2022-12-19 (Mon)

こちらは、以下の 『ZeroHedge』 さん記事の翻訳となります。
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☆Lithium-Ion Battery Prices Rise For First Time
電気自動車、スマートフォン、ノートパソコン、その他あらゆる機器を駆動するための電池に使用される鉱物であるリチウムは、世界が 「グリーン」 な未来を推進する中で、今年、過去最高値に急騰した。しかし世界経済の脱炭素化の過程で、BloombergNEF (BNEF) が 2010 年に市場の追跡を開始して以来、初めて電池価格が年単位で上昇したのである。
10 年間のデフレを経て、2022 年の全産業におけるリチウムイオン電池パックの数量加重平均価格は、1 キロワット時あたり 151 ドルと、昨年から 7 %上昇した。BloombergNEF は、来年も価格の上昇が続く可能性があると予測している。

「 BNEF がバッテリー価格を調査してきた 12 年間で、毎年上昇を記録したことは一度もなく、むしろ生産量の増加に伴って急落した」 と、ブルームバーグは述べている。
リチウム、ニッケル、コバルト、アルミニウム、マンガンなど、電池の製造に不可欠な金属のコストが上昇し、リチウムイオン電池パックの価格が上昇したのだ。
リチウム価格指標を見てみよう…価格は制御不能に陥っている…

「リチウムの生産量が増える 2024 年まで、価格は再び下がらないと予想される」 とブルームバーグは説明している。
リチウムイオン電池パックの上昇は、経済を脱炭素化するための価格が高価になるという、エネルギー転換における最初の赤信号になるかもしれない。
「コンサルタント会社 iLiMarkets のダニエル・ジメネス (Daniel Jimenez) 氏は最近、FT に対し、「エレクトロモビリティの出現とリチウムに関するこれだけの興奮で、世界は新しい供給源を必要としています」 と語った。「今後 3 年間にリチウムを生産する企業は、異常に高いマージンを得ることができるでしょう。」
しかし、新しい供給が開始されるまでは、リチウムイオン電池パックは高騰し、すでに EV の価格が高騰する懸念が生じつつある。

☆リチウムイオン電池パックの加重平均価格が、初めて上昇に転じ1キロワット時(KWH)あたり151ドルへ
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