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     >  ZeroHedge >  グリーンスパンが 「フェド・プット」 を導入して以来、「ディップ・バイヤー 」 にとっては最悪の状況になっている

    グリーンスパンが 「フェド・プット」 を導入して以来、「ディップ・バイヤー 」 にとっては最悪の状況になっている

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    こちらは、以下の 『ZeroHedge』 さん記事の翻訳となります。

    This Is The Worst Run For 'Dip-Buyers' Since Greenspan Unleashed The 'Fed Put'

    1987 年以来、「Buy the dip (押目を買う) 」 はアメリカの伝統的な手法となっている。この年の秋には、真に近代的な世界金融危機 (GFC / global financial crisis) が発生した。1987 年 10 月 19 日は、「ブラックマンデー」 として悪名高い日であった。それは、市場の混乱の連鎖反応を引き起こし、世界の証券取引所を数時間のうちに急落させた。米国では、ダウ工業株 30 種平均 (DJIA) がわずか一度の立会いで 22.6 %も下落した。この損失は、1 日の株式市場の下落率としては史上最大であり、米国では大恐慌 (the Great Depression) 以来の急激な市場の落ち込みを引き起こした。

    その時、1987 年 10 月 20 日、当時のグリーンスパンFRB議長が、その後何十年にもわたってトレーダーの行動を形作ることになる発言をしたのである。グリーンスパンFRB 議長はこう言った。

    「連邦準備制度は、国の中央銀行としての責任に基づき、経済及び金融システムを支える流動性の供給源として機能する覚悟があることを、本日確認した。」

    それ以前は、市場はもっとリスクの高い冒険的ビジネスとみなされていた。1987 年の出来事から得た大きな遺産は,中央銀行が市場を支援するという FRB の行動と迅速な対応に根ざしている。

    この前提は、過去 10 年以上にわたって FRB がディップ・バイヤーを支援する中で、時間をかけて醸成されてきた…そして、現在のバリュエーションと基本的なファンダメンタルズとの間に大きな乖離の存在を可能にした。

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    それがマントラ (合言葉) になった…



    しかし、ブルームバーグのエレナ・ピピナ氏が報じたように、1月以降の株価の下落が楽観的な見方を覆し、ディップ・バイ(押目買い)戦略の採用は一年を通じて失敗に終わっているのである。

    現在の環境で底値を捉えようとすることの危険性は、年初からずっと示されてきたが、特に今は痛みが増している。

    バークレイズ証券がまとめたデータによると、株式市場の下落局面からの回復力に依存する Buy-the-dip (押目買い) 戦略は、1991 年以来最悪の事態に陥っていることが明らかになった。

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    中央銀行のタカ派的な姿勢はすでにピークに達しているとの確信が必要だと思われるが、この考え方は希望的観測に過ぎないとの見方もある。

    ロイトホールド・グループ (Leuthold Group) のチーフ・インベストメント・オフィサー、ダグ・ラムゼイ氏は、「心理学の観点から言えば、初期の下落からほぼ一貫して悪化し続けているセンチメント調査を挙げることができる」 と語る。

    「4、5 サイクルにわたって、このような状況が続いており、人々は、ブレドス・スラスト (breadth thrust / 短期間に下落銘柄数と比べて上昇銘柄数が極めて多くなる状況、相場の底入れサイン、要するに騰落率の上昇) を検知するための新しい、そして想像上の方法を探しているのです。」

    実際、Bespoke が指摘するように、週 5 日取引が開始されて以来、下落した日の割合が高かったのは 1974 年だけである…

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    なぜこのようなことを取り上げたかというと、理由は簡単だ - 明日の消費者物価指数 (CPI) は、次の 「Buy the dip (押目買い) 」 の機会として宣伝される可能性が高いからだ。

    しかし、歴史は当てにならないが、インフレ率発表の日の立ち合いは、今年 9 回のうち 7 回で S&P 500 が下落し、株式の強気派にとって厳しいものとなっている…

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    コンセンサスでは、9月のインフレ率は前年比8.1%増と予想されている。JPモルガンのトレーディングデスクによれば、8.3%という前回値を上回れば、株式市場は一気に5%下落するリスクがあるとのことだ。

    SpotGamma が指摘するように、10 月の月次オプション清算日 (OPEX / Options Expiration) のデルタはかなり大きいので、CPI の影響を受けて 5 %の上昇となるか (S&P500 の) 3,500 プットの壁に突き当たるか、あるいは下回る可能性は十分あると思われる。

