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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  朝鮮 >  「特定非営利活動法人 21 世紀自主フォーラム」 という “北朝鮮の利権団体”  ~ 一体誰がこんなの認めたの???

    「特定非営利活動法人 21 世紀自主フォーラム」 という “北朝鮮の利権団体”  ~ 一体誰がこんなの認めたの???

    A storm is coming 416

    本日のキーワード : アイヌ、アイヌ利権、北朝鮮、チュチェ思想、21 世紀自主フォーラム、尾上健一、阿部ユポ、ユダヤ人、ユダヤ教



    Jews and Their Long History of Hysteria and Overreach
    ユダヤ人とそのヒステリーおよび行き過ぎた行為の長い歴史 ⑨

    dhegsdh.jpg

    (7) Consider also how Jews react to even slightest attempt on the part of Whites to unify in terms of their racial identity and cultural interests. Jews have always responded negatively to this sort of thing because they view it as potentially leading to the rise of another leader like Hitler who might unite Whites. Those same Whites could, as a result, turn against Jews and ‘voila!’ we’ve got another Holocaust on our hands. When you peel back the many layers of sophistry by Jews on why they oppose White people racially uniting, this is what you eventually discover.
    (7) 白人が人種的アイデンティティと文化的利害の点で統一しようとするわずかな試みに対しても、ユダヤ人がどのように反応するかを考えてみよう。ユダヤ人はこの種のことに常に否定的な反応を示してきた。なぜなら、白人を団結させるヒトラーのような指導者がまた現れる可能性があると考えるからである。そのような白人は、結果としてユダヤ人に敵対し、「ほら!」 またホロコーストが起こるかもしれない。ユダヤ人が白人の人種的統合に反対する理由について、何重もの詭弁を弄した結果、結局はこのようなことが明らかになったのです。

    This explains partly why Jews will never support even the mildest forms of White Nationalism. Politically conservative Jews might agree that illegal immigration is bad for the U.S., and they may even speak out now and then about Black criminality, but don’t ever expect them in any large number to declare that Whites have a right to be the dominant demographic in their own countries; that Whites have legitimate racial and cultural interests that ought to be preserved.
    このことは、ユダヤ人が最も穏やかな形態の白人ナショナリズムさえも決して支持しない理由の一端を説明している。政治的に保守的なユダヤ人は、不法移民が米国にとって良くないということには同意するかもしれませんし、黒人の犯罪について時折発言するかもしれませんが、彼らが大勢で、白人が自国を支配する権利があると宣言するとは決して思わないでください。白人は人種的・文化的に正当な利益を持ち、それを守るべきであるなどとは。

    It should come as no surprise, then, why Jews will engage in the most extreme hyperbole and lies when assessing White racial identity. They are unable to treat the subject fairly because discerning Jews realize that when the goyim begin to grasp the ‘Jewish Question’ and its implications, it will invariably have an impact on Jewish hegemony over Europe and America. And so Jewish advocacy groups such as the ADL will continue to publish articles on its website and other platforms such as what Jonathan Greenblatt wrote in March of 2019: “White Supremacy is a Transnational Threat. Here’s why.”
    では、なぜユダヤ人が白人の人種的アイデンティティを評価する際に、最も極端な誇張や嘘をつくのか、その理由は驚くには値しないでしょう。なぜなら、洞察力のあるユダヤ人は、ゴイムが 「ユダヤ人問題」 とその意味を理解し始めると、ヨーロッパやアメリカに対するユダヤ人の覇権に必ずや影響を与えることを理解しているからです。そして、ADL (Anti-Defamation League、名誉毀損防止同盟) などのユダヤ人擁護団体は、2019 年 3 月にジョナサン・グリーンブラットが書いたような記事をウェブサイトなどに掲載し続けることになる : 「白人至上主義は国境を越えた脅威である。その理由はここにある。」

