2022-03-22 (Tue)

本日のキーワード : ウォール街、シティ、通貨発行権
中国共産党㉗
Public and party reaction
世論と党の反応
One of the eight doctors - Dr. Li Wenliang - forced to a sign a confession on January 3, 2020, admitting to posting “illegal and false” information warning the public of the coronavirus outbreak and epidemic, died on February 7, 2020. A selfie of the doctor lying sick in his hospital bed went viral, stirring widespread outrage in China. “To get an idea of the enormous scale of said outpouring of grief and anger, Dr. Li’s death apparently generated 800 million(!) comments on Weibo by midnight - 2.5 hours after it was first reported and 3 hours before it was confirmed by the hospital."
8 人の医師のうちの 1 人、李文亮 (りぶんりょう) 医師は 2020 年 1 月 3 日、コロナウイルスの発生と流行を警告する 「違法かつ虚偽」 の情報を投稿したことを認める自白書に署名させられ、2 月 7 日に死亡した。病院のベッドで病床に横たわる医師の自撮り写真が拡散され、中国で広範な怒りを引き起こした。「悲しみと怒りの声の巨大な規模を知るために、李医師の死は、最初の報道から 2 時間半、病院によって確認される 3 時間前の真夜中までに、Weibo上で 8 億 (!) のコメントを生み出したようだ。」

李文亮
A woman in Wuhan posted a video saying,
武漢の女性は、こう言って動画を投稿した。
Chinese Communist Party, when are you going to step down? You promised us that Chinese people will enjoy ‘moderate prosperity’ in 2020, but what have we attained [from you] so far? We lost our relatives [because of you]!
中国共産党よ、いつ退陣するの? 中国共産党は 2020 年に中国人が 「適度な繁栄」 を享受できると約束しましたが、これまで私たちは何を得たというのでしょうか? あなたたちのせいで、私たちは身内を失いました。
Tell me, what does it mean to achieve ‘moderate prosperity’?” What does ‘moderate prosperity’ mean to us when people have lost their lives? What on earth are you doing? What do we need such a government for? I beg you, please go away! Step Down! We need good leaders who can help us live a good life. We don’t need such a corrupt government.
教えて。"適度な繁栄 "が得られるとはどういう意味なのでしょうか? 人々が命を落としているのに、「適度な繁栄」 とはどういう意味なのかしら? いったい何をしているの? こんな政府が必要なのでしょうか? お願いだから消えて! 降りてください! 私たちには、良い人生を送れるような良いリーダーが必要なのです。こんな腐敗した政府は必要ない。
The soaring home prices and high cost of living have caused hardships for Chinese residents. And now so many people are dying. Everyone will get to see the economic bubble burst.
住宅価格の高騰や生活費の高騰は、中国人民を苦しめている。そして今、多くの人が亡くなっている。誰もがバブル崩壊を目の当たりにすることになる。
You should bear the consequences of your actions. Do not implicate us ordinary folk. Now we are bearing the brunt of it, and we are being sacrificed for what you have been doing!
自分の行いの結果は自分で背負うべきだ。私たち一般庶民を巻き込まないでください。今、私たちはその矢面に立たされているのです。あなたたちのしてきたことのせいで、私たちが犠牲になっているのですよ。
What on earth are you? Are you humans or devils?
あなたたちはいったい何者なのですか? 人間なの、それとも悪魔なの。
According to Kyle Bass, Chief Investment Officer at Hayman Capital Management,
ヘイマン・キャピタル・マネジメントの最高投資責任者、カイル・バスの言葉だ。
Secretary Xi is in trouble within China. According to my sources within, the party elite want Xi gone. The Guangdong elite (Uncle Deng’s family) are beginning to rattle the cages of change against the supposed “emperor for life”.
習近平国家主席は中国国内でも問題になっている。私の関係者によると、党のエリートは習氏の退陣を望んでいる。広東省のエリート (鄧小平の家族) は、「終身皇帝」 のはずの習氏に対して、変化への揺さぶりをかけ始めている。



☆“Chinese Communist Party” Conservapedia
☆投資家サーベイ結果発表 「岸田政権、支持しますか?」
本日の書物 : 『教科書に書けないグローバリストの近現代史』 渡辺 惣樹、茂木 誠 ビジネス社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 ウィルソン以降、ウォール街の傀儡になったアメリカ大統領

