2021-10-23 (Sat)

本日のキーワード : 間氷期、氷期、氷河期、地球温暖化問題
間氷期(かんぴょうき/かんひょうき、英語: interglacial period)は、氷河時代のうち、氷期と氷期の間に挟まれた、気候が比較的温暖な時期である。
間氷期の間は、ちょうど現在の間氷期のように、気候が温暖で、ツンドラは氷床を追うように極地方へと後退していき、かつてツンドラ植生を育んでいた地域に森林が戻るようになる。
間氷期の気候最適期または気候最温暖期とは、間氷期の中でも最も 「良好な」 気候を経験した間氷期中の時期のことであり、しばしば間氷期の中間部に発生する。間氷期の気候最適期は、同じ間氷期の内のあまり良好でない気候 (だが、それでも前後の氷期よりは 「良い」 気候) を経験したフェーズの前後に起こる。間氷期の気候最適期には、海面水準が最も高くまで上昇するが、それは必ずしも厳密に気候最温暖期と同時ではない。
現在の間氷期である完新世には、サブボレアル期 (亜北方期、5–2.5 ka BP、3000 BC–500 BCに相当)とアトランティック期 (9–5 ka BP、およそ7000 BC–3000 BCに相当) に気候最適期があった。この気候最適期の後に続く、現在我々が置かれている気候フェーズは、なお同じ間氷期 (完新世) の内である。この温暖期の後、約2,000年前までは気温が徐々に低下し、小氷期 (1250 年 [鎌倉時代] – 1850 年 [江戸時代末期] ) が訪れるまで別の温暖期が続いた。

☆「氷期-間氷期の環境変動に対する地球の応答の仕組みを解明」神戸大学
本日の書物 : 『日本の先史時代 ― 旧石器・縄文・弥生・古墳時代を読みなおす』 藤尾 慎一郎 中央公論新社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 最初に取り上げるのは、いわゆる【旧石器時代から縄文時代へと至るまでの移行期】である。
予備知識として、【地質学】では【約 260 万年前以降】を【第四紀】と呼んでいるが、そのなかでも、【大半が氷期下にあった 1 万 1,700 年より前の地質時代】を【更新世】、【その後の間氷期の地質時代】を【完新世】と呼んでいることをまずはおさえておいてほしい。

さて、【旧石器時代という区分】だが、実は日本の先史時代のなかでも【もっとも後に設定されたもの】だ。1949 (昭和 24 ) 年、【群馬の岩宿 (いわじゅく) 遺跡の発掘】によって、【関東ローム層という更新世の地層】のなかから【打製石器】 (石を打ち砕いてつくられた磨いていない石器) を中心とした石器群が見つかったことが契機となった。
岩宿遺跡の発掘からおよそ70年あまり、更新世の旧石器時代、完新世の縄文時代という地質年代と時代との対応区分は一致していると考えられ、旧石器時代と縄文時代を画する時代区分が揺らぐことはなかった。しかし後述するように、【 20 世紀末になって、更新世に日本列島で土器が出現していたことが明確になった】。この発見によって、【地質年代と時代区分が実は一致していなかったことが決定的になる】。
これを機に時代区分の正当性は揺らぎ始め、【約 2,000 年も続いたとされていた縄文時代草創期を中心に、移行期をめぐる議論が活発化した】。以上が本章の簡潔なサマリーである。以下では、次の順で旧石器時代から縄文時代にかけての移行を考えていく。
① 【日本の旧石器時代の特徴】について、ユーラシア大陸の東端に位置し、南北 3,000 キロメートルにも及んだ【氷河時代の島嶼 (とうしょ) 部に、どのような文化が広がっていたのであろうか】。
② 【旧石器時代にはなくて、縄文時代になって出てくる考古学的な遺構や遺物】について、土器、竪穴住居、石鏃 (せきぞく)、土偶の順にみていく。
③ 縄文時代になって現れる遺構や遺物の出現年代や展開の仕方について。地域によって大きく異なることを、【縄文文化の北限である北海道】、【もっとも早く温暖化した九州南部】、【旧石器時代の人工遺物がほとんど見つかっていない沖縄】を例に示す。
これらの議論をふまえ、続けて筆者が考える【縄文時代の定義】を示すことになる。その前提として、縄文時代のはじまりに関してこれまでどういう議論が行われてきたのか、経緯を振り返ってみたい。』

