2021-12-07 (Tue)

本日のキーワード : 暗号、暗号化、素数
暗号 (あんごう) とは、セキュア通信の手法の種類で、第三者が通信文を見ても特別な知識なしでは読めないように変換する、というような手法をおおまかには指す。いわゆる 「通信」 (telecommunications) に限らず、記録媒体への保存などにも適用できる。
2 つの主体が互いと通信する時に、第三者にその通信が聞かれることを望まなければ、その主体は他の誰もその通信内容が理解できない。これは安全な手段による通信、いわゆるセキュア通信 (セキュアつうしん )として知られる。例えば、「https」 で始まるURLにアクセスすると、暗号化通信になり、セキュア通信の一つと言える。
本日の書物 : 『 「数」 はいかに世界を変えたか』 トム・ジャクソン 創元社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【素数】は【秘密を守るのに役立つ】。ふたつのコンピューターを安全に接続しようとするとき、【交換するメッセージを暗号化】するのには【非常に大きな数を使う】。【その数はふたつの非常に大きな素数をかけ合わせたもの】で、その素数は秘密だ。ふたつの素数はもとの非常に大きな、公開の数のただふたつしかない因数で、【メッセージの暗号を解除するにはこのふたつの素数が必要】になる。この素数がわかっていれば暗号はかんたんに解けるが、2 年以上かかるという。素数の出現を予測する方法がなく、コンピューターは試行錯誤を繰り返して巨大な数の計算をしなければならないからだ。
ほかの方法で暗号を突破するには、素数の出現規則を解明するしかない。そうすれば数のなかにあるすべての素数がわかるだろう。10 より小さな数のなかの素数は 2、3、5、7 で、ふたつおきにあり、10 個の数のなかに 4 個ある、あるいは 40 %あるようだ。これを 100 までの数のなかにある素数のリストと比べてみよう。素数は 25 個あり、ということは 100 までの数の 25 %が素数なのだ。素数の出現は、全体の数が大きくなればなるほど減っていく。それは理にかなっている、というのも、大きな数ほど小さな数で割れるからだ。1,000 から 10,000 のなかには素数は 12 %しかないし、1 億と 10 億のあいだには 5 %しかない。ユークリッドが証明したように、素数が出現しなくなることはないが、次の素数が出現するには非常に前より大きな空白地帯がある。この空白地帯の大きさを予測することができるだろうか? これは意味ある試みに思えないだろうか? 最初の 4 つの素数を見てみよう。10 までのあいだに緊密に並んでいるが、その後は数直線上の素数と素数のあいだにはどんどん開きが出てくる。この開きを数学的な方法で計算することができるだろうか。』

アメリカ人が疑問を抱かなかったこと
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、「数学」 という学問を、難しいお話は抜きにして、非常にカラフルな図柄を活用しながら、読者の興味を引くように作られた書物で、「数学」 から縁遠かった方々に、ぜひご覧頂きたいお薦めの良書になります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 762,816(759,921)÷47,029,901(46,886,129)=0.0162・・・(0.0162) 「1.62%(1.62%)」

イタリア : 132,739(132,618)÷4,852,496(4,835,435)=0.0273・・・(0.0274) 「2.73%(2.74%)」

日本 : 18,321(18,320)÷1,724,767(1,724,573)=0.0106・・・(0.0106) 「1.06%(1.06%)」

☆新型コロナ、「米中合作」の可能性浮上…米国、武漢研究所のコロナ研究に資金提供との報道
☆米ファイザー社の科学者「回復者の抗体はワクチンより優れている」=Pベリタス覆面調査

☆【日本語訳】 U.S. DEPARTMENT of STATE / Fact Sheet : Activity at the Wuhan Institute of Virology (米国務省 / ファクトシート : 武漢ウイルス研究所での活動)
さて、これまで、ドイツで生まれた「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想を経て、ソ連崩壊とともに死滅したかに思われたものの、現在に至るまで一貫して受け継がれていく “信仰” が存在していて、その根底にある、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の意識により、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することによって、「贖罪」の対象物として “罪” を創り出し、自らの罪に対する償(つぐな)い・贖(あがな)いを果たそうと躍起になっている、そんな 「極左おパヨク」 に繋がる一連の系譜について確認して参りました。
ここで御理解頂きたいのは、そんなおバカな 「極左おパヨク」 は、飽くまでも、ある連中が果たそうとしている、ある目的の達成のための道具でしかないということです。
その目的とは、さまざまな “アイデンティティ” を意図的に粗製濫造することで、社会分断を行い、到底達成不可能な目標である “平等 (equality)” を強要(←全人類の均一化・同質化などは不可能であることは自明です!)し、多くの人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し(←これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて権威主義的な統制社会の再構築を目指す、というものです。
では、なぜ、それを目指そうとするのでしょうか?
それは、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」のもとで、ある連中にとって非常にコントロールしやすい社会が構築できるからです。

