2022-08-19 (Fri)

本日のキーワード : 在日朝鮮人、ウクライナ、ユダヤ人、ユダヤ教、キリスト教、シュトラウス派、ネオナチ、ハンター・バイデン
"A gang of drug addicts and neo-nazis"
“麻薬常習者とネオナチの一味” ③
By evoking "a gang of drug addicts and neo-Nazis" in power in Kiev, President Putin has shocked many. The Atlanticist press tried to present him as a mental patient. However, the facts are there: the power in Ukraine is verily occupied by a bunch of drug addicts who stole the gas revenues. A racial law has been passed. Monuments to the Nazi collaborator Stepan Bandera have been erected. And two Nazi battalions have already been incorporated into the regular army.
キエフで権力を握っている 「麻薬常習者とネオナチの一味」 を想起させることで、プーチン大統領は多くの人々に衝撃を与えた。大西洋主義のマスコミは、彼を精神病患者として扱おうとした。しかし、事実がそこにある。ウクライナの権力は、ガス収入を盗み取る麻薬常習者の一味によって、確かに乗っ取られているのである。人種差別禁止法が可決された。ナチスの協力者であるステパーン・バンデーラの記念碑が建てられた。そして、2 つのナチス大隊がすでに正規軍に編入された。

ステパーン・バンデーラ

From left to right: David Archer and his wife, Joe Biden and his son Hunter playing golf.
Source : Fox News
左から:ゴルフをするデイビッド・アーチャー夫妻、ジョー・バイデン、息子ハンター。
提供:フォックスニュース
"A BUNCH OF DRUG ADDICTS"
“薬物常習者の一団” (二)
During the second half of 2014, at the direction of David Archer and Hunter Biden, Burisma paid $7 million in kickbacks to the Prosecutor General of Ukraine under the new Poroshenko regime to draft forgeries and close the legal case against it and its oligarch owner. A wiretap heard President Petro Poroshenko confirm to Vice President Biden that the deal was "fixed." The United States had recycled the former minister of "pro-Russian" Yanukovych. Subsequently, the Prosecutor General, who was decidedly greedy, was ousted by a vote in Parliament provoked by the United States, the European Union, the IMF and the World Bank, who also wanted to save the oligarch and former Prime Minister Yulia Tymoshenko, but at a lower price.
2014 年後半、デイビッド・アーチャーとハンター・バイデンの指示で、ブリスマは新ポロシェンコ政権下のウクライナ検事総長に 700 万ドルのキックバックを支払い、偽物の書類を作成し、同社とそのオリガルヒオーナーに対する法的事件を終結させたのだ。ある盗聴器が、ペトロ・ポロシェンコ大統領がバイデン副大統領に、この取引は “一件落着” であると確認するのを聞いた。米国は “親露派” ヤヌコビッチの元大臣を再活用していたのだ。その後、明らかに強欲だった検事総長は、米国、欧州連合、IMF、世界銀行が引き起こした議会の投票によって追放された。彼らは、オリガルヒとユーリヤ・ティモシェンコ元首相を救うことも望んでいたが、より安価な条件でそれを実現させたかった。

ペトロ・ポロシェンコ

ユーリヤ・ティモシェンコ

All these events have been widely reported in the Ukrainian press. They are only the tip of the iceberg. For example, according to the Wall Street Journal, US Energy Secretary Rick Perry pressured Ukrainian President Volodymyr Zelensky to fire the directors of the state-owned gas company Naftogaz and replace them with others, including the Straussian Amos Hochstein.
これらの出来事はすべて、ウクライナの新聞で広く報道されている。それらは氷山の一角に過ぎない。例えば、『ウォールストリート・ジャーナル』紙によると、米国のリック・ペリー・エネルギー長官は、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領に圧力をかけ、国営ガス会社ナフトガスの取締役を解任し、シュトラウス派のアモス・ホッホスタインを含む他の取締役に交代させたという。

リック・ペリー

アモス・ホッホスタイン

レオ・シュトラウス

In July 2019, U.S. President Donald Trump asked his Ukrainian counterpart, Volodymyr Zelensky, to investigate these cases of corruption (including that of his own Secretary of Energy), the latter refused. As Trump became more and more insistent, a U.S. intelligence official revealed the content of this conversation and accused President Trump of using Ukraine to harm his rival, the Democratic candidate Joe Biden. This led to the impeachment of President Trump in Congress, the Ukrainegate.
2019 年 7 月、ドナルド・トランプ米大統領は、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領に、これらの汚職事件 (自身のエネルギー長官の汚職事件を含む) を調査するよう求めたが、後者は拒否した。トランプ大統領が次第に執拗になるにつれ、米情報当局者がこの会話の内容を暴露し、トランプ大統領がライバルである民主党候補のジョー・バイデンを傷つけるためにウクライナを利用したと非難した。これにより、トランプ大統領が議会で弾劾されるという、ウクライナゲートに繋がったのだ。

