2022-10-16 (Sun)

本日のキーワード : ウクライナ、ネオナチ、ステパーン・バンデーラ、レオ・シュトラウス、シュトラウス派、ユダヤ人、ユダヤ教、キリスト教、ネオコン
Ukraine : the Second World War continues
ウクライナ : 第二次世界大戦は続く ⑥
Nato propaganda tries to minimize the presence of neo-Nazis in Ukraine by comparing it with that of equivalent groups in the rest of the West. The truth is very different. Bandéristes have gradually taken over the country over the last 30 years, rewriting history, training the youth and changing all the symbols of the state one by one. They have indoctrinated a third of the population and represent a good third of the armed forces. Their goal is to destroy Russia, which they are trying to do with the help of the Straussians.
NATO のプロパガンダは、ウクライナにおけるネオナチの存在を、他の西側諸国における同種のグループの存在と比較することによって、目立たぬようにしようとするものである。真実はまったく違う。バンデリスト (バンデール主義者) たちは、この 30 年間で徐々に国を支配し、歴史を書き換え、若者を訓練し、国家のすべての象徴を一つずつ変えてきた。彼らは人口の 3 分の 1 を洗脳し、軍隊の 3 分の 1 を占めている。彼らの目標はロシアを破壊することであり、それはシュトラウス派の助けを借りて行われようとしている。

ステパーン・バンデーラ

レオ・シュトラウス

While working for the CIA in 1950, the criminal against humanity Stepan Bandera wrote: "The general line of our liberation policy is based on the fact that a struggle for an independent Ukrainian state is a struggle against Russia, not only against Bolshevism, but against all expansionist Russian imperialism which has been typical of the Russian people. If it is replaced by another form of Russian imperialism, it will first deploy all its energy against independent Ukraine to enslave it. The Russian people are obliged to support this imperialism. It will do everything to keep Ukraine enslaved. This is clearly demonstrated in the political thinking and feelings of the Russian mass, of all Russian circles, both communist and anti-Bolshevik."
1950 年に CIA のために働いていたとき、人道に対する犯罪者ステパーン・バンデーラはこう書いている : 「我々の解放政策の原則的方針は、独立したウクライナ国家のための闘いは、ロシアに対する闘いであり、ボルシェビズム (ボルシェビキの過激思想) に対するだけでなく、ロシア人の特質である一切の拡張主義的ロシア帝国主義に対する闘いでであるということに基づいている。もし、それがロシア帝国主義とは別の形態に取って代わられたとしても、それはまず独立したウクライナに対して全力を投入し、ウクライナを隷属化するだろう。ロシア人民は、この帝国主義を支持せざるを得ない。ウクライナを隷属させるために、あらゆることを行うだろう。このことは、ロシア大衆の政治的思考と感情、共産主義者と反ボルシェビキの両方のすべてのロシア人サークルの政治的思考と感情にはっきりと示されている。」
In a previous article, I showed how and why MI6 and the CIA formed an alliance with Ukrainian Banderites during the Cold War. These men and women, who should have been tried at Nuremberg, became shadow soldiers for the victors. They could pursue their anti-Russian obsession at their service.
前回の記事で、冷戦時代に MI6 と CIA がウクライナのバンデライトとどのように、そしてなぜ同盟を結んだかを紹介した。本来ならニュルンベルクで裁かれるべき者たちが、戦勝国の影の軍団と化したのである。彼らは自分たちが奉じることによって、反ロシア的な妄想を追い求めることができたのである。
Following the numerous reactions of my readers, I would like to explain here how they took possession of the present Ukraine, then took over and continued the Second World War in several countries on their own. Above all, I would like to show that in the year 2000, these rabid people have changed from auxiliaries to US shock troops. They made a pact with the Straussians against Russia. It is this pact that has led to the present war.
読者からの多くの反響を受けて、私はここで、彼らがいかにして現在のウクライナを手に入れ、その後、いくつかの国で独自に第二次世界大戦を引き継いだかを説明したいと思う。とりわけ、2000 年になって、この狂信的な連中が、補佐部隊からアメリカの突撃部隊へと変貌したことを明らかにしたいと思う。彼らは、ロシアに対して、シュトラウス派と協定を結んだ。この協定が現在の戦争へと繋がっているのです。