ユダヤ人 (=ユダヤ教徒) が忠誠を誓うのは?
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、近年目覚ましい研究成果が得られている最新の考古学の知見に基づいて、私たちの日本の先史時代について、これまでとは異なった (→ 現在の学校の教科書に記載されているような時代観はもう古いですw) 新しい時代観を提供してくださる書物で、私たちの日本列島における “動的” な先史文化の伝播の実態等が非常によく理解ができるようになります。本書を通じて、最新の先史時代に関する知識をアップデートするとともに、科学的に認められていない 「地球温暖化問題」 という 「物語 (フィクション) 」 の根本的な間違いにも理解が深まること間違いなしのお薦めの良書です。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 700,504(699,487)÷43,632,889(43,534,522)=0.0160・・・(0.0160) 「1.60%(1.60%)」

イタリア : 130,998(130,973)÷4,679,067(4,675,758)=0.0279・・・(0.0280) 「2.79%(2.80%)」

日本 : 17,730(17,698)÷1,704,948(1,703,702)=0.0103・・・(0.0103) 「1.03%(1.03%)」


☆【日本語訳】 U.S. DEPARTMENT of STATE / Fact Sheet : Activity at the Wuhan Institute of Virology (米国務省 / ファクトシート : 武漢ウイルス研究所での活動)
さて、これまで、ドイツで生まれた「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想を経て、ソ連崩壊とともに死滅したかに思われたものの、現在に至るまで一貫して受け継がれていく “信仰” が存在していて、その根底にある、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の意識により、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することによって、「贖罪」の対象物として “罪” を創り出し、自らの罪に対する償(つぐな)い・贖(あがな)いを果たそうと躍起になっている、そんな 「極左おパヨク」 に繋がる一連の系譜について確認して参りました。
ここで御理解頂きたいのは、そんなおバカな 「極左おパヨク」 は、飽くまでも、ある連中が果たそうとしている、ある目的の達成のための道具でしかないということです。
その目的とは、さまざまな “アイデンティティ” を意図的に粗製濫造することで、社会分断を行い、到底達成不可能な目標である “平等 (equality)” を強要(←全人類の均一化・同質化などは不可能であることは自明です!)し、多くの人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し(←これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて権威主義的な統制社会の再構築を目指す、というものです。
では、なぜ、それを目指そうとするのでしょうか?
それは、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」のもとで、ある連中にとって非常にコントロールしやすい社会が構築できるからです。

その「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」については、これまたドイツ出身の社会学者・歴史学者であり、マルクス主義者で、エリート理論の信奉者で、ファシズム(全体主義者)でもあったロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy)について確認をしてきましたが、そこにもやはり「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」の影響を見ることができました。

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
また「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」と同根の言葉である「オリガルヒ(oligarch)」につきましても、ロシアやウクライナの事例を参照して、それがいまから数十年前に、マルクス主義が生み出した “社会主義・共産主義の幻想” が瓦解・崩壊する過程で作り出されたものでることを確認し、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 (=ユダヤ教徒)」 が存在していることも判明いたしました。さらには、ウクライナとユダヤ人 (=ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認することができました。
そこで、現在、そのユダヤ人 (=ユダヤ教徒) なるものに焦点をあてているところになります。参考にさせて頂いているのは次の論文になります。

☆『アメリカにおける日系人差別とユダヤ人 -1906年から1988年を中心に-』駒込 希
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 第 3 章 第二次世界大戦期のユダヤ人と日系人
第 1 節 日系人の強制収容とユダヤ人
・・・また、この章では、19 世紀後半にアメリカ西部ではじまった中国人排斥と 20 世紀前半の日系人の排斥に対する西部ユダヤ人の反応を西部の主要なユダヤ系新聞やユダヤ系団体の記録をもとに分析している。19 世紀後半、中国人排斥が高まる中、西部ユダヤ人は、新聞に中国人を批判する記事などを掲載していた。その上で、20 世紀前半の日系人への排斥、その中でも、1920 年の外国人土地法の改正と 1920 年代の移民法への西部ユダヤ人の「沈黙」という反応に焦点をあて、その背景を考察している。

