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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

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    チャイナ・バブル ~ どこで限界がくるか分からないという心理ゲーム

    81 million people voted for me, man!



    本日のキーワード : チャイナ、バブル経済、担保割れ、ミンスキー・モーメント、ユダヤ人、ユダヤ系メディア、ユダヤ教、キリスト教



    Jewish Media Ownership and Management—An Update
    ユダヤ系メディアのオーナーシップとマネジメント - 最新情報 ①

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    As recently as last month, I was struck by the similarity of a headline on the popular Children’s Health Defense website to the headline of an article I had read elsewhere some years ago, dated 2012. The CHD article was titled “6 Companies Control 90% of What You Read, Watch and Hear. Here’s Why You Should Care,” by Rebecca Strong. The 2012 article was titled “Six Jewish Companies Control 96% of the World’s Media.” The apparent author of this earlier article was unclear. Today an internet search using this exact title will bring at least six exact hits, all of them either giving the name of the person who posted it but showing no author attribution, falsely claiming another author, or in one case even admitting “As Editor of this publication, I have never become aware of who wrote this article. My apologies.”
    先月のことだが、Children's Health Defense (CDH) という人気サイトの見出しが、何年か前に別の場所で読んだ 2012 年当時の記事の見出しに似ていることに驚いた。CHD の記事のタイトルは 「あなたの読むもの、見るもの、聞くものの 90 %を 6 社が支配している。レベッカ・ストロング著 「Here's Why You Should Care (あなたが気にかけるべき理由はここにある) 」。2012 年の記事のタイトルは、「Six Jewish Companies Control 96 % of the World's Media (ユダヤ系 6 社が世界のメディアの 96 %を支配している) 」 である。この以前の記事の著者と思われる人物ははっきりしていない。今日、この正確なタイトルでインターネット検索をすると、少なくとも 6 件が正確にヒットします。そのすべてが、投稿した人の名前は出しても著者の帰属を示さず、別の著者と偽っているか、あるケースでは 「この記事の編集者として、この記事を書いたのが誰なのか承知していません。申し訳ありません。」 と認めています。

    I’ve always thought the author was Professor Johan Galtung, who originally wrote his study of world media ownership in 2012. I thought I might confirm the authorship by reviewing the June 13, 2012 posting of an article focused on Galtung by The Occidental Observer editor Kevin MacDonald, titled “Johan Galtung on Jews.” The TOO article references a Haaretz article which claims Galtung made the accusations of Jewish world media ownership in a lecture he gave at the University of Oslo, which was then published in “the Norwegian press,” and further presented in Haaretz in the form of an interview with Galtung. Further disconnecting Galtung from the actual essay asserting Jewish ownership of 96% of world media, that content is attributed to William Luther Pierce, founder and leader of the National Alliance, who once wrote a pamphlet titled “Who Owns America.” Galtung merely referred to this material, but did not research or write it. MacDonald confirms this in a footnote link (footnote #45 on p. 85) in Chapter 2 of Separation and Its Discontents which quotes Pierce verbatim in the conclusion.
    私はずっと著者はヨハン・ガルトゥング教授だと思っていたのですが、彼はもともと 2012 年に世界のメディア所有に関する研究論文を書いています。2012 年 6 月 13 日に The Occidental Observer (TOO) の編集者ケビン・マクドナルド氏がガルトゥング氏に焦点を当てた記事 「Johan Galtung on Jews (ユダヤ人について語るヨハン・ガルトゥング氏) 」 を投稿したので、著者について確認してみようと思ったのである。TOO の記事は、ガルトゥング氏オスロ大学で行った講演でユダヤ人の世界メディア所有を告発し、それが 「ノルウェー新聞」 に掲載され、さらにガルトゥング氏のインタビューという形でハアレツ (イスラエルの新聞) に紹介されたとするハアレツの記事を参照しています。さらに、ガルトゥング氏と世界のメディアの 96 %をユダヤ人が所有していると主張する実際の論説とは無関係に、その内容は、かつて 「Who Owns America (アメリカは誰のもの) 」 という小冊子を書いた全米同盟の創設者で指導者のウィリアム・ルーサー・ピアス氏に起因するものであることが示されている。ガルトゥング氏はこの資料を参照しただけで、調査も執筆もしていない。マクドナルド氏は、『分離とその不満』 第 2 章の脚注リンク ( 85 頁の脚注 45 番) で、結論においてピアス氏をそのまま引用しており、これを確認している。

