2022-12-21 (Wed)

本日のキーワード : ウクライナ、ステパーン・バンデーラ、バンデリスト、ネオナチ、ナチズム、ユダヤ人、ユダヤ教、キリスト教、ウッドロー・ウィルソン、歴史修正主義
The ideology of the banderists
バンデリストのイデオロギー ①
If Stepan Bandera was an agent of the Gestapo and left only the memory (positive for some) of the massacres and tortures he organized, Dmytro Dontsov was -and still is- the reference thinker of Ukranian nationalists. It is he who invented Ukrainian racialism and imagined the fanaticism of Ukrainian nationalists as a weapon.
ステパーン・バンデーラがゲシュタポの手先であり、彼が指揮した虐殺と拷問の記憶 (肯定的なものもある) だけが残っているとすれば、ドミトロ・ドンツォフは - そして今も - ウクライナ民族主義者の中心的思想家であった。ウクライナの人種差別主義を作り出し、ウクライナの民族主義者の狂信を武器として構想したのは彼である。

ドミトロ・ドンツォフ

ステパーン・バンデーラ

バンデライト (バンデーラ派極右)

ドミトロ・ドンツォフ、「統合的ウクライナ・ナショナリズム」 の思想家。彼の著作を読むことは、民族主義者のウクライナ人兵士、特にアゾフ連隊の兵士には義務付けられている。


In Scandinavian mythology, the Valkyrie are servants of the god Odin. They ride on wolves. But the Germans represent them on horses. The "Ride of the Valkyries", set to music by Richard Wagner, announces both the death of the heroes and their glorious destiny in the coming battle at the end of time.
スカンジナビアの神話では、ワルキューレはオーディン神の下僕である。彼らは狼に乗る。しかし、ドイツでは馬に乗ったワルキューレを表現する。リヒャルト・ワーグナーの音楽に合わせた 「ワルキューレの騎行」 は、英雄たちの死と、時の果てに訪れる戦いでの輝かしい運命を告げるものである。




2000年世田谷一家惨殺事件の犯人の事言っちゃてるよ👀‼️大丈夫か
— 橘賀昌 (@KyO3wTachibana) November 7, 2022
ヤッパリね🤔 pic.twitter.com/CPJiPfXFYb
☆Ukraine : misunderstandings and misunderstandings
本日の書物 : 『戦争を始めるのは誰か 歴史修正主義の真実』 渡辺 惣樹 文藝春秋
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 現代では誰でもその名を知る経済学者ジョン・メイナード・ケインズ (一八八三年生まれ) は第一次世界大戦勃発時には、ケンブリッジ大学 (キングズカレッジ) で活躍する経済学者であった。大戦中イギリス大蔵省はその彼にアメリカからの資金調達実務を任せた。ベルサイユ会議ではドイツ賠償金問題を検討する委員の一人に任命した。
彼は、この戦いで連合国軍の大きな被害は理解していたが、「会議は正義のある、野蛮ではない (less uncivilized) 」 結論になると期待した。それだけに英仏の復讐心が会議の大勢を支配すると強い危機感を持った。「ドイツを飢えさせてその息を耐えさせるようなことがあってはならない。またオーストリアにはより寛容であるべきだ」 と主張した。

ジョン・メイナード・ケインズ
ケインズは確かに母国の勝利を願ってはいたが、港湾封鎖によってドイツやオーストリア国民を飢えさせるやり方には批判的であり、封鎖は解くべきであると休戦以前から訴えていた。独墺国民の窮状を知っているケインズは、連合国の賠償要求はヨーロッパの恒久的平和構築の障害となり、ヨーロッパ大陸をより悲惨にするであろうと憂慮した。…
ケインズはこの会議の行く末に絶望するとロイド・ジョージ首相に辞意を伝えた (一九一九年六月五日)。
「私はこの土曜日 (六月七日) 付で辞任致します。この悪夢の場から退場します。私がここで出来ることはもはや何もありません。私は戦いに敗れました」

