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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  支那 >  宏池会 (岸田派) がやってきたこと! ~ 相変わらずの宏池会 (岸田派)

    宏池会 (岸田派) がやってきたこと! ~ 相変わらずの宏池会 (岸田派)

    A storm is coming 449





    本日のキーワード : 宏池会 (岸田派)、ウクライナ、ユダヤ人、ユダヤ教、キリスト教、シュトラウス派、ネオナチ



    "A gang of drug addicts and neo-nazis"
    麻薬常習者ネオナチの一味” ⑤

    By evoking "a gang of drug addicts and neo-Nazis" in power in Kiev, President Putin has shocked many. The Atlanticist press tried to present him as a mental patient. However, the facts are there: the power in Ukraine is verily occupied by a bunch of drug addicts who stole the gas revenues. A racial law has been passed. Monuments to the Nazi collaborator Stepan Bandera have been erected. And two Nazi battalions have already been incorporated into the regular army.
    キエフで権力を握っている 「麻薬常習者とネオナチの一味」 を想起させることで、プーチン大統領は多くの人々に衝撃を与えた大西洋主義のマスコミは彼を精神病患者として扱おうとしたしかし事実がそこにあるウクライナの権力ガス収入を盗み取る麻薬常習者の一味によって確かに乗っ取られているのである。人種差別禁止法が可決された。ナチスの協力者であるステパーン・バンデーラの記念碑が建てられた。そして、2 つのナチス大隊がすでに正規軍に編入された。



    ステパーン・バンデーラ
    ステパーン・バンデーラ

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    Arrival of the Nazi Azov Batalion in Mariopol in August 2020.
    2020年8月、ナチス・アゾフ大隊がマリウポリに到着。





    "A BUNCH OF NEO-NAZIS"
    “ネオナチの一団” (一)

    President Vladimir Putin also referred to a band of neo-Nazis. This time, it is no longer a small group of a few dozen people, but a few thousand, between 10 and 20 000.
    ウラジーミル・プーチン大統領もネオナチの一団に言及した。今回は、もはや数十人の小集団ではなく、1 万人から 2 万人という数万人の規模である

    To understand, one must remember that at the end of the Second World War, the United States and the USSR each took many Nazi dignitaries prisoner. All tried to collect their information. But if, after eight months, the Soviets sent them back home, the United States kept some of them and recycled them. Everyone knows that, for example, the Nazi scientist who imagined the V2, Werner von Braun, became the director of NASA (operation "Paperclip"). Or that Chancellor Adolf Hitler’s special advisor for the New Order in Europe, Walter Hallstein, became the first president of the European Commission. Or that the mountaineer Heinrich Harrer was commissioned by the CIA to raise the Dalai Lama. What is less known is that the CIA also recycled many SS and Gestapo policemen around the world. It placed, for example, the gestapist Klaus Barbie at the head of Bolivia where he succeeded in assassinating Che Guevara, or the SS Alois Brunner in Syria (then an ally of Washington).
    第二次世界大戦末期アメリカとソ連はそれぞれ多くのナチスの高官を捕虜にしたことを思い出す必要がある。いずれも彼らの情報を集めようとしたのであるだが8 ヵ月後にソ連が彼らを本国に送り返してもアメリカはそのうちのいくらかを残しておいて利用することにした。例えば、V2 を構想したナチスの科学者ヴェルナー・フォン・ブラウンが NASA の長官になったことは誰でも知っている ( 「ペーパークリップ」 作戦)。あるいは、アドルフ・ヒトラー総統の欧州新秩序特別顧問であったヴァルター・ハルシュタインが欧州委員会の初代委員長になったこと。また、登山家のハインリヒ・ハラーは、ダライ・ラマを救出するためにCIAの依頼を受けた。あまり知られていないのはCIA が多くの SS やゲシュタポの警察官を世界中で再活用していたことである。例えば、ゲシュタポのクラウス・バルビーをボリビアのトップに据えてチェ・ゲバラを暗殺することに成功したり、SSのアロイス・ブルンナーをシリア (当時ワシントンの同盟国) に据えたりしていたのだ。

