ロシアの資源戦略とクリントン夫妻

2022-03-26 (Sat)

本日のキーワード　：　ネオコン、クリントン財団、ロシア

中国共産党㉛

History
沿革（一）

Founded in 1921, was the Asian branch of the Comintern, controlled by Joseph Stalin from Moscow. Mao Zedong was present at the founding and became the dominant party leader in 1935 during the Long March, whose survivors controlled the party into the 1990s. Mao and his CCP were the bitter enemies of the Kuomintang party (KMT) under Chiang Kai-shek, which ruled China until defeated by the CCP in 1949. Chiang and his army retreated to the nearby island of Taiwan, which still operates a separate regime. By 1956 U.S. Ambassador Joseph C. Grew commented,
1921 年に設立されたコミンテルンのアジア支部で、モスクワからヨシフ・スターリンが支配していた。毛沢東が創設に参加し、1935 年の長征で党の指導者となり、その生き残りが 1990 年代まで党を支配していた。毛沢東と彼の中国共産党は、1949 年に中国共産党に敗れるまで中国を支配していた蒋介石率いる国民党の宿敵であった。蒋介石率いる国民党は、1949 年に中国共産党に敗れ、蒋介石軍とともに台湾に撤退した。1956　年、アメリカ大使のジョセフ・C・グルーは次のようにコメントしている。

The appalling figures on murders committed by the Beijing Communist government are neither propaganda, exaggerations nor guesses. Since the Communists drove Chiang Kai-shek and the Nationalists off the mainland in 1949, official accounts in Red newspapers have listed the executions of millions of Chinese. . .
…The real total of Chinese deaths administered by Beijing probably would total a great deal more than the estimates. Few Chinese marked for death by Beijing had a chance to escape their executioners. The Communists masked their real intentions with a deceptively mild, restrained and orderly entry to power.
北京共産党政府が行った殺人の恐ろしい数字は、プロパガンダでも誇張でも推測でもない。1949 年に共産党が蒋介石と国民党を大陸から追い出して以来、赤い新聞の公式発表では、何百万人もの中国人が処刑されたことが記されている。. .
…北京によって管理された中国人の実際の死亡者数は、おそらく推定値よりもはるかに多いだろう。北京によって死刑にされた中国人の中で、処刑人から逃れることができた者はほとんどいなかった。共産党は、温和で抑制的、秩序だった権力への参入により、その本心を隠していた。

It is not an easy task to introduce a foreign and evil specter such as the Communist Party—one that is totally incompatible with the Chinese tradition—to China, a country with a history of 5,000 years of civilization. With a long monarchial and feudal past, traditional Chinese had no word equivalent to the Western concept of "political party". Hence the CCP adopted a word associated with "criminal gang" as part of its official name. The CCP deceived the populace, and the patriotic intellectuals who wanted to serve the country, with the promise of the “communist utopia.”
5 千年の文明を持つ中国に、中国の伝統とは全く相容れない共産党のような異質で邪悪な妖怪を導入することは容易なことではない。長い君主制と封建制の歴史を持つ中国には、西洋の「政党」の概念に相当する言葉がなかった。そこで、中国共産党は「犯罪組織」を意味する言葉を党の名称に採用した。中国共産党は「共産主義の理想郷」を約束し、民衆と国に奉仕しようとする愛国的な知識人を欺いた。

It further distorted the theory of communism, which had already been severely distorted by Lenin, to provide a theoretical basis for destroying all traditional morals and principles. In addition, the CCP's distorted theory of communism was used to destroy all that was disadvantageous to the CCP's rule and to eliminate all social classes and people that might pose a threat to its control.
それはさらに、レーニンによってすでにひどく歪曲されていた共産主義の理論を歪曲し、すべての伝統的な道徳と原則を破壊するための理論的根拠を提供した。さらに、中国共産党の歪んだ共産主義理論は、中国共産党の支配に不利なものをすべて破壊し、支配の脅威となる社会階級や人々をすべて排除するために使われた。

American conservatives have always been vehemently hostile toward Mao, and against his CCP until the 1980s, when a modernizing, pro-capitalist faction led by Deng Xiaoping (1904–97) came to power. The currently leader of the party is Xi Jinping.
アメリカの保守派は、1980 年代に鄧小平（ 1904 - 97 ）率いる近代化・資本主義派が政権を握るまで、毛沢東とその中国共産党を激しく敵視してきた。現在の党首は習近平である。