The least we can say is that a large number of corrupt acts are proven, that they were perpetrated for the benefit of Ukrainian and American personalities, and that in the end, tens of billions of dollars disappeared and the standard of living of the Ukrainian population collapsed. All this was done thanks to straw men who have no expertise in gas, but have in common to participate in Hunter Biden’s drug parties. This is what Russian President Vladimir Putin rightly referred to.
少なくとも言えることは、大量の汚職行為が証明され、それがウクライナとアメリカの著名人の利益のために行われ、最終的に数百億ドルが消え、ウクライナの人々の生活水準が低下したということである。このようなことが行われたのは、ガスの専門知識を持たないが、ハンター・バイデンの麻薬パーティに参加することに共通点を持つ身代わりのおかげである。これは、ロシアのプーチン大統領が正しく言及したことである。




☆"A gang of drug addicts and neo-nazis"
本日の書物 : 『差別された韓国で気づいた ふるさと日本』 金田 正二 桜の花出版
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【日本人が考える友人と南朝鮮人が考える友人は同じ単語ではありますが、意味が違う】って知ってますか?
【日本人は多くの方は違うという事を知っているでしょうが、南朝鮮人は同じだと思っています】。今回はその違いについて。

私たちは小さい頃から【 「ウリ」 という概念】を叩き込まれました。【ウリ】というものは【その範囲がその状況によって変わり、友人だけではなく、最小単位は家族から始まり、血族、同じ郷里、同じ会社、サッカーなら同じ国まで変化します】。そして、【そのウリの中にはそれぞれの序列があり、同じ序列ということはなく “必ず” 上下関係が存在】します。【最近では 「利益を共有できる」 というものがウリというものを示す】ようになってきています。要するに【 「ウリ」 というのは仲間というよりも利益で繋がった人たち】、と考えると分かりやすいでしょうか。

【日本】では互いに伸ばし合う、とか、本当に困っている時に助けてくれる、といった関係が友人であり、【一方的に利する関係は友人とは言いません】。ですかたたかが消しゴムのようなものであっても、借りる時には 「貸してもらえる?」 と断り、返す時には 「ありがとう」 と感謝の意を示します。
【南朝鮮では友人というのはどちらか一方が利する関係です】。先ほどのように消しゴムを借りる時、上にいるものは断りもなく消しゴムを借り (時には返さず)、返す時も無言です。ドラえもんに登場するジャイアンの名言 「俺のものは俺のもの。お前のものも俺のもの」 をそのまま地で行くのです。しかし、下にいるものが無断で消しゴムを借りたらどうなるか。容易に想像できるでしょ?
これが両国の “友人” の違いです。』

神からの光と言葉への祭司の傾倒
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、日本国民として、その天寿を全うされた元在日朝鮮人である著者が、無知なる在日朝鮮人に対して、易しく丁寧に、その正しい歴史について解説がなされている良書で、在日朝鮮人だけに限らず、広く日本国民が共有すべき 「在日朝鮮人のネタ」 がギッシリと詰まった、お買い得のお薦めの書物になります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 1,035,946(1,034,948)÷92,649,506(92,461,201)=0.0111・・・(0.0111) 「1.11%(1.11%)」

イタリア : 173,701(173,571)÷21,428,602(21,400,179)=0.0081・・・(0.0081) 「0.81%(0.81%)」

日本 : 34,579(34,373)÷15,126,145(14,886,036)=0.0022・・・(0.0023) 「0.22%(0.23%)」

さて、これまでの流れを、簡単に確認しておきますと、まず、出発点として、カール・マルクス (1818 - 1883) が生まれる約 200 年ほど前の時代 (日本で言えば、戦国時代から江戸時代初期にかけての時代) に、ドイツの神秘主義者であるヤーコプ・ベーメ (ヤコブ・ベーメ、1575 - 1624) という名の人物がいて、その後の 「ドイツ思想」 に決定的な影響を与えた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」・「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 なるものが世に生まれることになります。(詳しくはこちらから💓)

ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
そのベーメの言っていたことというのは、次のようなものでした。
世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである (詳しくはこちらから💓)
そして、その影響を受けたのがプロイセン (ドイツ) の哲学者イマヌエル・カント (1724 - 1804) で、彼が言っていたことは、次のようなものでした。

イマヌエル・カント
たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない (詳しくはこちらから💓)
また、ドイツ観念論を代表する思想家ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル (1770 - 1831) も影響を受けていて、そんな彼が言っていたことは、次のようなものでした。

ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる (詳しくはこちらから💓)
で、この流れを受け継いでいるのがカール・マルクスであり、ウラジミール・レーニン (1870 - 1924) で、彼らが言っているのは次のようなことです。