    ヴェルナー・フォン・ブラウン
    ヴェルナー・フォン・ブラウン

    ヴァルター・ハルシュタイン
    ヴァルター・ハルシュタイン

    ハインリヒ・ハラー
    ハインリヒ・ハラー

    クラウス・バルビー
    クラウス・バルビー

    アロイス・ブルンナー
    アロイス・ブルンナー

    Throughout the Cold War, the CIA used Nazis. However, President Jimmy Carter appointed Admiral Stansfield Turner to bring order to the agency, to limit the role of these agents and to end the dictatorships. Most of the Nazis were dismissed, but those who could operate in the Warsaw Pact were retained. Thus, President Ronald Reagan celebrated the "captive nations" of Eastern Europe, creating a host of associations to destabilize the Warsaw Pact member states and even the USSR.
    冷戦時代を通じてCIAはナチスを利用したしかしジミー・カーター大統領はスタンスフィールド・ターナー提督を任命し当局に秩序をもたらしこれらのエージェントの役割を制限し、その独裁体制を終わらせることにした。ナチスのほとんどは解雇されたがワルシャワ条約機構で工作できる者は残されていた。こうして、ロナルド・レーガン大統領は東ヨーロッパの 「捕われた国々」 を称えワルシャワ条約加盟国さらにはソ連を不安定にするために多くの組織を作り上げたのである

    ジミー・カーター
    ジミー・カーター

    スタンスフィールド・ターナー
    スタンスフィールド・ターナー

    It is therefore quite logical that in 2007, the CIA organized in Ternopol (Ukraine) a congress to gather European neo-Nazis and Middle Eastern anti-Russian jihadists. It was chaired by the Ukrainian Nazi, Dmitro Yarosh and the Chechen emir, Doku Umarov. However, the latter, wanted by Interpol, could not go there. He sent a video message of support. Subsequently, neo-Nazis and jihadists fought together to impose the Islamic Emirate of Ichkeria in place of the Chechen Republic.
    それゆえ2007 年に CIAテルノーピリ (ウクライナ) でヨーロッパのネオナチと中東の反ロシアの聖戦士を集める会議を組織したのは極めて論理的なことであったウクライナのナチスドミトリー・ヤロシとチェチェンの首長ドク・ウマロフが議長を務めた。しかし、インターポールに指名手配されている後者は、そこに行くことができなかった。彼はビデオメッセージで応援を送った。その後ネオナチジハード主義者が共闘しチェチェン共和国に代わってイクケリア・イスラム首長国を強制的に押し付けることになった

    ドミトリー・ヤロシ
    ドミトリー・ヤロシ

    ドク・ウマロフ
    ドク・ウマロフ

    Is Zelensky a Cousin of George Soros?

    Hitler.jpg 習近平思想の着想者であり、中国的特徴を持つ社会主義の提唱者である習近平総書記

    岸田内閣



    "A gang of drug addicts and neo-nazis"



    本日の書物 : 『永田町中国代理人』 長尾 たかし 産経新聞出版



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 外国政府外国人外資による土地取引問題

    「売りたい人がいて、買いたい人がいる」

     普通の売買という経済活動が行われているというだけでは済まされない深刻な問題です。かといって一般的な取引契約が闇雲に制限されることは本意ではありません。

     日本人が中国の土地を買おうとしても中国には土地を個人所有するという概念そのものがありません共産主義ですから当然です外交に【は 「相互主義」 という原則】がありますが日本人は中国の土地を買えないのに中国はなぜ日本の土地を買えるのでしょうか

     なぜ今このような状態に至ったのか

     その経緯を調べていたところ、【 「外国人の財産取得に関する政令」 】 (昭和 24 年 3 月 15 日政令第 51 号) に突き当たりました。ポツダム宣言の受諾に伴い発せられた勅令に基づく政令です。