☆“Chinese Communist Party” Conservapedia

☆投資家サーベイ結果発表「岸田政権、支持しますか？」

本日の書物　：　『教科書に書けないグローバリストの近現代史』　渡辺惣樹、茂木誠　ビジネス社

戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

客観的に情勢を判断する必要があります。

それでは、この書物を見ていきましょう！

『　ロシアの資源戦略を利用しているクリントン夫妻

　…また資源の話で言えば、【資源を押さえることで世界の覇権を握ろうとしているのが、ロシアのプーチン大統領です】。彼が考えているのは、アメリカのように通貨、つまりルーブルによる世界支配ではありません。世界のウラン、あるいは天然ガスを支配することで、覇権国になることを目指しています。

こちらもご参照💗
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☆クリントン財団への “善意の寄付” ＝アメリカ外交の買収（口利き料）

　そして【これは、アメリカのクリントン夫妻の裏金づくりにも利用されています】。アメリカは【国内の複数ウラン鉱山の経営権】をカナダの鉱山会社【ウラニウム・ワン】を利用して【ロシアに与えるスキーム】を容認しました。当時、上院議員で投資規制委員会の委員だった【ヒラリー・クリントン】氏が、【このスキーム作りに協力】しました。

こちらもご参照💗
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☆ウラニウムワンと “守銭奴” のクリントン夫妻

　夫のビル・クリントン氏も大統領退任後にロシアに何度も呼ばれ、30 分から 1 時間程度のスピーチで 3,000 万円ぐらいもらっています。さらにウラニウム・ワン社と手を組み、モンゴルの国営ウラン管理会社から独占購入できるシステムをつくった。これにより何十億円というお金が、【クリントン財団】に入っています。

　資源外交の裏でこうしたことが行われ、【ロシアとズブズブの関係だったのがクリントン夫妻】です。

こちらもご参照💗
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☆ロシアの「オリガルヒ」と “守銭奴” のクリントン夫妻

　その一方【ヒラリー・クリントン】氏は【国務長官時代、反ロシアのネオコンを登用し、その結果軍産複合体が肥大化】してもいます。【すでに役割を終えたNATO （北大西洋条約機構）を東に向かって拡大させている】のも、【ネオコンと軍産複合体が一体になった動き】と考えられます。

【NATOを東方拡大して、ロシアを怒らせて、軍産複合体の利益も確保させている】。もうメチャクチャですが、【日本のメディアは報じません】。』

反ユダヤ主義の Adefa、ふたたび

いかがでしょうか？

今回ご紹介させていただく書物は、ロシアのウクライナ侵攻をめぐる新聞・テレビ等のマスコミの “トンデモ解説” でも明白になったように、世の中に出回っている「おバカ」＆「お花畑」な言説に惑わされることなく、現在世界で起こっている出来事を多面的な視点で見据えるめに必要な近現代史に関する基本的な知識が、分かりやすい対談形式で解説がなされている良書で、本書で得られた知識をもとに、特に「国際金融資本」の動きに着目すると、新聞・テレビ等のマスコミの「アタマの悪さ」がさらに一層明白になること間違いなしの当ブログお薦めの書物になります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。

（死亡症例数）÷（感染症例数）＝（致死率）

※（　　）内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE

アメリカ　：　969,136（968,329）÷79,654,801（79,631,708）＝0.0121・・・（0.0121）　「1.21％（1.21％）」

イタリア　：　157,442（157,314）÷13,645,834（13,563,466）＝0.0115・・・（0.0115）　「1.15％（1.15％）」

日本　：　26,796（26,625）÷5,967,069（5,913,591）＝0.0044・・・（0.0045）　「0.44％（0.45％）」

さて、これまで、ドイツで生まれた「キリスト教神智学（Christian theosophy）」・「ベーメ神智学（Boehmian theosophy）」を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想を経て、ソ連崩壊とともに死滅したかに思われたものの、現在に至るまで一貫して受け継がれていく “信仰” が存在していて、その根底にある、ユダヤ・キリスト教的な「贖罪（しょくざい）」の意識により、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することによって、「贖罪」の対象物として “罪” を創り出し、自らの罪に対する償（つぐな）い・贖（あがな）いを果たそうと躍起になっている、そんな「極左おパヨク」に繋がる一連の系譜について確認して参りました。

