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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  国際 >  ウクライナに 「主権」 はありませんが、ロシアには 「主権」 があります。

    ウクライナに 「主権」 はありませんが、ロシアには 「主権」 があります。

    Azov Nazis
    Members of the Azov Battalion with the NATO flag (left) Azov mascot (center) and Swastika (right). The NATO flag represents globalism; the Cyrillic A3OB in the center spells AZOV; and the swastika represents the NATO and globalists' Russophobic allies in Ukraine. A Ukrainian court found elements in the Ukrainian government colluded with the DNC to defeat Donald Trump in the 2016 presidential election.
    NATO旗 (左) アゾフのマスコット (中央) 鉤 (かぎ) 十字 (右) を持つアゾフ大隊の隊員たち。NATOの旗はグローバリズムを表し、中央のキリル文字のA3OBはAZOVと綴り、鉤(かぎ)十字はNATOとグローバリストのロシア恐怖症のウクライナの同盟国を表している。ウクライナの裁判所は、2016 年の大統領選挙でドナルド・トランプを打ち負かすため、ウクライナ政府の特定集団が米民主党と共謀したと認定した。

    A storm is coming 222

    本日のキーワード : 主権、絶対王政



    Azov Battalion
    アゾフ大隊

    The Azov Battalion began as a volunteer formation in May 2014 shortly after the Maidan coup, and in late 2014 was brought within the Ukrainian National Guard by the Maidan regime, and in 2015 became a regiment. From the outset it aroused considerable attention, including abroad, due to the pronounced neo-Nazi views of its leaders and members. According to NBC News the Azov Battalion was “founded by an avowed white supremacist who claimed Ukraine’s national purpose was to rid the country of Jews and other inferior races.” The Guardian reported in 2015, "while the Azov and other volunteer battalions might be Ukraine's most potent and reliable force on the battlefield against the [Donbas] separatists, they also pose the most serious threat to the Ukrainian government, and perhaps even the state." On February 24, 2022 President Vladimir Putin of Russia announced Operation Denazification to clean out the fascist battalions which have waged war on the civilians of the Donbas republics since 2014.
    アゾフ大隊はマイダン・クーデター直後の 2014 年 5 月にボランティア編成として始まり、2014 年末にマイダン政権によってウクライナ国家警備隊に組み込まれ、2015 年に連隊となった当初から指導者や隊員のネオナチ的な考え方が顕著で、海外も含めて大きな注目を集めました。NBCニュースによると、アゾフ大隊は 「ウクライナの国家目的はユダヤ人やその他の劣等人種を排除することだと主張する公然の白人至上主義者によって創設された」 という。ガーディアンは 2015 年に、「アゾフや他のボランティア大隊は、(ドンバス) 分離主義者に対する戦場でウクライナで最も強力で信頼できる力かもしれないが、彼らはまた、ウクライナ政府、そしておそらく国家にとって最も深刻な脅威をもたらす。」 と報告した。2022 年 2 月 24 日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、2014 年以来ドンバス共和国の市民に戦争を仕掛けてきたファシスト大隊を一掃するため、非ナチ化作戦を発表した



    Real concern arose at the parliamentary elections in October 2014, with a number of leaders of volunteer battalions, including Andriy Biletsky and Ihor Mosiychuk from the Azov Battalion standing for election. After months of war against the Donetsk and Luhansk independent republics, any person seen as a Ukrainian military hero was effectively guaranteed a seat in parliament. This was the case with both Mosiychuk and Biletsky. Mosiychuk’s parliamentary career has been filled with scandal, and he is currently facing criminal charges. Biletsky said "Ukraine's mission is to lead the white races of the world in a final crusade against Semite-led Untermenschen (subhumans)", echoing the words of Heinrich Himmler,
    2014 年 10 月の議会選挙では、アゾフ大隊のアンドリー・ビレツキーやイホル・モシチュクなど、義勇軍大隊の指導者が多数立候補し、真の懸念が生じた。ドネツク、ルハンスク両独立共和国との数カ月にわたる戦争の後、ウクライナ軍の英雄と見なされる人物は、事実上、国会での議席を保証されていたのである。モシチュクもビレツキーもそうだったモシチュクは国会議員としてのキャリアはスキャンダルに満ちており、現在刑事告発されているビレツキーは 「ウクライナの使命は、世界の白色人種を率いて、セム人主導の Untermenschen (亜人) に対する最後の聖戦を行うことだ」 と述べ、ハインリヒ・ヒムラーの言葉を繰り返した