デビッド・ロイド・ジョージ
辞任したケインズはイギリスに戻った。二人の友人 (ヴェネッサ・ベルとダンカン・グラント) が所有するチャールストン (イーストエセックス州) にある農家に身を潜めた。パリで病んだ精神は故国に戻るとたちまち回復した。彼はそこでベルサイユ条約を批判する書を一気に書き上げた。『平和の経済的代償 (The Economic Consequences of the Peace) 』 と題された書の主張は、「復讐心に満ち、ドイツを未来永劫にわたって窮乏化させようとする (連合国の) 熱き感情は (あらたな) 『ヨーロッパ内戦 (European Civil War) 』 を惹起するだろう」 と強く警告するものであった。』

ヤコブの神のメシア
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、米軍占領下の政策の流れをそのまま引き継いでいる、わが国の “暗記するだけ” の歴史教育でお勉強をしてきた ( = したつもりになっている) だけのヒトには、決して知り得ない、実際に起きていたこと、そしてその流れが現代にも連なっているということ (例えば、アメリカ (とイギリス) が引き起こしたウクライナ紛争) を理解できるようになる 『学び』 のために必須の書物になります。具体的に申しますと、アメリカ (とイギリス、そしてその背後に隠れているユダヤ人) が捏造し流布してきた “通説的歴史” を、膨大な証拠や根拠を提示しながら、非常に高度に、より論理的に、より科学的に解析を行うことで “通説的歴史” の誤り・嘘を糺し、『正しい歴史認識』 を人びとに知らしめる学問的立場である 『歴史修正主義』 に基づく、当ブログお薦めの良書になります。ちなみに・・・ですが、“通説的歴史” を主張し続けているような “自称専門家” 連中の知的能力では、『歴史修正主義』 の主張に反論することも、論破することも不可能で、せいぜいトンチンカンな “レッテル貼り” をするのが精一杯だ、という現実は、世に知られるところでもあります。ということで、是非一度、お手に取ってご覧頂きますように🌸

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 1,084,431(1,084,425)÷99,404,315(99,402,339)=0.0109・・・(0.0109) 「1.09%(1.09%)」

イタリア : 182,419(182,419)÷24,709,404(24,709,404)=0.0073・・・(0.0073) 「0.73%(0.73%)」

日本 : 51,520(51,298)÷25,972,791(25,837,030)=0.0019・・・(0.0019) 「0.19%(0.19%)」

さて、これまでの流れを、簡単に確認しておきますと、まず、出発点として、カール・マルクス (1818 - 1883) が生まれる約 200 年ほど前の時代 (日本で言えば、戦国時代から江戸時代初期にかけての時代) に、ドイツの神秘主義者であるヤーコプ・ベーメ (ヤコブ・ベーメ、1575 - 1624) という名の人物がいて、その後の 「ドイツ思想」 に決定的な影響を与えた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」・「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 なるものが世に生まれることになります。(詳しくはこちらから💓)

ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
そのベーメの言っていたことというのは、次のようなものでした。
世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである (詳しくはこちらから💓)
そして、その影響を受けたのがプロイセン (ドイツ) の哲学者イマヌエル・カント (1724 - 1804) で、彼が言っていたことは、次のようなものでした。

イマヌエル・カント
たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない (詳しくはこちらから💓)
また、ドイツ観念論を代表する思想家ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル (1770 - 1831) も影響を受けていて、そんな彼が言っていたことは、次のようなものでした。

ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる (詳しくはこちらから💓)
で、この流れを受け継いでいるのがカール・マルクスであり、ウラジミール・レーニン (1870 - 1924) で、彼らが言っているのは次のようなことです。

カール・マルクス
私たちには、世界を壊したいという衝動はない。もし私たちが世界を壊すとすれば、それは私たちが社会とその主人たちからそうすることを学んだからである

ウラジーミル・イリイチ・レーニン
われわれは、世界を固定するために、意識の統一を強行しよう (詳しくはこちらから💓)
このように、ドイツで生まれた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想が生み出されることとなります。ここで重要な点は、そもそも全知全能なる神が創り賜うた世界にあって、なぜ悪が存在するのか、という疑問から生じた 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 が、ユダヤ・キリスト教的 “善悪二元論” をより一層強化し、世界を完全に良くするために 「悪なるもの」 を消し去らねばならない、といった浅はかな思考へと陥る人々を生じさせたことです。多くの一般的な人々も陥りやすい誤った思考ですが、特に 「極左おパヨク」 と呼ばれる連中は、その影響をもろに受けてしまうほどの 「おバカ」 で、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することで、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の対象物として “罪” を創り出し、その罪に対する償 (つぐな) い・贖 (あがな) いを果たねばならない、と妄信させることによって、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 の下で、人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し ( ← これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて 「権威主義的な統制社会の再構築」 を目指す連中の思う壺となっていて、それはまさに現在、私たちが普通に目にすることができる状況にあります。つまり、もはや隠そうともしていない、という状況にあるということです。

