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     >  ZeroHedge >  明日のパウエル議長の講演を前に株価は下落するが、より重要なのはその直後のブラックアウト期間だ

    明日のパウエル議長の講演を前に株価は下落するが、より重要なのはその直後のブラックアウト期間だ

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    こちらは、以下の 『ZeroHedge』 さん記事の翻訳となります。

    Stocks Cower Ahead Of Powell's Speech Tomorrow But It Is The Blackout Period Right After That Matters More


    データ満載の今週、市場を魅了しているのは明日のパウエル FRB 議長によるブルッキングス研究所での 「経済見通しと労働市場」 (午後 1 時 30 分) と題した講演である。

    ゴールドマンが指摘するように、パウエル議長が再び市場に打撃を与えるというリスクが、センチメントを低迷させているのだ。ゴールドマンによれば、「パウエル議長が金融情勢 (financial conditions) の引き締めに言及するかどうかに注目すること」 だと言う。FRB 議長は経済と労働市場について議論する予定だ。FOMC 参加者は、会合後の声明文の言葉を引用し、政策金利の水準、金融政策が活動に影響を与える不確実なラグ、そして入ってくるデータはすべて、今後の金融政策の道筋にとって重要な要素になると指摘した。

    パウエル議長の講演は、予想以上にハト派的な FOMC 議事録によって株価が 4,000 を超えたものの、その後、Covid ゼロのドラマとパウエル議長自身の講演が迫る中で上昇が一段落した数日後に実施されるものだ。月曜日の朝、ゴールドマンのトレーダー、リッチ・プリボロツキー氏は、「市場はイベントに向けて弱い動きをすると予想される…」 と述べ、FRB がデータに依存しないようにするために彼が言えることはほとんどないが ( 12 月の FOMC 前の米国非農業部門雇用者数 (NFP) と消費者物価指数 (CPI) は依然として重要) 「パウエル議長は (金融政策の) 反応関数を形成し始めることができる」 と語った。

    プリボロツキー氏が結論付けたように、「メッセージはタカ派的で、インフレが低下しているように見えても、インフレ期待が目標 ( 2 %) まで低下するよう、FRB は実質金利をより長くより高く維持することを改めて示す試みとなる」 のだ。実際、市場はすでにこれを先取りしており、ゴールドマン・プライムは、「先週のフローは、投資家が単一銘柄の空売りに再び取り組むことで売りが優勢となった。マクロ商品は、主にショートカバーによって純購入となり、単一銘柄は空売りが空買いを上回り、純売りとなった ( 6.4 対 1 ) 」 と書いている。

    これが悪いニュースだ : 良いニュースは、ゴールドマンのトレーダー、マイケル・ノチェリーノ氏が書いているように、パウエル演説の数日後、Fed のブラックアウトが始まり ( 12 月 3 日)、12 月 14 日の FOMC 発表まで 10 日間続く。ノチェリーノ氏はこう言っている。「前回の Fed のブラックアウトではハト派的になった (FCI (financial conditions index/金融情勢指数) は年初来高値、S&P 500 は3,600 - 3,700、10 年債は4 - 4.3%、過剰な引き締めへの懸念とピボット (方向転換) の可能性への市場の期待は急上昇) したのを思い出す。」

    しかし現在、ゴールドマンの金融情勢指数は100 を下回り、10 年物金利は 3.7 %、S&P 500 は 3,950 - 4,000 のレンジで、FRB は何とか負けないようにできる限りのことをしている。それでもパウエルの口先だけの発言は、「 FRB の口先だけの引き締め」 の最後となり、すぐに失望させる雇用統計と予想よりも弱い CPI が 12 月の FOMC 前に予定されているのだ。

    テクニカル面では、自社株買いが非常に好調で、1 日当たり平均のおよそ 2 倍の 60 億ドルのペースで続いている…

    自社株買い…今週は、2021 年度の ADTV (Average daily trading volume/一日の平均取引量) の 2.0 倍で終了した。現在、S&P 500 の約 98 %がオープンウィンドウにあると推定される。当社の推定では、これは 1 日当たりおよそ 60 億ドルの需要に相当する。

    当社は現在、S&P P500種構成企業の 98 %が自社株買い注文を出すことができるオープンウィンドウの期間中と推定しています。歴史的に見ると、11 月は企業の大半がオープンウィンドウに入ると推定されるため、1 年のうちでより活発な月であることが一般的です。次のブラックアウトウィンドウは 12 月 19 日に始まると予想されます…


    ytd repurchase auth

    …そしてそれは、CTA が次に何をするかが重要であるということだ。ノチェリーノ氏が説明するように、「今朝はこの数字に注目してください…中期の閾値である 3,969 のすぐ近くで引けました。これは、私たちが見てきた需要を妨げるはずです。また、彼らはカバーし、かなりの量 (1,530億ドル) をロングしているので、需要は減少し始めるでしょう。」

    そして、ゴールドマンのトレーディング仲間であるジョン・フラッド氏からさらに詳細 :

    CTA は現在、S&P 500 を 41 億ドルロングしています。先週、CTA は 82 億ドルの S&P 500 を購入したと推定される (先月比 +23 億ドル)。この S&P 500 の買いは、CTA の中期モメンタムがプラスからマイナスに転じ、S&P 500 が 3,969 を下回って引けた (短期モメンタムのトリガーは 3,879、長期は 4,064 です) ことで、売りへと転じました (一晩で 80 億ドルの逆転)。中期モメンタムは、CTA の運用資産総額から見て、最もフォローされている閾値です。

    昨日、当社は 1 週間の S&P 500 の買い越し額を (マーケットが) 横ばいで + 80 億ドルと予想しましたが (中期モメンタムはプラスでした)…

    CTA yest estimate
    対して今日は、フラットな相場で S&P 500 を ▲ 1 億 7,200 万ドル売り越しと予想しています (中期モメンタムは 3,969 より下方でマイナスです)…

    GS CTA today

    翻訳する : 今日と今後数日間の S&P 500 の終値に大きく左右されるだろう ; ここでもう一度、CTA の重要なレベルを確認する。

    ・短期 3,879
    ・中期 3,969 (最も重要)
    ・長期 4,064

    さて、年金基金が月末の投売りでパーティ ( = 現在のラリー) を台無しにするかどうかという質問についてだが、これがその答えだ : ゴールドマンによると、11 月の年金リバランスでは、ファンドが 10 億ドルを買い持ちしており、「期待外れ」 であるとのことだ。

    要約すると、もしパウエルが新たな暴落を引き起こせず、株価が 3,969 以上で引けた場合、12 月中旬まで FRB の口先介入がないブラックアウト期間が、モルガン・スタンレーとドイツ銀行が現在ベースケースとして予想している年末メルトアップに S&P 500 を押し上げるために必要な唯一のものであると考えられる。

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