2021-11-02 (Tue)

本日のキーワード : 褐虫藻、サンゴ虫、サンゴ礁、白化
褐虫藻(かっちゅうそう)、英語で"zooxanthellae"(ゾーザンテラ)とは、海産無脊椎動物と細胞内共生する渦鞭毛藻類の単細胞藻類の総称である。具体的な属としてはSymbiodinium spp.やAmphidinium spp.,Gymnodinium spp.などが知られている。 熱帯、亜熱帯に生息する海産無脊椎動物の細胞内に共生している。 代表的な宿主として、クラゲ、シャコ貝、イソギンチャク、造礁サンゴがあげられる。
大きさは、約10マイクロメートル(0.01ミリメートル)。黄あるいは褐色をしている。 共生状態では球形をしているが、宿主から単離した場合、卵形に変化し鞭毛を用いて泳ぐことが確認されている。 光合成をおこない、余剰の生産物を宿主に渡すと考えられている。

褐虫藻が共生した状態のサンゴ(左)と白化したサンゴ(右)
本日の書物 : 『地球温暖化 「CO2犯人説」 は世紀の大ウソ』 丸山 茂徳、戎崎 俊一、川島 博之、他 宝島社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 実は、【サンゴに関する理解】も【誤っていることが多い】。


☆サンゴむしばむ温暖化 豪グレートバリアリーフ、「白化」進む

一般に、【 “サンゴ” 】といったとき、それは【動物の名称ではなくサンゴ礁を指していることがほとんど】である。通常われわれがテレビでよく目にするような浅海でサンゴ礁を形成している【 “サンゴ虫” 】は、【褐虫藻という藻類と共生】している。
【サンゴ虫】自身は、【自分の触手を使って海洋中のプランクトンを捕食する】が、一方で、【体内に共生する褐虫藻が行う光合成から得られるエネルギーも利用】している。そして、【体内から排泄する体液を使って蟻塚のように住処を成長させていく】。【これがサンゴ礁の実像である】。


☆サンゴが「褐虫藻」取り込む様子の撮影に成功…高知大など、「白化」解明へ期待

☆世界初 サンゴが“褐虫藻”取り込む瞬間の撮影に成功 沖縄

【サンゴ虫と褐虫藻】が【共生】しているのは、海洋が【貧栄養状態にあるため】である。海洋中から必要な栄養素を十分得られないために、【共生し合うことによってお互いの必要栄養塩を補完し合っている】。つまり【サンゴ礁】というのは、【貧困な海の象徴】なのである。

ところが、なんらかの原因で【海洋中に栄養塩が供給されると、共生の必要性がなくなる】。たとえば、沖縄ではサトウキビやパイナップルなどの農作物をつくるために、大量の肥料を農場にまく。すると、これらの肥料は降雨とともに河川を通して海洋に流れ出る。こうして供給された肥料は、サンゴ虫や褐虫藻にとっても必須の食物であり、これらが供給されるうちは互いに独立した生活を海の中で送ることができる。
つまり、【豊かな栄養塩がばらまかれるとサンゴ虫と褐虫藻は共生を解除して、それぞれが独立してしまう】。【褐虫藻がサンゴ虫の体内から抜けてしまうと、サンゴ礁の白化という現象が起きる】。これは、【サンゴ虫が死んだということではなく、褐虫藻が抜けたために色が白く見える】ようになり、【 “空き家” になったという現象】だ。

つまり、【サンゴ礁の白化】は【サンゴ虫が死滅したことを意味するのではない】。ところが、人間の勝手な美観から、サンゴ礁の白化は悲惨な現象であり、美しい色とりどりのサンゴの海の小動物が死に絶え、海が砂漠化したという勝手な理解をしているにすぎない。そして、【サンゴ礁の白化現象の原因が地球温暖化であるという根拠のない理由がとってつけられていることが問題】である。

もし、【サンゴが温暖化で死ぬのであれば、赤道地域のサンゴから真っ先に絶滅するはずである】。しかし、赤道地域のサンゴ礁が白化しているというニュースなど聞いたことがない。【観察されているサンゴ礁の白化】は、【沖縄など、赤道地域ではない亜熱帯地域の海洋や、開発が進んだ地域にしか起きていない】のである。
つまり、【温暖化とサンゴ礁の白化は無関係である】。こうした【生物学の常識を捻じ曲げたのは、IPCCやそこに属する生物学者であり、その責任は大きい】。』