     結論から申し上げますが当時【この政令第 51 号により外国人や外資の財産取得に関しては制限をかけられていた】のです。そして、昭和 54 ( 1979 ) 年、この政令が廃止となり今日に至ります。裏を返せば、【廃止になる昭和 54 年以前は、規制がかけられていたということ】になります。

     この政令は第 1 条で、諸外国との間の健全な経済関係の回復を促進するととtもに、国民経済の復興及び自立を図り、あわせて国家資源を保全するため、外国人の投資及び事業活動を調整することを目的としています。第 2 条では、外国人とは、日本国籍を有しないもの外国法に基づいて設立された法人とし、第 3 条で、外国人が財産を取得するときは、外資委員会の認可を受けなければならないとされていました。そして、この財産とは土地建物工場事業場財産の賃借権使用貸借に基づく借主の権利地上権特許権なども対象となっていたのです。

     「国家資源を保全」 するためすべきことをきちんとしていたのです



     ここで重要なことは、平和条約では、「いずれの事項に関しても、日本国は、連合国が当該事項についてそれぞれ内国民待遇又は最恵国待遇を日本国に与えるかぎりにおいてのみ、当該連合国に内国民待遇又は最恵国待遇を与える義務を負うものとする」 とされている点です。つまり相互主義の原則により相手国が日本の国民に対して制限をつけている場合は日本でその国民に対して制限を課してもよいことになっています

     最恵国待遇、内国民待遇という概念は平和条約の際に盛り込まれましたが、このような例外規定があるのです。

     その後、「外国為替及び外国貿易管理法の一部を改正する法律」 により、昭和 27 年に改正された政令第 51 号が昭和 54 年に廃止されるのですが実に不可解なことがあります外国人の財産取得に関する議論がどの議事録を探しても衆議院財務金融調査室や外務省に調べてもらってもどこにも存在しないのです

     当時の議事録を見ると対外取引や対内直接投資が自由化されることに主眼を置いた質疑ばかり。国際収支の均衡を維持することが困難になる、円相場に急激に変動をもたらす、その他、資本主義市場に悪影響を及ぼすなどの議論ばかりで、外国人の財産取得については議事録を確認する限りでは全く議論されていません

     議事録が存在していれば即座に確認したいところなのですが、仮にも議論がなされていない中でこの重要な政令第 51 号が廃止されているというのならばこれはあまりにも不自然だと思うのです。

     当時は、ロッキード事件があり、日本で初めてサミットが行われた頃で、時の政権は大平正芳内閣です。そんな中で、何も議論されず政令第 51 号は廃止され以後外国人の土地規制は放置されてきたのです。

    宏池会



     当時も今も、国家の構成要件の一つである土地・領土を守ることより、あくまで経済最優先という哲学なき国家運営の結果、今日の惨状につながっています。』

    日の丸

    パウロによる解釈と初期ユダヤ教における解釈


    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、旧統一教会と同様に、公式に 「カルト」 として認定されている “宗教集団” である 「創価学会」100 %支援する “政教一致カルト政党 公明党” が中国共産党と癒着している明白な事実以外に、如何に、日本の政界と財界に、「支那のポチ」 が蔓延っているのか、その全体像が非常によく理解できる良書で、

    SOKA.jpg
    カルト → Soka Gakkai

    是非とも次回作として、“政教一致カルト政党 公明党” と中国共産党の癒着ぶりについても暴露して頂きたい思いから、本書を当ブログお薦めの書物としてご紹介させて頂きます。

    読書 4-48

    それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。

    (死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)

    ※(  )内は前回の数値

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    Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE

    アメリカ : 1,037,017(1,036,589)÷92,919,750(92,781,519)=0.0111・・・(0.0111) 「1.11%(1.11%)」
    fvmenxlz1.jpg

