2021-12-14 (Tue)

本日のキーワード : 炎症、過剰反応
炎症(えんしょう、英: Inflammation)とは、生体の恒常性を構成する解剖生理学的反応の一つであり、恒常性を正常に維持する非特異的防御機構の一員である。炎症は組織損傷などの異常が生体に生じた際、当該組織と生体全体の相互応答により生じる。
本日の書物 : 『 LIFE SCIENCE (ライフサイエンス) 長生きせざるをえない時代の生命科学講義』 吉森 保 日経BP
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【 「炎症」 】はきっと聞いたことがあると思います。肺炎、胃炎、脳炎、ひふえ、などなどたくさん病名がありますね。
しかし【 「炎症」 (正式には炎症反応) とは、本来は病気ではなく、怪我をしたとか病原体が感染したとか、体に異常が生じたときに起こる防御反応のことです】。熱を出して、免疫の働きをよくしたりなどを行います。つまり体を正常に戻そうとする働きで、悪いことではありません。
しかし、【この炎症が長引いたり、過剰になるとそれ自身が悪影響を及ぼします】。ひどいと死んでしまいます。【そのような状態が炎症性疾患で、これが病気です】。炎症は過剰に起こったときに体に害を与えるのです。
炎症には、腫れるとか赤くなるとかさまざまな反応が含まれますが、免疫も活発になります。つまり、炎症が過剰になると免疫も過剰になって、炎症性疾患の主な原因になります。
花粉症や、食物アレルギーも【免疫の過剰反応】です。一度体内に入った物質を、免疫細胞が敵と間違えて覚えてしまうことが原因です。【そのため、再びその物質を感知したときに、排除する必要はないのに免疫機能はがんばって攻撃してしまい、その結果炎症が起こります】。
花粉症で死ぬことはありませんが、食物アレルギーなどでは死に至ることもあります。私はアレルギーはないから大丈夫と思っている人も気をつけないといけません。
たとえば、ハチに 2 度刺されるとまずい、ということを聞いたことがあるかと思います。これは【アナフィラキシーショック】といい、これも【急性のアレルギー症状】です。ハチの毒を記憶していた免疫細胞が、毒を中和する以上に激しく反応してしまい、全身性のショックを起こします。場合によっては死んでしまいます。』

ユダヤ人の 「オポチュニズム (opportunism) 」
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、最先端の生命科学の知見について、基礎的なところから解説が始まり、最終的には 「病気」 とは何か、「老化」 とは何か、という問いに対して、読者が十分に理解した上で説明可能な状態になっている、非常に分かりやすい良書で、特に後半部分に登場する 「自然免疫(炎症)」 や 「獲得免疫」 といった免疫機能、そして 「オートファジー」 について理解しておくことで、今後到来する可能性が高い 「新しい医療・治療」 の時代に備えることができるようになります。すでに多くの方々に読まれているようで、当ブログでもお薦めの書物で、ぜひ御覧なさってくださいませ。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 769,484(767,692)÷47,582,349(47,442,975)=0.0161・・・(0.0161) 「1.61%(1.61%)」

イタリア : 133,082(133,034)÷4,904,441(4,893,887)=0.0271・・・(0.0271) 「2.71%(2.71%)」

日本 : 18,338(18,338)÷1,725,611(1,725,458)=0.0106・・・(0.0106) 「1.06%(1.06%)」


☆【日本語訳】 U.S. DEPARTMENT of STATE / Fact Sheet : Activity at the Wuhan Institute of Virology (米国務省 / ファクトシート : 武漢ウイルス研究所での活動)
さて、これまで、ドイツで生まれた「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想を経て、ソ連崩壊とともに死滅したかに思われたものの、現在に至るまで一貫して受け継がれていく “信仰” が存在していて、その根底にある、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の意識により、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することによって、「贖罪」の対象物として “罪” を創り出し、自らの罪に対する償(つぐな)い・贖(あがな)いを果たそうと躍起になっている、そんな 「極左おパヨク」 に繋がる一連の系譜について確認して参りました。
ここで御理解頂きたいのは、そんなおバカな 「極左おパヨク」 は、飽くまでも、ある連中が果たそうとしている、ある目的の達成のための道具でしかないということです。
その目的とは、さまざまな “アイデンティティ” を意図的に粗製濫造することで、社会分断を行い、到底達成不可能な目標である “平等 (equality)” を強要(←全人類の均一化・同質化などは不可能であることは自明です!)し、多くの人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し(←これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて権威主義的な統制社会の再構築を目指す、というものです。
では、なぜ、それを目指そうとするのでしょうか?
それは、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」のもとで、ある連中にとって非常にコントロールしやすい社会が構築できるからです。

その「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」については、これまたドイツ出身の社会学者・歴史学者であり、マルクス主義者で、エリート理論の信奉者で、ファシズム(全体主義者)でもあったロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy)について確認をしてきましたが、そこにもやはり「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」の影響を見ることができました。

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
また「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」と同根の言葉である「オリガルヒ(oligarch)」につきましても、ロシアやウクライナの事例を参照して、それがいまから数十年前に、マルクス主義が生み出した “社会主義・共産主義の幻想” が瓦解・崩壊する過程で作り出されたものであることを確認し、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 (=ユダヤ教徒)」 が存在していることも判明いたしました。さらには、ウクライナとユダヤ人 (=ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認することができました。
そこで、現在、そのユダヤ人 (=ユダヤ教徒) なるものに焦点をあてているところになります。参考にさせて頂いているのは次の論文になります。