バンデライト(バンデーラ派極右)

Slava Stetsko, the widow of the former Prime Minister imposed by the Nazis, Yaroslav Stetsko, opens the session of the Verkhovna Rada. She concludes her speech with the rallying cry of the banditry, "Glory to Ukraine!
ナチスによって押し付けられた元首相ヤロスラフ・ステツコの未亡人スラバ・ステツコがヴェルホーヴナ・ラーダ (ウクライナ最高議会)のセッションを開会した。彼女は演説を、「ウクライナに栄光あれ!」 という匪賊団の雄叫びで締めくくる。

ヤロスラフ・ステツコ
THE ORANGE REVOLUTION (2004)
オレンジ革命(2004年)

Bis repetita: Slava Stetsko once again opens the session of the Verkhovna Rada, in 2002. “Glory to Ukraine! ".
再び : 2002 年、スラバ・ステツコが再びヴェルホーヴナ・ラーダ (ウクライナ最高議会) のセッションを開く。「ウクライナに栄光あれ!」
On May 8, 2007, in Ternopol, on the initiative of the CIA, the Banderites of the Ukrainian People’s Self-Defense and the Islamists created an anti-Russian "Anti-Imperialist Front" under the joint chairmanship of Dmytro Yarosh and the Emir of Itchkeria, Dokka Umarov. Organizations from Lithuania, Poland, Ukraine and Russia participated, including the Islamist separatists from Crimea, Adygea, Dagestan, Ingushetia, Kabardino-Balkaria, Karachaevo-Cherkessia, Ossetia, Chechnya. Dokka Umarov, who was unable to go there due to international sanctions, had his contribution read out. Alfred Rosenberg’s Ministry of the East and Stepan Bandera’s ABN were revived in another form under the shelter of the Ukrainian state.
2007 年 5 月 8 日、テルノポリで、CIA の主導により、ウクライナ人民自衛軍のバンデライトとイスラム教徒が、ドミトリー・ヤロシとイトケリア首長のドク・ウマロフの共同議長のもと、反ロシア 「反帝国主義戦線」 を設立した。リトアニア、ポーランド、ウクライナ、ロシアから、クリミア、アディゲ共和国、ダゲスタン共和国、イングーシ共和国、カバルダ・バルカル共和国、カラチャイ・チェルケス共和国、オセチア、チェチェン共和国のイスラム主義分離派を含む組織が参加した。国際的な制裁で現地に行けなかったドク・ウマロフの寄稿文が読み上げられた。アルフレート・ローゼンベルクの東部担当省とステパーン・バンデーラのABNは、ウクライナ国家の庇護のもと、別の形で復活した。

ドミトリー・ヤロシ

ドク・ウマロフ

アルフレート・ローゼンベルク
The division of the Kiev clan benefited the election of Viktor Yanukovych in 2010. He replaced the clan system with his family, which he placed in the top positions of the state. It became more important to maintain good relations with a relative than to represent a particular oligarch. Gradually, all political and economic life was controlled by President Yanukovych through his political party, the Party of Regions. Five oligarchs were excluded from the system. They would ally with the Straussians and the Banderites to regain power.
キエフ閥の分裂は、2010 年のヴィクトル・ヤヌコーヴィチの選挙に有利に働いた。ヤヌコーヴィチは閥族制度を自分の一族に置き換え、その一族を国家の要職に就けた。特定のオリガルヒを代表することよりも、親族と良好な関係を維持することがより重要になったのだ。徐々に、すべての政治的、経済的活動は、ヤヌコーヴィチ大統領が彼の政党である地域党を通じて支配するようになった。5 人のオリガルヒはこの体制から排除された。彼らは、シュトラウス派やバンデライトと同盟を結び、権力を回復することになる。