その「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」については、これまたドイツ出身の社会学者・歴史学者であり、マルクス主義者で、エリート理論の信奉者で、ファシズム(全体主義者)でもあったロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy)について確認をしてきましたが、そこにもやはり「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」の影響を見ることができました。

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
また「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」と同根の言葉である「オリガルヒ(oligarch)」につきましても、ロシアやウクライナの事例を参照して、それがいまから数十年前に、マルクス主義が生み出した “社会主義・共産主義の幻想” が瓦解・崩壊する過程で作り出されたものであることを確認し、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 (=ユダヤ教徒)」 が存在していることも判明いたしました。さらには、ウクライナとユダヤ人 (=ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認することができました。
そこで、現在、そのユダヤ人 (=ユダヤ教徒) なるものに焦点をあてているところになります。参考にさせて頂いているのは次の論文になります。

☆『アメリカにおける日系人差別とユダヤ人 -1906年から1988年を中心に-』駒込 希
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 第 5 章 アメリカのユダヤ人と日系人の戦後補償運動
第 2 節 市民的自由法と第 100 議会下院 442 法案の公聴会
・・・では、アメリカユダヤ人委員会は、第二次世界大戦中の日系人の強制収容に対する補償案についてどのような主張を行っていたのであろうか。意見書において、アメリカユダヤ人委員会は戦時民間人転住・収容に関する委員会の勧告に対し、以下のような賛否の態度を示している。
1983 年 6 月、戦時民間人転住 ・収容に関する委員会は、第二次世界大戦中に、西海岸から強制的に追いやられ、強制収容所に拘留された 60 000 人の日系アメリカ人生存者それぞれに政府が 20 000 ドル支払うことを勧告した [中略] さらに、戦時民間人転住・収容に関する委員会は、大統領が強制退去や夜間外出禁止令を犯したことにより有罪となった人びと に謝罪し、議会が日系アメリカ人の戦時中の扱いに関する研究と教育を助長する特別基金を設立することを勧告した。
アメリカユダヤ人委員会は、心からこの勧告を支持したと同時に、今日も支持し続けている。 とりわけ 、われわれは、第二次世界大戦中に強制収容された日系アメリカ人が金銭的補償を受け取るべきだという 戦時民間人転住・収容に関する委員会の主たる勧告を原則として受け入れている。傷の深さを思えば不十分ではあるが、金銭的補償は、ほかの主な勧告にくわえて、確かに正当であるとわれわれは信じている (U S Cong 1988 125)。
この主張からは、アメリカユダヤ人委員会が市民的自由法案を妥当なものとして明確に支持していることがわかる。
では、アメリカユダヤ人委員会は、どのような観点から 、戦時民間人転住・収容に関する委員会の勧告を支持しているのであろうか。以下は、アメリカユダヤ人委員会が提出した意見書の一文である。
振り返ってみると、西海岸の日系アメリカ人の事実上の拘禁はまったく、悲劇的で恥ずべき出来事である。アメリカ自由人権協会 (American Civil Liberties Union) は、拘禁をアメリカ史における画一的で大規模なアメリカ市民の公民権の侵害であるとした。悲しむべきは、当時、ほとんどのアメリカ人がそれを疑問に思わなかったことであった。大部分の人びとが、120,000 人の日系アメリカ人 3 分の 2 がアメ リカ市民であり、合衆国憲法により市民的自由の保護を保証されていた の強制収容を支持、もしくは黙認した。なぜこのようなことが起こったのであろうか (U S Cong 1988 125 126)。
すなわち、アメリカユダヤ人委員会は 、強制収容を 「悲劇的で恥ずべき出来事」 や 「アメリカ市民の公民権の侵害」 という 不正義ととらえていることがわかる 。そして、その不正義にアメリカ人が疑問を抱かなかったことを悔やんでもいる。 』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
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