ここで御理解頂きたいのは、そんなおバカな「極左おパヨク」は、飽くまでも、ある連中が果たそうとしている、ある目的の達成のための道具でしかないということです。

その目的とは、さまざまな “アイデンティティ” を意図的に粗製濫造することで、社会分断を行い、到底達成不可能な目標である “平等（equality）” を強要（←全人類の均一化・同質化などは不可能であることは自明です！）し、多くの人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し（←これが、ポリコレｗ）、人々の “自由” を奪う極めて権威主義的な統制社会の再構築を目指す、というものです。

では、なぜ、それを目指そうとするのでしょうか？

それは、「寡頭制（oligarchy／オリガルキー）」のもとで、ある連中にとって非常にコントロールしやすい社会が構築できるからです。

その「寡頭制（oligarchy／オリガルキー）」については、これまたドイツ出身の社会学者・歴史学者であり、マルクス主義者で、エリート理論の信奉者で、ファシズム（全体主義者）でもあったロベルト・ミヒェルス（ロベルト・ミヘルス）が提唱した仮説である『寡頭制の鉄則』（iron law of oligarchy）について確認をしてきましたが、そこにもやはり「キリスト教神智学（Christian theosophy）」・「ベーメ神智学（Boehmian theosophy）」の影響を見ることができました。

ロベルト・ミヒェルス（ロベルト・ミヘルス）

また「寡頭制（oligarchy／オリガルキー）」と同根の言葉である「オリガルヒ（oligarch）」につきましても、ロシアやウクライナの事例を参照して、それがいまから数十年前に、マルクス主義が生み出した “社会主義・共産主義の幻想” が瓦解・崩壊する過程で作り出されたものであることを確認し、そこには少なからぬ「ユダヤ人（＝ユダヤ教徒）」が存在していることも判明いたしました。さらには、ウクライナとユダヤ人（＝ユダヤ教徒）と特異な関係を、ウマン（ウーマニ）巡礼の形成の歴史を通じて確認することができました。

そこで、現在 “ユダヤ人” （民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ）という存在に着目し、より一層理解を進めるために、、次の論文を見ているところとなります。

☆『ナチ・ドイツにおける経済の脱ユダヤ化 ― 1938年十一月ポグロムの社会経済的背景 ―』山本達夫

それでは早速、続きを見て参りましょう。

『　第6章　営業経済組織秩序への挑戦 ― Adefa と ADEBE ―

3．オットー・ユングと Adefa
　数年間鳴りをひそめていた Adefa がふたたび第三帝国のマスメディアに登場し，さかんに宣伝されるようになるのは 1937 年末，先の「クリスマス・ボイコット」のころである。そのころまでに Adefa は勢力を拡大し，38 年初頭には，紳士・婦人服製造部門で約 500 の加盟企業を集めるまでになっていた。 *486 ） Adefa の急速な勢力拡大の要因はいくつか考えられる。第一に，しだいに狭まっていく生活空間を前に，ドイツでの生活に見切りを付けて国外移住を選択するユダヤ人の工場経営者や卸売業者が出てきたことである。このことは商品の安定供給がたち切られることをおそれるドイツ人の小売業者に心理的な影響を与えたはずだと『フライハイツカンプ』紙は論じている。 *487 ）じっさい南ヴェストファーレン GWB （代理バラー Baller）は，ユダヤ営業経営と取引関係にあった複数の企業への警告として，1937 年度のユダヤ営業経営からの購入金額を具体的にしめしつつ管轄下の複数の KWB に次のような指示を送付していた。

　「その〔○○〕企業の経営指導者を呼び出して，その経営指導者がどれほど民族同胞を裏切っているか，また商人としてナチズムの世界観をいかに侮辱しているかをきっちりわからせてやってもらいたい。ユダヤ人が夜陰に乗じて国外移住してしまえば，そうした企業は当然商品の仕入れ先をうしない，報いを受けることになるのだ。当の本人の責任において現在営業中のアーリア企業とアーリア人後継者が業績をあげるのを妨げてきたからだ」。 *488 ）