    Having discovered the original source material falsely attributed to Galtung, we can now understand Galtung’s fate. Referencing Pierce was more than enough to have Galtung condemned as an “anti-Semite,” regardless of how accurate Pierce’s research was. This is because Pierce is portrayed as a “Nazi,” “anti-Semite” of the worst kind, and “White supremacist,” making Galtung almost equally condemnable by association. In the lens of Jewish-influenced public opinion, whether any of these labels are accurate is irrelevant. In our opinion however, their accuracy is crucial.
    ガルトゥング氏が書いたとされる原典を発見したことで、我々はガルトゥング氏の運命を理解することができる。ピアス氏の研究がいかに正確であったとしても、ピアス氏を引用することは、ガルトゥング氏を 「反ユダヤ主義者」 として断罪させるのにうってつけだったのです。ピアス氏は 「ナチ」 であり、最悪の 「反ユダヤ主義者」 であり、「白人至上主義者」 として扱われているため、ガルトゥング氏もほぼ同様に非難されることになるからです。ユダヤ人の影響を受けた世論というレンズを通して見れば、これらのレッテルのどれが正確であるかは関係ない。しかし、私たちの考えでは、これらのレッテルが正確であるかどうかは極めて重要です。

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    Hitler.jpg 習近平思想の着想者であり、中国的特徴を持つ社会主義の提唱者である習近平総書記

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    『Jewish Media Ownership and Management—An Update』 The Unz Review • An Alternative Media Selection

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    本日の書物 : 『マネーモンスター 中華帝国の崩壊』 藤井 厳喜 ダイレクト出版



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 市場価格が上昇すると、実体価格といいますか、実際に価値のある価格よりも必ず上回ります。【マーケットの理論通りの値段というのはつきません】。実際上は、株式市場にしても不動産市場にしても心理ゲームです【特にチャイナの場合は、非常にそれが強い】のです。

     【合理的な価格形成というよりは、期待感でみんなモノの値段が上がったり、下がったりする大衆心理のゲーム】になります。この【バブル経済】が発生すると、「土地を買えば儲かるんだ」 という資産効果で、みんなどんどんと土地を買いますよね。すると、ますます価格が上がっていきます。

     【そのうち実体とは全く離れ】て、それこそ住宅でいえば 「誰もこんな高い家買えないよね」 ということになります。【そこでピークアウトしてくる】わけです。もうこれ以上は、さすがに限度があるよね、ということになるのです。しかし、みんな薄氷を踏む思いで、「もう 1 歩前に出ても大丈夫だろう」 と思うのです。

     「薄氷を踏む思い」 というのは、なかなかよく言ったものだと思います。湖かどこかに氷が張っていて、だんだん前に行くほど氷は薄くなっているのだけれど、「もう 1 歩前に出ても大丈夫ではないか」 と思う、【どこで限界がくるか分からないという心理ゲーム】です。

     【それがバブル経済の最後の段階】ですよね。そして、値段が下がり始めます。例えば、100 億円で買った土地が 90 億円になりました。80 億円になりました。まだ銀行は 「金を返せ」 とは言いません。しかし、どんどん下がってしまったらどうでしょうか。

     例えば 50 億円のお金を借り、土地を買いました。その土地が100億円になりました。50 億円で買った土地が 100 億円になったとすると、銀行からすれば 「いや、いいですね。もっとお金を借りてくださいよ」 ということになるのです。しかし、それが担保割れをしたらどうでしょうか。

     初めは 50 億円ですから、50 億円だったらトントンですね。けれど、それがどんどん下がってしまって、30 億円になってしまったとします。そうしたら、「この人には 50 億円貨したのに、30 億円の担保しかない」 ということになりますから、これは困りますよね。

     50 億円が 40 億円になっても、すぐには返せとは言わないけれど、担保割れしているのは問題だとなります。30 億円になったら、銀行としては 「不良債権化してくるな。危ないな」 となってきます。「あそこの企業、あの不動産デベロッパーは買った土地が全部買った時の値段を下回っているな。これは返せないんじゃないか」 となった時に、それがいつくるかはともかくとして、【 「さあ、お金を返してください」 】ということになります。』

    日の丸

    「光の喪失と回復」 ~ トビト記の物語


    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、現在の支那の経済状況正しくかつタイムリーに解説している書物で、そこから生じてくると考えられる今後の国際情勢の変化をシミュレーションするのに最適なお薦めの良書になります。 

    読書 10-051

    それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。

    (死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)

    ※(  )内は前回の数値

    mishkywas.jpg
    Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE

    アメリカ : 1,013,408(1,013,377)÷86,245,526(86,230,982)=0.0117・・・(0.0117) 「1.17%(1.17%)」
    mishkywas1.jpg

    イタリア : 167,721(167,703)÷17,879,160(17,844,905)=0.0093・・・(0.0093) 「0.93%(0.93%)」
    mishkywas2.jpg

    日本 : 31,029(31,019)÷9,137,595(9,124,454)=0.0033・・・(0.0033) 「0.33%(0.33%)」
    mishkywas3.jpg