    Our current U.S. Attorney General who not-so-surprisingly happens to be Jewish, Merrick Garland, has recently parroted the same nonsense before Congress describing white supremacists as “the most dangerous threat to our democracy.” Such a statement would be laughable if it wasn’t so false and contrived.
    我々の現在の米国司法長官で、意外にもユダヤ人であるわけではないメリック・ガーランドは、最近議会で、白人至上主義者を 「我々の民主主義に対する最も危険な脅威」 と表現し、同じデタラメをオウム返ししている。このような発言は、それが虚偽で仕組まれたものでなければ、笑い話にしかならないだろう。

    Is Zelensky a Cousin of George Soros?

    Hitler.jpg 習近平思想の着想者であり、中国的特徴を持つ社会主義の提唱者である習近平総書記

    『Jews and Their Long History of Hysteria and Overreach』 The Unz Review • An Alternative Media Selection



    本日の書物 : 『アイヌ副読本 『アイヌ民族:歴史と現在』 を斬る ― 北朝鮮チュチェ思想汚染から子供を守れ』 的場 光昭 展転社



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 【北朝鮮】 (朝鮮民主主義人民共和国) の創立者【金日成の政治思想の根幹】【チュチェ (主体) 思想】といわれています。どのような思想か簡単に要約します。

    【 “北朝鮮の絶対権力者集団である金一族の下に共産党組織がある。共産党は経済 (物質) を中心に社会機構を論じるが、そこに賢明かつ神聖な金一族の強力な指導があってはじめて米帝や日帝の侵略を防ぎ、かつこれを克服し、真の人民が主体となる社会を到来させることができる” 】

    というものです。



     自国民を飢えさせ不満を言えば容赦なく惨殺する北朝鮮そればかりか横田めぐみさんをはじめ八百人以上の日本人を拉致しいまだに返そうとしないさらに核開発・弾道ミサイル開発で日本を恫喝するそんな国を支える思想です



     この【チュチェ思想】を世界に広めようと平成十七年 (二〇〇五) に組織されたのが【 “特定非営利活動法人 21 世紀自主フォーラム” 】です。代表は【川越敏良】自治労徳島県本部委員長です。【その役員に阿部氏が名を連ねています】。参考までに現在の役員を紹介します。



     世話人副代表 ―― 【阿部ユポ(阿部一司)、仲里修】

     世話人 ―― 【尾上健一】、新里正武、谷健治、山崎則和、結城久、【吉原秀喜】

    21 世紀自主フォーラム
    特定非営利活動法人 21 世紀自主フォーラム



     このメンバーには阿部氏の他に平取町アイヌ施策推進課主幹、学芸員である【吉原秀喜】氏の名前も見られます。この【フォーラムの実質的指導者】【尾上健一】氏です。【彼は日本での北朝鮮主体思想拠点である “チュチェ思想国際研究所” を昭和四十六年 (一九七一) に創立しました】【尾上】氏は長年にわたる主に【日本国内での北朝鮮支援活動の功績が評価され】、平成二十九年 (二〇一七) には【北朝鮮の平壌に招かれ金正日賞を受賞】しています。



     【このような思想的背景の組織に属している人物が学校で使われる副読本の編集を指導しているのです】

     ちなみに、ニ度の訪朝 (平成二十六年・同二十八年) の経験をもつ【前副理事長の秋辺 (成田) 得平】氏も、一昨年末に千葉県で行われた【チュチェ思想の学習会】【 「アイヌの自主化は日本の自主化、世界の自主化」 という講演】を行っています。もちろん【ここでいう自主化とは北朝鮮の金一族に指導される朝鮮労働党に組み入れられるべきだという意味】です。』