その 「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 については、ドイツ出身の社会学者・歴史学者かつマルクス主義者であり、エリート理論の信奉者で、さらにはファシズム (全体主義者) でもあったロベルト・ミヒェルス (ロベルト・ミヘルス) が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy) を確認をしてきましたが、そこにもやはり 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 の影響を見ることができます。(詳しくはこちらから💓)

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
また、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー) 」 と同根の言葉である 「オリガルヒ (oligarch) 」 につきましても、ロシア (詳しくはこちらから💓) やウクライナ (詳しくはこちらから💓) の事例から、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 ( = ユダヤ教徒)」 (こちらもご参照💓) が存在していることも判明しました。

さらには、ウクライナとユダヤ人 ( = ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認しました。 (詳しくはこちらから💓)

そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために、様々な論文を見ているところとなります。

☆『現代ユダヤ思想における神権政治をめぐる論争 : ブーバー、ヴァイレル、ラヴィツキーの理解を中心に』 平岡 光太郎
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 第三章 イツハク・アバルヴァネルとその聖書注解
第二節 アバルヴァネルのテクスト
本節では本論のヴァイレルとラヴィツキーの論争に関わるアバルヴァネルの聖書注解と論考を要約と共に提示する。以下、提示の順序は著述された年代に沿うものである。
『イェシュオット・メシホ』
『イェシュオット・メシホ』 は 1497 年にナポリ王国アプリア地区のモノポリで書かれた。この著作は聖書注解ではなく、テーマについて解説という形で書かれ、アバルヴァネルはここで贖いとメシアの到来 (終末論) をテーマにして著述した。彼のメシア思想はミグダル・イェシュオット ( 『マアヤネイ・ハイェシュア』、『マシュミヤ・イェシュア』、『イェシュオット・メシホ』 の総称)、イザヤ書注解、十二小預言者の書注解の一部などに見いだせる。本稿文においてはラヴィツキーが扱ったメシア到来の箇所だけに着目する。
ラビ・ヒレルは言った、「メシア到来の日というのはふさわしくない。なぜなら見よ、来たる未来にはイスラエルには、彼らを統治する油を注がれた王は存在しない。そして預言者たちがメシア王の問題について、そしてすでに約束のうちの第一番目において言及したところの彼の性質について決定したことを詰問しないこと。なぜなら、それはすでにヒゼキヤについて注解されたからである。彼はエッサイの株から出た芽であり、知恵と識別の霊が彼のうえにとどまる。彼は弱い人のために正当な裁きを行い、唇の勢いをもって悪人を死に至らせられた。その悪人とは、彼の祈りによって死んだセンナケリブのことである。そして彼 〔ヒゼキヤ〕 の日々には地に平和があった。そして彼こそが預言において語られるところのダビデの子であり、その彼について語らえたところは第二神殿が存在したときのようになる。つまりダビデ家の子孫からの長は、サンヘドリンの首長となり、彼はヤコブの神のメシアとして現れ、イスラエルを統治することはない。だからエゼキエルは 「わたしは彼らのために一人の牧者を起こし、そしてそれはわが僕ダビデが彼らの真ん中で長となる」 と言った。同じ言葉でエレミヤも 「彼らを導く牧者をわたしは立てる」 と言った。これは士師たちとサンヘドリンについてこのように語るのである
上記の引用によると、メシアは議長、サンヘドリンの首長として現れるのであって、ヤコブの神のメシアとしてイスラエルを統治するものではない。さらにアバルヴァネルはエレミヤ書の 「彼らを導く牧者をわたしは立てる」 の箇所を士師たちとサンヘドリンについて語られるとする。』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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