2021-10-31 (Sun)

本日のキーワード : IPCC、気候モデル、古気候
気候モデルとは、地球上の大気、海洋などの気候を長期的・量的にシミュレーションするもの。将来の気候の分野において使用される。
気候モデルは、過去の気象観測結果に基づいて、物理法則にしたがって将来の気象現象や気候要素を再現する。気候変動を予測することによって人類への悪影響を軽減することが最終的な目的となるので、できるだけ精度を高めなければいけないとされる。しかし、精密な気象観測結果が得られるのは過去90年間程度であり、ある程度の限界がある。また、文献や地質学的調査をもとにした過去の気象を参考にすることもできるが、あまり高い精度は期待できない。
本日の書物 : 『地球温暖化 「CO2犯人説」 は世紀の大ウソ』 丸山 茂徳、戎崎 俊一、川島 博之、他 宝島社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【IPCC (国連・気候変動に関する政府間パネル) 】が【気象予測スパコンモデル構築のために使ったデータ】の中に、【過去 1,000 年間の古気候データが含まれている (図5) 】。【そこに重大なトリックがある】。

【古気候学分野の常識】では、【過去 1,000 年間の古気候】は【気温一定ではなく、全地球規模で温暖期と寒冷期を繰り返している】のである。 4 〜 5 世紀のころは現在よりも約 2 ℃も気温が低く (海水準は現在より約 2 メートル高い)、更に温暖・寒冷化が年ごとに激しく変化した。すなわち異常気象に見舞われていた。そのために中国では五胡十六国の時代を中心として国家の寿命が数年間しかもたないという食糧不足の異常気象の時代だった。その結果、中国の人口が 6,000 万人から 1,000 万人に激減、あるいは上昇を繰り返した異常な時代である。
ところが中世になると温暖化し、現在よりも 1 〜 2 ℃高温で、海水準 (静止したときの海面) は現在よりも 2 メートル高くなった。その後、江戸時代になると、現在よりも 2 ℃も気温が低くなっている。

『 名所江戸百景 目黒太鼓橋夕日の岡 』 歌川広重
【地球平均気温を最も正確に反映する】のは【海水準】で、【ここ 100 年間の温暖化による海水準上昇は 20 センチ程度である】。【縄文時代 (現在より 5 メートル高い) や中世の温暖化 (現在より 2 メートル高い) に比べると微々たるものにすぎない】。このように【過去 1,000 年の古気候は、温暖化と寒冷化の繰り返しだった】。しかし、【その間、人為起源で排出されるCO2量はほとんど無視できる程度の量である】。

では、4 〜 6 世紀の寒冷化 (今より 2 〜 3 ℃気温が低い) 時代から中世の温暖期 (今より 1 〜 2 ℃高い) に向かう地球温暖化の時代に、【人為起源CO2なしにどうやって温暖化が起きたのか】? このような古気候から出てくる疑問に対し、【IPCCのつくったスパコンモデルは、まったく答えることができないでいる】。

IPCCの第 3 次評価報告書では地球温暖化の原因は 66 〜 90 %の確率で温室効果ガスの効果であると述べた。その後、2007 年の第 4 次評価報告書では 90 %以上の確率、2013 年の第 5 次評価報告書では 95 %となりCO2が地球温暖化に与える影響は確実だと主張している。【しかし、これらの報告書に書かれている定量的な確率の数字が、どのような基準で算出されるのかのカラクリがわかる研究専門家には、耐えられない時代になっている】。』

アメリカ西部日系人社会の中心地
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、“世紀の大ウソ” である 「地球温暖化CO2犯人説」 に踊らされる “無学・無知” な方々には、特にお薦めの良書で、これまでに人類が築き上げてきた 「科学」 に基づけば、たかだか大気中濃度が 400 ppm (ppmは “100万分の” の意。つまり 400 / 1,000,000 = 0.0004、すなわち 0.04 %) しかない二酸化炭素 (CO2) が巨大な地球全体をホットにする、などといった馬鹿げた話が “大ウソ” であることは自明で、最先端の科学に基づく有力な仮説 (スベンスマルク効果) について、本書をご覧頂き、学んで頂ければ、「地球温暖化CO2犯人説」 に踊らされていることが、如何に恥ずかしいことであるか、を認識することができるようになります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 710,927(708,771)÷44,199,254(44,119,252)=0.0160・・・(0.0160) 「1.60%(1.60%)」