ヴィクトル・ヤヌコーヴィチ
However, during this period, the propaganda continued and Ukrainians got used to the presence of the Banderites, now financed by the Jewish oligarch Ihor Kolomoyskyi. In 2011, they succeeded in passing a law prohibiting the commemoration of the end of World War II because it was won by the Soviets and lost by the Banderites. But President Viktor Yushchenko refused to enact it. Furious, the Banderites attacked the procession of Red Army veterans, beating up old men. Two years later, the cities of Lviv and Ivano-Frankivsk abolished the Victory Day ceremonies and banned all celebrations. President Yushchenko, shortly before the end of his term elevated Stepan Bandera to the title of « Hero of the Nation ».
しかし、この間もプロパガンダは続けられ、ウクライナ人は、今やユダヤ人オリガルヒであるイーホル・コロモイスキーが資金援助するバンデライトの存在にすっかり慣れてしまったのである。2011 年、彼らは第二次世界大戦の終戦記念日を、ソビエトが勝ちバンデライトが負けたという理由で禁止する法律を成立させることに成功した。しかし、ユシチェンコ大統領はこの法律の制定を拒否した。激怒したバンデライトは、赤軍退役軍人の行列を襲い、老人を殴り倒した。2 年後、リヴィウ市とイワノフランクフスク市は戦勝記念日の式典を廃止し、すべての祝典を禁止した。ユシチェンコ大統領は、任期終了直前にステパーン・バンデーラを 「国家の英雄」 の称号に昇格させた。

イーホル・ヴァレリヨヴィチ・コロモイスキー

ヴィクトル・ユシチェンコ
When the Communist Party was astonished that a Jew was financing neo-Nazis, the Jewish Committee of Ukraine replied that he was relaying a new version of the anti-Semitic claim that it was the Jews who brought the Bolsheviks to power and that it was the Jews who started the Second World War.
共産党が、あるユダヤ人がネオナチに資金提供していることに驚愕すると、ウクライナ・ユダヤ人委員会は、彼はボルシェビキを政権につけたのはユダヤ人であり、第二次世界大戦を始めたのはユダヤ人であるという反ユダヤ的主張の新バージョンを伝えようとしているのだ、と答えたのだ。




☆Ukraine : the Second World War continues
本日の書物 : 『日本国史 (下) 』 田中 英道 扶桑社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 平安時代には、摂政関白の支配力が強くなり、また地方分権が進み、天皇家の力が弱まりました。同時に権威としての天皇と権力としての摂関政治が分離することによって社会に安定が生まれました。しかし、地方の豪族たちが力をつける一方、摂関政治が衰えを見せはじめた平安末期から鎌倉初期にかけて、天皇が自らの力を取り戻そうとする動きが生まれました。それが院政です。天皇を辞めたあと上皇となって政治を運営しようとしたのです。後白河上皇や鳥羽上皇などがその代表格です (上皇が出家したかたちが法皇)。
このころ源氏や平氏といった武家の力が強くなってきました。武家は本来、天皇家や貴族あるいは地方で土地争いをする氏族を守る役割を果たしていました。源氏とは、天皇家と同じ源であるという意味でつけられた名前です。天皇家でも、宮廷に残る皇子とは別に、臣籍降下して地方に国司として派遣されたものが源氏のはじまりです。平氏も同じでした。嵯峨源氏とか桓武平氏というのは、その天皇の名前をとっています。かれらが武士となっていきました。したがって、武士が朝廷に反抗することはなかったのです。
しかし平安末期、東北で二つの戦いがありました。前九年の役は、陸奥国の豪族安倍頼時が賦役を納めなかったので、源頼義、義家父子が討伐した事件です (一〇五一~六二年)。また後三年の役は、同じく陸奥国の豪族清原氏が内紛を起こした際に、陸奥守として赴任した源義家が、苦戦の末にこれを平定した事件 (一〇八三~八七年) です。これによって源氏は、東国に地盤を確保しました。その義家に加担した清衡 (きよひら) が、平泉に陸奥、出羽を支配する藤原三代の栄華を誇りました。ここに武士の時代がはじまったといっていいと思います。この東国の政権は、決して朝廷に反抗したわけではなく、かえって地方から支持したのです。』