    日の丸

    「清い動物・鳥」と「汚れた動物・鳥」 ユダヤ人が軋轢を生む根源


    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、北海道の白老町にある、我が国の代表的な “汚物” である 「ウポポイ」 (通称 : ウソッポイ) などを巡るいわゆる 「アイヌ利権問題」 の理解する上でも知っておく必要がある学校教育の現場で実際にどのようなデタラメ教育が子供たちに施されているのかを、その利権に関与する人物を実名を挙げて個別具体的に解説がなされている良書で「アイヌ利権問題」 と深く関係する北朝鮮のチュチェ思想 (主体思想) についても同時に学ぶことができるとてもお得な当ブログお薦めの良書になります。

    読書 4-2

    それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。

    (死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)

    ※(  )内は前回の数値

    21dgestwas.jpg
    Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE

    アメリカ : 1,023,722(1,023,824)÷89,450,914(89,215,128)=0.0114・・・(0.0114) 「1.14%(1.14%)」
    21dgestwas1.jpg

    イタリア : 169,735(169,601)÷19,985,479(19,887,543)=0.0084・・・(0.0085) 「0.84%(0.85%)」
    21dgestwas2.jpg

    日本 : 31,561(31,527)÷10,102,454(9,998,175)=0.0031・・・(0.0031) 「0.31%(0.31%)」
    21dgestwas3.jpg











    さて、これまでの流れを、簡単に確認しておきますと、まず、出発点として、カール・マルクス (1818 - 1883) が生まれる約 200 年ほど前の時代 (日本で言えば、戦国時代から江戸時代初期にかけての時代) に、ドイツの神秘主義者であるヤーコプ・ベーメ (ヤコブ・ベーメ、1575 - 1624) という名の人物がいて、その後の 「ドイツ思想」 に決定的な影響を与えた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 なるものが世に生まれることになります。(詳しくはこちらから💓

    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)

    そのベーメの言っていたことというのは、次のようなものでした。

    世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである詳しくはこちらから💓

    そして、その影響を受けたのがプロイセン (ドイツ) の哲学者イマヌエル・カント (1724 - 1804) で、彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    イマヌエル・カント
    イマヌエル・カント

    たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない詳しくはこちらから💓

    また、ドイツ観念論を代表する思想家ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル (1770 - 1831) も影響を受けていて、そんな彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル

    世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる詳しくはこちらから💓

    で、この流れを受け継いでいるのがカール・マルクスであり、ウラジミール・レーニン (1870 - 1924) で、彼らが言っているのは次のようなことです。

    カール・マルクス
    カール・マルクス

    私たちには、世界を壊したいという衝動はない。もし私たちが世界を壊すとすれば、それは私たちが社会とその主人たちからそうすることを学んだからである

    ウラジーミル・イリイチ・レーニン 1
    ウラジーミル・イリイチ・レーニン

    われわれは、世界を固定するために、意識の統一を強行しよう詳しくはこちらから💓

    このように、ドイツで生まれた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想が生み出されることとなります。ここで重要な点は、そもそも全知全能なる神が創り賜うた世界にあって、なぜ悪が存在するのか、という疑問から生じた 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 が、ユダヤ・キリスト教的 “善悪二元論” をより一層強化し、世界を完全に良くするために 「悪なるもの」 を消し去らねばならない、といった浅はかな思考へと陥る人々を生じさせたことです。多くの一般的な人々も陥りやすい誤った思考ですが、特に 「極左おパヨク」 と呼ばれる連中はその影響をもろに受けてしまうほどの 「おバカ」 で、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することで、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の対象物として “罪” を創り出し、その罪に対する償 (つぐな) い・贖 (あがな) いを果たねばならない、と妄信させることによって、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 の下で人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し ( ← これが、ポリコレw)人々の “自由” を奪う極めて 「権威主義的な統制社会の再構築」 を目指す連中の思う壺となっていて、それはまさに現在私たちが普通に目にすることができる状況にあります。つまり、もはや隠そうともしていないという状況にあるということです。

