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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  国際 >  日本のマスコミからは、永遠に 「現実」 は伝わらない ~ 決して報じられない “ウクライナ” による対ロシア先制攻撃&宣戦布告

    日本のマスコミからは、永遠に 「現実」 は伝わらない ~ 決して報じられない “ウクライナ” による対ロシア先制攻撃&宣戦布告

    A storm is coming 462

    本日のキーワード : ウクライナ、ネオナチ、バンデライト、シュトラウス派、ユダヤ人、ユダヤ教、キリスト教



    The New World Order that is being prepared under the pretext of war in Ukraine
    ウクライナ紛争を口実に整えられつつある新世界秩序 ②

    The conflict in Ukraine was not opened by Russia on February 24, but by Ukraine a week before. The OSCE is a witness to this. This peripheral conflict had been planned by Washington to impose a New World Order from which Russia, then China, were to be excluded. Don’t be fooled!
    ウクライナ紛争は2 月 24 日にロシアが仕掛けたのではなくその 1 週間前にウクライナが仕掛けたものである。OSCE (Organization for Security and Co-operation in Europe / 欧州安全保障協力機構) がその証言者である。この周辺紛争はロシアそして中国が排除される新世界秩序を押し進めるためにワシントンによって計画されていたものだった騙されてはいけない!



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    President Zelensky declared war on Russia by ordering the Banderist troops incorporated into his army to attack Russian citizens in the Donbass from February 17. Then he waved the red rag in front of the political leaders of NATO member countries and declared that he was going to acquire the atomic bomb in violation of international treaties.
    ゼレンスキー大統領は、自軍に編入したバンデライト (ネオナチ・極右) 軍に2 月 17 日からドンバスでロシア市民を攻撃するよう命じロシアに宣戦布告した。そして、NATO 加盟国の政治指導者の前で赤い布を振り回し (ロシアを挑発し)、国際条約に違反して原子爆弾を手に入れることを宣言した。

    This time, in 2022, the British managed to convince the Europeans that on February 24 the Russians had attacked Ukraine to invade and annex it. Moscow was trying to reconstitute the Soviet Union and was preparing to attack all its former possessions in succession. This version is more honorable for the West than evoking the "Thucydides trap" - I will come back to this -. In reality, Kiev’s troops attacked their own population in Donbass on the afternoon of February 17. Then Ukraine waved a red rag in front of the Russian bull with President Zelenski’s speech to the political and military leaders of Nato gathered in Munich, during which he announced that his country was going to acquire nuclear weapons to protect itself from Russia.
    今回 2022 年に、イギリスは 2 月 24 日にロシアがウクライナを侵略し併合するために攻撃したとヨーロッパに信じ込ませることに成功したモスクワはソビエト連邦を再建しようとしておりかつての領土をすべて連続して攻撃する準備をしていたのだ、と。このバージョンは、「トゥキディデスの罠」 を呼び起こすよりも、西側にとってより名誉あるものだが - これについてはまた後日述べる -、現実にはキエフ軍は 2 月 17 日の午後ドンバスで自国民を攻撃した。そしてウクライナは、ミュンヘンに集まった NATO の政治・軍事指導者たちに対するゼレンスキー大統領の演説で、ロシアから身を守るために自国が核兵器を保有すると宣言し、ロシアの雄牛の眼前に赤い布を振り回した (ロシアを激怒させた) のである。

    Don’t believe me? Here are the OSCE readings from the Donbass border. There had been no fighting for months, but the observers of the neutral organization observed 1,400 explosions per day as of the afternoon of February 17. Immediately, the rebel provinces of Donetsk and Lugansk, which still considered themselves Ukrainian but claimed autonomy within Ukraine, moved more than 100,000 civilians to protect them. Most retreated to the interior of Donbass, others fled to Russia.
    信じられないって? ここにドンバス国境での OSCE (Organization for Security and Co-operation in Europe / 欧州安全保障協力機構) の記録がある。数ヶ月間戦闘がなかったが、中立機関の監視員は 2 月 17 日午後の時点で 1 日あたり 1,400 回の爆発を観測した。直ちに、まだ自らをウクライナ人としながらもウクライナ国内での自治を主張するドネツク州とルガンスク州の反政府勢力は、彼らを守るために 10 万人以上の市民を移動させた。その多くはドンバス地方内陸部に避難し、その他はロシアに逃れた。

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    Number of explosions recorded in Donbass (February 14-22, 2022)
    Source: OSCE SMM Daily Report
    ドンバスで記録された爆発の数(2022年2月14日~22日)
    出典 OSCE SMM(Special Monitoring Mission to Ukraine/ウクライナに対する特別監視団)日報


    Is Zelensky a Cousin of George Soros?