ユダヤ・ネオコンの妄想 「軍事力を行使する使命」
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、以前にご紹介させて頂いた書物の下巻になりますが、それ以降も相変わらず、下半身がユルユルな♂と、血筋の穢れたビッチな♀、というトンデモナイ組み合わせの “秋シモノ宮家” が、その某弱無人ぶり、その醜態を、広く日本国民に知らしめているところではありますが、ニューヨークの “KOBUTA MAKO” も含めて、やはり穢れの血が混じってしまったためでしょうか、どこからどうみても “ユダヤ・キリスト教” に毒されてしまっており、喫緊の課題は “秋シモノ宮” 一族の排除であることは自明で、微かな望みをかけて変化を期待する暇がある (時間の無駄です!) のであれば、まず早急にご覧頂きたい書物で、ユダヤ・キリスト教的史観 (←つまりは、マルクス主義史観。これが理解できない方が非常に多いのは困りものですがw) の学校教育で “暗記させられた”、役に立たず且つ虚構のものである 「偽歴史」で はない、「本当の歴史」、そして、私たち日本人が世界に誇る、その国家の歴史 <国史> に対する理解を深めるために必読の、お薦めの良書になります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 1,062,564(1,062,535)÷96,699,237(96,690,407)=0.0109・・・(0.0109) 「1.09%(1.09%)」

イタリア : 177,519(177,478)÷22,815,736(22,781,293)=0.0077・・・(0.0077) 「0.77%(0.77%)」

日本 : 45,590(45,533)÷21,567,543(21,544,747)=0.0021・・・(0.0021) 「0.21%(0.21%)」

さて、これまでの流れを、簡単に確認しておきますと、まず、出発点として、カール・マルクス (1818 - 1883) が生まれる約 200 年ほど前の時代 (日本で言えば、戦国時代から江戸時代初期にかけての時代) に、ドイツの神秘主義者であるヤーコプ・ベーメ (ヤコブ・ベーメ、1575 - 1624) という名の人物がいて、その後の 「ドイツ思想」 に決定的な影響を与えた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」・「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 なるものが世に生まれることになります。(詳しくはこちらから💓)

ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
そのベーメの言っていたことというのは、次のようなものでした。
世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである (詳しくはこちらから💓)
そして、その影響を受けたのがプロイセン (ドイツ) の哲学者イマヌエル・カント (1724 - 1804) で、彼が言っていたことは、次のようなものでした。

イマヌエル・カント
たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない (詳しくはこちらから💓)
また、ドイツ観念論を代表する思想家ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル (1770 - 1831) も影響を受けていて、そんな彼が言っていたことは、次のようなものでした。

ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる (詳しくはこちらから💓)
で、この流れを受け継いでいるのがカール・マルクスであり、ウラジミール・レーニン (1870 - 1924) で、彼らが言っているのは次のようなことです。

カール・マルクス
私たちには、世界を壊したいという衝動はない。もし私たちが世界を壊すとすれば、それは私たちが社会とその主人たちからそうすることを学んだからである

ウラジーミル・イリイチ・レーニン
われわれは、世界を固定するために、意識の統一を強行しよう (詳しくはこちらから💓)
このように、ドイツで生まれた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想が生み出されることとなります。ここで重要な点は、そもそも全知全能なる神が創り賜うた世界にあって、なぜ悪が存在するのか、という疑問から生じた 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 が、ユダヤ・キリスト教的 “善悪二元論” をより一層強化し、世界を完全に良くするために 「悪なるもの」 を消し去らねばならない、といった浅はかな思考へと陥る人々を生じさせたことです。多くの一般的な人々も陥りやすい誤った思考ですが、特に 「極左おパヨク」 と呼ばれる連中は、その影響をもろに受けてしまうほどの 「おバカ」 で、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することで、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の対象物として “罪” を創り出し、その罪に対する償 (つぐな) い・贖 (あがな) いを果たねばならない、と妄信させることによって、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 の下で、人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し ( ← これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて 「権威主義的な統制社会の再構築」 を目指す連中の思う壺となっていて、それはまさに現在、私たちが普通に目にすることができる状況にあります。つまり、もはや隠そうともしていない、という状況にあるということです。

