2022-11-08 (Tue)

本日のキーワード : ウクライナ、ネオナチ、ステパーン・バンデーラ、バンデライト、ユダヤ人、ユダヤ教、キリスト教、カナダ、岸田政権、東日本大震災
Canada and the Banderites
カナダとバンデライト ⑦

Chrystia Freeland demonstrating with the OUN(B) Banderites against Russian aggression in Ukraine. The small banner is in the black and red colors of the Banderites. It bears the slogan is of the Banderites "Glory to Ukraine!".
ウクライナにおけるロシアの侵略に反対するのバンデライト (OUN(B)、ウクライナ民族主義者組織)と共にデモを行うクリスティア・フリーランド。小さな旗はバンデライトの黒と赤の色をしている。そこにはバンデライトのスローガンである「ウクライナに栄光あれ!」というメッセージが込められている。
We stand united. We stand with Ukraine.
— Chrystia Freeland (@cafreeland) February 28, 2022
Nous sommes unis. Nous sommes debout aux côtés de l'Ukraine.
Slava Ukraini! Слава Украіні! pic.twitter.com/5mFjesfOm8

クリスティア・フリーランド
When in 2017, the site Russia Insider revealed the criminal past of her grandfather and his still close ties with the Banderites, she denied the facts and denounced Russian "propaganda". However, on February 27, she appeared with a group of OUN(B) Banderites at a demonstration against Russian aggression. The photo, which she posted herself, was quickly removed from her Twitter account.
2017 年、サイト 「ロシア・インサイダー」 が彼女の祖父 (ナチス宣伝大臣ヨーゼフ・ゲッベルスの直属の部下だったチョミアック) の過去の犯罪歴と、現在も密接に繋がっているバンデライトとの関係を明らかにすると、彼女は事実を否定しロシアの 「プロパガンダ」 を糾弾した。しかし、2 月 27 日、彼女はロシアの侵略に反対するデモにOUN(B) (ウクライナ民族主義者組織のステパーン・バンデーラ派) バンデライトのグループと一緒に登場した。この写真は彼女自身が投稿したもので、すぐに彼女のツイッターアカウントから削除された。

Michael Chomiak with Nazi dignitaries.
ナチスの高官とマイケル・チョミアック

ヨーゼフ・ゲッベルス

1933年7月10日号のタイム誌の表紙を飾ったゲッベルス

ステパーン・バンデーラ

バンデライト (バンデーラ派極右)

Prime Minister Justin Trudeau, Paul Grod, president of the Ukrainian Banderites of Canada, and Chrystia Freeland.
ジャスティン・トルドー首相、カナダにおけるウクライナ・バンデライトのポール・グロッド会長、クリスティア・フリーランド
Reacting with its Nato partners to the Russian military operation, Canada has modified its budget to set aside $500 million for the Ukrainian army, including the Banderites. It has already sent machine guns, pistols, rifles, 1.5 million rounds of ammunition, sniper rifles and various related equipment (February 14), night vision goggles, helmets and body armour (February 27), 100 Carl Gustav M2 recoilless rifles and 2,000 rounds of 84 mm ammunition (Feb. 28), 390,000 individual field rations and approximately 1,600 flak jackets (March 1), 4,500 M72 rocket launchers and 7,500 hand grenades, as well as a subscription to commercial satellite imagery for $1 million (March 3), cameras for surveillance drones (March 9), M777 howitzers and related ammunition, as well as additional ammunition for the Carl Gustav M2 anti-armour weapon (April 22), 8 commercial model armoured vehicles, and a service contract for the maintenance and repair of specialized drone-carried cameras (April 26), and began training Ukrainian soldiers in the handling of M777 howitzers.
ロシアの軍事作戦に NATO のパートナーとともに対応したカナダは、バンデライトを含むウクライナ軍に 5 億ドルの予算を確保するための修正を行った。既に送られたのが、機関銃、ピストル、ライフル、弾薬 150 万発、狙撃銃と各種関連装備 ( 2 月 14 日)、暗視ゴーグル、ヘルメット、防弾服 ( 2 月 27 日)、カールグスタフ M 2 無反動砲 (バズーカ) 100 丁と 84 ミリ弾薬 2,000 発 ( 2 月 28 日)、野戦糧食 39 万食と防弾チョッキ約 1,600 着 ( 3 月 1 日)、M 72 ロケットランチャー 4,500 個と手榴弾 7,500 個、さらに商業衛星画像の契約費用 100 万ドル ( 3 月 3 日)、監視ドローン用カメラ ( 3 月 9 日)、M 777 榴弾砲と関連弾薬、対装甲兵器カール・グスタフ M 2 用追加弾薬 ( 4 月 22 日)、市販モデル装甲車 8 台、ドローン搭載専用カメラの保守・修理サービス契約の締結 ( 4 月 26 日)、そして、M 777 榴弾砲の取り扱いに関するウクライナ兵の訓練を開始した。
On March 2, Justin Trudeau, who believes in the United States, had some 20 countries sign a declaration denouncing Russian disinformation. The aim is to prevent the dissemination of information about Ukrainian and Canadian Banderites.
米国を信奉するジャスティン・トルドーは 3 月 2 日、ロシアの偽情報を非難する宣言におよそ 20 カ国の署名をさせた。ウクライナとカナダのバンデライトに関する情報の流布を防ぐことが目的である。
On March 10, Canada managed to get some thirty countries to sign a second, very Orwellian declaration, welcoming - in the name of press freedom - the censorship in the West of Russia Today and the Sputnik agency, two Russian public media organizations.
3 月 10 日、カナダは約 30 カ国に 2 つ目の、極めてオーウェル的な宣言に署名させることに成功した。それは - 報道の自由の名の下に - ロシアの公共メディアであるロシア・トゥデイとスプートニク社の西側における検閲を容認するものである。
Since the Banderites regime came to power in Kiev, Canada has sanctioned more than 900 Russian and Ukrainian opposition figures and companies. It has added to this list people close to the Russian president and members of their families.
キエフでバンデライト政権が誕生して以来、カナダは 900 以上のロシア人やウクライナの野党の人物や企業に制裁を加えてきた。このリストには、ロシア大統領に近い人物やその家族も加えられている。
In spite of its declarations of principle in favour of the equality in right of all men, Canada supports without reserve the Banderites, heralds of the racial superiority of the Ukrainians over the Russians.
すべての人の権利の平等を支持する原則を宣言しているにもかかわらず、カナダは、ロシア人に対するウクライナ人の人種的優越性を謳うバンデライトを、何のためらいもなく支持しているのである。