    アンドリー・ビレツキー
    アンドリー・ビレツキー

    "As long as there have been men on the earth, the struggle between man and the subhuman will be the historic rule; the Jewish-led struggle against the mankind, as far back as we can look, is part of the natural course of life on our planet. One can be convinced with full certainty that this struggle for life and death is just as much a law of nature as is the struggle of an infection to corrupt a healthy body."
    「地球上に人間が存在する限り、人間と亜人の闘争が歴史的ルールとなる。「ユダヤ人」 が主導する人類との闘いは、遡れば地球上の生命の自然な流れの一部である。この生死をかけた闘いは、健康な体を腐敗させる感染症の闘いと同じように、自然の法則であることを、完全に確信することができるのである。」

    ハインリヒ・ヒムラー
    ハインリヒ・ヒムラー

    Given the alleged collaboration in Bila Tskerkva, it is perhaps of relevance that Vadim Troyan, Deputy Commander of Azov and, like Biletsky, a former member of the neo-Nazi ‘Patriot of Ukraine’, was appointed Head of the Kyiv Regional Police in November 2014.
    ビラ・ツェルクヴァでの協力の疑いを考えると、アゾフの副司令官で、ビレツキーと同じくネオナチ 「ウクライナの愛国者」 の元メンバーであるヴァディム・トロヤンが、2014 年 11 月にキエフ地方警察の長に任命されたことは関連性があるのかもしれない。

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    As well as questionable activities during the Crimea Blockade, Azov Battalion activists have been accused of involvement in a racist attack on football fans during the Champions League football match in Kyiv on October 20, 2015 and it was their aggression and threats that prevented a remembrance gathering on January 19, 2016 for slain anti-fascist and anti-Maidan lawyer Stanislav Markelov and journalist Anastasia Baburova.
    クリミア封鎖時の疑わしい活動と同様に、アゾフ大隊の活動家は、2015 年 10 月 20 日にキエフで行われたチャンピオンズリーグのサッカー試合中に、サッカーファンに対する人種差別的襲撃に関与したとして告発されており、また、2016 年 1 月 19 日に行われた、殺害された反ファシスト・反マイダン弁護士のスタニスラフ・マルケロフ氏とジャーナリストのアナスタシア・バブロワ氏の追悼集会を阻止したのは、彼らの攻撃と脅迫であった。

    In 2018, the U.S. House of Representatives passed a provision blocking any training of Azov members by American forces, citing its neo-Nazi connections. The House had previously passed amendments banning support of Azov between 2014 and 2017, but due to pressure from the Pentagon, the amendments were quietly lifted. This was protested by the Simon Wiesenthal Center which stated that lifting the ban highlighted the danger of Holocaust distortion in Ukraine.
    2018 年、米下院は、ネオナチとのつながりを理由に、米軍によるアゾフメンバーの訓練を一切阻止する条項を可決した。下院は以前、2014 年から 2017 年にかけてアゾフの支援を禁止する修正案を可決していたが、国防総省の圧力により、修正案はひっそりと解除された。これにはサイモン・ウィーゼンタール・センターが抗議し、禁止を解除することでウクライナにおけるホロコースト歪曲の危険性が浮き彫りになったと述べている。

    azov1.jpg

    In 2019, the Soufan Center, created by former FBI agent Ali Soufan, who was involved in a number of counter-terrorism cases, warned about the connection between the Azov Battalion and white nationalists. “In Ukraine, the Azov Battalion has recruited foreign fighters motivated by white supremacy and neo-Nazi beliefs, including many from the West, to join its ranks and receive training, indoctrination and instruction in irregular warfare,” the report outlined.
    2019 年、テロ対策に数多く携わった元FBI捜査官アリ・スーファン氏が創設したスーファンセンターは、アゾフ大隊と白人民族主義者のつながりについて警告を発した。「ウクライナでは、アゾフ大隊は、西側諸国からの多くを含む白人至上主義やネオナチの信念に動機づけられた外国人戦闘員を募集し、その隊列に加わり、非正規戦の訓練、教化、指導を受けている」 と、報告書は概要を述べている。

