2022-08-25 (Thu)

本日のキーワード : ウクライナ、ネオナチ、シュトラウス派、ユダヤ人、ユダヤ教、キリスト教、スパイ防止法、中国人留学生
Israel stunned by Ukrainian neo-Nazis
ウクライナのネオナチに唖然とするイスラエル ①
The state-organized presence of neo-Nazis within the Ukrainian army is not anecdotal, even if it is not possible to quantify it in a certain way. On the other hand, it is easy to count their victims. In general indifference, they have killed 14,000 Ukrainians in eight years. This situation is one of the causes of the Russian military intervention in Ukraine. Israel is confronted for the first time with what it could never have imagined: the support of its US protector to its historical enemy, Nazism.
ウクライナ軍内に国家的に組織されたネオナチの存在は、たとえある種の定量化が不可能であったとしても、それは決して逸話ではない。その一方で、彼らの犠牲になった人々を数え上げることは容易である。世間一般に知られていないことだが、彼らは 8 年間で 1 万 4 千人のウクライナ人を殺害している。このような事態が、ロシアのウクライナへの軍事介入の原因の 1 つとなっている。イスラエルは、想像もしなかった事態に初めて直面することになった: 歴史的な敵であるナチズムを米国の指導者が支持しているのだ。

Naftali Bennett and Olaf Scholtz at the Yad Vashem Memorial. Israel and Germany discover the magnitude of the problem.
Prime Minister’s Press Office
ナフタリ・ベネットとオーラフ・ショルツ、ヤド・ヴァシェム記念館にて。問題の大きさを知ったイスラエルとドイツ。
首相官邸報道室
Israel faces an unexpected problem in the Ukrainian crisis: is it true, as Moscow claims, that the country is in the hands of a "gang of neo-Nazis" financed by Ukrainian and American Jews? If so, it is a moral duty for Tel Aviv to clarify its position on Jews supporting Nazis, regardless of any position on the Ukrainian crisis.
イスラエルは、ウクライナ危機で思わぬ問題に直面している。はたして、モスクワが主張するように、ウクライナやアメリカのユダヤ人の提供資金が 「ネオナチの一団」 の手に渡っているというのは本当なのだろうか? もしそうなら、ウクライナ危機に関するいかなる立場であろうと、ナチスを支援するユダヤ人についての立場を明瞭にすることは、テルアビブの道徳的義務である。
The question is all the more cruel because the few American Jews who support or instrumentalize Ukrainian Nazi groups are a tiny group of a few hundred people, the Straussians, who are now in power in President Joe Biden’s immediate circle.
この問いは、ウクライナのナチス団体を支援したり、それを利用しているアメリカのユダヤ人が、ジョー・バイデン大統領の直属の部下であるシュトラウス派という数百人の小さなグループであることから、いっそう無慈悲なものとなっているのである。

レオ・シュトラウス




☆Israel stunned by Ukrainian neo-Nazis
本日の書物 : 『永田町中国代理人』 長尾 たかし 産経新聞出版
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 教育機関、大学などが、縮み上がって危機感を持たねばならない情報が、すでに存在していることをここで明らかにしましょう。
中国の軍産複合体制の存在です。
2017 年に中央軍民融合発展委員会が新たに設立されたあと、18 年には 「軍民融合発展戦略綱要」 が決定されました。この戦略の 「主要課題」 の冒頭では、次のように記載されています。
<海洋・宇宙・サイバー空間等の分野での軍民融合発展の推進に力をいれ、科学技術・経済・軍事において機先を制して有利な地位を占め、将来の戦争の主導権を奪取>
中国国内の一般大学に協力を要請し、海外の大学に学生を留学させて情報や研究成果を取ってきてもらい、それによって中国が軍事的に優位に立つぞ、と宣言しているのです。ものの見事にご丁寧に書いてあるのです。
しかし、日本には機密を盗んでも罰するスパイ防止法がなく、現状対応できる法律は外国為替及び外国貿易法だけです。「規制対象貨物を輸出しようとした際」 「規制対象技術を提供しようとする際」 に、外為法に基づき経産大臣の許可の取得が必要になり、それを破っているかどうかであって、それ以外には禁止する枠組みがありません。
つまり、留学生がスパイ行為を働いたとしても、それを取り締まる法律がないのです。まさに世界から見れば、日本はスパイ天国なのです。
質疑のための文科省との打ち合わせの際、妙な留学生が入国しないようにチェックしているのかの質問をしたところ、文科省などから、大学側も留学生の入学希望の申請書を作成し、危うい人物がいないかを精査していると説明を受けました。
しかし、報告は求めているものの 「そこに嘘を書かれてしまえば確かめようがない」 「嘘だと判明してもスパイ防止法がないから留学の可否は大学の判断に委ねる」 と指摘したところ、答えは 「はい、おっしゃるとおり」 でした。』