ユダヤ人とコミュニスト(共産主義者)
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、“世紀の大ウソ” である 「地球温暖化CO2犯人説」 に踊らされる “無学・無知” な方々には、特にお薦めの良書で、これまでに人類が築き上げてきた 「科学」 に基づけば、たかだか大気中濃度が 400 ppm (ppmは “100万分の” の意。つまり 400 / 1,000,000 = 0.0004、すなわち 0.04 %) しかない二酸化炭素 (CO2) が巨大な地球全体をホットにする、などといった馬鹿げた話が “大ウソ” であることは自明で、最先端の科学に基づく有力な仮説 (スベンスマルク効果) について、本書をご覧頂き、学んで頂ければ、「地球温暖化CO2犯人説」 に踊らされていることが、如何に恥ずかしいことであるか、を認識することができるようになります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 712,993(712,856)÷44,332,293(44,306,695)=0.0160・・・(0.0160) 「1.60%(1.60%)」

イタリア : 131,301(131,274)÷4,700,316(4,698,038)=0.0279・・・(0.0279) 「2.79%(2.79%)」

日本 : 17,955(17,945)÷1,711,747(1,711,206)=0.0104・・・(0.0104) 「1.04%(1.04%)」


☆【日本語訳】 U.S. DEPARTMENT of STATE / Fact Sheet : Activity at the Wuhan Institute of Virology (米国務省 / ファクトシート : 武漢ウイルス研究所での活動)
さて、これまで、ドイツで生まれた「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想を経て、ソ連崩壊とともに死滅したかに思われたものの、現在に至るまで一貫して受け継がれていく “信仰” が存在していて、その根底にある、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の意識により、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することによって、「贖罪」の対象物として “罪” を創り出し、自らの罪に対する償(つぐな)い・贖(あがな)いを果たそうと躍起になっている、そんな 「極左おパヨク」 に繋がる一連の系譜について確認して参りました。
ここで御理解頂きたいのは、そんなおバカな 「極左おパヨク」 は、飽くまでも、ある連中が果たそうとしている、ある目的の達成のための道具でしかないということです。
その目的とは、さまざまな “アイデンティティ” を意図的に粗製濫造することで、社会分断を行い、到底達成不可能な目標である “平等 (equality)” を強要(←全人類の均一化・同質化などは不可能であることは自明です!)し、多くの人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し(←これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて権威主義的な統制社会の再構築を目指す、というものです。
では、なぜ、それを目指そうとするのでしょうか?
それは、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」のもとで、ある連中にとって非常にコントロールしやすい社会が構築できるからです。

その「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」については、これまたドイツ出身の社会学者・歴史学者であり、マルクス主義者で、エリート理論の信奉者で、ファシズム(全体主義者)でもあったロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy)について確認をしてきましたが、そこにもやはり「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」の影響を見ることができました。

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
また「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」と同根の言葉である「オリガルヒ(oligarch)」につきましても、ロシアやウクライナの事例を参照して、それがいまから数十年前に、マルクス主義が生み出した “社会主義・共産主義の幻想” が瓦解・崩壊する過程で作り出されたものでることを確認し、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 (=ユダヤ教徒)」 が存在していることも判明いたしました。さらには、ウクライナとユダヤ人 (=ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認することができました。
そこで、現在、そのユダヤ人 (=ユダヤ教徒) なるものに焦点をあてているところになります。参考にさせて頂いているのは次の論文になります。