☆Canada and the Banderites
本日の書物 : 『日本の希望』 西尾 幹二 徳間書店
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 日本がアメリカから見捨てられるというこのことの意味は、日本列島がアメリカ軍にほどなく 「再占領」 されるということである。東日本大震災時の無政府状態に陥ったときの列島のあの太平洋に頼りなく浮いている漂流国家の姿を思い出していただきたい。

あのような状態が再来する可能性がある。しかも軍事的緊張の下にこのことが起こる。アメリカが東アジア全域をこういう場合に管理経営する権能を与えられていることを国際社会は暗黙のうちに認めている。そのための日米安保条約でもある。残念ながらこれが現実である。
アメリカは中国やロシアに対抗する要衝の地として日本列島を手放す気はない。アメリカにとっては事実上の最前線である。もし日本のマスコミや野党が妨害し、日本政府がフラフラしているなら、アメリカは躊躇せず、日本国憲法を停止するであろう。明日起こるというのではない。日本人が呆然とした無意志状態でいたら、そういうことも起こり得ると言っているのである。野中広務氏が官房長官であったテポドン三陸沖落下事件の折の、あの人工衛星説に取りすがった自民党首脳の体たらくぶりが、いよいよのときにまたまた起こらないという保証はない。私は日本政治の権力中枢をまったく信用していない。
私や日本人の一部が不信感を抱いているというだけならたいしたことではないが、私の見る限りアメリカ政府が日本を守る理由を次第に見失いつつあるということが、最近の新しい厄介な情勢の変化である。約三十年ほど前までは日本の潜在的軍事力にアメリカは脅威を覚えていた。約二十年ほど前には日本の技術力と経済力とに脅威を抱いていた。脅威のある間は日本を守ると称して、日本を抑止しておく必要があった。しかし今は守る必要も、抑止しておく必要も感じなくなった。中国への警戒心だけが日本を守る唯一の理由らしい理由である。しかもそれすらもこれからは変化する可能性がある。いつまでも今の状態が続くわけではない。』

マルティン・ブーバーの 「神権政治思想」
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、ユダヤ・キリスト教思想の毒におかされ、すでに手遅れ状況にある、下半身がユルユルな♂と、血筋の穢れたビッチな♀、というトンデモナイ組み合わせの “秋シモノ宮家” 一族が、皇位継承どころか、臣籍降下で 「平成K氏」 となることが必然的である、その理由が、スッキリと理解できる良書で、ニューヨークの “KOBUTA (or KOMURO、いずれにしても “K氏” ) MAKO” が、一族自滅の道を自ら切り開いてくれたことに、私たち日本国民は、感謝してもしきれないほどですが、改めて日本国民が日本の皇室を護り抜くということの意味を確認する上でも、当ブログお薦めの必読の書物となります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 1,070,251(1,070,138)÷97,443,959(97,423,583)=0.0109・・・(0.0109) 「1.09%(1.09%)」