    イタリア : 173,982(173,853)÷21,480,076(21,455,291)=0.0080・・・(0.0081) 「0.80%(0.81%)」
    fvmenxlz2.jpg

    日本 : 35,045(34,789)÷15,478,389(15,294,863)=0.0022・・・(0.0022) 「0.22%(0.22%)」
    fvmenxlz3.jpg







    さて、これまでの流れを、簡単に確認しておきますと、まず、出発点として、カール・マルクス (1818 - 1883) が生まれる約 200 年ほど前の時代 (日本で言えば、戦国時代から江戸時代初期にかけての時代) に、ドイツの神秘主義者であるヤーコプ・ベーメ (ヤコブ・ベーメ、1575 - 1624) という名の人物がいて、その後の 「ドイツ思想」 に決定的な影響を与えた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 なるものが世に生まれることになります。(詳しくはこちらから💓

    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)

    そのベーメの言っていたことというのは、次のようなものでした。

    世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである詳しくはこちらから💓

    そして、その影響を受けたのがプロイセン (ドイツ) の哲学者イマヌエル・カント (1724 - 1804) で、彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    イマヌエル・カント
    イマヌエル・カント

    たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない詳しくはこちらから💓

    また、ドイツ観念論を代表する思想家ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル (1770 - 1831) も影響を受けていて、そんな彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル

    世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる詳しくはこちらから💓

    で、この流れを受け継いでいるのがカール・マルクスであり、ウラジミール・レーニン (1870 - 1924) で、彼らが言っているのは次のようなことです。

    カール・マルクス
    カール・マルクス

    私たちには、世界を壊したいという衝動はない。もし私たちが世界を壊すとすれば、それは私たちが社会とその主人たちからそうすることを学んだからである

    ウラジーミル・イリイチ・レーニン 1
    ウラジーミル・イリイチ・レーニン

    われわれは、世界を固定するために、意識の統一を強行しよう詳しくはこちらから💓

    このように、ドイツで生まれた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想が生み出されることとなります。ここで重要な点は、そもそも全知全能なる神が創り賜うた世界にあって、なぜ悪が存在するのか、という疑問から生じた 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 が、ユダヤ・キリスト教的 “善悪二元論” をより一層強化し、世界を完全に良くするために 「悪なるもの」 を消し去らねばならない、といった浅はかな思考へと陥る人々を生じさせたことです。多くの一般的な人々も陥りやすい誤った思考ですが、特に 「極左おパヨク」 と呼ばれる連中はその影響をもろに受けてしまうほどの 「おバカ」 で、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することで、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の対象物として “罪” を創り出し、その罪に対する償 (つぐな) い・贖 (あがな) いを果たねばならない、と妄信させることによって、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 の下で人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し ( ← これが、ポリコレw)人々の “自由” を奪う極めて 「権威主義的な統制社会の再構築」 を目指す連中の思う壺となっていて、それはまさに現在私たちが普通に目にすることができる状況にあります。つまり、もはや隠そうともしていないという状況にあるということです。

    Hunter Biden Soros Linked to Biolabs in Ukraine





    その 「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 については、ドイツ出身の社会学者・歴史学者かつマルクス主義者であり、エリート理論の信奉者で、さらにはファシズム (全体主義者) でもあったロベルト・ミヒェルス (ロベルト・ミヘルス) が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy) を確認をしてきましたが、そこにもやはり 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 の影響を見ることができます。(詳しくはこちらから💓

    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)

    また、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー) 」 と同根の言葉である 「オリガルヒ (oligarch) 」 につきましても、ロシア詳しくはこちらから💓) やウクライナ詳しくはこちらから💓) の事例から、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 ( = ユダヤ教徒)」こちらもご参照💓) が存在していることも判明しました。

    A storm is coming 245





    さらには、ウクライナとユダヤ人 ( = ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認しました。 (詳しくはこちらから💓