カール・マルクス
私たちには、世界を壊したいという衝動はない。もし私たちが世界を壊すとすれば、それは私たちが社会とその主人たちからそうすることを学んだからである

ウラジーミル・イリイチ・レーニン
われわれは、世界を固定するために、意識の統一を強行しよう (詳しくはこちらから💓)
このように、ドイツで生まれた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想が生み出されることとなります。ここで重要な点は、そもそも全知全能なる神が創り賜うた世界にあって、なぜ悪が存在するのか、という疑問から生じた 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 が、ユダヤ・キリスト教的 “善悪二元論” をより一層強化し、世界を完全に良くするために 「悪なるもの」 を消し去らねばならない、といった浅はかな思考へと陥る人々を生じさせたことです。多くの一般的な人々も陥りやすい誤った思考ですが、特に 「極左おパヨク」 と呼ばれる連中は、その影響をもろに受けてしまうほどの 「おバカ」 で、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することで、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の対象物として “罪” を創り出し、その罪に対する償 (つぐな) い・贖 (あがな) いを果たねばならない、と妄信させることによって、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 の下で、人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し ( ← これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて 「権威主義的な統制社会の再構築」 を目指す連中の思う壺となっていて、それはまさに現在、私たちが普通に目にすることができる状況にあります。つまり、もはや隠そうともしていない、という状況にあるということです。

その 「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 については、ドイツ出身の社会学者・歴史学者かつマルクス主義者であり、エリート理論の信奉者で、さらにはファシズム (全体主義者) でもあったロベルト・ミヒェルス (ロベルト・ミヘルス) が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy) を確認をしてきましたが、そこにもやはり 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 の影響を見ることができます。(詳しくはこちらから💓)

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
また、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー) 」 と同根の言葉である 「オリガルヒ (oligarch) 」 につきましても、ロシア (詳しくはこちらから💓) やウクライナ (詳しくはこちらから💓) の事例から、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 ( = ユダヤ教徒)」 (こちらもご参照💓) が存在していることも判明しました。

さらには、ウクライナとユダヤ人 ( = ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認しました。 (詳しくはこちらから💓)

そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために、様々な論文を見ているところとなります。

☆『初期ユダヤ教と原始キリスト教団における解釈と受容 : 「霊」と「天使」の概念の変遷を辿る』大澤 香
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 2 章 初期ユダヤ教
「初期ユダヤ教」 という時代区分は、狭くは前 2 ~ 後 2 世紀、広くは前 6 ~ 後 1、2 世紀など研究者によって様々に定義されるが (69)、ここでは捕囚後の第二神殿時代に再建した神殿とモーセ五書 (トーラー) を柱とする改革が行われ、トーラーの絶対的な重要性のもとに特徴的でしかし多様な聖書解釈がなされていった時期を指してこの用語を用いたい (70)。TovTov (71) は 「逆説的だがモーセ五書への関心の高まりが紀元前最後の数世紀間に多種多様な本文形式の創出に寄与した」 と指摘する (72)。本章では聖典としての聖書テキストの解釈が著しく発達した初期ユダヤ教の時代状況の中での具体的な読者・解釈者の視点に焦点を当てつつ、テキストと彼らとの間に成立した特徴的で多様な解釈を分析する。解釈者の視点を想定することによって、特にこの時期に発達した 「霊 (聖霊) 」 「天使」 の概念がいかに重要かつ特徴的な形象であったのかを示すことができるだろう。
2 - 4 初期ユダヤ教における文学技法
ここでは初期ユダヤ教の時代に特徴的な文学技法を確認することで、この時代の聖書解釈の特徴を検討する。
2 - 4 - 4 第二神殿時代における 「光」
前項のトビト記の考察は我々を更なるいくつかの興味深いテーマへと導く。その内の一つはトビト記の物語全体のテーマである 「光の喪失と回復」 である。このテーマをトビト記はトビトの失明と視力の回復として、荒野放浪・捕囚・離散の生活の終わりとエルサレムへの定住・帰還というイスラエルの民の歴史を貫く希望と重ねながら描いていた。
この 「光の喪失と回復」 というテーマは、ヘブライ語聖書の中に既に存在しているだけでなく (243)、新約聖書でも福音書におけるイエスによる盲人の癒し 、使徒言行録におけるパウロの失明と視力の回復に見られるように、重要な物語のモチーフとして用いられている。このとから第二神殿時代にこのテーマが重要な (あるいは特別な) 意味を持 っていたことが考えられる。この考察にあたり重要な示唆を与えてくれる報告が次のものである。
(1) 祭司的テキストにおける 「光」 の二重の意味
Smith (244) は創 1:3 の 「光」 の背後に 「二重の読者」 を想定し、祭司の伝統において 「光」 が持っていたであろう意味を考察している。その考察の中で Smith は、創 1:3 で祭司的著者は詩 104:1 - 2 等とはかなり異る 「わざと沈黙した」 表現スタイルを取っていることを指摘しその理由を問う (245)。Smith は、祭司的文書にはレビ 1 - 16 章のように元来は一般民衆を聴衆として意図してはいなかったが後に広く受け入れられた文書もあれば、レビ 17 - 26 章のように最初から一般民衆に向けて書かれた文書もあるという点を指摘しつつ 「これらの資料を一つにまとめたモーセ五書の最終編集の目的が、祭司的視点を一般にまで広めることにあるとすれば、創 1 章は、創造についての祭司的視点の理解を促すために書かれたと考えられる」 と述べる (246)。
Smith によると、その場合にまず考えられる第一の聴衆は 「一般民衆」 である (247)。そして詩 119:130 「御言葉が開かれると光が射し出で、無知な者にも理解を与えます」 とあるように、光のイメージが 「教える」 という目的において役割を果たしており、「神の言葉 (御言葉) が光 (理解) を可能とする」 ことを指摘する (248)。そしてこの光はイザ 9:1 の神的な救いの光につながり、イザ 51:4 では 「神の教えが照らしの源泉である」 ことを 指摘する (249)。
また創 1 章は 「創造において光を与える神の言葉の概念」 を示していると言われ、祭司的編集者が神の 「光あれ」 との発話にすぐに続く形で創造の構造の中に光を置いたことに注目し、この箇所が 「神の教えと光との深い関係を表している」 と述べる (250)。「創 1 章は導きあるいは倫理と宗教的照らしに関心を持っている」 のであり、「創 1:3 における神の言葉から発する光 は、イスラエル共同体が従うところの祭司的教えを権威付ける」 (251)。「一般的な聴衆にとって光とは、神の言葉を反映する手段として理解されていた可能性がある」 (252) のである。「祭司の教えの道に従って歩むことによりイスラエルの民は、創 1:3 の神の発言によって最初に告知された神の光の中に入るよういざなわれる」 (253)。 このとはすなわち、安息日を守る等の祭司の教えに従うよう人々が教え導かれる時、この教えを遵守することが神的な時間と空すなわち神の創造物語に参加することであることを、創 1:3 の 「光」 は読者に告げたであろうことが想定されるのである。
次に Smith が指摘する第二の聴衆は、テキストの表面にははっきりと現われてこない、創 1 章の編集を支えた祭司たちである。 Smith は、この第二の聴衆の存在がこのテキス トが光の性質について断言することをしていない理由であると指摘し、そこには 「秘儀の側面」 があっ た可能性を指摘する (254)。すなわち創 1 章に表されている神の光の概念は 「伝統的な祭司的教え、議論の主題、思索、神秘的側面を伴う概念が積み上げられた、より隠されたしかし高度な意味深い一側面」 (255) であったことが考えられるのである 。そして更に祭司たちにとってその光とは、より具体的には 「神と共にある神殿のともしび」 のことであっただろう、と述べられる (256)。
Smith は、創 1 章には 「神からの光と言葉への祭司の傾倒」 が窺われると述べ 、このことがユダヤ教キリスト教の初期の歴史にとって重要であると指摘する (257)。
(243) 詩 13:4、38:11、118:27、イザ 2:5、9:1、26:19、ミカ 7:8 等
(244) Smith, op. cit., pp .82.- 5.
(245) ibid., p.82. それはエゼ 1 - 3 章のような神の顕現の表現とも違う (ibid)。
(246) ibid.
(247) ibid.
(248) ibid., pp82 - 3.
(249) ibid., p.83. イザ 2:3、ミカ 4:2 の 「主の教えはシオンから御言葉はエルサレムから出る」 からは 「主の教え (トーラ) = 御言葉」 の関係が窺えるように思われる。
(250) ibid. Smith はそれがアレクサンドリアのフィロンとヨハネ福音書において認識されているものであると指摘する (ibid)。
(251) ibid.
(252) ibid.
(253) ibid. Smith はこの箇所は、バビロニア・タルムード ( Meg. 16b ) 「光はトーラー (神の教え) である」 において表されているところの視点の祭司的な先駆であるように思われる、と述べている (ibid)。
(254) ibid. 神の光は祭司的思考の一部であり、それゆえ聖書で顕著に表現されることがほとんどなかったことが指摘される ( ibid., p.84 )。
(255) ibid., p.83.
(256) 王上 7:49 。出 25:31 - 2、27:20、31:8、39:37 の幕屋の燭台も参照 。ibid., p.84. 詩 119:105 「あなたの御言葉は、わたしの道の光/わたしの歩みを照らす灯」 では主の言葉、光、灯が並行して言及されている。ゼカ 4 章では 7 つのともしびが 「地上をくまなく見回る主の御目」 ( 4:10 ) と言われている。257 ibid., p.85. 』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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