イタリア : 179,101(179,025)÷23,531,023(23,504,224)=0.0076・・・(0.0076) 「0.76%(0.76%)」

日本 : 46,700(46,642)÷22,261,640(22,217,117)=0.0020・・・(0.0020) 「0.20%(0.20%)」

さて、これまでの流れを、簡単に確認しておきますと、まず、出発点として、カール・マルクス (1818 - 1883) が生まれる約 200 年ほど前の時代 (日本で言えば、戦国時代から江戸時代初期にかけての時代) に、ドイツの神秘主義者であるヤーコプ・ベーメ (ヤコブ・ベーメ、1575 - 1624) という名の人物がいて、その後の 「ドイツ思想」 に決定的な影響を与えた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」・「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 なるものが世に生まれることになります。(詳しくはこちらから💓)

ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
そのベーメの言っていたことというのは、次のようなものでした。
世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである (詳しくはこちらから💓)
そして、その影響を受けたのがプロイセン (ドイツ) の哲学者イマヌエル・カント (1724 - 1804) で、彼が言っていたことは、次のようなものでした。

イマヌエル・カント
たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない (詳しくはこちらから💓)
また、ドイツ観念論を代表する思想家ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル (1770 - 1831) も影響を受けていて、そんな彼が言っていたことは、次のようなものでした。

ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる (詳しくはこちらから💓)
で、この流れを受け継いでいるのがカール・マルクスであり、ウラジミール・レーニン (1870 - 1924) で、彼らが言っているのは次のようなことです。

カール・マルクス
私たちには、世界を壊したいという衝動はない。もし私たちが世界を壊すとすれば、それは私たちが社会とその主人たちからそうすることを学んだからである

ウラジーミル・イリイチ・レーニン
われわれは、世界を固定するために、意識の統一を強行しよう (詳しくはこちらから💓)
このように、ドイツで生まれた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想が生み出されることとなります。ここで重要な点は、そもそも全知全能なる神が創り賜うた世界にあって、なぜ悪が存在するのか、という疑問から生じた 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 が、ユダヤ・キリスト教的 “善悪二元論” をより一層強化し、世界を完全に良くするために 「悪なるもの」 を消し去らねばならない、といった浅はかな思考へと陥る人々を生じさせたことです。多くの一般的な人々も陥りやすい誤った思考ですが、特に 「極左おパヨク」 と呼ばれる連中は、その影響をもろに受けてしまうほどの 「おバカ」 で、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することで、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の対象物として “罪” を創り出し、その罪に対する償 (つぐな) い・贖 (あがな) いを果たねばならない、と妄信させることによって、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 の下で、人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し ( ← これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて 「権威主義的な統制社会の再構築」 を目指す連中の思う壺となっていて、それはまさに現在、私たちが普通に目にすることができる状況にあります。つまり、もはや隠そうともしていない、という状況にあるということです。

その 「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 については、ドイツ出身の社会学者・歴史学者かつマルクス主義者であり、エリート理論の信奉者で、さらにはファシズム (全体主義者) でもあったロベルト・ミヒェルス (ロベルト・ミヘルス) が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy) を確認をしてきましたが、そこにもやはり 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 の影響を見ることができます。(詳しくはこちらから💓)

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
また、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー) 」 と同根の言葉である 「オリガルヒ (oligarch) 」 につきましても、ロシア (詳しくはこちらから💓) やウクライナ (詳しくはこちらから💓) の事例から、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 ( = ユダヤ教徒)」 (こちらもご参照💓) が存在していることも判明しました。

さらには、ウクライナとユダヤ人 ( = ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認しました。 (詳しくはこちらから💓)

そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために、様々な論文を見ているところとなります。

☆『現代ユダヤ思想における神権政治をめぐる論争 : ブーバー、ヴァイレル、ラヴィツキーの理解を中心に』 平岡 光太郎
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 第一章 マルティン・ブーバーの神権政治とイスラエル文脈におけるその受容
第二節 マルティン・ブーバーについて
マルティン・ブーバーは 20 世紀に強い影響を与えた哲学者としてよく知られている。ブーバーは 1878 年にオーストリア=ハンガリー帝国下のウィーンで、ユダヤ人の家庭に生まれた。ミドラシュ研究者であった祖父ソロモン・ブーバー (Solomon Buber, 1827 - 1906 ) の下でユダヤ教徒の子供として幼少期を過ごした。 1896 年からウィーン、ライプチヒ、チューリヒ、ベルリンの大学で学んだ。

