2022-02-26 (Sat)

本日のキーワード : 量子論、空、ナーガールジュナ
Chinese Communist Party
中国共産党 ⑥
Sino-U.S. strategic relations
中国-米国の戦略的関係 (一)
Jin Canrong, a professor and associate dean of the School of International Studies at Beijing's Renmin University of China, laid out a multi-pronged strategy involving a range of malign actions to subvert the United States while strengthening the Chinese regime. They include:
中国人民大学国際学部の副学部長である金燦栄 (きんさんえい) 教授は、中国の体制を強化しながら米国を転覆させるために、さまざまな悪意のある行動を伴う多面的な戦略を打ち出した。それらには以下が含まれる。
interfering in U.S. elections,
controlling the American market,
cultivating global enemies to challenge the United States,
stealing American technology,
expanding Chinese territory, and
influencing international organizations.
米国の選挙に干渉する。
アメリカの市場をコントロールする。
米国に挑戦するグローバルな敵を育成すること。
アメリカの技術を盗む。
中国の領土を拡大すること、そして
国際機関への影響を与える
Interfering in U.S. elections
● 米国の選挙への干渉
Jin Canrong suggested that the CCP should interfere in U.S. elections to bring pro-Beijing candidates to power. He singled out races for seats in the U.S. House of Representatives as an easy target. “The Chinese government wants to arrange Chinese investments in every single congressional district to control thousands of voters in each district,” Jin said.
金燦栄は、中国共産党が米国の選挙に干渉して親北京派の候補者を政権に就かせるべきだと提案した。「中国政府は連邦議会の各選挙区に中国からの投資を手配し、各選挙区の何千人もの有権者をコントロールしたいと考えている」 と金は語った。
He noted with a population (at the time) of about 312 million and 435 congressional districts, roughly 750,000 residents live in each district. “The voting rate in the United States is about 30 percent, which means around 200,000 residents in each congressional district vote for the representative in that district,” Jin said.
アメリカの人口 (当時) は約 3 億 1,200 万人、連邦議会の選挙区は 435 あり、各選挙区には約 75 万人の住民が住んでいるという。「アメリカの投票率は約 30 %、つまり各選挙区で約 20 万人の住民がその選挙区の代表者に投票することになる」 と金は言う。
“Normally the difference of votes between two candidates is 10,000 or less. If China has thousands of votes on hand, China will be the boss of the candidates.” Jin said China's ambition is to control at least the U.S. House. “The best scenario is China can buy the United States, and change the U.S. House of Representatives into the second Standing Committee of the National People’s Congress,” he said, referring to the committee that oversees the CCP's rubber-stamp legislature.
「通常、2 人の候補者の得票差は 1 万票以下だ。中国が数千の票を持っていれば、中国が候補者のボスになる」。金は、中国の野望は少なくとも米国の下院を支配することだと語った。「最高のシナリオは、中国が米国を買収し、米国下院を全国人民代表大会の第二常務委員会に変えることだ」 と、中国共産党のゴム印付き立法府を監督する委員会を指して語った。



☆“Chinese Communist Party” Conservapedia
☆投資家サーベイ結果発表 「岸田政権、支持しますか?」
本日の書物 : 『 世界は 「関係」 でできている : 美しくも過激な量子論』 カルロ・ロヴェッリ NHK出版
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 わたしとその文献との出会いは、決して偶然ではなかった。【量子とその関係論的 (リレーショナル) な性質】について話していると、よく 「【ナーガールジュナ (龍樹) 】は読んでみた?」 と尋ねられたのだ。
こちらもご参照💗
↓
☆日本民族と「平等性智」
もう何度尋ねられたかもわからなくなったわたしは、ある日、だったら一歩踏み出して、ナーガールジュナを読もうじゃないか、と心に決めた。【西洋ではあまり知られていない】が、ナーガールジュナの著作は決して無名でも二流でもない。【仏教哲学の基礎となるもっとも重要な仏典の一つ】であって、わたしがその文献に気づかなかったのは、ひとえに (西洋人にはよくあることだが) 【アジアの思索家について無知】だったからだ。
題名は例のごとくやたらと長いサンスクリットで、『ムーラマディヤマカ・カーリカー』 といい、「中道の基本的な詩文」 などさまざまに訳されている (日本では 『中之頌 (ちゅうのじゅ) 』 とか 『 中論 』 と呼ばれている)。わたしはアメリカの分析哲学者による注釈がついた英訳テキストを読み、深い感銘を受けた。
ナーガールジュナはニ~三世紀の人である。その著作には無数の注釈が付いており、無数の解釈や釈義が層をなしている。このような古来の文献が興味深いのは、一つにはさまざまな読みが幾重にも重なっているからで、そのためわたしたちは、豊かな意味の階層に触れることができる。ほんとうのところ、わたしたちが古文書に関心を持つのは、著者が当初言わんとしていたことを知りたいからではなく、その著作が今自分たちにどう語りかけ、何を示唆し得るのかを知りたいからだ。
【ナーガールジュナの著作の中心となっているのは、ほかのものとは無関係にそれ自体で存在するものはない、という単純な主張だ】。【この主張はすぐに量子力学と響き合う】。ナーガールジュナが量子を知るはずもなく、考えもよらなかったことは明らかだが、そんなことはどうでもよい。大事なのは、これらの哲学者がこの世界について再考するための独創的な方法を提供しており、その方法が有効だとわかればわたしたちもそれを使える、ということだ。ナーガールジュナがわたしたちに示している視点の助けがあれば、量子の世界のことも少しだけ考えやすくなるはずだ。
こちらもご参照💗
↓
☆本来の仏教からは、完全に逸脱している「般若心経」
何ものもそれ自体では存在しないとすると、あらゆるものは別の何かに依存する形で、別の何かにとの関係においてのみ存在することになる。【ナーガールジュナは、独立した存在があり得ないということを、「空」 (くう、シューニャター) という専門用語で表している】。事物は、自立的な存在ではないという意味で【 「空 (くう) 」 】なのだ。事物は他のもののおかげで、ほかのものの働きとして、ほかのものとの関係で、ほかのものの視点から、存在する。』