イタリア : 131,228(131,198)÷4,695,291(4,692,274)=0.0279・・・(0.0279) 「2.79%(2.79%)」

日本 : 17,918(17,872)÷1,710,426(1,709,598)=0.0104・・・(0.0104) 「1.04%(1.04%)」


☆【日本語訳】 U.S. DEPARTMENT of STATE / Fact Sheet : Activity at the Wuhan Institute of Virology (米国務省 / ファクトシート : 武漢ウイルス研究所での活動)
さて、これまで、ドイツで生まれた「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想を経て、ソ連崩壊とともに死滅したかに思われたものの、現在に至るまで一貫して受け継がれていく “信仰” が存在していて、その根底にある、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の意識により、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することによって、「贖罪」の対象物として “罪” を創り出し、自らの罪に対する償(つぐな)い・贖(あがな)いを果たそうと躍起になっている、そんな 「極左おパヨク」 に繋がる一連の系譜について確認して参りました。
ここで御理解頂きたいのは、そんなおバカな 「極左おパヨク」 は、飽くまでも、ある連中が果たそうとしている、ある目的の達成のための道具でしかないということです。
その目的とは、さまざまな “アイデンティティ” を意図的に粗製濫造することで、社会分断を行い、到底達成不可能な目標である “平等 (equality)” を強要(←全人類の均一化・同質化などは不可能であることは自明です!)し、多くの人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し(←これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて権威主義的な統制社会の再構築を目指す、というものです。
では、なぜ、それを目指そうとするのでしょうか?
それは、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」のもとで、ある連中にとって非常にコントロールしやすい社会が構築できるからです。

その「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」については、これまたドイツ出身の社会学者・歴史学者であり、マルクス主義者で、エリート理論の信奉者で、ファシズム(全体主義者)でもあったロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy)について確認をしてきましたが、そこにもやはり「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」の影響を見ることができました。

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
また「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」と同根の言葉である「オリガルヒ(oligarch)」につきましても、ロシアやウクライナの事例を参照して、それがいまから数十年前に、マルクス主義が生み出した “社会主義・共産主義の幻想” が瓦解・崩壊する過程で作り出されたものでることを確認し、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 (=ユダヤ教徒)」 が存在していることも判明いたしました。さらには、ウクライナとユダヤ人 (=ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認することができました。
そこで、現在、そのユダヤ人 (=ユダヤ教徒) なるものに焦点をあてているところになります。参考にさせて頂いているのは次の論文になります。

☆『アメリカにおける日系人差別とユダヤ人 -1906年から1988年を中心に-』駒込 希
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 第 3 章 第二次世界大戦期のユダヤ人と日系人
第 2 節 日系新聞とユダヤ人
・・・20 世紀初頭に 5,000 人弱だったロサンゼルスの日系人人口は、サンフランシスコ大震災以降から徐々に上昇し、1940 年には 30,000 人を超えるまでに増加している。第 1 章の表 9 より、1940 年のカリフォルニア州全体の日系人人口が約 93,000 人であったことから、実に、州内の日系人人口の 3 分の 1 がロサンゼルスに居住していたことになる。そして、この間に、日系人の世代の割合も大きな変化をみせた。20 世紀初頭において日系人人口の大部分を占めていたのは一世であったが、1940 年には、ロサンゼルスの日系人人口 31,000 人のうち、一世が 12,000 人、二世が 17,000 人、三世が 2,000 人となり、半分以上をアメリカ生まれの二世が占めるようになった (新日米新聞社 1961, 526)。

ロサンゼルスの日系人は、19 世紀末まで、鉄道、鉱山、そして、農園での仕事に従事する者が多かった。しかし、20 世紀に入ると、農園の経営に成功する者、日系人を相手にした旅館や飲食店の経営、労働斡旋業などに従事する者が出てきた。表 22 は、1940 年におけるロサンゼルスの日系人の職業区分を示したものである。この表から、多くの日系人が庭園業や農産系の職業に就いていたことがわかる。

ロサンゼルスは、アメリカ西部において日系人人口や日系人が従事したビジネスが集中した都市で、主要な日系組織本部なども集積した場所であったことから、西部日系人社会の中心地と位置づけることができる。その中でも特に、リトル東京は、南カリフォルニアにおける日系人の経済活動が集中していた地域であった。
ここからは、『日米新聞』 ならびに 『羅府新報』 の新聞記事の分析を通じて、ユダヤ人と日系人の接点を検証する。今回は、『日米新聞』 ならびに 『羅府新報』 の記事を検索するにあたり、表 23 のようなユダヤ人に関連があると思われる 11 のキーワードを用いた。

ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
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