マルティン・ブーバー
1898 年よりシオニズム運動に参加し、第 3 回シオニスト会議では教育の重要性を訴えた。1901 年にシオニズム運動の中央週刊機関誌である Die Welt の編集者を務め、その中で政治的活動より文化的活動を重んじることを主張した。 26 歳 ( 1904 年) のときにハシディズム研究を始め、ハシディズムの宗教的メッセージに深く感動し、そのメッセージを世界へと伝達することが自身の義務であると考えた。ブーバーは 1909 年、1910 年と 1911 年にプラハ大学の学生シオニスト団体であるバル・コフバに向けて 3 度演説した。これらの演説は中央ヨーロッパのユダヤ人の若者に大きな影響を与え、ブーバー自身の知的活動においても転換点となった。1914 年に第一次世界大戦が勃発し、彼は 「当初開戦を支持し、ドイツの戦争への加担を通してユダヤ人の間に真の共同体感情がはぐくまれていると見た」 (64) 。しかしこのようなドイツの戦争への執心は 1916 年の末には見られなくなる (65)。1921 年のシオニスト会議では、シオニズムはアラブ人の必要に応えるべきであり、ユダヤ人が、アラブ人と平和と兄弟愛の下に暮らし、その共通の故国を共和国へと発展させる願望を説いた。1925 年に彼はその対話哲学の主著 『我と汝』 をドイツ語で出版した。同年、彼はフランクフルト大学においてユダヤ教と倫理の講義を持ち、1930 年から同大学の宗教学の教授となり、1933 年のナチス台頭に至るまでそこで教鞭を取った。
その後、ユダヤ成人教育センターと自由ユダヤ学院 (1922 年より勤務) で教育に携わり、1935 年にはユダヤ人の会合において語ることをブーバーはドイツ政府によって禁じられた。1938 年、移住のためパレスチナを訪れたブーバーは、さらなる準備のためにドイツへの一時帰国の途上、ナチ政権のユダヤ人政策がとても危ういものになったことを知り、スイスより引き返した。

ダヴィド・ベン=グリオン
彼はまたイスラエルにおける現実政治の領域で、現代イスラエル建国後、初の首相であったダヴィド・ベングリオンとも、度々、論争を行った人物である。ちなみにブーバーの思想と政治の関係についてポール・メンデス=フローは、「彼の読者や解釈者が彼の教説を、多岐にわたる彼の政治的活動や政治的文書と分離することに、ブーバーは深い悲しみを覚えていた」 (66) と記述している。本章で扱うブーバーの神権政治思想は、彼がこれに基づいて実際的な政治的活動を展開したものであり、それは、聖書解釈から発生しているところにその特徴がある (67)。以下、まず ブーバー の神権政治概念の主要な特徴を明らかにし、その後、彼の神権政治理解が現代のユダヤ思想研究においてどのように捉えられているのかを考察する。このことを通して、ブーバーの神権政治をめぐる議論を鳥瞰する視点を得ることを試みる。
(64) 丸山空大 「血、民族、神 ―― 初期マルティン・ブーバーの思想の展開とそのユダヤ教 (Judentum) 理解の変遷 ――」 『宗教研究』 第 368 号、2011 年 6 月、45 頁。
(65) 1916 年頃までのブーバーの著作におけるユダヤ教・ユダヤ民族理解の変遷を、丸山は扱う。丸山によれば、ブーバーは 「当初ユダヤ教を 「民族」 と理解し、血縁主義的、人種主義的に規定した。しかし、ユダヤ人としての自意識やユダヤ人としての生きることへの決断といった実存的契機が重視されてくるにつれ、「民族」 や 「血」 といった概念はユダヤ教理解の中心から退いていく。」 同上、25 頁。
(66) マルティン・ブーバー (合田正人訳) 『ひとつの土地にふたつの民』 みすず書房、 2006 年、ix 頁。
(67) ブーバーの実際上の政治的主張は、『ひとつの土地にふたつの民』 をはじめとする著作に見ることが出来る。 ブーバーは、その神権政治思想の中心である神の王権思想を 1956 年に完成させた聖史劇 「エリヤ」 でも繰り返しており、この主張が聖書学における注解という範囲を超えて、ブーバーにとって重要なものであったと理解できる。』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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