    Azov Tomorrow All of Europe
    "Reconquista: Today Ukraine Tomorrow Rus' and the Whole Europe" (original in English) the theme at the 2016 Kyiv party conference of the U.S.-backed Ukrainian Nazi organization.
    『レコンキスタ (再征服) : Today Ukraine Tomorrow Rus' and the Whole Europe (今日のウクライナ、明日のロシア、そして全ヨーロッパ)』 (原文は英語) 米国が支援するウクライナ・ナチス組織の 2016 年キエフ党大会でのテーマです。



    Hitler.jpg 習近平思想の着想者であり、中国的特徴を持つ社会主義の提唱者である習近平総書記

    パペット岸田・林

    “Azov Battalion”Conservapedia

    投資家サーベイ結果発表 「岸田政権、支持しますか?」



    本日の書物 : 『戦争と国際法を知らない日本人へ』 小室 直樹 徳間書店



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 【正規の常備軍】というのは、それぐらい【戦争に強い】。だから、そうした【常備軍を抱えた王様の権力は、どんどん大きくなっていった】。そして、【それが近代国家ができる一つの条件になった】

     王様の庇護を受けた都市はますます商工業が盛んになって発展する都市が発展すればそれだけ王様に対する献金も増える。王様の権力は一層強大になる。したがって都市の自治をいちばん最初に得たというのが、王権の強いところだった。

     近代になる以前から、ヨーロッパで【イギリス】が大きな顔をしていたというのは、すでに12、13 世紀頃から、【王様と都市との間にこうした関係が出来上がっていて、それだけイギリスの王権が非常に強くなっていたから】である。

     そして、王権がだんだんと強くなって行き着いたはてに【 「主権」 (sovereignty) という概念が生じてくる】のである。

     【主権という概念】は、それまでの王様の大権が他の特権に比べて大きいという相対的なものだったのに対して、【絶対的な力を持つということ】である。【他の全ての特権を否定するところから始まる】。だから大権が強大化して主権が確立されると、どんな大諸侯でも偉い僧侶でも、大金持ちの商人でも、【王の命令には絶対服従しなければならない】

     そのうえ【王様は法律をつくることができる】。つまり【立法権】を持つようになった。

     もともと【中世】においては、【法律は習慣の中に見いだされるもの】で、【あらためて法律をつくるという考え方がなかった】【それが王様の意思によって新たな法律がつくれるということになってくる】また【自分の臣民の生命、財産、自由を何とでもできる】 (任意に、利用、収益、処分できることはもちろん、どんなことをしてもよい) ということにもなった

     【近代国家のいちばん大きな特徴は、税金を徴収できること】にある。中世国家においては王様が集められるお金というのは、せいぜい自分の直轄領からの上がりぐらいで、限りがあった。それが【王権が絶対化するにつれて全領民に税金を課すようになる】。…

     【そうしたなかから必然的に生じてきたのが、国家主権の確立であり、国民、国境という概念であり、やがて近代国家が出来上がっていくのである】。』

    日の丸

    「ユダヤ営業経営」 の偽装アーリア化


    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、ロシアによるウクライナ侵攻という歴史的な出来事理解する上で必要不可欠な要素であるにもかかわらず、特に戦後の日本人に欠けている「戦争・国際法・国際政治・国際経済」 の基礎に歴として存在しているのが 「キリスト教」 という宗教である、という歴史認識を、著者独特の表現で事の本質を見事に射貫く解説がなされている書物になります。「宗教」 あるいは 「哲学」、はたまた 「法律」 というものを、いわゆる “文系アタマ” の人々は、主観的な感覚・感情によって “自分勝手な” 解釈をしがち (例 : 入試国語選択問題の「正解」について――早稲田大学教育学部の説明責任) なのですが、「宗教」 にも 「哲学」 にも 「法律」 にも、「数学」 的 (= 論理的) な要素が多分に含まれていて (というか、それそのものですがw)“自分勝手な” 解釈何ら意味をなさないものであるということが本書を通じて広く日本国民全体で共有できるようにという願いを込めて当ブログはお薦めさせて頂きます