☆『アメリカにおける日系人差別とユダヤ人 -1906年から1988年を中心に-』駒込 希
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 終章 アメリカのユダヤ人と日系人の関係史
・・・第二次世界大戦後の日系人の差別に対するユダヤ人の反応は興味深い。1952 年移民国籍法をめぐっては、アメリカ国内の反共主義の影響を受け、移民の国別割当を維持し、共産主義者に対する規制を強めた反共主義的な移民国籍法の支持者と移民の国別割当をなくし、アメリカ市民の市民的自由を保護するリベラルな移民国籍法の支持者とに割れた。当時の反共主義的なアメリカの社会情勢から判断すれば、アメリカ社会への順応を基盤とするユダヤ人のリベラリズムの観点から、ユダヤ人は反共主義的な移民国籍法を支持するものと思われた。しかし、ユダヤ人が支持したのはリベラルな移民国籍法であった。
1952 年移民国籍法にかかわる公聴会において、アメリカユダヤ人会議は興味深い反応をみせた。1948 年に開催された日系人を含むアジア人への帰化権の付与にかかわる法案の公聴会ではアメリカユダヤ人会議と日系人はともに同法案を支持した。しかし、1951 年に開催された別の法案の公聴会では日系人が賛成派、ユダヤ系が反対派と割れた。公聴会資料の検証を進めると、アメリカユダヤ人会議は、日系人を含むアジア人への帰化権の付与に対しては賛同の意を表明するも、1951 年に開催された法案の公聴会では、法案に含まれた差別的な国別割当や外国生まれの市民への差別待遇条項に対する異議を唱えていたことが明らかとなった。
一方、アメリカユダヤ人委員会の運営委員会の議事録には、日系人を含むアジア人へ の帰化権の付与に関する言及はなく、議論の中心となっていたのは、1952 年移民国籍法に含まれる国別割当、帰化市民と外国人に対する差別的な条項に関してであった。特に、国別割当に関しては、南・東欧の難民を救済するために改正が必要であったことから、その改正のために精力的に活動するユダヤ人の姿を確認することができた。
また、アメリカユダヤ人委員会の 『アメリカの移民政策における最近の発展』 では、ユダヤ人によって、日系人がマッカラン上院議員とウォルター下院議員の混合法案を支持しそれが立法化されたことに対する非難がなされていることがわかった。日系人にとってマッカラン上院議員とウォルター下院議員の混合法案を支持することは、法案の立法化の可能性を希求してのことであった。しかし、結果として、それはアメリカのユダヤ人が希求していた国別割当の改正を通じた南・東欧の難民の救済を阻止することにつながった。日系人が支持したマッカラン上院議員とウォルター下院議員の混合法案は、自分たちが希求した日系人の帰化権と日本人移民の国別割当に反共主義的な移民の規制を定めた条項が付随したものであり、ユダヤ人が希求していた国別割当の改正を阻止する意図はなかった。しかし、それは結果として、日系人とユダヤ人の事実上の対立構造をつくってしまったのである。
公民権運動後、ユダヤ人のリベラリズムには変化が生じた。成人に達したユダヤ人は、それまでのアメリカ社会に順応させたリベラリズムを捨て、リベラルな活動を行う際に、より直接的にユダヤ人コミュニティの利益を主張するようになった。そのような中、市民的自由法にかかわる公聴会の資料の検証を通じてみえたのは、日系人の戦後補償運動を全面的に支援するユダヤ人の姿であった。反名誉棄損同盟は、戦時民間人転住・収容に関する委員会の設置に尽力し、再審請求においては法廷助言者の役割を果たしていた。また、公聴会の委員長であるユダヤ人のフランク下院議員が果たした役割も大きかった。公聴会の資料からは、補償運動を陰ながら支援するユダヤ系の姿を確認することができ、そこには強制収容体験を通じた両集団間の親密な関係というものが垣間みえた。
さらに、日系人の戦後補償運動時もホロコーストで犠牲になったユダヤ人の財産や保険をめぐる闘いは続いていた。すなわち、ユダヤ人にとって戦後補償運動は過去のものではなくまさに現在進行形のものであったのである。そのような観点からも、両集団はある種の共闘関係であったということができるのではないだろうか。
こうしてあらためて日系人に対する差別へのユダヤ人の反応とその背景をふりかえると、それはユダヤ人のアメリカ社会における位置づけや、かれらのリベラリズムの基盤に影響を受けている ことがわかる。アメリカのユダヤ人のリベラル志向は、さまざまな集団の中でも群を抜いている。 しかし、本研究での検証を通じてみえたのは、それは必ずしも無条件に向 けられるものではないということである。アメリカのユダヤ人とほかのエスニック集団の関係史については、アフリカ系アメリカ人との関係に関するものが構築されている。これまで、両集団の関係については、ユダヤ人によるアフリカ系アメリカ人の公民権獲得のための活動に着目する傾向にあったが、近年では、両集団間の亀裂や限界などに焦点をあてた研究が蓄積されてきている。そのようなステレオタイプからの脱構築が今後ますます必要となるであろう。
また、今回の検証を通じ、ユダヤ人と日系人との関係は、ある種の共闘関係にあったのではないかということを指摘することができる。それは、アフリカ系アメリカ人との関係のような長期間にわたる組織立った連携ではない。しかし、ここまで日系人の差別に対するユダヤ人の反応を考察してきた中で、20 世紀前半から第二次世界大戦までの日系人による反ユダヤ主義へのまなざしや 1952 年 移民国籍法から戦後補償運動をめぐる両集団の最終的な目標 には共通点も見いだせた。 』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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