ウッドロー・ウィルソン
【南北戦争後のアメリカ】では、ロッキー山脈を越える大陸横断鉄道の建設が急ピッチで進み、【鉄道バブル】が起こりました。【シティはここにも大規模な投資を行いますが、アメリカ側のパートナーとして選ばれたのがJPモルガンでした】。
モルガン家はイギリス向け綿花輸出業から金融業への転身しました。ジョン・ピアポント (JP) ・モルガンは鉄道投資でアメリカ最大の銀行家となり、カーネギーが設立した鉄鋼会社 (のちのUSスティール) を買収したほか、ロックフェラーの石油関連産業にも投資し、婚姻関係も結びました。【JPモルガンの名は、ウォール街の象徴ともなった】のです。【 1890 年代、アメリカはイギリスを抜いて世界最大の工業国へと躍進し、貿易代金として金 (ゴールド) がウォール街へと流れ込みました】。
ロックフェラー財閥は、貧しい巡回セールスマンの息子だったジョン・D・ロックフェラーが一代で立ち上げました。
鯨油 (げいゆ) が機械油として主流であり、悪臭を放つ石油には誰も見向きもしなかった時代に、ロックフェラーは石油の将来性を見通し、石油精製施設と鉄道に先行投資を行いました。
乱獲によるクジラの激減と、自動車の発明で石油価格が高騰したとき、全米の石油生産の 8 割を握っていたのが、ロックフェラーのスタンダード石油でした。
彼はさらに金融業へと進出し、シティバンク・オブ・ニューヨークを創設。現在のシティ・グループの草分けです。
億万長者となったロックフェラーは、その資金を惜しげもなく大学の創設や、宣教師の海外派遣に投じました。そのために作った組織が【ロックフェラー財団】ですが、【 「寄付金は税制優遇」 というシステムをフル活用し、節税と資金洗浄に使われた】のです。【このシステムは、今日のクリントン財団や、ビル&メリンダ・ゲイツ財団にも引き継がれています】。

☆メリンダ・フレンチ・ゲイツ、ビル・ゲイツとの離婚にジェフリー・エプスタインが関与していると発言

沸騰する米国市場への参入を熱望していた【シティの銀行家たちが、JPモルガンとロックフェラーをパートナーにするのは当然の流れ】だったでしょう。【彼らはアメリカにも金本位制を導入し、民間出資の中央銀行を設立して米ドルの発行権を握ろうと画策】しました。


【中央銀行の創設については、国家の通貨発行権に対する挑戦であるとして、ジャクソン、リンカーンをはじめとする歴代大統領は強く反対してきました】。
【これに対してシティ+ウォール街連合は、世界規模の金融危機を作り出してその救済者となることで、発言権を強めようと画策】しました。』

ドイツの繊維・衣料経済部門におけるユダヤ人
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、ロシアのウクライナ侵攻をめぐる新聞・テレビ等のマスコミの “トンデモ解説” でも明白になったように、世の中に出回っている 「おバカ」 & 「お花畑」 な言説に惑わされることなく、現在世界で起こっている出来事を多面的な視点で見据えるめに必要な近現代史に関する基本的な知識が、分かりやすい対談形式で解説がなされている良書で、本書で得られた知識をもとに、特に 「国際金融資本」 の動きに着目すると、新聞・テレビ等のマスコミの 「アタマの悪さ」 がさらに一層明白になること間違いなしの当ブログお薦めの書物になります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 967,158(965,866)÷79,508,508(79,465,525)=0.0121・・・(0.0121) 「1.21%(1.21%)」

イタリア : 156,782(156,649)÷13,323,179(13,268,732)=0.0117・・・(0.0118) 「1.17%(1.18%)」

日本 : 26,068(25,972)÷5,721,856(5,666,630)=0.0045・・・(0.0045) 「0.45%(0.45%)」

さて、これまで、ドイツで生まれた「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想を経て、ソ連崩壊とともに死滅したかに思われたものの、現在に至るまで一貫して受け継がれていく “信仰” が存在していて、その根底にある、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の意識により、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することによって、「贖罪」の対象物として “罪” を創り出し、自らの罪に対する償(つぐな)い・贖(あがな)いを果たそうと躍起になっている、そんな 「極左おパヨク」 に繋がる一連の系譜について確認して参りました。
ここで御理解頂きたいのは、そんなおバカな 「極左おパヨク」 は、飽くまでも、ある連中が果たそうとしている、ある目的の達成のための道具でしかないということです。
その目的とは、さまざまな “アイデンティティ” を意図的に粗製濫造することで、社会分断を行い、到底達成不可能な目標である “平等 (equality)” を強要(←全人類の均一化・同質化などは不可能であることは自明です!)し、多くの人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し(←これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて権威主義的な統制社会の再構築を目指す、というものです。
では、なぜ、それを目指そうとするのでしょうか?
それは、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」のもとで、ある連中にとって非常にコントロールしやすい社会が構築できるからです。

その「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」については、これまたドイツ出身の社会学者・歴史学者であり、マルクス主義者で、エリート理論の信奉者で、ファシズム(全体主義者)でもあったロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy)について確認をしてきましたが、そこにもやはり「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」の影響を見ることができました。