    ウーマニ

    そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために様々な論文を見ているところとなります。

    fhdeusid.jpg
    『初期ユダヤ教と原始キリスト教団における解釈と受容 : 「霊」と「天使」の概念の変遷を辿る』大澤 香

    それでは早速、続きを見て参りましょう。

    『 3 章 原始キリスト教団
     2 章では初期ユダヤ教において当時の神殿体制に異議を唱えるセクトが誕生したこと、神殿から離れたそれらセクトの中で神殿での犠牲儀礼に代わって内面の悔い改めを重視する 「聖化」 儀礼としての洗礼が発達したこと、それに伴ってセクトメンバーには 「聖霊」 が与えられ天使たちと共にあるとの認識があったことを、彼らが トーラーの重要性を前提としつつ多様な解釈を展開したことを示す資料を通して確認した。原始キリスト教団もまたこれらの初期ユダヤ教のセクト運動の中から生まれたことが想定される本章では原始キリスト教団が初期ユダヤ教の中の一セクトとしてユダヤ教の解釈を 「継承」 しつつ同時にいかにユニークな解釈を行ってユダヤ教から独自の宗教への 「転換」 を行っていったのかを考察する

    3 - 1 パウロ


    3 - 1 - 1 約束・信仰と律法の関係に関するパウロの記述の問題
     まず 「律法」 に関するパウロの言説の 「難解さ」 を指摘する文章から考察に入りたいと思う。 イタリアの哲学者アガンベンはパウロのロマ書を扱ったその著作 (267) において、パウロにおける福音・信仰・約束と律法批判の対位法について、すなわち 「律法の問題に関するパウロの論述のアポリア的な性格」 (268) について論じる。アガンベンがパウロのロマ書での律法に関する論述の晦渋さについてのオリゲネスの絶妙な比喩に言及しつつ 「わたしたちはテクストがなにを言おうとしているのかを理解することができず、律法についてパウロが矛盾に陥っているような印象を受ける」 (269) と指摘するように、一般に 「律法批判」 の根拠と思われがちなパウロの文章は我々が実際にそれを読む時それほど単純な様相を示してはいない
     パウロはガラテヤ書やロマ書で、約束・信仰と律法を対置している (270)。しかしこの対置は単純ではなく、律法の聖性と善性もまた常に強調されている (271)。アガンベはロマ 3:31 (272) などのパウロの言葉から、パウロが 「その対立自体を多くの点で相殺し、約束 ‐ 信仰と律法とのいっそう込み入った関係を表現しようとしているようにみえる」 (273) と指摘し、ガラ 3:11 - 2 (274) ではハバ 2:4 (275) とレビ 18:5 (276) から交錯した引用を行うことで、律法と信仰の間の 「かえってより親密な関係」 を形成していると指摘する (277)。
     アガンベンは、パウロが約束や信仰に対置させるところの 「ノモス」 は、「規定的かつ規範的な観点から見られた律法のこと」 (278) であると指摘し、パウロにおける対立は 「一方における約束よび信仰と、他方におけるたんなるトーラー (律法)」 ではなくトーラーの 「規範的な側面」 のことであり、そこから 「行ないの律法」 ( νόμος τών έργων )と「信仰の律法 」( νόμος πίστεως )の対置 (ロマ 3:27 ) が生じていると指摘する (279)。1 コリ 9:21 でパウロが自分は律法を持たない人 (すなわち異邦人) に対しては 「律法を持たない人のように」 ( ώς άνομος )なったと言った後ですぐに 「神の律法を持っていない ( άνομος θεού )」 わけではなく、「キリストの律法の内に ( έννομνς Χριστού )」 あるのだと述べていることから、「メシア的な律法とは信仰の律法であって、単純に律法を否定したものではない」 (280) と指摘されている (281)。
     このように律法を肯定しつつ、行いではなく信仰を重視するパウロの律法についての 「単純ではない」 言及は、2 章において、トーラーの権威を前提としつつ同時に信仰の内面化が進められていった状況を確認した、初期ユダヤ教セクトの聖書解釈とのつながりを考える時に、より納得のいくものとして理解することができるだろう。しかしパウロによる解釈はそれら初期ユダヤ教における解釈とは異なる独自のユニークな面を持っていたこの点を更に考察するためには「霊」 と 「肉」 に関するパウロの言説を見る必要があるだろう。


