2022-12-20 (Tue)

本日のキーワード : ウクライナ、ステパーン・バンデーラ、バンデリスト、ネオナチ、ナチズム、ユダヤ人、ユダヤ教、キリスト教、ウッドロー・ウィルソン、歴史修正主義
Poland and Ukraine
ポーランドとウクライナ ⑥
Poland and Ukraine have a complex history of massacres on both sides. However, for eight years, they have been united against Russia. After having considered annexing a Russian territory if Moscow loses the war, Warsaw would like to annex a Ukrainian territory, if Kiev loses. President Andrzej Duda has reportedly received guarantees from his counterpart Volodymyr Zelensky that, in gratitude for his military aid against the Russians, his country could annex Galicia.
ポーランドとウクライナは、それぞれに虐殺のあった複雑な歴史を持っている。しかし、この 8 年間、彼らはロシアに対して団結してきた。モスクワが戦争に敗北した場合、ロシアの領土を併合することを検討してきたワルシャワは、キエフが敗北した場合、ウクライナの領土を併合したい考えを持っている。ドゥダ大統領は、ロシアに対する軍事支援の見返りとして、自国がガリツィアを併合することができるという保証を、相手国のウォロディミル・ゼレンスキーから得ているとされる。

アンジェイ・セバスティアン・ドゥダ
☆野村 真理 ガリツィアのユダヤ人(新装版): ポーランド人とウクライナ人のはざまで


On May 22, 2022, the Polish and Ukrainian presidents, Andrzej Duda and Volodymyr Zelensky, at the Verkhovna Rada in Kiev.
2022 年 5 月 22 日、ポーランドとウクライナの大統領、アンジェイ・ドゥダとウォロディミル・ゼレンスキー、キエフのヴェルホーヴナ・ラーダ (ウクライナ最高議会) で。


Polish security specialist Jerzy Dziewulski and Ukrainian acting president Oleksandr Turchynov oversee military operations against the Donbass insurgents (June 2014).
ドンバスの反乱軍に対する軍事作戦を監督するポーランドの治安専門家イェジー・ジエウルスキー (Jerzy Dziewulski) とウクライナの大統領代行オレクサンドル・トゥルチノフ ( 2014 年 6 月)。

イェジー・ジエウルスキー

オレクサンドル・トゥルチノフ
It soon became apparent that the 2014 Ukrainian colorful revolution/coup was overseen by Straussian diplomats Victoria Nuland (current No. 2 in the U.S. Secretary of State) and Derek Chollet (current advisor to the U.S. Secretary of State), but implemented by Canadians and Poles Radosław Sikorski and Jerzy Dziewulski. The latter is a prestigious police officer, trained in Israel, and later an advisor to the President of the Republic and a parliamentarian. A photo, taken in June 2014, showed him leading the Ukrainian intervention forces alongside Ukrainian interim president Oleksandr Turchynov.
2014 年のウクライナのカラー革命・クーデターは、シュトラウス派の外交官ビクトリア・ヌーランド (現米国国務長官の No.2 ) とデレク・ショレ (現米国国務長官顧問) が統括していたが、実行はカナダ人とポーランド人のラドスワフ・シコルスキとイェジー・ジエウルスキーによって行われていたことがすぐに明らかにされた。後者はイスラエルで訓練を受けた名うての警察官で、その後、共和国大統領顧問や国会議員を務めている。2014 年 6 月に撮影された写真には、ウクライナ暫定大統領オレクサンドル・トゥルチノフとともにウクライナ介入軍を率いている姿が写っていた。