    Hunter Biden Soros Linked to Biolabs in Ukraine





    その 「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 については、ドイツ出身の社会学者・歴史学者かつマルクス主義者であり、エリート理論の信奉者で、さらにはファシズム (全体主義者) でもあったロベルト・ミヒェルス (ロベルト・ミヘルス) が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy) を確認をしてきましたが、そこにもやはり 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 の影響を見ることができます。(詳しくはこちらから💓

    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)

    また、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー) 」 と同根の言葉である 「オリガルヒ (oligarch) 」 につきましても、ロシア詳しくはこちらから💓) やウクライナ詳しくはこちらから💓) の事例から、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 ( = ユダヤ教徒)」こちらもご参照💓) が存在していることも判明しました。

    A storm is coming 245





    さらには、ウクライナとユダヤ人 ( = ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認しました。 (詳しくはこちらから💓

    ウーマニ

    そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために様々な論文を見ているところとなります。

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    『初期ユダヤ教と原始キリスト教団における解釈と受容 : 「霊」と「天使」の概念の変遷を辿る』大澤 香

    それでは早速、続きを見て参りましょう。

    『 2 章 初期ユダヤ教
     「初期ユダヤ教」 という時代区分は、狭くは前 2 ~ 後 2 世紀広くは前 6 ~ 後 1、2 世紀など研究者によって様々に定義されるが (69)、ここでは捕囚後の第二神殿時代に再建した神殿とモーセ五書 (トーラー) を柱とする改革が行われトーラーの絶対的な重要性のもとに特徴的でしかし多様な聖書解釈がなされていった時期を指してこの用語を用いたい (70)。TovTov (71) は 「逆説的だがモーセ五書への関心の高まりが紀元前最後の数世紀間に多種多様な本文形式の創出に寄与した」 と指摘する (72)。本章では聖典としての聖書テキストの解釈が著しく発達した初期ユダヤ教の時代状況の中での具体的な読者・解釈者の視点に焦点を当てつつテキストと彼らとの間に成立した特徴的で多様な解釈を分析する。解釈者の視点を想定することによって、特にこの時期に発達した 「霊 (聖霊) 」 「天使」 の概念がいかに重要かつ特徴的な形象であったのかを示すことができるだろう。

    2 - 2 - 2 「聖なる霊」
     クムラン共同体 (104) によって残された文書群には 「聖なる霊」 への言及が多数見られる。コンコルダンスによると רוח の用例は 442 回あり、その中で רוח ורש は 48 回である (105)。以下特に共同体と聖なる霊との関係がよく分かる例を中心に用例の検討を行う