　ドイツ人経営者たちは，こうした圧力によって Adefa 加盟企業と取引関係を結ばざるをえなくなったのである。
　第二に，毎年開催される Adefa の商品見本市も関係していた。Adefa の品質改善・向上努力がたとえすべての製品におよばなくとも，いくつかの商品でユダヤ営業経営の商品と同等の品質であった場合には，ドイツ人小売業者は取引企業の変更を強要されたからである。この点について南ヴェストファーレン GWB は，KWB が個々の小売業者と交渉するにさいして「購入先変更についての根拠のない不平の並べたてに対しては，断固として反対する態度で臨んでもらいたい」という通達を出している。 *489 ）また大管区指導者プライガーは「Adefa 加盟企業名簿」 50 部をユングに依頼した先の報告のなかでつぎのように書いていた。「テンスマン氏は，ユダヤ人から仕入れたことがまた明るみに出たら，アーリア人商人として生きていけないということを重々承知しているはずです」。 *490 ）
　Adefa が急速に勢力を拡大した三番目の理由はあからさまな脅迫である。たとえば南ヴェストファーレン GWB は，ボーフムの管区指導者あてにユダヤ営業経営との取引を止めないバルツ社 Baltz についてこう書いていた。

　「現在，ユダヤ人のところで購入した〔ナチ〕党員の小売業者たちが，党の裁判所で裁かれている。党員バルツも，多少儲けが減るとはいえ，ユダヤ人と直ちに手を切るのが得策であろう」。 *491 ）

　この書簡は，ナチ党員であるにもかかわらず当時ユダヤ人との取引関係を続けるドイツ人がいたこと，これに対してナチ党が独自の裁判で制裁を下していたことを示している。
　ただ注意しなければならないのは，Adefa の勢力拡大の原因がすべてドイツ人衣料産業関係者に対する脅迫や強要であったわけではないということである。Adefa のユダヤ営業経営の排除活動は，他方では Adefa 加盟企業の業績向上努力の一環としても行われていた。つまりユダヤ営業経営を排除するだけではなく，これと並行してユダヤ営業経営の代わりになり得るドイツ人企業を保護・育成することが考えられていたのである。
　Adefa のこうしたこころみは，衣料産業全体としての輸出の振興を妨げないという四カ年計画の方針と一致するものであった。反ユダヤ主義からする単純なユダヤ人の排斥・ユダヤ営業経営の排除とは一線を画するこの理由付けは，Adefa の初代理事長 Geschäftsführer ユングにおいては，彼なりの「合理的」なユダヤ営業経営の排除の理論となっていたのである。

*486 ） "Wir können es besser! Die Adefa, Ein Vorbild zur Ausschaltung der jüdischen Wirtschaftsmacht" (Wirtschaftlicher Pressedienst vom 12. 1. 1938), in: BA., 62 DAF3-16230, 112. によると，これは紳士・婦人服部門のほぼ 6 分の 1 にあたる数という。なお Statistisches Reichsamt (ed.), Statistisches Jahrbuch 1939/1940 (Berlin, 1940), p. 180. によると 1936 年時点における衣料工業全体の経営数は 6698 である。

*487 ） "Aktivierung der Bekleidungswirtschaft" (Der Freiheitskampf vom 7. 7. 1938) in: BA., 62 DAF 3 - 16230, 58.

*488 ） Schreiben Gauwirtschaftsberater (i.A. Gau-Hauptstellenleiter Baller) an den Kreiswirtschaftsberater Kipp (Soest) vom 3. November 1937, an den Kreiswirtschaftsberater Jaeger (Unna) vom 23. Dezember 1937, an den Kreiswirtschaftsberater Seibel (Siegen) vom 23. Dez. 1937 . in: GWB 424.

*489 ） Rundschreiben vom Gauwirtschaftsberater vom 11. März 1938. in: GWB 282. GWB 424 にも，大管区経済顧問や管区経済顧問らが管轄する小売店に取引先の変更を迫る書簡が多く含まれている。

*490 ） Schreiben Gauwirtschaftsberater (i.A. Gau-Hauptstellenleiter Baller) an die Kommission für Wirtschaftspolitik der NSDAP. zu Hd. des Gauwirtschaftsberaters Parteigenosse Jung vom 10. Februar 1938. in: GWB 424.

*491 ） Schreiben Gauwirtshaftsberater an Kreiswirtschaftsberater vom 8. April 1938. in: GBW. 424. これは，ユングから「この章〔ユダヤ人との取引関係の時期〕に最終的に終止符を打つことは，ドイツ意識をもつ各小売業者の義務であることをはっきりわからせて欲しい」との書簡を受けての対応であった。Schreiben Jung an den Gauwirtshaftsberater für Westfalen-Süd vom 13. Dez. 1937. in: Ibid. 』

ということで、本日はここまでとさせて頂きます。

続きは次回に♥

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