    さて、これまでの流れを、簡単に確認しておきますと、まず、出発点として、カール・マルクス (1818 - 1883) が生まれる約 200 年ほど前の時代 (日本で言えば、戦国時代から江戸時代初期にかけての時代) に、ドイツの神秘主義者であるヤーコプ・ベーメ (ヤコブ・ベーメ、1575 - 1624) という名の人物がいて、その後の 「ドイツ思想」 に決定的な影響を与えた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 なるものが世に生まれることになります。(詳しくはこちらから💓

    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)

    そのベーメの言っていたことというのは、次のようなものでした。

    世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである詳しくはこちらから💓

    そして、その影響を受けたのがプロイセン (ドイツ) の哲学者イマヌエル・カント (1724 - 1804) で、彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    イマヌエル・カント
    イマヌエル・カント

    たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない詳しくはこちらから💓

    また、ドイツ観念論を代表する思想家ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル (1770 - 1831) も影響を受けていて、そんな彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル

    世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる詳しくはこちらから💓

    で、この流れを受け継いでいるのがカール・マルクスであり、ウラジミール・レーニン (1870 - 1924) で、彼らが言っているのは次のようなことです。

    カール・マルクス
    カール・マルクス

    私たちには、世界を壊したいという衝動はない。もし私たちが世界を壊すとすれば、それは私たちが社会とその主人たちからそうすることを学んだからである

    ウラジーミル・イリイチ・レーニン 1
    ウラジーミル・イリイチ・レーニン

    われわれは、世界を固定するために、意識の統一を強行しよう詳しくはこちらから💓

    このように、ドイツで生まれた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想が生み出されることとなります。ここで重要な点は、そもそも全知全能なる神が創り賜うた世界にあって、なぜ悪が存在するのか、という疑問から生じた 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 が、ユダヤ・キリスト教的 “善悪二元論” をより一層強化し、世界を完全に良くするために 「悪なるもの」 を消し去らねばならない、といった浅はかな思考へと陥る人々を生じさせたことです。多くの一般的な人々も陥りやすい誤った思考ですが、特に 「極左おパヨク」 と呼ばれる連中はその影響をもろに受けてしまうほどの 「おバカ」 で、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することで、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の対象物として “罪” を創り出し、その罪に対する償 (つぐな) い・贖 (あがな) いを果たねばならない、と妄信させることによって、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 の下で人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し ( ← これが、ポリコレw)人々の “自由” を奪う極めて 「権威主義的な統制社会の再構築」 を目指す連中の思う壺となっていて、それはまさに現在私たちが普通に目にすることができる状況にあります。つまり、もはや隠そうともしていないという状況にあるということです。

    Hunter Biden Soros Linked to Biolabs in Ukraine





    その 「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 については、ドイツ出身の社会学者・歴史学者かつマルクス主義者であり、エリート理論の信奉者で、さらにはファシズム (全体主義者) でもあったロベルト・ミヒェルス (ロベルト・ミヘルス) が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy) を確認をしてきましたが、そこにもやはり 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 の影響を見ることができます。(詳しくはこちらから💓

    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)

    また、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー) 」 と同根の言葉である 「オリガルヒ (oligarch) 」 につきましても、ロシア詳しくはこちらから💓) やウクライナ詳しくはこちらから💓) の事例から、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 ( = ユダヤ教徒)」こちらもご参照💓) が存在していることも判明しました。

    A storm is coming 245





    さらには、ウクライナとユダヤ人 ( = ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認しました。 (詳しくはこちらから💓

    ウーマニ

    そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために様々な論文を見ているところとなります。

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    『初期ユダヤ教と原始キリスト教団における解釈と受容 : 「霊」と「天使」の概念の変遷を辿る』大澤 香

    それでは早速、続きを見て参りましょう。

    『 本編の構成

    2 章 初期ユダヤ教
     …2 - 4 では初期ユダヤ教に特徴的 な文学技法を確認することでこの時代の聖書解釈の方法を検討する。2 - 4 - 1 で、死海文書にもよく見られる用法として Hughes (25) が指摘する allusion の機能を確認する。 allusion は allude するテキストが、そのテキスト内での独自の意味と、下地となる allude されるテキスト (聖書) との間に成立する allusive な意味の二重の意味を持ち、更に allusion によってテキストの内的・テキスト間的なより大きなパターンを作動させることが可能になる 「洗練された文学的仕掛け」 である。トーラーの権威を前提とし て多様な解釈が生み出されていった第二神殿時代の文学が、トーラーを allude しつつ、そこに新たな意味を生み出す解釈を展開していった文学技法であると言うことができる。