    読書7-28

    それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。

    (死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)

    ※(  )内は前回の数値

    realkgdon.jpg
    Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE

    アメリカ : 980,421(978,963)÷80,076,547(80,028,451)=0.0122・・・(0.0122) 「1.22%(1.22%)」
    realkgdon1.jpg

    イタリア : 159,383(159,221)÷14,642,354(14,575,548)=0.0108・・・(0.0109) 「1.08%(1.09%)」
    realkgdon2.jpg

    日本 : 28,120(28,018)÷6,555,585(6,504,032)=0.0042・・・(0.0043) 「0.42%(0.43%)」
    realkgdon3.jpg

















    さて、これまで、ドイツで生まれた「キリスト教神智学(Christian theosophy)」「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」出発点として、その後人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想を経て、ソ連崩壊とともに死滅したかに思われたものの現在に至るまで一貫して受け継がれていく “信仰” が存在していて、その根底にあるユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の意識により、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することによって、「贖罪」の対象物として “罪” を創り出し自らの罪に対する償(つぐな)い・贖(あがな)いを果たそうと躍起になっているそんな 「極左おパヨク」 に繋がる一連の系譜について確認して参りました。



    ここで御理解頂きたいのは、そんなおバカな 「極左おパヨク」 は、飽くまでも、ある連中が果たそうとしている、ある目的の達成のための道具でしかないということです。

    その目的とは、さまざまな “アイデンティティ” を意図的に粗製濫造することで、社会分断を行い到底達成不可能な目標である “平等 (equality)” を強要(←全人類の均一化・同質化などは不可能であることは自明です!)し、多くの人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し(←これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて権威主義的な統制社会の再構築を目指す、というものです。

    では、なぜそれを目指そうとするのでしょうか?

    それは、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」のもとである連中にとって非常にコントロールしやすい社会が構築できるからです。

    ポイント 女性

    その「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」については、これまたドイツ出身の社会学者・歴史学者であり、マルクス主義者で、エリート理論の信奉者で、ファシズム(全体主義者)でもあったロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy)について確認をしてきましたが、そこにもやはり「キリスト教神智学(Christian theosophy)」「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」の影響を見ることができました。

    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)

    また「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」同根の言葉である「オリガルヒ(oligarch)」につきましても、ロシアやウクライナの事例を参照して、それがいまから数十年前にマルクス主義が生み出した “社会主義・共産主義の幻想” が瓦解・崩壊する過程で作り出されたものであることを確認し、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 (=ユダヤ教徒)」 が存在していることも判明いたしました。さらにはウクライナとユダヤ人 (=ユダヤ教徒) と特異な関係をウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認することができました。



    そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために、次の論文を見ているところとなります。

    egdhsied.jpg
    『ナチ・ドイツにおける経済の脱ユダヤ化 ― 1938年十一月ポグロムの社会経済的背景 ―』 山本達夫

    それでは早速、続きを見て参りましょう。

    『 第 7 章 経済の脱ユダヤ化とアーリア化

    3. 偽装アーリア化
     1938 年初頭,西南ドイツの労働管理官は管轄地区の繊維・衣料産業についてつぎのような報告をしている。「ユダヤ営業経営への原料わりあての 10 %の削減によって経営を売却する傾向が強められ,多くの経営がアーリア人の所有するところとなった」。 *597 ) この節では 「 10 %の原料わりあての削減」 と 「ユダヤ営業経営がアーリア人の所有になる」 ことのあいだの関係について考察する両者はたんに反ユダヤ政策の過激化の連鎖を意味していたのだろうか
     この時期のユダヤ営業経営の買収,アーリア化現象はどのように説明すべきか。私は,いわゆる偽装アーリア化が理念型として有効であると考えている。偽装アーリア化とは,後のゲーリングの 1938 年 4 月 22 日付指令のいう 「住民もしくは当局を欺瞞するために,経営のユダヤ的性格を故意に隠蔽する」 アーリア化のことである
     偽装アーリア化を生み出した最大の原因は四カ年計画が不要・不急の経営に加えた経済的な圧迫であったこの圧迫の前には 「ユダヤ」 経営と 「アーリア」 経営とのあいだの区別は存在しないのであるから偽装アーリア化とは四カ年計画の圧迫を前にした中小経営のあいだの一種の 「共生関係」 であったともいえる。むろん強いられた関係であったことは間違いない。しかし他方では共倒れという客観的な危機がありそれが偽装アーリア化を生み出したのである。当初あてにしていた浮いた原料によるわりあて量の増加が見込まれないことがはっきりし,原料不足が継続することがわかった時点で,アーリア経営はユダヤ経営の原料わりあて分に目をつけ,ユダヤ経営に対して圧力を加える。他方ユダヤ経営にしてみれば,ドイツ人競争者からの攻撃に耐えず悩まされるよりはアーリアに名義変更するほうがよかった。
     「アーリア」 経営が 「ユダヤ」 経営あての原料・外国為替をすべて横領するのは双方にとって不都合であった。そうすればユダヤ経営が操業不可能になり,これに対する原料わりあてそのもの ( 10 %削減されているとはいえ) がなくなるからである。さらに繊維・衣料産業部門においては,ユダヤ経営の信用・販売網のほうが優っているので,ユダヤ経営を倒産させてしまったら,それを活用できなくなるのである。『ドイツ報告』 には,ユダヤ人経営の商店の売却にあたって,ユダヤ人にその 「アーリア人顧客」 を売却代金に含ませないことや,ドイツ人がすでに売却代金を支払っている場合には,そこから 「のれん代」 を差し引くことはできないか,などについて話し合われたことが記されている。 *598 ) これはアーリア化にあたって,ドイツ人がユダヤ営業の販売網を重視していたことを示す史料といえる。
     ユダヤ人経営者が (迫害その他の理由で) 国外に移住することも,また双方にとって利益とはならなかった。この時期ユダヤ人が国外に移住しようとすれば,海外での新生活をほとんど不可能にするほどの税金が課せられ, *599 ) ドイツ国内に残した資産は国家によって没収されることになっていたので, *600 ) ドイツ人同業者には何のメリットもなかったのである。
     以上の理由のほかに,何よりも双方の経営の経営者,従業員,労働者には職場の解消による強制労働という共通の不安があり,利害の一致を見ることができた一営業経営としての存続を図ることが重視されたのである。『ドイツ報告』 ( 1935 年 7 月号) には,閉鎖されそうになったユダヤ系百貨店に勤めていたドイツ人従業員や労働者たちが,職場と賃金の確保のため,周囲を取り巻いていた突撃隊に向かって 「これがナチズムの正体なんだ!」 「これがナチの雇用創出策だ!」 とはげしく抗議した光景を伝えている。 *601 ) こうしたさまざまな要因から発生したのが偽装アーリア化であったと考える。


    *597 ) Auszug aus dem Monatberichten der Reichstreuh nder der Arbeit für die Monat Januar und Februar.in: Mason, op. cit., Dok. 96, p. 615.

    *598 ) DB, Ⅴ/ 7, A 84. 「のれん代goodwill(Geschäfts- oder Firmenwert)」とは,企業買収・合併時の 「買収された企業の時価評価純資産」 と 「買収価額」 との差額のこと。

    *599 ) 大野, 前掲書,158-163 頁。

    *600 ) Gesetz über den Widerruf von Einbürgerungen und die Aberkennung der deutschen Staatsangehörigkeit vom 14. 7. 1933, Blau, op. cit., Nr. 26, pp. 22-23.反民族共同体的態度による相続権の制約に関する法律 Gesetz über erbrechtliche Beschränkungen wegen gemeinschaftswidrigen Verhaltens vom 5. 11. 1937, Ibid., Nr. 134, p. 40 によって財産を事前に第三者に相続させることもできなくなった。

    *601 ) DB, 1935 / 7, A-56. 』


    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。







    続きは次回に♥




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