2021-10-30 (Sat)

本日のキーワード : スベンスマルク効果、水蒸気、雲、宇宙線、太陽活動
スベンスマルク効果(スベンスマルクこうか)とは、宇宙空間から飛来する銀河宇宙線が地球の雲の形成を誘起しているという仮説である。2019年に神戸大学が銀河宇宙線による地球の気候への影響の証拠を発見した(☆銀河宇宙線がもたらす雲の日傘効果 神戸大学が気候への影響を示す証拠を発見)。今までは、「気候変動への影響についても仮説に留まっており、主要な科学的報告において採用されておらず、影響があったとしても、その影響量は最大でも観測されている気温上昇量の数パーセント程度だとする考証もある。」と、否定されていたが、証拠の発見により、銀河宇宙線の雲の気候への影響を見直すきっかけとなる可能性がある。
本日の書物 : 『地球温暖化 「CO2犯人説」 は世紀の大ウソ』 丸山 茂徳、戎崎 俊一、川島 博之、他 宝島社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 大気圏に漂う火山灰や地表から舞い上がる鉱物の塵や高分子有機物が【高エネルギーの宇宙線】によって小さく粉砕され、【プラスやマイナスに帯電した微細な粒子】になると、これらが凝結核となり【雲】をつくる。
これは、【大気中の主要な温暖化ガス】である【水蒸気】が【氷結】して、極小サイズの個体となって【雲になる】からである。【小さな氷粒子でできた雲】は、たくましい入道雲と違って【なかなか地表に落下しない】。【大気中に長時間にわたってとどまる雲】が【太陽からの入射光を抑え】て、【太陽光の反射率を上昇させる】ので【地球が寒くなる】。つまり、【雲量は地球に入る宇宙線照射量に依存する】のである。

地球上の雲を概観した衛星画像

ヘンリク・スベンスマルク
そこで、スベンスマルクは、【宇宙線量の年次変化】と【雲量の年次変化】の間に【正の相関関係がある】ことから、雲核形成と宇宙線量の関係を解釈するプロセスモデルを提唱した。
一方、【宇宙からの高エネルギー粒子の入射量】は【太陽活動と密接な関係がある】が、【太陽活動と負の相関関係を持つ】。なぜなら、【太陽が活発な時代】は、【強力な太陽風が高エネルギー粒子を吹き飛ばしてしまい、地球に入り込むのを防ぐ】。しかし、【太陽活動が不活発な時期】は、【大量の高エネルギー粒子が地球に舞い込む】のである。
過去の太陽活動をみてみると、【 20 世紀の間は、太陽活動は活発だった】ことがわかる。そのために【地球に飛来する宇宙放射線の量は少なく、雲量も減少していた】。したがって【地球の平均気温は少し (0.8 ℃) だが上昇した】。【ところが 21 世紀になると太陽活動が低下したため宇宙線量が増え、その結果、地球の気温は下降傾向にある】。
こちらもご参照💗
↓
☆今は200年に一度しかおこらない太陽のめずらしい姿を見ることができる貴重な時期なんです

つまり、【地球の気温を支配する最も重要な要素】は、【太陽活動】なのである。そして、【太陽の活動のバロメーター】となっているのが【太陽黒点の数】である。【太陽黒点が多い時ほど太陽は活発であり、少ないほど不活化である】。【太陽黒点の数は 11 年周期で増減】している。注意すべきなのは、【この周期は最近では少し長くなっており、約 12 年周期になっている】ことである。
たとえば、1997 年から 2009 年の間は 11 年周期だった。周期が長くなるということは、太陽の活動が弱まっている時期も長くなるということである。【太陽活動が弱まれば、宇宙から地球に入ってくる銀河宇宙線量が増加する】。つまり、【雲核生成を促すため、雲が増えて、気温が上がらないということ】になる。
【 1 年間を通して曇り・雨・雪の日が地球全体で多い年は寒く、晴れた日が多いと地球は暖かい】。【それが年平均の気温の変動の基本的原理である】。したがって、【太陽光を反射してしまう雲の量が地球の気温を支配する主役なのである】。』

リトル東京とボイル・ハイツ地区
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、“世紀の大ウソ” である 「地球温暖化CO2犯人説」 に踊らされる “無学・無知” な方々には、特にお薦めの良書で、これまでに人類が築き上げてきた 「科学」 に基づけば、たかだか大気中濃度が 400 ppm (ppmは “100万分の” の意。つまり 400 / 1,000,000 = 0.0004、すなわち 0.04 %) しかない二酸化炭素 (CO2) が巨大な地球全体をホットにする、などといった馬鹿げた話が “大ウソ” であることは自明で、最先端の科学に基づく有力な仮説 (スベンスマルク効果) について、本書をご覧頂き、学んで頂ければ、「地球温暖化CO2犯人説」 に踊らされていることが、如何に恥ずかしいことであるか、を認識することができるようになります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 708,771(706,861)÷44,119,252(44,019,917)=0.0160・・・(0.0160) 「1.60%(1.60%)」