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
また「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」と同根の言葉である「オリガルヒ(oligarch)」につきましても、ロシアやウクライナの事例を参照して、それがいまから数十年前に、マルクス主義が生み出した “社会主義・共産主義の幻想” が瓦解・崩壊する過程で作り出されたものであることを確認し、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 (=ユダヤ教徒)」 が存在していることも判明いたしました。さらには、ウクライナとユダヤ人 (=ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認することができました。
そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために、、次の論文を見ているところとなります。

☆『ナチ・ドイツにおける経済の脱ユダヤ化 ― 1938年十一月ポグロムの社会経済的背景 ―』 山本達夫
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 第6章 営業経済組織秩序への挑戦 ― Adefa と ADEBE ―
はじめに
営業経済組織と輸入監視局の統制に対する抵抗の第 2 の例は Adefa (ドイツ・アーリア衣料産業工場経営者共同事業団) *451 ) である。Adefa は反ユダヤ主義を前面に掲げて活動した繊維・衣料経済部門の団体である。本章では Adefa の理念と実践をとおして四カ年計画下の第三帝国の矛盾を論じ,Adefa が営業経済組織と輸入監視局にどう対抗しようとしたのかを明らかにする。
Adefa は繊維・衣料産業を活動の舞台とした反ユダヤ利益団体であった。そこでまず第三帝国の繊維・衣料産業部門におけるユダヤ営業経営の位置づけに簡単にふれておきたい。繊維・衣料産業は,製糸,紡績工程から卸売り,小売り販売の各部門からなっている。原料わりあて制度によって打撃を受けたのは製造工程であるが,第三帝国の繊維産業においては第三次産業部門でも 「ユダヤ」 が特別に意識される事情があった。
1938 年 4 月の 『小売業通信』 には,紳士上着,帽子および装飾品工業で約 35 %,紳士・婦人下着工業で約 40 %,毛皮加工工業の 40 %,婦人上着工業の 70 %がユダヤ営業経営の売上であると記されている。 *452 ) また研究者バルカイはつぎのような数字を紹介している。「 1932 年末現在,ドイツには約 5 万のユダヤ系小売店があり,これは全小売店の 6 %に相当した。しかし売上総額は全小売店の 26 %を占めていた。ユダヤ人は例外なく経営においては他よりも多くの利益をあげていた。ユダヤ人所有の百貨店もあったが,売上高からすればさほどでもなく,全小売店の 15 %ほどであった。残りの 85 %を生み出していたのは中産層の専門店であり,なかでもとくに衣料,靴および家庭用品をあつかう専門店であった。1932 年当時,ドイツではユダヤ人が既製服の 62 %,家庭用品の 36 %,文化・贅沢品の 18 %を販売していたのである」。 *453 )
繊維・衣料経済部門におけるユダヤ人の特別な位置を示す数字は,別の史料からも裏付けることができる。ナチ党管区経済顧問 Kreiswirtschaftsberater (KWB) が上司の大管区経済顧問 (GWB) に提出した報告書である。KWB は,管区内にあるドイツ人衣料小売店主の生の声を聞く立場にあった。ボーフムの KWB は1937 年 12 月,GWB あての報告で,約 7 万 5000 マルク分の商品を非アーリア企業から購入した百貨店について,「購入先を純粋にアーリア企業に限定するならば客の選択肢はなくなるだろう」 と報告している。また 「注文がわりあてに応じて分配されるため,購入者は以前の納入業者と結びついてしまう」 とものべている。以前の納入業者というのは大部分,非アーリア 〔ユダヤ〕 企業であった。KWB はこうした現状を踏まえて 「アーリア企業のみを考慮することは,商品の供給が不十分になるので現時点では不可能である」 とのべている。また 「地方の小売業者がドイツ衣料工業の本拠地ベルリンにおいて,アーリア人の店で,〔ユダヤ人の店と〕 同様の品揃えができる前提を作る必要がある」 と報告している。 *454 )
ドイツにおいて繊維・衣料経済部門はユダヤ人が関与する割合が伝統的に高く,ユダヤ営業経営の影響力も大きかった。ユダヤ人は近代ドイツの繊維・衣料産業にどのように関わっていたのだろうか。
*451 ) Arbeitsgemeinschaft deutscharischer Fabrikanten der Bekleidungsindustrie.
*452 ) "Adefa - Gedanke im Vormarsch". Pressedienst des Einzelhandels" vom 5. April 1938. in: BA. NS 5VI-16230, 80.
*453 ) Barkai, Avraham, Vom Boykott zur Entjudung. Der wirtschaftliche Existenzkampf der Juden im Dritten Reich 1933-1943 (Frankfurt / M., 1987), p. 16.
*454 ) Schreiben von Kreiswirtschaftsberater an Gauwirtschaftsberater vom 8. 12. 1937. in: GWB 424. 』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
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