第 2 章では、日系人の強制収容に対する西部ユダヤ人の「沈黙」に関する考察がなされている。ここでは、西部ユダヤ系新聞における日系人の強制収容に関する記事とマイノリティの公民権を擁護したユダヤ系団体の議事録などを幅広く分析している。
まず、アイゼンバーグはこの時代の非ユダヤ系新聞における強制収容への賛否の反応や反日感情の激しさを西部ユダヤ系新聞と比較した上で、西部ユダヤ系新聞では、日系人の強制収容に関する記事の掲載が回避されていた点を指摘している。アイゼンバーグによると、この時期の非ユダヤ系新聞では、連日、排日の記事が新聞に掲載されていたにもかかわらず、ユダヤ系新聞では、日系人の強制収容に関する内容にはふれず、強制収容に反対する記事を掲載したとしても、人種や血統に基づいた強制収容への反対、もしくは、イタリア系やドイツ系の強制収容に異議を唱える内容のものであり、そこでは意図的に日系人に関する言及を避けていたという。また、マイノリティの公民権などに関する記事を取りあげていたとしても、やはり、その中で、日系という言葉が用いられることはなかったとアイゼンバーグは報告している。
さらに、この時代のマイノリティの公民権を擁護したユダヤ系団体の活動に関する記録では、アフリカ系アメリカ人団体の活動への資金援助や議事録におけるアフリカ系問題に関する討議記録の存在が報告されているが、日系人への援助に関する記録がないことをアイゼンバーグは指摘する。
アイゼンバーグは、反日プロパガンダが溢れる西部において、ユダヤ人が日系人の問題に気づかないわけはなく、グリーンバーグが主張したユダヤ系団体は強制収容を人種差別と認識していなかったため 「沈黙」 であったという分析に対し批判的である。その上で、アイゼンバーグは、この 「沈黙」 という反応は、差別と闘うというユダヤ人としての責務と西部における激しい反日感情への恐怖ならびに戦争努力をサポートしたいという感情との間の葛藤によりもたらされた反応であると主張する。
第 3 章では、個人として日系人の強制収容に対し異議を唱えていたユダヤ人の事例が取りあげられている。ここでは主に、日系人とユダヤ人との間でかわされた手紙や著名人の発言、そして、日系人が強制収容される前に通っていた高校や大学関係者により行われた強制収容に異議を唱える活動に焦点があてられている。
日系人の強制収容に対し、個人として異議を唱えたユダヤ人の行動を考察するにあたり、アイゼンバーグは両集団の人口分布に着目することの重要性を指摘する。アイゼンバーグによれば、日系人の強制収容に対し、個人として異議を唱えたユダヤ人の多くは日系人と個人的なつながりがあったと主張し、ユダヤ人と日系人の個人的な交流の事例を取りあげている。その上で、日常的に日系人と接することの少なかった地域のユダヤ人は、強制収容に対する反応が薄かった点を強調しつつ、日系人と接することの多かった大学などでは組織的に日系人の強制収容に対し異議を唱える活動を行っていたことを指摘する。
また、アイゼンバーグは、個人として日系人を擁護する立場をとっていた反シオニズムのユダヤ人の事例を通じて、集団としてのユダヤ人が日系人の強制収容に 「沈黙」 を貫いた理由として、ユダヤ系コミュニティ内における政治的な要因をあげている。日系人を擁護することは、日系人のアメリカへの忠誠心と深いかかわりがある。すなわち、日系人たちは日本ではなくアメリカに対し忠実であることを証明する必要があり、それは、ユダヤ人社会において抱かれているシオニズム思想を連想させ、二重の忠誠心という繋がりから、排斥の矛先がユダヤ人社会に向けられるのではないかと警戒していたことを指摘する。 』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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