レオ・シュトラウス

ビクトリア・ヌーランド

デレク・ショレ

ラドスワフ・シコルスキ
Poland returned to the fray at the start of the 2022 Russian special military operation. When Nato announced an imminent Russian defeat, General Waldemar Skrzypczak demanded that Kaliningrad (which was never Polish) be returned by Russia to Poland as war reparations. As it soon became clear that Russia was advancing and that the defeat would be Ukrainian, President Andrzej Duda considered recovering Eastern Galicia, which had been lost in the Second World War. At first he proposed to the Ukrainians to deploy a Polish peace force to protect Galicia. Then he made a stirring speech to assure his neighbors of their support against Russia. Finally, he went to Kiev and made a speech to the Verkhovna Rada. Finally, Poland began to implement a one-way cooperation. It deployed high-ranking officials to administer the country that a large part of the population fled. But not the other way around: there are no Ukrainian officials in Poland. Similarly, after taking in two million Ukrainian political refugees, Poland has indicated that it will stop paying them allowances as of July 1.
ポーランドが戦線に復帰したのは、2022 年のロシア特別軍事作戦の開始時である。NATO がロシアの敗北が迫っていると発表すると、ワルデマル・スクリプチャク将軍は、戦争賠償としてロシアからポーランドにカリーニングラード (ここはそもそもポーランド領ではなかった) を返還するよう要求した。ほどなくしてロシアの躍進とウクライナの敗北が明らかになると、アンジェイ・ドゥダ大統領は第二次世界大戦で失われた東ガリツィアの回復を目指した。当初、彼はウクライナ側に、ガリツィアを守るためにポーランドの平和部隊を派遣することを提案した。そして、ロシアに対する隣国の支援を確約するために、勇ましい演説を行った。そして、キエフに赴き、ヴェルホヴナ・ラーダ (国民議会) で演説を行った。そして、ポーランドは一方的な協力をするようになった。ポーランドは、国民の多くが逃げ出した国の行政に高官を配置した。しかし、その逆のことは許されない。ポーランドにウクライナの役人はいない。同様に、200 万人のウクライナ人政治亡命者を受け入れたポーランドは、7 月 1 日付で手当の支給を停止することを明らかにした。

ワルデマル・スクリプチャク
The enthusiastic acceptance of Warsaw’s aid for territory by the Banderists attests to the artificial nature of their "nationalism.
バンデリストたちがワルシャワの領土問題への支援を熱狂的に受け入れていることは、彼らの 「ナショナリズム」 がいかに作為的なものであるかを証明している。




2000年世田谷一家惨殺事件の犯人の事言っちゃてるよ👀‼️大丈夫か
— 橘賀昌 (@KyO3wTachibana) November 7, 2022
ヤッパリね🤔 pic.twitter.com/CPJiPfXFYb
☆Ukraine : misunderstandings and misunderstandings
本日の書物 : 『戦争を始めるのは誰か 歴史修正主義の真実』 渡辺 惣樹 文藝春秋
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 一九一九年一月二二日、英国首相ロイド・ジョージは連合国首脳の協議の場でドイツに対する賠償金支払い検討の専門部会設置を提案した。フランスもドイツからの賠償金獲得に熱心であっただけに直ぐに賛成した。英仏は賠償金に自国兵士への離職手当や退役年金のコストまでも含めるように要求した。この動きに賠償問題に関わる法律アドバイザーとして会議に参加していたジョン・フォスター・ダレス (後のアイゼンハワー政権の国務長官) は強い懸念を持った。ウィルソン大統領もダレスと同様の考えだった。

デビッド・ロイド・ジョージ

ジョン・フォスター・ダレス
「 (我が国は) 戦争コストを賠償金の計算に入れることには反対だ。そんなことをすれば我々が敵国 (ドイツ) に期待させた条件を裏切ることになる」

ウッドロー・ウィルソン
ドイツを休戦に誘い込んだウィルソンが取るべき当然の態度だった。しかし対独復讐心に燃える英仏首脳を前にして、ウィルソンはたちまちその立場を変えた。ウィルソンは専門家たちの反対意見があっても聞き入れず、英仏の要求を容認してしまった。
ウィルソン大統領の十四カ条の和平提案を信じて休戦を求めたドイツへの裏切りはベルサイユ条約二三一条で明確に現われた。連合国とその国民が被った損失と犠牲の原因は全てドイツの侵略行為に起因するとする第二三一条は 「戦争犯罪条項 (War Guilt Clause) 」 と呼ばれる。この条約に署名を命じられたミューラー外務大臣は卒倒して意識を失ったと書いた。現代の史家でさえも第一次世界大戦の原因をピンポイントで説明できない。それにもかかわらずベルサイユ条約ではドイツに全責任を押し付けた。ミューラーが倒れたのもこれが原因であった。「この条項は根本的にフェアでないと見みなされ、全てのドイツ人が心に深い恨みを残すことになった」 のである。
英仏の要求は、ドイツの支払能力を全く考慮しないものであった。アメリカの交渉実務担当者はこの要求に三ヶ月間にわたって抵抗した。しかし結局はウィルソン大統領もその代役を時に努めたマンデル・ハウスも、英仏の要求を容認した。これこそがアメリカ外交の大きな失敗であり、後のナチス台頭の原因であった。