    Hitler.jpg 習近平思想の着想者であり、中国的特徴を持つ社会主義の提唱者である習近平総書記

    岸田内閣



    The New World Order that is being prepared under the pretext of war in Ukraine



    本日の書物 : 『アメリカの崩壊 分断の進行でこれから何が起きるのか』 山中 泉 方丈社



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 日本のマスコミからは、永遠に 「アメリカの現実」 は伝わらない

     事情は、この日本でも全く同様だ。残念ながら、日本のマスコミからアメリカ社会についてのまともな報道がなされることはほとんどない。なぜなら、独自の視点をもって取材する能力がなくアメリカの既存メディアが報じた情報を訳しているにすぎないからだ。



     いわゆる、ただヨコのものをタテにしているだけだ。だからこそ、2016 年のアメリカ大統領選挙でトランプの勝利を予想できた人は、ほぼ皆無だった。 誰もが 「ヒラリー勝利は確実。あんな、トランプなんてもの、話にならない」 と、自称ジャーナリストやらアメリカ政治学者やら、元ワシントン特派員たちは口を揃えていたはずだ。

     当てることができたのは、アメリカで生活する親しい友人を持ち、そうした人たちから、客観的に、実感をともなった情報を取れていた少数の人のみだったろうと思う。

     2016 年当時、私の周辺ではどうだったかというと、ほぼヒラリー支持者はおらず、一見、口も人柄も悪そうなトランプを応援するという人が増えていた。ヒラリーがどれほどアメリカ人に特に女性に嫌われているかを知る日本人は少なかったようだ。

     そんな日本のマスコミだけを見ていると、2016 年からのとてつもなく評判の悪い (そのように報じられている) 4 年間を経たトランプが、なぜ 2020 年の大統領選において、有権者の約半分の 7,500 万票近くを得たのかということは全くわからないだろう。

     おそらく、日本のメディアのワシントン支局長ロスアンゼルス支局長たちは今もなおわかっていないはずだ。失礼ながら的を得た報道にはついぞお目にかかったことがない

     2016 年に大統領に就任したドナルド・トランプは、それまで太ったライノー (サイ) と揶揄されていた 「地方の保守的なお金持ちの党」 であった共和党を、黒人、スパニッシュ系、アジア系、女性たちが中心となるミドルクラスとブルーカラーの党に作り替えた。

     ライノーというのは、本当は Republican In Name Only の頭文字で、「名ばかりの共和党員」 という意味だ。

     事実、2020 年の大統領選において、黒人男性評が前回の 8 %から 18 %に増え、スパニッシュ系、アジア系票とも前回選挙に比べて大幅に票を伸ばしている。 

     トランプ政権で戦略官を務めたスティーブン・バノンは、現在の対立構造は単純な 「共和党 対 民主党」 の闘いではない。「ナショナリスト (愛国者) & トラディッシュナショナリスト (伝統主義者) 対 グローバリスト・エリート&過激派」 の間の闘いだと語っている。

     私は、「グローバリスト・エリート 対 草の根愛国者」 の対決の構図だと考えている。』

    日の丸

    ルカ文書の 「黙示的性格」


    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、実際に永くアメリカに住み実業を営んでいる日本人の著者が現在のアメリカで一体何が起こっているのかを客観的な事実をもとに伝えてくださる良書で、もはや大半の日本国民の常識となっている 「能無しメディア (テレビ・新聞・ラジオ・似非保守系YouTube番組) 」 がそのスポンサーの圧力で伝えない伝えることができないあるいはまったくデタラメに “アメリカの現状” として伝えるのではなく著者自らが体験するリアルなアメリカの姿を知ることができる当ブログお薦めの書物になります。

    読書 4-76

    それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。

    (死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)

    ※(  )内は前回の数値

    gvdfloom.jpg
    Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE

    アメリカ : 1,046,176(1,044,586)÷94,523,461(94,346,022)=0.0110・・・(0.0110) 「1.10%(1.10%)」
    gvdfloom1.jpg

    イタリア : 175,595(175,505)÷21,867,757(21,845,943)=0.0080・・・(0.0080) 「0.80%(0.80%)」
    gvdfloom2.jpg

