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    国賊 宏池会 (岸田派) が我が国のためにやって来たこと

    A storm is coming 459

    本日のキーワード : ウクライナ、ネオナチ、アゾフ大隊、シュトラウス派、ユダヤ人、ユダヤ教、キリスト教、在日朝鮮人、宏池会、宮沢喜一、河野洋平



    Ukraine : the great manipulation
    壮大な操作 ①

    While revelations are multiplying about the exactions committed by Ukrainian banditry over the past eight years, Westerners continue to perceive only the suffering of the Ukrainian civilian population. They are unaware of the root causes of the war, as well as the events that led the Kremlin to unleash it. No matter, the banditry is losing and the great powers are preparing for peace.
    過去 8 年間にウクライナの国賊が行った蛮行が次々と明らかになる一方で欧米人は相変わらずウクライナの民間人の苦しみだけしか認識していない彼らは戦争の根本的な原因もクレムリンがそれを解き放つに至った出来事も知らないのであるいずれにせよ賊軍は敗走し大国は平和への準備を進めている

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    President Putin exposes himself. He gathered 80,000 people in a stadium to celebrate the reunification with Crimea and the fight against Ukrainian neo-Nazis. Meanwhile, in Kiev, no crowds take to the streets to support President Zelensky, who is in hiding.
    プーチン大統領はその姿を露出させる彼はクリミアとの統一とウクライナのネオナチとの戦いを祝福するためにスタジアムに 8 万人を集めた一方キエフでは潜伏中のゼレンスキー大統領を支援するために街頭に立つ群衆はいない

    Military operations continue in Ukraine with two radically different narratives depending on whether one listens to the Western or Russian media. These two versions diverge not only in describing the war, but more importantly in describing the goals of the war.
    ウクライナでは西側メディアとロシア側メディアのどちらを聞くかによって根本的に異なる 2 つのストーリーで軍事作戦が継続されているこの 2 つのストーリーは戦争についてだけでなくより重要なのは戦争の目的についても異なっていることである

    In the West, the public is convinced that the Russian army has enormous logistical problems and cannot fuel its tanks. Its planes strike indiscriminately at military and civilian targets, indiscriminately destroying entire cities. Dictator Putin will not be done until he crushes Kiev and kills elected President Zelensky. In his eyes, Ukraine is guilty of having chosen democracy in 2014 instead of reconstituting the Soviet Union. Until then, he sows death and desolation on a civilian population, while his soldiers are killed on a large scale.
    西側諸国では、ロシア軍は膨大な兵站問題を抱えており、戦車に燃料を補給することができない、と一般大衆は思い込んでいる。その飛行機は、軍事・民間の目標に無差別に攻撃し、都市全体を無差別に破壊している、と。独裁者プーチンは、キエフを破壊し、選挙で選ばれたゼレンスキー大統領を殺すまで終わらないだろう、と。彼の目には、ウクライナは 2014 年にソビエト連邦を再構成するのではなく、民主主義を選択したことに責任があると映っている、と。それまでは、彼は市民に死と荒廃をもたらし、兵士は大量に殺戮される、と。

    On the contrary, in Russia, it is believed that the fighting is limited to specific areas, the Donbass, the coast of the Sea of Azov and military targets everywhere else. Certainly, there have been some casualties, but not a massacre. One observes with amazement the support that the former allies of the Great Patriotic War (the Second World War) give to the Banderists, the Ukrainian neo-Nazis. We wait until they are all neutralized so that peace can return.
    それに対してロシアでは戦闘は特定の地域ドンバスアゾフ海沿岸それ以外はどこでも軍事的目標に限定されていると考えられている確かに死傷者は出ているが大虐殺というわけではない、と。大祖国戦争 (第二次世界大戦) の旧同盟国ウクライナのネオナチであるバンデライト (バンデーラ派極右) たちに与える支援を驚きを持って観測することができる、と。私たちは彼らが全員平和を取り戻すために無力化されるのを待ち望んでいる、と。

    ステパーン・バンデーラ
    ステパーン・バンデーラ

    バンデライト(バンデーラ派極右)
    バンデライト(バンデーラ派極右)