その 「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 については、ドイツ出身の社会学者・歴史学者かつマルクス主義者であり、エリート理論の信奉者で、さらにはファシズム (全体主義者) でもあったロベルト・ミヒェルス (ロベルト・ミヘルス) が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy) を確認をしてきましたが、そこにもやはり 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 の影響を見ることができます。(詳しくはこちらから💓)

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
また、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー) 」 と同根の言葉である 「オリガルヒ (oligarch) 」 につきましても、ロシア (詳しくはこちらから💓) やウクライナ (詳しくはこちらから💓) の事例から、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 ( = ユダヤ教徒)」 (こちらもご参照💓) が存在していることも判明しました。

さらには、ウクライナとユダヤ人 ( = ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認しました。 (詳しくはこちらから💓)

そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために、様々な論文を見ているところとなります。

☆『ネオコンと宗教右派 : 公共哲学的観点による比較』藤本 龍児
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 論文要旨
イラク戦争を押しすすめた世界観を提供したのは、ネオコンと宗教右派だと言われている。すでに現在では、イラク戦争にたいする反対の声が多くなってきた。しかし、今後、両者の世界観は完全にその思想的な説得力を失うのだろうか。
これまでネオコンと宗教右派については 「両者がどれほどブッシュ政権にたいして現実的な発言力をもっているのか」 ということが論じられてきた。しかし、上記のような問題を考察するためには 「両者はどれほどアメリカ国民にたいして思想的な説得力をもっているのか」 ということを問わねばならない。そこで、こうした問題を問うために、両者を公共哲学的な観点から比較する。
本稿では、両者の世界観がもつ影響力の射程を明らかにし、両者を建設的に批判するための条件を導き出すことを目的とする。第 1 章では宗教右派の世界観を、第 2 章ではネオコンの世界観を明らかにし、第 3 章では、両者の世界観を比較して、その共通点と相違点を浮かび上がらせる。そして最後に、両者を建設的に批判するための手がかりを導きだす。
キーワード
ネオコン/ 宗教右派/ イラク戦争/ 世界観/ レオ・シュトラウス

レオ・シュトラウス
2. ネオコンの世界観
2.2 第二世代の世界観とその思想的源泉 - 「ネオコン = レオコン」? -
・・・こうした価値観と歴史観にあって、アメリカは世界のなかでどのような位置づけにあるのだろうか。シュトラウスの代表的著作には 『ホッブズの政治学』 (1965 ) が挙げられるが、ネオコンたちは、まさにそのホッブズの提示した世界観で国際政治を捉える。ケーガンによれば 「アメリカは、ホッブズが 『リバイアサン』 で論じた万人に対する万人の戦いの世界、国際法や国際規則があてにならず、安全を保障し自由な秩序を守り拡大するには、いまだ軍事力の維持と行使が不可欠な世界で、力を行使している」 [ケーガン 2003 ( 2003 ): 7 − 8 ]。

ロバート・ケーガン

このようにネオコンは、「ホッブズ的国際政治観」 をもっており、それによりアメリカは 「古いヨーロッパ」 とは違って軍事力を行使する使命を帯びている、と考えるのである。ここから、ネオコンの世界観においては第三に 「ホッブズ的国際政治観」 が組み込まれており、そのことによって 「軍事力」 の正当化が行われていることが分かるだろう (7)。
(7) 「ホッブズ的国際政治観」 は世界観としてネオコンの外交政策を正当化するものになっているが、具体的な外交政策については、シュトラウスより、アルバート・ホールステッターからの影響の方が強いと考えられる [Fukuyama 2006 : 31]。』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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