    日本 : 39,938(39,600)÷18,949,793(18,780,302)=0.0021・・・(0.0021) 「0.21%(0.21%)」
    gvdfloom3.jpg









    さて、これまでの流れを、簡単に確認しておきますと、まず、出発点として、カール・マルクス (1818 - 1883) が生まれる約 200 年ほど前の時代 (日本で言えば、戦国時代から江戸時代初期にかけての時代) に、ドイツの神秘主義者であるヤーコプ・ベーメ (ヤコブ・ベーメ、1575 - 1624) という名の人物がいて、その後の 「ドイツ思想」 に決定的な影響を与えた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 なるものが世に生まれることになります。(詳しくはこちらから💓

    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)

    そのベーメの言っていたことというのは、次のようなものでした。

    世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである詳しくはこちらから💓

    そして、その影響を受けたのがプロイセン (ドイツ) の哲学者イマヌエル・カント (1724 - 1804) で、彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    イマヌエル・カント
    イマヌエル・カント

    たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない詳しくはこちらから💓

    また、ドイツ観念論を代表する思想家ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル (1770 - 1831) も影響を受けていて、そんな彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル

    世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる詳しくはこちらから💓

    で、この流れを受け継いでいるのがカール・マルクスであり、ウラジミール・レーニン (1870 - 1924) で、彼らが言っているのは次のようなことです。

    カール・マルクス
    カール・マルクス

    私たちには、世界を壊したいという衝動はない。もし私たちが世界を壊すとすれば、それは私たちが社会とその主人たちからそうすることを学んだからである

    ウラジーミル・イリイチ・レーニン 1
    ウラジーミル・イリイチ・レーニン

    われわれは、世界を固定するために、意識の統一を強行しよう詳しくはこちらから💓

    このように、ドイツで生まれた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想が生み出されることとなります。ここで重要な点は、そもそも全知全能なる神が創り賜うた世界にあって、なぜ悪が存在するのか、という疑問から生じた 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 が、ユダヤ・キリスト教的 “善悪二元論” をより一層強化し、世界を完全に良くするために 「悪なるもの」 を消し去らねばならない、といった浅はかな思考へと陥る人々を生じさせたことです。多くの一般的な人々も陥りやすい誤った思考ですが、特に 「極左おパヨク」 と呼ばれる連中はその影響をもろに受けてしまうほどの 「おバカ」 で、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することで、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の対象物として “罪” を創り出し、その罪に対する償 (つぐな) い・贖 (あがな) いを果たねばならない、と妄信させることによって、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 の下で人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し ( ← これが、ポリコレw)人々の “自由” を奪う極めて 「権威主義的な統制社会の再構築」 を目指す連中の思う壺となっていて、それはまさに現在私たちが普通に目にすることができる状況にあります。つまり、もはや隠そうともしていないという状況にあるということです。

    Hunter Biden Soros Linked to Biolabs in Ukraine





    その 「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 については、ドイツ出身の社会学者・歴史学者かつマルクス主義者であり、エリート理論の信奉者で、さらにはファシズム (全体主義者) でもあったロベルト・ミヒェルス (ロベルト・ミヘルス) が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy) を確認をしてきましたが、そこにもやはり 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 の影響を見ることができます。(詳しくはこちらから💓

    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)

    また、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー) 」 と同根の言葉である 「オリガルヒ (oligarch) 」 につきましても、ロシア詳しくはこちらから💓) やウクライナ詳しくはこちらから💓) の事例から、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 ( = ユダヤ教徒)」こちらもご参照💓) が存在していることも判明しました。

    A storm is coming 245





    さらには、ウクライナとユダヤ人 ( = ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認しました。 (詳しくはこちらから💓

    ウーマニ

    そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために様々な論文を見ているところとなります。

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    『初期ユダヤ教と原始キリスト教団における解釈と受容 : 「霊」と「天使」の概念の変遷を辿る』大澤 香

    それでは早速、続きを見て参りましょう。

    『 3 章 原始キリスト教団
     2 章では初期ユダヤ教において当時の神殿体制に異議を唱えるセクトが誕生したこと、神殿から離れたそれらセクトの中で神殿での犠牲儀礼に代わって内面の悔い改めを重視する 「聖化」 儀礼としての洗礼が発達したこと、それに伴ってセクトメンバーには 「聖霊」 が与えられ天使たちと共にあるとの認識があったことを、彼らが トーラーの重要性を前提としつつ多様な解釈を展開したことを示す資料を通して確認した。原始キリスト教団もまたこれらの初期ユダヤ教のセクト運動の中から生まれたことが想定される本章では原始キリスト教団が初期ユダヤ教の中の一セクトとしてユダヤ教の解釈を 「継承」 しつつ同時にいかにユニークな解釈を行ってユダヤ教から独自の宗教への 「転換」 を行っていったのかを考察する