    In the background, the West has launched an economic and financial war against Russia. Many Western companies are leaving the country and are immediately replaced by others from countries not involved in this war. For example, McDonald’s restaurants will be replaced by the Turkish chain Chitik Chicken, while the United Arab Emirates welcome the oligarchs driven out of Europe. China and the Eurasian Economic Community are planning to set up an economic and financial system parallel to the Bretton Woods system. In short, the world is being split in two.
    その背景には、欧米諸国がロシアに対して経済・金融戦争を仕掛けていることがある。多くの欧米企業がロシアから撤退し、直ちにこの戦争に関与していない国の企業に取って代わられている。例えば、マクドナルドのレストランはトルコのチェーン店チチク・チキンに取って代わられ、アラブ首長国連邦はヨーロッパから追い出されたオリガルヒを歓迎する。中国とユーラシア経済共同体は、ブレトンウッズ体制と並行した経済・金融体制の構築を目論んでいる。要するに、世界は二つに分かれようとしているのだ。

    Who is telling the truth?
    誰が真実を語っているのだろうか。

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    The Russian secret services are convinced that President Volodymyr Zelensky has fled from Kiev and that he makes his video interventions from a studio. They scrutinize all his messages to locate where he is hiding.
    ロシアの諜報機関は、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領がキエフから逃亡し、スタジオからビデオで情報発信していることを確信している。彼らは、彼がどこに隠れているかを見つけるために、すべてのメッセージを精査している。

    Servant of the People
    とあるユダヤ芸人

    ウクライナの戦争って、どのくらい深刻なの?
    戦時下の、とあるユダヤ芸人とその嫁の暮らしぶり

    Is Zelensky a Cousin of George Soros?

    Hitler.jpg 習近平思想の着想者であり、中国的特徴を持つ社会主義の提唱者である習近平総書記

    岸田内閣



    Ukraine : the great manipulation



    本日の書物 : 『新文系ウソ社会の研究 : 悪とペテンの仕組を解明する』 長浜 浩明 展転社



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 日本政府が幾ら探しても、目撃証言、法令、命令書とう何もなかった

     平成五年一月この事実を踏まえ呉駐日大使が帰任しソウルで記者会見を行い 「慰安婦問題で日本政府は誠実に調査をしている。日本政府の中間報告は信用に値する」 と述べた。

     だが宮沢首相の謝罪や 「朝日の虚偽報道」 以来韓国では 「女子挺身隊 = 慰安婦」 なるウソが定着してしまった。更に日本政府を相手取り、裁判や補償を要求することで飯を食っている運動体が存在するに至り、日本が強制連行したことにならないと彼らは食いはぐれてしまう。テレビでは何も知らないディレクターが済州島民証言を無視し吉田偽証に基づく 『実録ドラマ』 なるウソを放映していた。結局、呉大使は袋叩きにされ、彼らの頭も恢復の見込みが無くなった。

    宏池会

     然るに強制連行の証拠が一切ないことで日本政府は困ったというそこで最後の拠り所として韓国に行き自称慰安婦の聞き取り調査を行った

     平成五年三月外務省の課長が事前調整目的で韓国に行った時先方の局長から 「これに全部書いてある」 と渡されたのが 『証言集Ⅰ 強制で連れて行かれた朝鮮人軍慰安婦たち』 だった。これはソウル大学の安教授を中心に 「挺身隊研究会」 を組織し、本格的な聞き取り調査を行い纏めた証言集であり、ここに 「元慰安婦だった」 と届け出た百五十人の証言が載っていた

     安教授は、生存者七十四人の中で連絡可能な四十人を対象に裏づけを取りながら調査を行ったが二十一人の証言を 「信用できない」 として除外し十九人の証言が収録された

     この中で強制連行の可能性があるのは四人だったその内二人はプサンや富山へ行ったとあったがそこは慰安婦施設ではなかった残りの二人が金さんと文さんだが金さんは親により売られ文さんは誘われて慰安婦になった結局強制連行された者は一人もいなかった

     これで決着がついたと思いきやそうではなかった謝罪した手前何としても日本を犯罪国家にしたい宮沢や河野は私的な 『韓国挺身隊問題対策協議会』 から推薦された自称 「強制連行された慰安婦」 十六人から聞き取りを行い根拠なきまま 「強制連行はあった」 と断定した。』

    日の丸

    ルカ文書のユダヤ人性


    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、理系の大学である東京工業大学に在学中に同教授であった江藤淳氏に学んだ著者がロジカルな思考能力を持つ理系人間から見た非ロジカルで思い込みや感情だけで思考・行動する (まるで野生動物そのまんまw) 文系人間のウソ社会の欺瞞を暴く良書で、特に 「ウクライナが可哀想」 などと言ってまんまと騙されてしまっている文系思考しか持ち合わせていない方々 ( ← 文系のクセに東欧の歴史も知らず人種差別主義者のネオナチを配下に持つ “お笑い芸人” ゼレンスキーを応援する 「恥知らず」 ) が読むべき当ブログお薦めの書物になります。