イタリア : 131,198(131,157)÷4,692,274(4,689,341)=0.0279・・・(0.0279) 「2.79%(2.79%)」

日本 : 17,872(17,830)÷1,709,598(1,708,332)=0.0104・・・(0.0104) 「1.04%(1.04%)」


☆【日本語訳】 U.S. DEPARTMENT of STATE / Fact Sheet : Activity at the Wuhan Institute of Virology (米国務省 / ファクトシート : 武漢ウイルス研究所での活動)
さて、これまで、ドイツで生まれた「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想を経て、ソ連崩壊とともに死滅したかに思われたものの、現在に至るまで一貫して受け継がれていく “信仰” が存在していて、その根底にある、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の意識により、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することによって、「贖罪」の対象物として “罪” を創り出し、自らの罪に対する償(つぐな)い・贖(あがな)いを果たそうと躍起になっている、そんな 「極左おパヨク」 に繋がる一連の系譜について確認して参りました。
ここで御理解頂きたいのは、そんなおバカな 「極左おパヨク」 は、飽くまでも、ある連中が果たそうとしている、ある目的の達成のための道具でしかないということです。
その目的とは、さまざまな “アイデンティティ” を意図的に粗製濫造することで、社会分断を行い、到底達成不可能な目標である “平等 (equality)” を強要(←全人類の均一化・同質化などは不可能であることは自明です!)し、多くの人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し(←これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて権威主義的な統制社会の再構築を目指す、というものです。
では、なぜ、それを目指そうとするのでしょうか?
それは、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」のもとで、ある連中にとって非常にコントロールしやすい社会が構築できるからです。

その「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」については、これまたドイツ出身の社会学者・歴史学者であり、マルクス主義者で、エリート理論の信奉者で、ファシズム(全体主義者)でもあったロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy)について確認をしてきましたが、そこにもやはり「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」の影響を見ることができました。

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
また「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」と同根の言葉である「オリガルヒ(oligarch)」につきましても、ロシアやウクライナの事例を参照して、それがいまから数十年前に、マルクス主義が生み出した “社会主義・共産主義の幻想” が瓦解・崩壊する過程で作り出されたものでることを確認し、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 (=ユダヤ教徒)」 が存在していることも判明いたしました。さらには、ウクライナとユダヤ人 (=ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認することができました。
そこで、現在、そのユダヤ人 (=ユダヤ教徒) なるものに焦点をあてているところになります。参考にさせて頂いているのは次の論文になります。

☆『アメリカにおける日系人差別とユダヤ人 -1906年から1988年を中心に-』駒込 希
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 第 3 章 第二次世界大戦期のユダヤ人と日系人
第 2 節 日系新聞とユダヤ人
・・・第二次世界大戦期のロサンゼルスには、大きく分けて富裕なユダヤ人と労働者階級のユダヤ人が居住していた。労働者階級のユダヤ人は、多くの日系人人口が集中していたリトル東京に隣接するボイル・ハイツ地区に居住する者が多かった。ボイル・ハイツとリトル東京は隣接しており、どちらの地区もダウンタウンに位置していた。ボイル・ハイツは、東欧系のユダヤ人に限らず、さまざまな労働者階級の集団が居住する地区であった。1940 年時点で、ボイル・ハイツには 85,000 人の居住者がおり、ユダヤ系は 35,000 人、日系は 5,000 人居住していたという (Elliott-Scheinberg 2001, 109)。1940 年にボイル・ハイツ付近に居住していた人物は、スロベニア系、スペイン系、イタリア系、フランス系、アイルランド系、フィリピン系、ギリシャ系、イギリス系、日系、ユダヤ系、メキシコ系、そしてアフリカ系の家族がボイル・ハイツにおり、多文化的であったと当時の様子を語る (Elliott-Scheinberg 2001,130)。
アメリカ西部は、東部に比べ反ユダヤ主義はそれほど強くなかったが、ロサンゼルスは、西部の中で比較的反ユダヤ主義が強い傾向にあった。とりわけ、1930 年代になると反ユダヤ主義が顕著となり、ユダヤ人の生活は脅かされるようになった。住宅所有における差別、社交クラブやビジネスクラブからの締め出し、そして、特に、雇用における排斥はユダヤ人にとって深刻な問題であった。銀行、保険、小売業界からユダヤ人は締め出され、弁護士、医師、教師などの職種ではユダヤ人を雇用しない傾向にあった (Vorspan and Gartner 1970, 205-206)。また、クー・クラックス・クラン (Ku Klux Klan) (32) やファシスト団体からの迫害もみられた。たとえば、1935 年 9 月 19 日と 9 月 30 日に約 50,000 部の反ユダヤ主義のパンフレットがファシスト支持者 によりロサンゼルス中にばら撒かれるという事件があったとの報告もある (Bernstein 2009, 56-57)。このようなロサンゼルスにおける反ユダヤ主義は、第二次世界大戦後、徐々に衰退していった。
アメリカ本土の日系人人口もまた、アメリカ西部、その中でも特にカリフォルニア州のロサンゼルスに集中していた。表 21 は、第二次世界大戦までのロサンゼルスの日系人人口の推移を示したものである。

注 (32)
再建期のアメリカのテネシー州で設立された白人至上主義団体。アフリカ系、日系、メキシコ系などの人種的マイノリティの市民権などに異議を唱え、デモ活動などを行うことで知られている。 』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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