2021-12-05 (Sun)

本日のキーワード : 素数、算術の基本定理、『原論』
素数 (そすう、英: prime number) とは、1 より大きい自然数で、正の約数が 1 と自分自身のみであるもののことである。正の約数の個数が 2 である自然数と言い換えることもできる。1 より大きい自然数で素数でないものは合成数と呼ばれる。
最小の素数は 2 である。素数は無数に存在する。したがって、素数からなる無限数列が得られる。
素数が無数に存在することは、紀元前 3 世紀頃のユークリッドの著書 『原論』 で既に証明されていた。
自然数あるいは実数の中での素数の分布の様子は高度に非自明で、リーマン予想などの現代数学の重要な問題との興味深い結び付きが発見されている。
本日の書物 : 『 「数」 はいかに世界を変えたか』 トム・ジャクソン 創元社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 われわれの多くにとって、数は数えたり、周期を説明したり、ものごとを解明する規則をつくったりするための道具だ。一方、【素数】はこれらの目的には当てはまらない。素数は神秘に近いものだ。しかし、驚くべきことに、【われわれが数えたり周期を説明したりするのに使う数は、実はすべて素数から生まれている】のだ。

素数の説明はかんたんだ。【素数とは、1 とそれ自身でしか割り切れない数だ】。いくつかの数を調べてみよう。1 はそれ自身と 1 で割り切れる。したがって 1 は素数だ (いや、【 1 はたいへん特別な数】なので、1 が素数なのかどうかは少しあとで確かめよう)。2 に移ると、2 はそれ自身と 1 でしか割り切れないので、素数だ。いまのところ、すべての数は 1 で割り切れるので、それ以外の割り切れる数はないかどうかを考えればよい。3 は 2 では割り切れないが 3 自身では割り切れるので素数。 4 は 2 で割り切れるので素数ではない。すべての 2 より大きい偶数は 2 で割り切れるので、その中に素数はない。2 は唯一偶数の中にある素数だ。…
【ユークリッドの 『原論』 】は 2,300 年以上のあいだ版が途切れることはなかった。こんなに読まれた本はほかにほとんどない。数学の数多くの法則や規則の中でも、『原論』 は【 「算術の基本定理」 】について記述している。これはなかなかいかめしい名前だ。しかしちょっと待ってほしい。この定理は【 「すべての 1 より大きい自然数が、素数または特定の組み合わせの素数をかけ算してつくられる」 】ことを述べている。【かけ合わせて別の数をつくること】を【因数】という。【すべての素数でない数は、素数の因数 (素因数) をかけ合わせてできている】。たとえば、4 = 2 × 2、6 = 2 × 3、8 = 2 × 2 × 2、12 = 2 × 2 × 3、そして 15 = 3 × 5 だ。これらの数をつくる別の素数の組み合わせを考えられるだろうか? 順序はともかく、組み合わせはこの 1 種類ずつしかない。【素数でない数ひとつについて、素数の因数の組み合わせはひとつだけだ】。』

アメリカユダヤ人委員会の設立目的
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、「数学」 という学問を、難しいお話は抜きにして、非常にカラフルな図柄を活用しながら、読者の興味を引くように作られた書物で、「数学」 から縁遠かった方々に、ぜひご覧頂きたいお薦めの良書になります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 759,921(759,526)÷46,886,129(46,827,765)=0.0162・・・(0.0162) 「1.62%(1.62%)」