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    また、 allusion の機能 (読者への影響) として「一致の創造」 が指摘されallusion の認識が特定の共同体への所属意識を強め言葉の二重の響きに注意深くなるように共同体の成員をトレーニングする機能を担っていたことが想定されるここには 「読み」 という行為の一つの方向性が示されていると言うことができるだろう。すなわちクムラン共同体では、何らかの 「規範」 に頼る読みではなく、訓練された読者自身が自分身でテキストを探求しその 「意味の世界」 と出会うことが志向されていたということである。2 - 4 - 2 では、 「読む」 という行為がテキストへと意味を伝えること、すなわち allusive な言及がどのように働くのかは、「読者」 の技術と背景にかかっていることが確認される。また著者の意図と読者の認識の関係が排他的な関係としてではなく、より妥当な言説によって提示される。すなわち読者によって allu sion と認識される ほとんどの言及は著者によって意図されたものであるが、意図された allusion が気付かれないままに行われる場合や、allusion として意図されいないフレーズが読者によって allusion として解釈されることも可能である、との見解である 。
     2 - 4 - 3 では、初期ユダヤ教文書がトーラーを下地としつつそれを allude させながら新 しい 「解釈」 の世界を成立させている実例として外典トビト記の分析を行う。 (1) まずテキスト研究の成果を踏まえて、トビト記について 「イスラエルの民が最初に故郷から引き離されたアッシリア捕囚を舞台設定としつつ、後の時代状況の中で、ユダヤの民によって語られ読まれた物語」 であることを確認する。よってこのテキストが想定している読者は第二神殿時代のディアスポラのユダヤ人ということになる。この 「読者」 は目の前のテキストにアッシリア捕囚の状況をさらにその向こうにモーセ五書 (トーラー) に記された イスラエルの民の荒野放浪をallusion として自分のいる位置から見ているのである。(2) 「物語の要素」 に光を当てる物語批評の方法論に基づきつつ、テキストの内的世界を探求することにより、 この物語「光の喪失と回復」 のテーマを 「民族の隔絶と交わりの回復」 と重ねつつ物語っていることを示す。この分析の中で、物語に登場する 「犬」 の役割の考察を通して、読者がトビト記の物語を通してモーセ五書の物語の allusion を読み取る 「読み」 の構造を提示する。 (3) 読者は物語世界を自分自身で体験することを通して「虚構」 である物語から 「リアルな」 力を現実の世界へと持ち帰るこの 「読み」 の体験の中で読者は 「天使」 という存在ともリアルに出会いその生き生きとしたイメージが新約聖書のイエスのイメージにも影響を与え ている可能性を示す。 (4) 読者の視点を踏まえた 「読み」 の構造を提示することで、読者の視点が 「歴史形成」 に関わっていることをトビト記の実例に基づいて示す
     2 - 4 - 4 ではトビト記が民族の隔絶と交わりの回復を描くために用いている 「光の喪失と回復」 のテーマ初期ユダヤ教における解釈の中で特別な意味を持っていた可能性を扱う。と言うのも、新約聖書の中にも福音書に記されたイエスによる盲人の癒し、使徒言行録に記された パウロの失明と視力の回復の記述に見られるように、このテーマが重要な物語のモチーフとして用いられているからである。(1) Smith Smith (26) は 祭司の伝統において、創 1 章の冒頭の 「光」 には「祭司の導き = 神の教え (トーラー) = 神の言葉」 との明確な意味と神殿の灯と重ねつつ言及されるより深い祭司的黙想の二重の意味を持っていたことを指摘する。(2) Vermes Vermes (27) は、ヘブライ語聖書の伝統の中で深められていった理解としての 「トーラーは光である」 との解釈が、ヘレニズム化によるものはなくヘブライ語聖書の伝統の延長であり、初期ユダヤ教での 「照らしがトーラーの知識と実践を表す」 との解釈へとつながっていることを指摘する。この理解のもとで 「光の喪失と回復」 のモチーフを改めて見る時トビト記では捕囚の地にありながらも慈善の業 (トーラーの実践) と神への賛美を忘れなかったトビトが絶望の状態に陥りもはや慈善を行うことができなくなった状態がトビトの失明の状態と重ねられつつ 「天の光を見ることができない状態」 と言い表わされていた新約聖書でのイエスによる盲人の癒しやパウロの失明と視力の回復の描写も、律法 (トーラー) との関連において捉えなおすことができる可能性を提示する。

    (25) Julie A. Hughes Hughes, Scriptural Allusions and Exegesis in the Hodayot Hodayot; Studies on the Texts of the Desert
    of Judah vol.LIX, Leiden: Brill, 20062006, pp. 41 -55 .

    (26) Smith, op.cit., pp.82 82-5.

    (27) Geza Vermes, “The Torah is a Light, Light,” Vetus Testamentum 8, 1 958958, pp.436 436-8.』


    『盲目のトビトとアンナ』 レンブラント・ファン・レイン
    『盲目のトビトとアンナ』 レンブラント・ファン・レイン

    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。









    続きは次回に♥




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