エドワード・マンデル・ハウス
歴史修正主義の大家チャールズ・タンシル (ジョージタウン大学教授) はその著書 『Back Door to War』 (原著初版一九五二年) で次のように批判している。
「ウィルソン大統領は英仏の要求に屈した。この事実こそが (後に) アドルフ・ヒトラーの主張を呼び込むこととなった。ヒトラーは連合国の態度がいかに不道徳であったかを訴えナチスの社会運動に利用したのである」 』

国の平安を祈りなさい、なぜならば・・・
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、米軍占領下の政策の流れをそのまま引き継いでいる、わが国の “暗記するだけ” の歴史教育でお勉強をしてきた ( = したつもりになっている) だけのヒトには、決して知り得ない、実際に起きていたこと、そしてその流れが現代にも連なっているということ (例えば、アメリカ (とイギリス) が引き起こしたウクライナ紛争) を理解できるようになる 『学び』 のために必須の書物になります。具体的に申しますと、アメリカ (とイギリス、そしてその背後に隠れているユダヤ人) が捏造し流布してきた “通説的歴史” を、膨大な証拠や根拠を提示しながら、非常に高度に、より論理的に、より科学的に解析を行うことで “通説的歴史” の誤り・嘘を糺し、『正しい歴史認識』 を人びとに知らしめる学問的立場である 『歴史修正主義』 に基づく、当ブログお薦めの良書になります。ちなみに・・・ですが、“通説的歴史” を主張し続けているような “自称専門家” 連中の知的能力では、『歴史修正主義』 の主張に反論することも、論破することも不可能で、せいぜいトンチンカンな “レッテル貼り” をするのが精一杯だ、という現実は、世に知られるところでもあります。ということで、是非一度、お手に取ってご覧頂きますように🌸

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 1,084,425(1,083,781)÷99,402,339(99,325,096)=0.0109・・・(0.0109) 「1.09%(1.09%)」

イタリア : 182,419(180,733)÷24,709,404(24,488,080)=0.0073・・・(0.0074) 「0.73%(0.74%)」

日本 : 51,298(51,070)÷25,837,030(25,709,940)=0.0019・・・(0.0019) 「0.19%(0.19%)」

さて、これまでの流れを、簡単に確認しておきますと、まず、出発点として、カール・マルクス (1818 - 1883) が生まれる約 200 年ほど前の時代 (日本で言えば、戦国時代から江戸時代初期にかけての時代) に、ドイツの神秘主義者であるヤーコプ・ベーメ (ヤコブ・ベーメ、1575 - 1624) という名の人物がいて、その後の 「ドイツ思想」 に決定的な影響を与えた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」・「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 なるものが世に生まれることになります。(詳しくはこちらから💓)

ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
そのベーメの言っていたことというのは、次のようなものでした。
世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである (詳しくはこちらから💓)
そして、その影響を受けたのがプロイセン (ドイツ) の哲学者イマヌエル・カント (1724 - 1804) で、彼が言っていたことは、次のようなものでした。

イマヌエル・カント
たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない (詳しくはこちらから💓)
また、ドイツ観念論を代表する思想家ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル (1770 - 1831) も影響を受けていて、そんな彼が言っていたことは、次のようなものでした。

ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる (詳しくはこちらから💓)
で、この流れを受け継いでいるのがカール・マルクスであり、ウラジミール・レーニン (1870 - 1924) で、彼らが言っているのは次のようなことです。

カール・マルクス
私たちには、世界を壊したいという衝動はない。もし私たちが世界を壊すとすれば、それは私たちが社会とその主人たちからそうすることを学んだからである

ウラジーミル・イリイチ・レーニン
われわれは、世界を固定するために、意識の統一を強行しよう (詳しくはこちらから💓)
このように、ドイツで生まれた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想が生み出されることとなります。ここで重要な点は、そもそも全知全能なる神が創り賜うた世界にあって、なぜ悪が存在するのか、という疑問から生じた 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 が、ユダヤ・キリスト教的 “善悪二元論” をより一層強化し、世界を完全に良くするために 「悪なるもの」 を消し去らねばならない、といった浅はかな思考へと陥る人々を生じさせたことです。多くの一般的な人々も陥りやすい誤った思考ですが、特に 「極左おパヨク」 と呼ばれる連中は、その影響をもろに受けてしまうほどの 「おバカ」 で、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することで、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の対象物として “罪” を創り出し、その罪に対する償 (つぐな) い・贖 (あがな) いを果たねばならない、と妄信させることによって、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 の下で、人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し ( ← これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて 「権威主義的な統制社会の再構築」 を目指す連中の思う壺となっていて、それはまさに現在、私たちが普通に目にすることができる状況にあります。つまり、もはや隠そうともしていない、という状況にあるということです。

