2022-12-18 (Sun)

こちらは、以下の 『ZeroHedge』 さん記事の翻訳となります。
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☆Another Blackstone Fund Just Hit Redemption Limits
ブラックストーンの巨大不動産ファンドに資金を投入した投資アドバイザーやポートフォリオ・マネジャーは、同ファンドの解約限度額に達したため、顧客を落ち着かせるために投資管理会社から先週、思いがけないメールを受け取ることになった。そして今、社債にフォーカスした同様の投資信託もまた換金制限にかかっている。
Blackstone Real Estate Income Trust (BREIT) は商業用不動産を購入するファンドだが、Blackstone Private Credit Fund (BCRED) は社債のポートフォリオを持つ最大の投資ビークルのひとつである。10 月末時点の BCRED の純資産は 230 億ドルで、総資産は 501 億ドルとなっている。

先週の焦点は BREIT だった。690 億ドルの不動産ファンドが、四半期ごとの上限額を超える解約請求に直面したのだ。ブラックストーンによると、アジアの投資家から売りが出ているとのことだ。

今、BREIT 的な伝染が広がっている。11 月 30 日までの 3 ヶ月間で、BCRED の発行済み株式の約 5 %が換金申請されたが、提出書類によると、「今四半期の申請株式数には 100 %応じる予定」だという。3 ヶ月間で約 10 億ドルの払戻し請求があったことになる。
BCRED と BREIT はともに、ファンドの暴落を防ぐため、四半期ごとに 5 %の解約制限を設けている。
BCRED のローンのほとんどは、第一抵当権と上位担保が設定されている。ファンドの約 29 %がソフトウェアと IT に振り向けられており、連邦準備制度理事会 (FRB) の過去数十年で最も積極的な引き締めがハイテク部門の低迷を招いたことを考えると、これは非常に大きな問題であることが分かる。そして、リセッションに対する懸念が高まり、クレジットサイクルの転換が、投資家がファンドから撤退する理由の一つになっている可能性があるのだ。

BCRED のトータルリターンは今年 7 %上昇している一方で、取引可能な Blackstone Secured Lending (BXSL) は今年累計で 30 %以上下落している。

JP モルガンのアナリスト、ケネス・ワーシントン (Kenneth Worthington) 氏は顧客に対し、「 BREIT における問題も、BCRED にある程度の影響を与える可能性がある」 と記している。
ブラックストーンは、2 つの大型ファンドの投資家をゲートで囲い込み、資金流出を防いでいる。さらなる伝染の可能性はあるのですか?

☆ブラックストーンのプライベートクレジットファンド、償還上限に到達
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