以上が、今後 1 年間に物価が高騰し、株式市場が下落すると考えており、この 2 つは 2022 年に起こったことでもあります。また、2023 年には半数強の米国人が失業率が上昇すると予測していますが、これは 2022 年に米国が免れていた経済問題です。

    国内情勢では、90 %のアメリカ人が 2023 年は米国内で政治的対立が起きると予想し、続いて 72 %が犯罪率が上昇すると考え、56 %が労働組合によるストライキが多発すると予測しています。

    世界情勢については、米国の成人の 85 %が、これからの 1 年は平和ではなく、国際的な対立が激しくなると予測しています。また、世界における米国の影響力は 64 %が低下すると考えている一方で、中国の影響力は 73 %が上昇すると考えています。しかし、64 %のアメリカ人が 2023 年にはロシアの国力が低下すると予想しています。これは、ロシアが最近ウクライナとの戦争で打撃を受けたことを反映したものと思われます。

    predictions for 2023

    これらの結果は、12 月 5 日から 19 日にかけて、ギャラップ社のプロバビリティ・ベース・パネルのメンバーである米国の成人を対象に行われた全国規模のウェブ調査によるものです。

    ギャラップ社は、1960 年以降、断続的にアメリカ人に来年の予測を質問してきました。過去の調査は、対面または電話インタビューによって行われ、その結果は、今回のウェブアンケートによる自己記入式調査のデータと直接比較できるものではありません。

    しかし、過去のデータから、アメリカ人による来年の予測は、その時々の国内・国際情勢に対する見方に大きく左右されることが通常であることが明らかになっています。同様に、最近のギャラップ社の世論調査でも、国内問題についての 2023 年の予測で、国民の暗い見通しが強調されています。

    ・2022 年に米国が直面する最も重要な問題は、政府、経済、インフレで占められており、経済に対する信頼感は、大不況以降に測定された中で最悪の水準にとどまっています。

    ・この信頼感の低下は、米国で過去 40 年来最も高いインフレが発生し、大多数の米国人が家計の苦しみをもたらしていると回答していることが大きな要因となっています。

    ・また、10 月には、地域犯罪に対する国民の認知が過去最高水準に達し、全国的な犯罪の認知も小幅に上昇しました。

    民主党は共和党や無党派層よりも 2023 年に対して希望的観測を持っている

    2023 年の予測では、支持政党の違いが最も大きな要因となっており、民主党は共和党に比べ、すべての項目でポジティブな見通しを示す傾向が強くなっています。これは、現職大統領の支持政党に属するアメリカ人が、全般的に今年の見通しをよりポジティブに捉えるという典型的な現象を示しています。

    民主党支持者の大多数は、2023 年に 5 つのポジティブな展開を予測しています。それらは、完全雇用または雇用の増加 ( 69 %)、物価の適度な上昇 ( 53 %)、株式市場の上昇 ( 53 %)、米国の影響力の増大 ( 56 %)、ロシアの影響力の減少 ( 79 %) です。民主党支持者は、政治的協力 ( 13 %)、国際紛争のない穏やかな一年 ( 21 %) を予測する割合が最も低くなっています。

    一方、無党派層の 61 %、共和党の 47 %は、世界におけるロシアの影響力が低下すると予想しています。共和党では、労働組合のストライキが少ないと予想する人が 36 %いる他は、他の 11 項目のいずれにも良い結果を期待する人は 23 %以下となっています。

    dem predictions

    結論

    米国人は、2023 年を非常に懐疑的に迎えており、2022 年を襲った経済的苦境が緩和されるとはほとんど期待していない。また、米国を悩ませている党派政治が改善されると予測する成人はほとんどいない。2023 年に共和党が下院を支配して分断政治になることを考えれば、無理からぬことであろう。国際情勢についても、同様に悲観的な予測となっている。しかし、民主党支持者はホワイトハウスを支配しているため、来年はより希望に満ちている。


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