    3 - 2 ルカ

     原始キリスト教団の文書として次にルカ文書 (ルカ福音書・使徒言行録) を検討する伝統的な理解では、ルカは異邦人キリスト者のために著作した異邦人の著者であることは議論のないこととされてきたのであるが近年の見解ではルカ文書のユダヤ人性を指摘する研究が多く提出されており、事実、ルカ文書には多くの 「ユダヤ的」 特徴を見ることができるのである。本研究の関心において最も関係のあるその特徴とはルカ文書が 「聖霊」 と 「天使」 を非常に重視している文書であるという点であるまた従来 「文学者」 としての側面が指摘されてきたルカであるがその文学的技法を見る時にそれがトーラーを下地として浮かび上がらせながら自らの解釈の 「新しい世界」 を出現させるという2 - 4 で確認した初期ユダヤ教における allusion の技法であるのを見ることができるだろう。ルカがこの技法によって描き出す新しい解釈の世界がどのようなものであるのかを、特に彼が 「聖霊」 をどのような意味で用いているのかに焦点を当てつつ、初期ユダヤ教の聖書解釈からのルカの 「継承」 と 「転換」点について考察する

    3 - 2 - 4 ルカが受容した世界

     ルカ文書のユダヤ的特徴を指摘する近年の研究については先述の通りであるが、ルカ文書の 「黙示的性格」 についてもまた、Conzelmann の編集批評研究以来多くの議論が行われてきた。 黙示論を 「天上の王国の啓示と相互作用のより広い感覚」 で理解するときルカ文書は高度に 「黙示的」 であると言い得ることが指摘されている (361)。そこで最も重要なこととしてルカ文書が 「天使」 に生き生きとした関心を示していることが指摘される (362)。


    (361) Fletcher-Louis, op. cit., p.27 . 共観福音書伝統に共通の黙示的素材である 「イエスの洗礼と変容」 の記事において、ルカに特徴的な点として以下の点が指摘される ( ibid., pp.28 - 9)。

     ① ルカはイエスとモーセとエリヤとの間の会話で、イエスの 「エルサレムにおいて成し遂げようとされている出エジプト」 に関心を持っている ( 9:31 )。天的な王国への移動は、ある場合には天使に媒介されて終末論的なそして他の天的な秘儀の啓示に終わる。この場合イエスの未来の出エジプトは天的な秘儀の一つとして見られている。

     ② ルカが眠りと神秘的体験との間の関係に気付いていることが窺われる。ルカにおいては、ペトロと弟子たちが起きていようと戦っていた時にイエスの栄光を見る。先見者・預言者にとっては寝ている間に啓示を経験することが一般的であるのに対し、ルカは弟子たちの目覚めを記している。これは天使の顕現が一時的な眠りの状態をもたらし、ダニエルが啓示を受けるために天使に起こされるダニ 8:18、10:9 における現象との関連の可能性がある。天的な現実に出会うための眠りからの目覚めは、 2 エノ の経験と並行している ( 2 エノ 1:3 - 6)。

     ルカのみが記録している、啓示的・神秘的経験のユダヤ的世界を証明する出来事として、ルカのみでイエスは幻体験を持っている ( 10:18 ) こと、ルカの 「上昇 (昇天) 」 はユダヤ的であること、使徒言行録で物語の主人公たちは 「開いた天」 からの幻を与えられること、多くのテキストで黙示録との近似点が指摘され、第一エノク書との文学的つながりを見る研究の伝統があること、が挙げられる ( ibid., p.29 )。

    (362) マタイの 22 回に対して、ルカは 23 回の何らかの天使への言及を行っている。使徒言行録においては更に 21 回言及される。ルカ 1:21 - 2 ; 聖所でのザカリアの天使との出会い。 ルカ 22:43 - 4 ; イエスへの天使の訪問。使 23:6 - 10 ; 天使的な生活についての 新約聖書論争についてのルカの記録。使 6:15 ; 殉教者ステファノの顔における臨終の者の天使への類似性。使 12:13 - 5 ; ペトロの守護天使がペトロの声を共有している (ibid., pp.29 - 30 )。 』


    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。









    続きは次回に♥




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