    「ダマスコ文書」 (5 回 ; CD2 : 12, CD5 : 11, CD7 : 4, 4Q270 f2ii : 11, 4Q270 f2ii : 14)
     写本は、1897 年にソロモン・シェヒターによってカイロ・ゲニザから発見され、最初 『ツァドク派断片』 として刊行された。死海文書の発見によって死海文書との密接な関連が明らかとなった
     CD2 : 12 での 「聖なる霊を注がれた人々と真理を見る人々」 は預言者たちと考えられるが、共同体の成員の可能性もあるだろうか。CD5 : 11 は直前の 6 - 10 行目で、「彼らはトーラーに基づいて区別することなく、聖を汚している」 と述べられる。また彼らは神の契約の掟に対する冒瀆の舌で 「彼らの聖なる霊を汚した」 と告発されている。CD7 : 4は 「勧め」 と 「掟」 に二分される文書の 「勧め」 に属する箇所であり (114)、著者は共同体の成員となる者たちに期待される生活を要約して述べている (115)。彼らは邪悪の時代にあって掟の詳細に従って行動することに注意深くあらねばならず堕落した者たちから離れ神に対して捧げられ清められたものから取られたあるいは神殿基金から得られた不浄で邪な利益を避けなければならない彼らは聖と俗の違いを教えることで汚れたものと清いものとを区別しなければならない。また各自自分自身のようにその兄弟を愛し (116)、貧しい者虐げられている者寄留者 ( נר ) を支援すべきである (CD6 : 11 - 21) との箇所に続く部分であり、「彼らは自分たちの規定に従って、あらゆる祭儀的不浄から区別されなければならない。彼の聖なる霊を汚してはならない。神が彼らに対して区別を教えたように」 と述べる。 Lorein はこの箇所のいくつかの語がレビ 20: 25 と共通であることを指摘し、レビ記における 「あなたたちの魂」 をこのテキストが 「彼の聖なる霊」 と置き換えていることに注目している (117)。「神聖法集 (118)」 と呼ばれるレビ17 − 26 章では、イスラエルの民に対して 「聖なる者」 となるようにとの言葉が繰り返し述べられる (19 : 2、20 : 7、8、26 等)。その中でレビ 20 : 25 は、イスラエルの民が約束の地に住むにあたり土地の風習に従わず主の掟を忠実に守るべきことを命じる言葉の一部である。そこでは、イスラエルの民と諸国民との間の神による区別が清い動物・鳥と汚れた動物・鳥の間の区別と重ねられている (20 : 24 - 26 )。レビ記のコンテキストでは、捕囚の地において民族のアイデンティティの保持のために他民族と区別された 「聖なる者」 であることが強調されたことが考えられる。他方クムラン共同体の解釈においては清いものと汚れたものの区別が前述のような時代状況にあって神の掟に忠実に従う者たちと宗教的に堕落した人々 (特に神殿祭儀における堕落) というより宗教的内実を問う区別に変わっている。レビ記には記されていない 「聖なる霊」 をこのテキストが記していることから、クムラン共同体が堕落した者たちから離れ神の掟に従う共同体には 「聖なる霊」 が与えられているとの認識を持っていたと考えられる。4Q270 f2ii : 11 / 4Q270 f2ii : 14では、聖なる霊を注がれている者たちとは、恐らく共同体のリーダーを指すと考えられる (119)。


    (114) 「勧め」 の部分を構成する2つの要素として 「説教」 と 「聖書注解」 があり、説教は聖書の主題に基づきつつ時に聖書から引用するのに対し、聖書注解は特定のフレーズに 共同体の生活に関係する象徴的あるいは比喩的意味の拡張を施しており、後者は元々の 「勧告」 が形成された後の付加と考えられる。断定できないが、文書は最初は前 3 世紀に全イスラエルに向けて語られた勧告と都市に住む者の規則によっ て形成されていたものとが、後に共同体の文書として修正・拡張されたものと考えられる (ibid ., p. 50)。

    (115) それ故 一連の 「勧告」 の中での結論部分の様でもあり、より早い時期のテキストの結びの部分であった可能性も指摘されている (ibidibid., p. 57)。

    (116) この隣人愛の戒めもレビ 19 : 18 と対応していることから、後述のようにこのテキストはレビ記を前提しているだろう。

    (117) LoreinLorein, op.cit cit., p. 384.CD7:3-4

    ולחברל נוכל הטנואות כנושפטס ולא ישקץ איש את רוח קרשיו כאשר חבריל אל להס

    レビ 20:25

    ולא תשקצו ؗאת״נפשתיכס בבהנוה ובעוף ובכל אשר תרנוש הארנוח אשר״חכרלתי לכס לטנוא

    「あなたたちの魂を、動物、鳥、あらゆる地を這うものによって汚してはならない。それらはわたしが不浄
    なものとして、あなたたちに対して区別を教えたものである。」

    (118) レビ記は、出 19 章から民 10 章まで続くシナイ山での主の啓示の一部であり、祭司系の伝承とされる前半部分 ( 1 -16 章) の祭儀規定と、「聖なる者となれ」 との語句が特徴的な 「神聖法集 」 の二つの資料的区分が指摘されている。後者は捕囚後のバビロニアにおいて編集されたと考えられる ( 『聖書学用語辞典』 、186 頁)。

    (119) Lorein , op.cit cit., p. 382.』


    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。











    続きは次回に♥




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