    ここで重要なのは、この CPI トリガーが 10 月 OPEX への数回の立ち合いのトレンドの火付け役となることである。このような場合、アルゴリズムが最初の反応を引き起こし、それがオプションのヘッジフローによって強化されることになる。

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    10 月 OPEX の後は、世界の中央銀行の会合、FOMC、米国の中間選挙など、別のカタリスト (触媒) が登場する。したがって、CPI の反応はかなり限定的な期間 (つまり 10 月 OPEX まで) だと考えている。

    ***

    『Buy The Dip(押目を買え)』

    男 : 私はこのマーケットが大好きだ。本当に簡単にお金を稼ぐことができるんだ。

    女 : あら、私はとても難しいと思っているわ。

    男 : どうして難しいと思うんだ? 世界で一番簡単なことだ。実際、タダで稼げるんだから。

    女 : どうしてそんなことが言えるの?

    男 : 考えてみてくれ、アメリカ政府はすべてのものを永久に買い取るとみんなに約束しているんだ。そんな環境でお金を稼ぐのが難しいわけがない。彼らが買う前に、自分が買うことを確実にすればいいだけだ。君はディップを買わなければならない。もし買わなかったら、君は馬鹿だ。ただ、そのディップを買うだけで、君は儲かるんだ。

    女 : んー…どうなんだろう。とても怖くなってきた。まるで市場の天井にいるような気がして、私がディップを買い始めた途端、市場はついに暴落し、私はショートしていた分以外の残りわずかな資金を使い果たすことになりかねないから。

    男 : 今、僕が言ったことを一言も聞いてなかったのか。ディップを買え。

    女 : でも、ソブリン・レバレッジ、アジアのデフレ、国内の失業、移民、ドル安、貿易保護主義、ケインズの流動性の罠、その他多くの、我々よりももっと大きな問題を心配しているんじゃないの?

    男 : マジで聞いてないのかよ、ディップを買えよ。そうしなければ、君は馬鹿だ。

    女 : 自分がバカであることは分かっているけれど、これはただの人工的な富の創造に過ぎないと思わずにはいられないの。遅かれ早かれ、バーナンキは GDP 成長率や失業率とは無関係に資産価格を吊り上げているだけだという真実が人々に伝わり、市場は暴落することになるでしょう。

    男 : いいかい? 我々が直面しているのはコミュニケーションの失敗なんだ。僕の立場をはっきりさせておくよ。 明確な言葉で。ディップを買え、バカヤロー (Buy the Fucking dip, you Fucking idiot.)。そう言っただろ? この 7 つの言葉の中で 理解できないものはないだろう?

    女 : んー、かなり明確だと思うんだけど、ディップをちゃんと買えばいいのね。

    男 : ブラボー。ただ、ディップを買え。

    女 : でも、私はこのラリーで資金の大半を失ってしまって、空売りを試みたんだけど、もうほとんど残っていないの。

    男 : それなら、とんでもない低金利で金を借りて、ディップを買えばいいじゃないか。

    女 : んー、どうしようかなあ、安くお金を借りて、ディップを買いに行こうかなあ。

    男 : ほら、この市場でお金を稼ぐ魔法が理解できただろう? よくやった。あとは、君が友人や家族全員に同じことをするように言って回った場合のみ、この方法が有効であることを忘れないで欲しい。彼らが君より高く買っているとき、君は彼らに売り戻してお金を回収することができるからだ。

    女 : なるほど、そういうことだったのね。私が情報を流すと、他の人も同じように情報を流すので、市場が上がり、私が儲かる、と。

    男 : その通り。これで、Buy the dip(押目を買え)を理解したことになる。

    女 : でも、これってマルチ商法(ネズミ講)に似ていない? つまり、上昇した市場は、上昇している企業の収益期待の増加を反映しているわけではないはずでしょ? それは単に、すでに買っている人たちが、さらに多くの人たちが買ってくれるだろうという期待を反映しているに過ぎないのではないかと思うんだけど、何か見落としている?

    男 : その通りだ。君は何かを見落としている。それはマルチ商法 (ネズミ講) では無い。君はバカだ。これはbuy the dip scheme (押目買いスキーム) なんだよ、わかるか?

    女 : まあ、そうかもしれないけど、でも、やっぱりマルチ商法 (ネズミ講) に近い違和感があるわ。

    男 : いいから黙ってディップを買えよ、このバカ野郎。


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