    (267) アガンベン、前掲書。彼によると、パウロの律法に関する記述のアポリア的性格を最初に指摘したのはロマ書に最初の体系的注釈を施したオリゲネスであり、オリゲネス以降はギリシャ語ではヨハネス・クリュソストモス、盲目のディドゥモス、キュロスのテオドレトゥス、モプスエスティアのテオドロス、アレクサンドリアのキュリロス等、ラテン語ではマリオ・ヴィットリーノ等が挙げられる。オリゲネスの 1 世紀後にティコニウスは 「まさにパウロの論述のアポリアとそこに含まれている約束と律法との矛盾対立とみえるものにかれの 『規律集』 のもっとも長い頁を捧げた」 (同上、149 - 50 頁)。

    (268) 同上、149 頁。

    (269) 同上、150 頁。

    (270) ロマ 3:20 「…律法を実行することによっては、だれ一人神の前で義とされないからです。律法によっては、罪の自覚しか生じないのです」。 3:28 「なぜなら、わたしたちは、人が義とされるのは律法の行いによるのではなく、信仰によると考えるからです」。 4:13 「神はアブラハムやその子孫に世界を受け継がせることを約束されたが、その約束は、律法に基づいてではなく、信仰による義に基づいてなされたのです」。

    (271) ロマ 7:12 「こういうわけで、律法は聖なるものであり、掟も聖であり、正しく、そして善いものなのです」。

    (272) 「それでは、わたしたちは信仰によって、律法を無にするのか。決してそうではない。むしろ、律法を確立するのです」。

    (273) アガンベン、152 頁。

    (274) 「律法によっては だれも神の前で義とされないことは、明らかです。なぜなら、『正しい者は信仰によって生きる』 からです。律法は、信仰をよりどころとしていません。『律法の定めを果たす者は、その定めによって生きる』 のです」。

    (275) 「…神に従う人は信仰によって生きる」。

    (276) 「わたしの掟と法とを守りなさい。これらを行う人はそれによって命を得ることができる…」。

    (277) アガンベン、152 - 3 頁。

    (278) 同上、153 頁。

    (279) 同上、153 - 4 頁。

    (280) 同上、154 頁。

    (281) パウロの律法に関する記述を、アガンベンは律法に内在する 「規範としての要素」 と 「約束としての要素」 の対立であると分析するのに対し、「祭儀的律法」 (割礼、安息日、食物規定など) (ロマ 2:28 - 29 、ガラ 5:6、6:15、ロマ 14:5 - 6、14 ) と 「倫理的律法」 (隣人愛、貞操など) (ロマ 13:8 - 10、1 コリ 6:9 - 10、ラ 5:19 - 21、1 テサ 4:3 - 6、9) の区別として分析し、パウロは 「祭儀的律法」 の一部 (割礼、食物規定、清浄規定) を相対化もしくは無効にすることで、救いの門戸を非ユダヤ人 (異邦人) にも開くことになったとの視点も提示されている (Vollenweider, “Ch rist and the Torah; Searching for the Origins of Paul Paul’s Criticism of the Law, Law,” 『新約学研究』 第 17 号、日本新約学会、 1989 年、 31 - 44 頁 (特に 36 頁); 村山盛葦 「ロマ書 7 章 7 節 ~ 25 節の 『わたし』 についての一考察 ‐ 終末論的霊肉二元論の観点から ‐ 」 『基督教研究』 第 75 巻第 2 号、基督教研究会、2013 年、3 頁)。』


    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。











    続きは次回に♥




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