2021-10-26 (Tue)

本日のキーワード : 氷河時代、現代、旧石器時代
氷河時代(ひょうがじだい、英語: ice age)は、地球の気候が寒冷化し、地表と大気の温度が長期にわたって低下する期間で、極地の大陸氷床や高山域の氷河群が存在し、または拡大する時代である。長期に及ぶ氷河時代のうち、律動する個々の寒冷な気候の期間は氷期と呼ばれ、氷期と氷期の間の断続的な温暖期は間氷期と呼ばれる。
氷河学的には、地球の歴史の中で、地球上に大陸並みの大きさの氷床が存在している時代を氷河時代という。この意味において、広大な氷床が南極大陸とグリーンランドにある現在は氷河時代である。
本日の書物 : 『日本の先史時代 ― 旧石器・縄文・弥生・古墳時代を読みなおす』 藤尾 慎一郎 中央公論新社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 では、【なぜ旧石器時代の種子島に堅果類をすり潰すための石皿があったのだろうか】。【氷河時代】とも呼び表されるこの時期に?
実は、寒く厳しい気候が支配したイメージのある【旧石器時代】だが、【のちの縄文時代にみられるような温暖な気候も存在した】のだ。【古本州島の南岸がまさにそうである】。
【氷河時代】は【ずっと寒い時期ばかりではない】。何を隠そう、【現代も定義上は氷河時代なのである】。

約 260 万年前に始まった【氷河時代は現在進行形だ】。もう少し正確に言うなら、【氷河時代】には【 9 万年程度かけて徐々に寒冷化する氷期】と、その後【ふたたび急激に温暖化して 1 万年ぐらい続く暖かい期間】がある。【暖かい期間】は氷期と氷期の間にあるので【間氷期】と言う。

☆「氷期-間氷期の環境変動に対する地球の応答の仕組みを解明」神戸大学
【立切 (たちきり) 遺跡が営まれた時期】も【間氷期】だったし、【現代もまさに間氷期の温暖な期間なのである】。【いずれやって来る氷期と、約 1 万 1,700 年前に終わった直近の最終氷期のあいだにあり、しかも最後の氷期の後に相当する】ので、現代のことを【後氷期ともいう】。【後氷期はすでに始まってから 1 万年以上も続いている】ので、【そろそろ氷期に向かってもよいころだ】。18 世紀以降の二酸化炭素の放出による地球温暖化のため、寒冷化が人工的に止められているのだ、という意見もあるが本当のところはわからない。

やや脱線したが、【旧石器時代】というのは、【寒い氷期と暖かい間氷期が交互に訪れる時代】なのだということは理解してもらえたと思う。立切遺跡が営まれた時期には土器や石鏃 (せきぞく)、竪穴住居こそ出現していないが、シイなどの常緑広葉樹の堅果類を利用するための重量のある石皿はすでに存在していた。ある程度【定住的な生活】を送っていたとすれば、【縄文時代との共通点】を見ることができる。【しかし温暖期が続かなかったせいか、こうした生活様式は引き継がれることはなく、この後に訪れた氷期を待たずに姿を消してしまう】。
次に大きな考古学的な変化が訪れるのは【約 1 万 6,000 年前】。長いあいだ、縄文時代が始まる考古学的な指標とされてきた【土器が出現】する。【この 1 万 6,000 年前から、ほとんどの考古学者が縄文時代と認める 1 万 1,700 年前まで】を、【旧石器時代から縄文時代にかけての移行期】と捉える。どこから縄文時代に入ったと判断すべきなのかは後で論ずることにして、次節からは、旧石器時代にはないが縄文時代には存在するいくつかの考古学的な指標を取り上げ、それらの出現過程と定着・展開過程をみていくことにしよう。』

ホワイトネス研究と “ユダヤ人(=ユダヤ教徒)”
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、近年目覚ましい研究成果が得られている最新の考古学の知見に基づいて、私たちの日本の先史時代について、これまでとは異なった (→ 現在の学校の教科書に記載されているような時代観はもう古いですw) 新しい時代観を提供してくださる書物で、私たちの日本列島における “動的” な先史文化の伝播の実態等が非常によく理解ができるようになります。本書を通じて、最新の先史時代に関する知識をアップデートするとともに、科学的に認められていない 「地球温暖化問題」 という 「物語 (フィクション) 」 の根本的な間違いにも理解が深まること間違いなしのお薦めの良書です。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 702,064(701,110)÷43,760,712(43,673,870)=0.0160・・・(0.0160) 「1.60%(1.60%)」

イタリア : 131,068(131,031)÷4,683,646(4,682,034)=0.0279・・・(0.0279) 「2.79%(2.79%)」

日本 : 17,771(17,747)÷1,706,518(1,705,916)=0.0104・・・(0.0104) 「1.04%(1.04%)」


☆【日本語訳】 U.S. DEPARTMENT of STATE / Fact Sheet : Activity at the Wuhan Institute of Virology (米国務省 / ファクトシート : 武漢ウイルス研究所での活動)
さて、これまで、ドイツで生まれた「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想を経て、ソ連崩壊とともに死滅したかに思われたものの、現在に至るまで一貫して受け継がれていく “信仰” が存在していて、その根底にある、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の意識により、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することによって、「贖罪」の対象物として “罪” を創り出し、自らの罪に対する償(つぐな)い・贖(あがな)いを果たそうと躍起になっている、そんな 「極左おパヨク」 に繋がる一連の系譜について確認して参りました。
ここで御理解頂きたいのは、そんなおバカな 「極左おパヨク」 は、飽くまでも、ある連中が果たそうとしている、ある目的の達成のための道具でしかないということです。
その目的とは、さまざまな “アイデンティティ” を意図的に粗製濫造することで、社会分断を行い、到底達成不可能な目標である “平等 (equality)” を強要(←全人類の均一化・同質化などは不可能であることは自明です!)し、多くの人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し(←これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて権威主義的な統制社会の再構築を目指す、というものです。
では、なぜ、それを目指そうとするのでしょうか?
それは、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」のもとで、ある連中にとって非常にコントロールしやすい社会が構築できるからです。