    読書 4-82

    それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。

    (死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)

    ※(  )内は前回の数値

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    Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE

    アメリカ : 1,040,898(1,041,149)÷93,623,893(93,641,624)=0.0111・・・(0.0111) 「1.11%(1.11%)」
    sdifahelth1.jpg

    イタリア : 174,797(174,722)÷21,660,885(21,650,468)=0.0080・・・(0.0080) 「0.80%(0.80%)」
    sdifahelth2.jpg

    日本 : 37,304(37,059)÷17,329,185(17,188,265)=0.0021・・・(0.0021) 「0.21%(0.21%)」
    sdifahelth3.jpg









    さて、これまでの流れを、簡単に確認しておきますと、まず、出発点として、カール・マルクス (1818 - 1883) が生まれる約 200 年ほど前の時代 (日本で言えば、戦国時代から江戸時代初期にかけての時代) に、ドイツの神秘主義者であるヤーコプ・ベーメ (ヤコブ・ベーメ、1575 - 1624) という名の人物がいて、その後の 「ドイツ思想」 に決定的な影響を与えた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 なるものが世に生まれることになります。(詳しくはこちらから💓

    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)

    そのベーメの言っていたことというのは、次のようなものでした。

    世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである詳しくはこちらから💓

    そして、その影響を受けたのがプロイセン (ドイツ) の哲学者イマヌエル・カント (1724 - 1804) で、彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    イマヌエル・カント
    イマヌエル・カント

    たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない詳しくはこちらから💓

    また、ドイツ観念論を代表する思想家ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル (1770 - 1831) も影響を受けていて、そんな彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル

    世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる詳しくはこちらから💓

    で、この流れを受け継いでいるのがカール・マルクスであり、ウラジミール・レーニン (1870 - 1924) で、彼らが言っているのは次のようなことです。

    カール・マルクス
    カール・マルクス

    私たちには、世界を壊したいという衝動はない。もし私たちが世界を壊すとすれば、それは私たちが社会とその主人たちからそうすることを学んだからである

    ウラジーミル・イリイチ・レーニン 1
    ウラジーミル・イリイチ・レーニン

    われわれは、世界を固定するために、意識の統一を強行しよう詳しくはこちらから💓

    このように、ドイツで生まれた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想が生み出されることとなります。ここで重要な点は、そもそも全知全能なる神が創り賜うた世界にあって、なぜ悪が存在するのか、という疑問から生じた 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 が、ユダヤ・キリスト教的 “善悪二元論” をより一層強化し、世界を完全に良くするために 「悪なるもの」 を消し去らねばならない、といった浅はかな思考へと陥る人々を生じさせたことです。多くの一般的な人々も陥りやすい誤った思考ですが、特に 「極左おパヨク」 と呼ばれる連中はその影響をもろに受けてしまうほどの 「おバカ」 で、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することで、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の対象物として “罪” を創り出し、その罪に対する償 (つぐな) い・贖 (あがな) いを果たねばならない、と妄信させることによって、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 の下で人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し ( ← これが、ポリコレw)人々の “自由” を奪う極めて 「権威主義的な統制社会の再構築」 を目指す連中の思う壺となっていて、それはまさに現在私たちが普通に目にすることができる状況にあります。つまり、もはや隠そうともしていないという状況にあるということです。

    Hunter Biden Soros Linked to Biolabs in Ukraine





    その 「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 については、ドイツ出身の社会学者・歴史学者かつマルクス主義者であり、エリート理論の信奉者で、さらにはファシズム (全体主義者) でもあったロベルト・ミヒェルス (ロベルト・ミヘルス) が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy) を確認をしてきましたが、そこにもやはり 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 の影響を見ることができます。(詳しくはこちらから💓

    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)

    また、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー) 」 と同根の言葉である 「オリガルヒ (oligarch) 」 につきましても、ロシア詳しくはこちらから💓) やウクライナ詳しくはこちらから💓) の事例から、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 ( = ユダヤ教徒)」こちらもご参照💓) が存在していることも判明しました。

    A storm is coming 245





    さらには、ウクライナとユダヤ人 ( = ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認しました。 (詳しくはこちらから💓