ナチ体制の経済政策の展開
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、理論物理学者の著者が、量子論の誕生から約 100 年間にわたる量子論をめぐる解釈の流れを、まるで小説でも読んでいるかのように感じさせるストーリー展開で描きながら、難しい数式もほとんど登場せず、その一方で量子論から導かれる新しい世界観を見事に腑に落ちる形で指し示した良書になります。本書を読み終えてみて思い出されるのは、日本が誇る天才数学者の岡潔さんが、すでに半世紀ほど前に指摘されていたことで、漸く西洋人が日本人に追いついてきたということなのでしょう。
こちらもご参照💗
↓
☆西洋的自然科学にみられる決定的矛盾
☆西洋の「ギリシャ論理学」 VS 東洋の「インド論理学」

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 934,783(932,835)÷78,443,653(78,321,053)=0.0119・・・(0.0119) 「1.19%(1.19%)」

イタリア : 152,848(152,596)÷12,427,773(12,377,098)=0.0122・・・(0.0123) 「1.22%(1.23%)」

日本 : 21,685(21,467)÷4,419,254(4,337,780)=0.0049・・・(0.0049) 「0.49%(0.49%)」

さて、これまで、ドイツで生まれた「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想を経て、ソ連崩壊とともに死滅したかに思われたものの、現在に至るまで一貫して受け継がれていく “信仰” が存在していて、その根底にある、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の意識により、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することによって、「贖罪」の対象物として “罪” を創り出し、自らの罪に対する償(つぐな)い・贖(あがな)いを果たそうと躍起になっている、そんな 「極左おパヨク」 に繋がる一連の系譜について確認して参りました。
ここで御理解頂きたいのは、そんなおバカな 「極左おパヨク」 は、飽くまでも、ある連中が果たそうとしている、ある目的の達成のための道具でしかないということです。
その目的とは、さまざまな “アイデンティティ” を意図的に粗製濫造することで、社会分断を行い、到底達成不可能な目標である “平等 (equality)” を強要(←全人類の均一化・同質化などは不可能であることは自明です!)し、多くの人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し(←これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて権威主義的な統制社会の再構築を目指す、というものです。
では、なぜ、それを目指そうとするのでしょうか?
それは、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」のもとで、ある連中にとって非常にコントロールしやすい社会が構築できるからです。

その「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」については、これまたドイツ出身の社会学者・歴史学者であり、マルクス主義者で、エリート理論の信奉者で、ファシズム(全体主義者)でもあったロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy)について確認をしてきましたが、そこにもやはり「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」の影響を見ることができました。

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
また「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」と同根の言葉である「オリガルヒ(oligarch)」につきましても、ロシアやウクライナの事例を参照して、それがいまから数十年前に、マルクス主義が生み出した “社会主義・共産主義の幻想” が瓦解・崩壊する過程で作り出されたものであることを確認し、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 (=ユダヤ教徒)」 が存在していることも判明いたしました。さらには、ウクライナとユダヤ人 (=ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認することができました。
そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために、、次の論文を見ているところとなります。