イタリア : 132,618(132,618)÷4,835,435(4,835,435)=0.0274・・・(0.0274) 「2.74%(2.74%)」

日本 : 18,320(18,315)÷1,724,573(1,724,172)=0.0106・・・(0.0106) 「1.06%(1.06%)」


☆【日本語訳】 U.S. DEPARTMENT of STATE / Fact Sheet : Activity at the Wuhan Institute of Virology (米国務省 / ファクトシート : 武漢ウイルス研究所での活動)
さて、これまで、ドイツで生まれた「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想を経て、ソ連崩壊とともに死滅したかに思われたものの、現在に至るまで一貫して受け継がれていく “信仰” が存在していて、その根底にある、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の意識により、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することによって、「贖罪」の対象物として “罪” を創り出し、自らの罪に対する償(つぐな)い・贖(あがな)いを果たそうと躍起になっている、そんな 「極左おパヨク」 に繋がる一連の系譜について確認して参りました。
ここで御理解頂きたいのは、そんなおバカな 「極左おパヨク」 は、飽くまでも、ある連中が果たそうとしている、ある目的の達成のための道具でしかないということです。
その目的とは、さまざまな “アイデンティティ” を意図的に粗製濫造することで、社会分断を行い、到底達成不可能な目標である “平等 (equality)” を強要(←全人類の均一化・同質化などは不可能であることは自明です!)し、多くの人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し(←これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて権威主義的な統制社会の再構築を目指す、というものです。
では、なぜ、それを目指そうとするのでしょうか?
それは、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」のもとで、ある連中にとって非常にコントロールしやすい社会が構築できるからです。

その「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」については、これまたドイツ出身の社会学者・歴史学者であり、マルクス主義者で、エリート理論の信奉者で、ファシズム(全体主義者)でもあったロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy)について確認をしてきましたが、そこにもやはり「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」の影響を見ることができました。

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
また「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」と同根の言葉である「オリガルヒ(oligarch)」につきましても、ロシアやウクライナの事例を参照して、それがいまから数十年前に、マルクス主義が生み出した “社会主義・共産主義の幻想” が瓦解・崩壊する過程で作り出されたものであることを確認し、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 (=ユダヤ教徒)」 が存在していることも判明いたしました。さらには、ウクライナとユダヤ人 (=ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認することができました。
そこで、現在、そのユダヤ人 (=ユダヤ教徒) なるものに焦点をあてているところになります。参考にさせて頂いているのは次の論文になります。

☆『アメリカにおける日系人差別とユダヤ人 -1906年から1988年を中心に-』駒込 希
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 第 5 章 アメリカのユダヤ人と日系人の戦後補償運動
第 2 節 市民的自由法と第 100 議会下院 442 法案の公聴会
ここでは、1987 年 4 月 29 日に開催された第 100 議会の下院 442 法案の公聴会の記録を中心に市民的自由法に対するユダヤ人の反応とその背景を検証する。この公聴会では、ユダヤ系団体は証言を行っておらず、アメリカユダヤ人委員会ならびに反名誉棄損同盟が意見書の提出のみを行っていた。反名誉棄損同盟の意見書は、この公聴会の委員長であるバーニー ・ フランク (Barney Frank) 下院議員に宛てた以下の 1 枚の書簡である。
昨年、反名誉棄損同盟は小委員会前の公聴会において日系アメリカ人の補償案を支持する下院 442 法案に賛成する証言を行った。 [公聴会の] 証言の中で、われわれがこの法律の制定を支持する理由を表明した。われわれは、日系という出自により日系アメリカ人の強制収容やかれらの自由や財産を奪った真珠湾攻撃後の誤った行いに対する補償は十分に正当であると強調した。
われわれの証言はすでに記録として残されているので、今回、その証言を繰り返す必要はないと理解している。われわれは、この必要とされ、称賛に値する法案が迅速に立法化することを促すために、[この文書を] もう一度記録に残す。
われわれは、下院 442 法案の公聴会の印刷された記録にこの書簡が含まれることを謹んで要求する ( [ ] 内は筆者付加 U S Cong 1988 , 445)。
よって、本節ではアメリカユダヤ人委員会により公聴会へ提出された意見書ならびに日系人による証言の内容を中心に検証を行う。まず、公聴会に提出されたアメリカユダヤ人委員会の意見書では、この団体の理念について以下のように述べられている。
アメリカユダヤ人委員会は、ユダヤ人の公民権や宗教的権利を守ることを目的として 1906 年に設立された。長年、ユダヤ系アメリカ人の安全や合法的権利は、人種、信念、出身国に関係なく、すべてのアメリカ人の安全や合法的権利の保護を支援することで最大限に目的が達成されるというのが、アメリカユダヤ人委員会の信念である (U S Cong 1988 124)。
この発言から、アメリカユダヤ人委員会は、人種、宗教、出自に基づかない安全や合法的な権利の保護を理念とし、ユダヤ人以外の安全や権利を守ることはユダヤ人の安全や権利を守ることにもつながると考えていることがわかる。 』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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