    ウーマニ

    そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために様々な論文を見ているところとなります。

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    『初期ユダヤ教と原始キリスト教団における解釈と受容 : 「霊」と「天使」の概念の変遷を辿る』大澤 香

    それでは早速、続きを見て参りましょう。

    『 3 章 原始キリスト教団
     2 章では初期ユダヤ教において当時の神殿体制に異議を唱えるセクトが誕生したこと、神殿から離れたそれらセクトの中で神殿での犠牲儀礼に代わって内面の悔い改めを重視する 「聖化」 儀礼としての洗礼が発達したこと、それに伴ってセクトメンバーには 「聖霊」 が与えられ天使たちと共にあるとの認識があったことを、彼らが トーラーの重要性を前提としつつ多様な解釈を展開したことを示す資料を通して確認した。原始キリスト教団もまたこれらの初期ユダヤ教のセクト運動の中から生まれたことが想定される本章では原始キリスト教団が初期ユダヤ教の中の一セクトとしてユダヤ教の解釈を 「継承」 しつつ同時にいかにユニークな解釈を行ってユダヤ教から独自の宗教への 「転換」 を行っていったのかを考察する

    3 - 2 ルカ

     原始キリスト教団の文書として次にルカ文書 (ルカ福音書・使徒言行録) を検討する伝統的な理解では、ルカは異邦人キリスト者のために著作した異邦人の著者であることは議論のないこととされてきたのであるが近年の見解ではルカ文書のユダヤ人性を指摘する研究が多く提出されており、事実、ルカ文書には多くの 「ユダヤ的」 特徴を見ることができるのである。本研究の関心において最も関係のあるその特徴とはルカ文書が 「聖霊」 と 「天使」 を非常に重視している文書であるという点であるまた従来 「文学者」 としての側面が指摘されてきたルカであるがその文学的技法を見る時にそれがトーラーを下地として浮かび上がらせながら自らの解釈の 「新しい世界」 を出現させるという2 - 4 で確認した初期ユダヤ教における allusion の技法であるのを見ることができるだろう。ルカがこの技法によって描き出す新しい解釈の世界がどのようなものであるのかを、特に彼が 「聖霊」 をどのような意味で用いているのかに焦点を当てつつ、初期ユダヤ教の聖書解釈からのルカの 「継承」 と 「転換」点について考察する


    3 - 2 - 1 ルカ文書のユダヤ的特徴


    (1) 近年の研究の動向

     Fletcher-Louis (334) は 「伝統的見解はルカを異邦人キリスト者のために著作した異邦人の著者であるとみなしてきたのであり、事実最近までこのことは議論の余地のないことと考え られてきた」 (335) と指摘しつつ、 「しかし近年では Jacob Jervell の研究をはじめとする、ユダヤ的関心とユダヤ人読者層との本質的な相互作用を認める発展中の合意がある」 (336) と述べる。「今日においては (ルカ文書の) ユダヤ人性についていかなる深刻な疑問も存在しない」 と言う Jervell ( 1991 ) が報告するところの重要事項として、「彼 (ルカ) はトーラーについて、キリスト教においてそれが廃棄されるのではなくむしろ成就されるのだという、非常にポジティブな見解を持っていること」、「ユダヤ人の言葉、概念、習慣が説明のないままに残されていること」、「パウロが、ユダヤ人の視点からの使命を持った (異邦人へのではなく) ディアスポラの使徒であること」、「 (ルカは) LXX を徹底的に用いており、彼自身のシナゴーグへの親密性を示していること」 等が指摘されている (337)。
     更に Fletcher-Louis は、ルカは頻繁に特別にユダヤ的関心である存在 「天使たち ( άγγελοι )」 への言及を行っているところに、ユダヤ人でありながら、彼らの神学と著作形態を異教徒の聴衆に適応させることに非常な努力を行っているヨセフスとフィロンとの鋭い対照があると指摘する (338)。


    (334) Crispin H. T. Fletcher Fletcher-Louis, Luke- Acts: Angels, Christology and Soteriology, WUNT II/94 94, Tübingen: Mohr Siebeck, 1997.

    (335) ibid., p.18.

    (336) ibid., p.19.

    (337) ibid.

    (338) ヨセフスもフィロンも天的な存在の言語と概念化を彼らのギリシャ・ローマの読者層に適応させている。天使に対して、フィロンはしばしば、代わりに λόγοι を使い、ヨセフスはこれらを νεανίαί νεαήίσκοί Φαντάμφτα として記述している (ibid., pp.19 - 20 )。 』


    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。











    続きは次回に♥




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