☆『ナチ・ドイツにおける経済の脱ユダヤ化 ― 1938年十一月ポグロムの社会経済的背景 ―』 山本達夫
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 第 3 章 四カ年計画の始動と第三帝国の経済社会体制
1. 新計画から四カ年計画へ
四カ年計画が第三帝国の経済政策のなかでどのような位置を占めているかを確認しておきたい。大野によると,経済政策の展開という観点からナチ体制を見る場合,4 つの時期に分けることができる。 *253 )
① 1933 年 1 月の政権掌握から翌 34 年 6 月 30 日のレーム事件を転機に 「中間層社会主義」 路線の推進を志向していたナチ左派を切り落とし,再軍備政策の路線を大きく前面に押し出して 「大不況」 を克服していく時期。
② 1934 年 9 月 24 日に布告された 「新計画」 が経済政策の基調となった時期 (シャハト時代)
③ 1936 年 9 月のニュルンベルク党大会における,ヒトラーによる四カ年計画の布告に始まる 「四カ年計画」 の時期。
④ 1942 年 2 月にシュペーア Speer, Albert が軍需大臣に任命されて戦争経済の再編成をこころみた総力戦体制期 (シュペーア時代)
こうのうち四カ年計画は,「ドイツ資本主義の政治経済的な支配領域の獲得,またそのために必要な軍事力および原料・食糧の自給能力の強化」 を経済政策の第一の課題とした第三帝国の 「戦争準備」 の本格的始動期を画するもである。 *254 ) 以下,ナチ期の中小経営の動向を分析したブロイティガムの研究 *255 ) を参照しながらこの時期を概観する。
ドイツでは 1932 年以降の経済の好転によって外国産原料の輸入が増加していた。けれども世界恐慌の後遺症が残るなかでの完成品価格の下落や自国のユダヤ人迫害が招いた諸外国によるドイツ製品のボイコット運動,国内需要の充足の優先などによって輸出を強力に推進できない事情があった。そのため 1934 年 1 月にはドイツの貿易赤字は 2200 万マルクまで膨張する。
1934 年 3 月 24 日,膨張した輸入を抑制し輸出入の均衡をはかるために工業原料および半製品のとりあつかいに関する法律が出された。 *256 ) また在庫を抱え込まないために輸入禁止令が発令された。さらにライヒ経済大臣には輸入監視局 Überwachungsstelle を設置する権限が付与された。貿易依存度の高い品目の輸入を管理することが目的であった。輸入監視局は,原料と半製品の流通,とりわけそれらの調達,配分,貯蔵,販売および消費を監視・管理することになる。 *257 ) 輸入監視局が設置された背景には国内需要へ集中することでドイツ企業の受注状況を改善しようとの発想とならんで,重要な生産品について一定の自給自足 (アウタルキー) を目指す構想があったとブロイティガムは指摘する。 *258 ) なお輸入監視局は 1939 年 8 月以降ライヒ局 Reichsstelle と改称されるが,法形態,任務および管轄領域に変更はない。 *259 )
ところが急激な原料の輸入制限は各方面からの批判を招くことになった。ライヒスバンク国民経済統計部はこう警告した。「ドイツ産業の大部分は外国の原料市場に依存している。このことは皮革製品工業が外国産材料の輸入に大きく依存している状況を想起するだけでよい。原料輸入の遮断は,加工国としてのドイツに重大な損害をもたらすであろう」。 *260 ) 実際,輸入監視局体制は少量の商品の輸入を抑制はしたが,それによって外貨を大幅に節約できなかったばかりか,輸出の振興のみならず政権の緊急課題である雇用の創出にも支障を来すことになった。 *261 )
*253 ) 大野英二 「四と経済政策の転換―ナチ・レジーム研究ノート―」 同 『現代ドイツ社会史研究序説』 (岩波書店,1982 年)所収,183 頁。
*254 ) 工藤章 『 20 世紀ドイツ資本主義 ― 国際定位と大企業体制 ― 』 (東京大学出版会,1999 年) 298,312 頁参照。
*255 ) Bräutigam, Petra, Mittelständische Unternehmer im Nationalsozialismus. Wirtschaftliche Entwicklungen und soziale Verhaltensweisen in der Schuh- und Lederindustrie Baden und Würtembergs (München, 1997), pp. 65-70.
*256 ) Gesetz über den Verkehr mit industriellen Rohstoffen und Halbfabrikaten vom 24. März 1934.
*257 ) "Von der Überwachungsstelle zur Reichsstelle", Die Deutsche Volkswirtschaft Nr. 31. vom 1. 11. 1939, in BA. NS 5-VI-16747.
*258 ) Bräutigam, op. cit., p. 66.
*259 ) Bekanntmachung über die Reichsstellen zur Überwachung und Regelung des Warenverkehrs vom 18. August 1939. in: BA. R3101-8765, 90.
*260 ) Bräutigam, op. cit., p. 66.-
*261 ) ドイツ労働人口のかなりの部分が輸出関連だったことも,このことと関係している。ドイツ勤労者の12 %は輸出関連に従事しており,また商品生産の 5 %が輸出向けで,工業ではこれが 38 %に達していた。Ibid., p. 67. Anm. 9. 』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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