☆『アメリカにおける日系人差別とユダヤ人 -1906年から1988年を中心に-』駒込 希
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 第 3 章 第二次世界大戦期のユダヤ人と日系人
第 2 節 日系新聞とユダヤ人
・・・次は ⑥ のアメリカ国内の反ユダヤ主義に関する記事に入る。アメリカ国内の反ユダヤ主義に関する記事は、『羅府新報』 でみられ、『日米新聞』 では、反ユダヤ主義を含むアメリカ国内の人種差別に関する記事として掲載される傾向にあった。たとえば、1940 年 8 月 20 日の 『日米新聞』 では 「人種的偏見」 というタイトルで、アメリカ国内のさまざまな人種差別について言及した上で、「われわれは、たとえ、ユダヤ人に対する偏見であっても、カトリックに対する偏見であっても、今もこれからも、すべての偏見は闘われなければならないと信じている」 と主張する記事を掲載している ( 『日米新聞』 1940 年 8 月 20 日, 英語面 1)。同様に、1940 年 9 月 14 日の 『日米新聞』 でも、「備えよ」 というタイトルで、ヒトラーによるユダヤ人の迫害に言及した上で、戦争の恐怖にさらされているこの時代に、アメリカ国内のファシズムによりアメリカのユダヤ人、ニグロ (36)、そしてアジア人が踏み石にされないように警戒しなければならないと主張している ( 『日米新聞』 1940 年 9 月 14 日, 英語面 1)。一方、『羅府新報』 では、反ユダヤ主義に直接的に言及する傾向にあり、以下の記事は、1941 年 10 月 19 日に 「陳腐な何か」 というタイトルで掲載されたものである。
私はアメリカ人がユダヤ人について不当な何かをいうのをよく耳にする。人種への偏見がないと明言する人びとでさえ、自分たちはユダヤ人が嫌いで、ユダヤ人がこの国を乗っ取ることが恐いという。私のもっとも尊敬する友人たちはかれらの激しい反ユダヤ感情を堂々と認めた。平均的な普通のアメリカ人はユダヤ人に偏見を抱いていることを否定しない [中略] 事実は、反ユダヤ主義の扇動は国家に根をもつということである。恐怖、疑い、嫌悪を分別のある考え、寛容、理解に置き換えることだけがこの国家がこの危険な問題を解決するのを助けるでだろう。反ユダヤ主義はアメリカの大きな問題のひとつである ( 『羅府新報』 1941 年 10 月 19 日, 英語面 7)。
この記事は、『羅府新報』 のキリスト教関連の記事の掲載欄にツヨシ・マツモト (Tsuyoshi Matsumoto) という人物により書かれたものである。このマツモトとは、讃美歌学者、評論家、そして、画家であり、日本とアメリカの懸け橋として活躍した人物であった(原 2012)。この記事における、「反ユダヤ主義の扇動」、「反ユダヤ主義はアメリカの大きな問題のひとつである」 というマツモトの発言から、この時代のアメリカにおける反ユダヤ主義は、マイノリティである日系人からみてもわかるほどの規模であったことがうかがえると同時に、マツモトの中で、ユダヤ人は迫害されている集団と位置づけられていることを読み取ることができる。
次の記事は、1941 年 8 月 24 日の 『羅府新報』 に 「われわれは原則として、すべての反人種運動に反対する・・・」 というタイトルで掲載されたものである。
中傷的な郵便物による反ユダヤ主義のキャンペーンが、南カリフォルニアで進行中である。ベンジャミン・フランクリン (Benjamin Franklin) の言葉を引用したとされるカーボンコピーの手紙やカードが人の目を盗んで、(1) ドイツ系の血統のアメリカ人 (2) イタリア系の血統のアメリカ人 (3) 日系の血統のアメリカ人 (4) ユダヤ人に嫌悪感を抱くアメリカ人のもとに投函されている。その非難は、ほとんどのユダヤ人がコミュニストであり、国際的な陰謀につながっていると繰り返している。ここからがその手紙である [中略] これらの手紙とかれらが広めている嫌悪をどのように思うか。われわれはすべての反ユダヤ主義的な運動は、たとえ、どこでその醜い頭を持ちあげても、陰謀を暴き、消滅させるべきであると考えている。反人種的な運動はアメリカの民主主義にとって最大の脅威である。人種差別のような人種の迫害は、非アメリカ的である ( 『羅府新報』 1941 年 8 月 24 日, 英語面4)。
図 2 は、その実際の記事である。ここで述べられている反ユダヤ主義的な郵便物の投函やユダヤ人の目につく場所への配置という行為は、この時期にみられた反ユダヤ主義的行為のひとつである。また、ユダヤ人とコミュニストの結びつけや世界のさまざまな事象はユダヤ人によって引き起こされているとするユダヤ人の陰謀論に関する言説もまた、よくみられた反ユダヤ主義的行為であった。この記事の 「われわれは原則として、すべての反人種運動に反対する」 というタイトル、そして、「反人種的な運動はアメリカ民主主義にとって最大の脅威」、「人種差別のような人種の迫害は非アメリカ的」 という言葉は、反ユダヤ主義のみならず、アメリカ西部における日系人への排斥も非難する感情を読み取ることができる。

注 (36)
ここでは、歴史的記述としてアフリカ系アメリカ人ではなくニグロという表現を用いている。 』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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