原始キリスト教団 (ユダヤ教イエス・キリスト派) と 「二つの罪」
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、旧統一教会と同様に、公式に 「カルト」 として認定されている “宗教集団” である 「創価学会」 が 100 %支援する “政教一致カルト政党 公明党” が中国共産党と癒着している明白な事実以外に、如何に、日本の政界と財界に、「支那のポチ」 が蔓延っているのか、その全体像が非常によく理解できる良書で、

☆カルト → Soka Gakkai
是非とも次回作として、“政教一致カルト政党 公明党” と中国共産党の癒着ぶりについても暴露して頂きたい思いから、本書を当ブログお薦めの書物としてご紹介させて頂きます。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 1,037,831(1,037,356)÷93,121,002(93,004,395)=0.0111・・・(0.0111) 「1.11%(1.11%)」

イタリア : 174,172(174,102)÷21,518,365(21,509,424)=0.0080・・・(0.0080) 「0.80%(0.80%)」

日本 : 35,708(35,402)÷15,961,249(15,795,156)=0.0022・・・(0.0022) 「0.22%(0.22%)」

さて、これまでの流れを、簡単に確認しておきますと、まず、出発点として、カール・マルクス (1818 - 1883) が生まれる約 200 年ほど前の時代 (日本で言えば、戦国時代から江戸時代初期にかけての時代) に、ドイツの神秘主義者であるヤーコプ・ベーメ (ヤコブ・ベーメ、1575 - 1624) という名の人物がいて、その後の 「ドイツ思想」 に決定的な影響を与えた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」・「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 なるものが世に生まれることになります。(詳しくはこちらから💓)

ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
そのベーメの言っていたことというのは、次のようなものでした。
世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである (詳しくはこちらから💓)
そして、その影響を受けたのがプロイセン (ドイツ) の哲学者イマヌエル・カント (1724 - 1804) で、彼が言っていたことは、次のようなものでした。

イマヌエル・カント
たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない (詳しくはこちらから💓)
また、ドイツ観念論を代表する思想家ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル (1770 - 1831) も影響を受けていて、そんな彼が言っていたことは、次のようなものでした。

ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる (詳しくはこちらから💓)
で、この流れを受け継いでいるのがカール・マルクスであり、ウラジミール・レーニン (1870 - 1924) で、彼らが言っているのは次のようなことです。

カール・マルクス
私たちには、世界を壊したいという衝動はない。もし私たちが世界を壊すとすれば、それは私たちが社会とその主人たちからそうすることを学んだからである

ウラジーミル・イリイチ・レーニン
われわれは、世界を固定するために、意識の統一を強行しよう (詳しくはこちらから💓)
このように、ドイツで生まれた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想が生み出されることとなります。ここで重要な点は、そもそも全知全能なる神が創り賜うた世界にあって、なぜ悪が存在するのか、という疑問から生じた 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 が、ユダヤ・キリスト教的 “善悪二元論” をより一層強化し、世界を完全に良くするために 「悪なるもの」 を消し去らねばならない、といった浅はかな思考へと陥る人々を生じさせたことです。多くの一般的な人々も陥りやすい誤った思考ですが、特に 「極左おパヨク」 と呼ばれる連中は、その影響をもろに受けてしまうほどの 「おバカ」 で、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することで、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の対象物として “罪” を創り出し、その罪に対する償 (つぐな) い・贖 (あがな) いを果たねばならない、と妄信させることによって、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 の下で、人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し ( ← これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて 「権威主義的な統制社会の再構築」 を目指す連中の思う壺となっていて、それはまさに現在、私たちが普通に目にすることができる状況にあります。つまり、もはや隠そうともしていない、という状況にあるということです。

その 「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 については、ドイツ出身の社会学者・歴史学者かつマルクス主義者であり、エリート理論の信奉者で、さらにはファシズム (全体主義者) でもあったロベルト・ミヒェルス (ロベルト・ミヘルス) が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy) を確認をしてきましたが、そこにもやはり 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 の影響を見ることができます。(詳しくはこちらから💓)