その 「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 については、ドイツ出身の社会学者・歴史学者かつマルクス主義者であり、エリート理論の信奉者で、さらにはファシズム (全体主義者) でもあったロベルト・ミヒェルス (ロベルト・ミヘルス) が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy) を確認をしてきましたが、そこにもやはり 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 の影響を見ることができます。(詳しくはこちらから💓)

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
また、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー) 」 と同根の言葉である 「オリガルヒ (oligarch) 」 につきましても、ロシア (詳しくはこちらから💓) やウクライナ (詳しくはこちらから💓) の事例から、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 ( = ユダヤ教徒)」 (こちらもご参照💓) が存在していることも判明しました。

さらには、ウクライナとユダヤ人 ( = ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認しました。 (詳しくはこちらから💓)

そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために、様々な論文を見ているところとなります。

☆『現代ユダヤ思想における神権政治をめぐる論争 : ブーバー、ヴァイレル、ラヴィツキーの理解を中心に』 平岡 光太郎
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 第三章 イツハク・アバルヴァネルとその聖書注解
第二節 アバルヴァネルのテクスト
本節では本論のヴァイレルとラヴィツキーの論争に関わるアバルヴァネルの聖書注解と論考を要約と共に提示する。以下、提示の順序は著述された年代に沿うものである。
『ナハラット・アボット』
『ナハラット・アボット』 はユダヤ教の道徳的格言集と見做される 『アボット』 の注解である。この注解は 1496 年 7 月にナポリ王国アプリア地区のモノポリで書かれた。アバルヴァネルはこの注解の最後において、スペインからの追放でナポリにやって来たことを記す。アバルヴァネルによると、初め、スペイン王国は手厚い歓迎をもってユダヤ人たちを迎えたが、後に敵となってしまった。彼はこの追放をエルサレム離散と表現する。スペインがエルサレムのようにアバルヴァネルに愛された土地であったことが分かる (170)。
本稿文ではアバルヴァネルが解釈した 「主任祭司ラビ・ハナニヤはいう。国の平安を祈りなさい。なぜならこれを畏れることなくしては、人は生きながら相食むことになろう ( 『ミシュナー』、アボット、3 : 2 )」 の注解箇所の一部を取り上げる。ラヴィツキーにとって、ここは、アバルヴァネルが理想的な希望を提示することで満足しないことを例示する個所である。
そして見よ、「国の平安のため」 と言われ、「王の平安のため」 とは言われない、なぜなら国の平安こそが法を必要とするからである。王がそれ 〔法〕 を定め、それ 〔法〕 に従事することなく・・・なぜなら多くの場合、王は法を侵害し、その邪魔をするものだからである。・・・そして国の平安が、特別で罪を遠ざけるのに近い原因でないと知られるが、しかし国の平安は法の公正とさらに指導の原因である。・・・いかにしてトーラーが裁判所への敬意とその 〔裁判所の〕 平安を命じたかは 「神をののしってはならない。あなたの民の中の代表者を呪ってはならない」 と言われたとおりである。そしてエレミヤの言った 「その町の平安を祈りなさい、なぜならその 〔 町の 〕 平安があってこそ、あなたたちにも平安があるのだから」 (171) は、ラビ・ハナニヤが言った 「国の平安を祈りなさい」 という言葉に同意する。なぜなら裁きにおいて人間が用いるところの打つ杖がなかったならば、力をもつ者が利益を得て、政治的居住地は損なわれてしまうだろう
アバルヴァネルの注解においては 『アボット』 の強調する点は王の平安ではなく、国の平安だとされる。国の平安のために公正な法が導入されるのである。また裁きを行う裁判所への敬意とその平安にも言及される。
(170) スペインからのユダヤ人追放をエルサレムの神殿崩壊と並べて理解する傾向は、一人アバルヴァネルだけのものでなく、広くユダヤ教に見られるものである。
(171) 「わたしが、あなたたちを捕囚として送った町の平安を求め、その町のために主に祈りなさい。その町の平安があってこそ、あなたたちにも平安があるのだから」 (エレミヤ記 29 : 7 )。』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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