その「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」については、これまたドイツ出身の社会学者・歴史学者であり、マルクス主義者で、エリート理論の信奉者で、ファシズム(全体主義者)でもあったロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy)について確認をしてきましたが、そこにもやはり「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」の影響を見ることができました。

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
また「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」と同根の言葉である「オリガルヒ(oligarch)」につきましても、ロシアやウクライナの事例を参照して、それがいまから数十年前に、マルクス主義が生み出した “社会主義・共産主義の幻想” が瓦解・崩壊する過程で作り出されたものでることを確認し、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 (=ユダヤ教徒)」 が存在していることも判明いたしました。さらには、ウクライナとユダヤ人 (=ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認することができました。
そこで、現在、そのユダヤ人 (=ユダヤ教徒) なるものに焦点をあてているところになります。参考にさせて頂いているのは次の論文になります。

☆『アメリカにおける日系人差別とユダヤ人 -1906年から1988年を中心に-』駒込 希
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 第 3 章 第二次世界大戦期のユダヤ人と日系人
第 1 節 日系人の強制収容とユダヤ人
・・・本書の特徴としては、第 1 にアメリカ西部に着目している点をあげることができよう。アメリカのユダヤ人に関する研究は、ユダヤ系の移民が大量に流入したアメリカ東部もしくは、公民権運動へのユダヤ人の参加の関係から南部に焦点をあてたものが蓄積されてきた。そのような研究動向の中、アメリカ西部のユダヤ人に着目した点は興味深い。そして、西部ユダヤ人に焦点をあてたことにより、アイゼンバーグの関心は、20 世紀前半において東部にほとんど存在しなかった日系人ならびに東部とは異なる社会環境、すなわち西部の地域的特徴へとつながったのであろう。さらに、アイゼンバーグはその地域的特徴を通じて、近年、議論されているホワイトネス研究に対し、人種構成や社会環境を考慮した研究の必要性を提言している。そのような意味から、本書のホワイトネス研究への貢献は高いといえるであろう。

また、分析資料の豊富さも本書の大きな特徴といえる。アイゼンバーグと同様に日系人の強制収容に対するユダヤ人の反応を考察したグリーンバーグの研究における分析資料は、ユダヤ系ならびにアフリカ系の公民権や反ユダヤ主義と闘う団体の議事録、活動内容を中心としている。一方、本書の分析資料は、ユダヤ系団体の議事録や活動記録のみならず、著名人の発言や個人の手紙、そして膨大な新聞記事と多岐にわたっている。とりわけ、新聞の分析対象として、ロサンゼルスの 『ブネイ・ブリス・メッセンジャー』、サンフランシスコの 『エマニュエル』、オレゴン州の 『スクライブ』 (Scribe)、ワシントン州の 『トランスクリプト』 (Transcript) というユダヤ系の主要新聞に加え、非ユダヤ系新聞ならびに高校や大学の新聞にまで調査が及んでいる点は評価に値するであろう。
本書の課題としては、主に 2 つの点をあげておきたい。
第 1 に、強制収容以外の日系人にかかわる問題への西部ユダヤ人の反応のさらなる検証の必要性である。本書は、主に強制収容に対するアメリカ西部の集団ならびに個人としてのユダヤ人の反応に重点を置き分析が行われている。そこでは、日系人の強制収容に対する西部ユダヤ人の反応は、集団としてのユダヤ人が 「沈黙」、個人としてのユダヤ人はユダヤ人としての立場を強調せずに異議を申し立てるという二極化で描かれている。しかし、強制収容に対する反応に重点を置くあまり、それ以外の場でのユダヤ人と日系人の接触を覆い隠す危険性を指摘できよう。強制収容以外の日系人問題への西部ユダヤ人の反応を考察することにより、そこから新たな関係が見えてくる可能性を期待したい。
第 2 に、分析史料の偏りを指摘することができよう。本書は、主に日系人の強制収容に対するユダヤ人の反応の考察を試みた研究であるため、一次史料についてはユダヤ系の資料を中心に分析がなされている。しかし、本書でも語られているとおり、ユダヤ人による日系人問題への反応というのは意図的になされたものであり、果たしてユダヤ系の一次史料を中心とした分析から西部ユダヤ人の日系人問題への真の反応や行動を検証することができるのかという点にはいささか疑問が残る。西部ユダヤ人の日系人問題への真の反応や行動を客観的に検証するためにも、日系史料の分析の必要性を指摘したい。それにより、本書はさらに精度の増したものとなることが期待できよう。
次節では、本書を通じてみえたこれらの課題を補うために、日系新聞を通じてユダヤ人と日系人の接点をさぐる。 』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
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