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
また、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー) 」 と同根の言葉である 「オリガルヒ (oligarch) 」 につきましても、ロシア (詳しくはこちらから💓) やウクライナ (詳しくはこちらから💓) の事例から、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 ( = ユダヤ教徒)」 (こちらもご参照💓) が存在していることも判明しました。

さらには、ウクライナとユダヤ人 ( = ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認しました。 (詳しくはこちらから💓)

そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために、様々な論文を見ているところとなります。

☆『初期ユダヤ教と原始キリスト教団における解釈と受容 : 「霊」と「天使」の概念の変遷を辿る』大澤 香
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 3 章 原始キリスト教団
2 章では初期ユダヤ教において当時の神殿体制に異議を唱えるセクトが誕生したこと、神殿から離れたそれらセクトの中で、神殿での犠牲儀礼に代わって内面の悔い改めを重視する 「聖化」 儀礼としての洗礼が発達したこと、それに伴ってセクトメンバーには 「聖霊」 が与えられ、天使たちと共にあるとの認識があったことを、彼らが トーラーの重要性を前提としつつ多様な解釈を展開したことを示す資料を通して確認した。原始キリスト教団もまた、これらの初期ユダヤ教のセクト運動の中から生まれたことが想定される。本章では、原始キリスト教団が初期ユダヤ教の中の一セクトとしてユダヤ教の解釈を 「継承」 しつつ、 同時にいかにユニークな解釈を行ってユダヤ教から独自の宗教への 「転換」 を行っていったのかを考察する。
3 - 1 パウロ
3 - 1 - 3 パウロにおける律法
(1) 二つの罪 ‐ 律法違反と律法主義 ‐
私市 (289) はパウロにおける律法・霊・肉の詳細な考察を行い、パウロの律法観の 「複雑で分かりにくい要素」 (290) として、律法に関連して明らかになる人間の二種類の罪があることを指摘する。それは、罪が人間に欲望を起こさせた結果としての 「律法違反」 の罪 (291) と、律法が指し示す内実を神から切り離して自己の神格化を志向する 「律法主義」 の罪 (292) である (293)。この二種類の罪は、先に死海文書および 3 - 1 - 2 で確認したパウロの理解における 「肉」 の二つの側面 ‐ 塵から作られたに過ぎない人間と神に敵対する人間 ‐ に対応している。

<表 2 > に示したような対応関係から、クムラン共同体およびパウロの理解する原始キリスト教団の信仰共同体メンバーは、人間としての限界・弱さ (肉の霊 ① ・肉 ① ) の自覚を持ちつつ、神に敵対する罪 (肉の霊 ② ・肉 ② ) に自覚的な者たちと言うことができるだろう。
私市はまた、パウロ当時のユダヤ教においてユダヤ人の信仰は 「遵法スタイル」 ではあっても、律法を遵守することによって神に近づくことを目指す 「律法主義」 ではなかったと述べ (294)、パウロの洞察が当時の外部世界としてのユダヤ教批判ではなく、パウロ自身の内的洞察によるものであることを示唆している。
(289) 私市、前掲書。
(290) 同上、116 頁。
(291) アダムとエバが神が禁じた知識の木の実を食べた罪に対応する。ロマ 7:9 - 11 での 「わたし」 のほぼ一致した見方として、詩編の 「わたし」 同様代表的人格であり、しかもここではまだ 「律法なしに生きていた」 原初の人 「アダム」 (人類) に自分を置いているとの解釈が可能である (ヴィルケンス ; 1998 [1980] )。楽園の命の木は律法を指すとのユダヤ教の伝承から、アダムは 「最初の律法受領者」 と見なされたと考えられる (ケーゼマン 1980 [1973] ) と指摘される (私市、204 - 5 頁)。
(292) 知識を自分のものとして、自分が神のようになろうとする欲望 (アダムとエバが 「神のように」 なろうとした罪、バベルの塔の物語で 「天まで届く塔」 のある町を建て 「有名になろう」 とした人間の姿と重なる)。
(293) 同上、114 - 6 頁。ガラテヤ書では律法は人を束縛するものであり 「律法違反」 の罪が問題とされるのに対し ( 3:19 )、ロマ書では律法は神からの 「聖なる正しいものであること」 が繰り返され 3:1、3:31、7:7、7:12、7:22 )、人間の自己義認としての 「 律法主義」 の罪が問題とされる ( 7:8 ) (同上、181 - 2 頁)。
(294) 同上、69 - 70 頁。』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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